タイムマシーン2 作:ecvt アレから一週間、俺、田中洋治は再びタイムマシーンを使って過去に来ていた。 理由は一昨日受けて、今日返却された古文のテストだ。 クラスで俺だけ五点足りず、明日補習を受けることになってしまったのだ。 確か自己採点ではギリギリ大丈夫だったハズなのだが、問七が5点減点されている・・・ おかしいと思って放課後に抗議しに行ったのだが、「自己採点!?そんなものはアテになりません!あんな字では読めません!私の採点がすべてなんですからね!」と門前払いを食ってしまった。 まぁ、補習を受ければいいだけの話なのだが、 担当の山本純子先生は、前回のテストのとき、俺がテスト問題の不備を皆の前で指摘してやってから、恥をかかされたと思ったらしく、今回のテストで俺だけワザと厳しく採点したようなのだ。 人前で、「あなただけですね」だと! それを真に受けたカタブツのクラス委員長が俺を糾弾してきやがった。 俺はたまらずテストの翌日(結果発表の一日前)、古文の授業直前の山本先生の身体へとタイムスリップしたのだ。 「あっ・・・声が甲高い。それにこの青いスーツ・・・成功したんだ・・・」 タイムマシーンのスイッチを入れ、気が付くと俺は職員室のデスクに座っており、女物の青いスーツを着ていた。 俺は机の引き出しを何個か開けて手鏡を見つけると、今の自分の顔を確認した。 「おぉ、山本先生になってるよ・・・うふっ!」 俺がウインクすると、鏡の中の山本先生が俺の思い通りにウインクした。 「ふふふ、もう山本先生は俺の思い通りだ!ざまぁみろ!」 俺は鏡に向かってそう言ってやった。 「さて、時間もないことだし・・・」 俺は山本先生の机を漁ると、採点前のテストが入った封筒を見つけ、俺の答案を確認した。 「これか・・・問七の字が汚くて読みづらいからだと!?・・・山本のヤロー!」 俺はコレでもかというぐらい綺麗な字で書き直すと、答案を封筒の中に戻した。 「よし・・・あとは・・・!」 授業の用意を持つと、その日最後の授業である五時限目の自分の教室へと向かったのだった。 「何か先生として教室に入るの緊張するなぁ・・・」 俺は恐る恐る教室のドアを開けた。 「起立!」 俺が教室に入ると、クラス委員長の蒼井久美子の号令で一斉に俺の同級生達が起立した。 (おぉ、気分いい!) 「礼!着席!」 俺が教壇に立つと、同級生達の視線が一斉に俺に向けられた。 いつもの俺に対する視線とは全然違う感じだ。 (ククク・・・この生徒達を見下ろす感覚・・・気分いい!みんな俺を山本先生だと思ってやがる・・・では早速・・・!) 「昨日のテストですが、答案は明日返しますが、採点は終わりました。皆さん非常にいい成績でした」 俺が山本先生の声でそう言うと、皆嬉しそうにザワザワと話し始めた。 「ただし!」 一同は静かになった。 「なんということでしょう!クラス委員長である蒼井さん[だけ]が不合格となりました!」 「そ、そんな・・・」 蒼井は顔が真っ赤になった。 (ククク、いい気味だ・・・俺に恥を掻かせた罰だ) 「しかし、クラス委員長である蒼井さん一人だけ不合格にするのは忍びないので、補習をすることにしました。他の皆さんは優秀なので今日は授業終了です!今日は解散!」 「やったぁ!」 顔を赤らめてじっと下を向いている蒼井以外は喜んで荷物をまとめて下校していった。 (いい気味だ・・・!ん、あと、45分・・・) 「さて、みんな帰ったようね・・・」 俺は周りを見回しながら山本先生の声でそう言った。 「先生!自己採点では私・・・!」 「自己採点!?そんなものはアテになりません!私の採点がすべてなんですから。クラスの風紀を整えるべきクラス委員長であるあなたが、先生に文句をつけようというのですか!?」 俺は強い口調でそう言ってやった。 「そ、そんなことは・・・」 葵は黙り込んだ。 いつも口が達者で俺に何でも反論してくる蒼井だが、山本先生である俺には反論してこれないようだ。 「では素直に反省して頂戴。補習がちゃんと出来れば合格にしてあげますから」 「はい・・・」 「じゃあ、ここから読み始めて頂戴」 蒼井は俺の言う通りに素直に教科書を読み始めた。 「いいわね・・・では次を読んで頂戴」 「はい、春はあけぼの・・・」 (さぁて・・・) 俺は蒼井の背後に回ると、スカートに手を突っ込んだ。 「ひっ!先生・・・!」 葵をあわてて読むのをやめた。 「ほら、何で読むのをやめるの!?あらゆる障害があっても読めるようでなければだめよ!ホラ最初から!」 調子に乗った俺は胸にも手を突っ込んだ。 「ひいっ!」 「不合格になりたいの!?最初からやりなおし!ホラ!」 「はい・・・あっ・・・!」 蒼井は息も荒く、うつむきながら教科書を手に取った。 「は・・・春は・・・あ、あけぼ・・・のぉん!あぁん!」 「いいわよ・・・続けて頂戴・・・ンフフ・・・」 「ぎは・・・あぁん! やうやうぅ・・・し、白くぅ・・・なりゆ・・・くぅん・・・!せんせぇ・・・!」 たまらなくなった蒼井は俺にキスをしてきた。 「あらあら、補習の途中で先生に迫ってくるなんて悪いコねぇ・・・」 俺はさらに激しく手を動かした。 「あぁん!せんせぇ・・・!」 蒼井は俺に抱きついてきた。 「先生に気持ちよくして欲しいのかしら?」 俺は手を動かしながら意地悪く蒼井にそう聞いた。 「はい・・・あぁん!せんせいぇ・・・!」 「うーん、いいわ。生徒の性欲を満たしてあげるのも性教育の一つとして先生の役割のひとつよねぇん!」 俺は全裸になると、蒼井を脱がせてレズ行為に及んだ。 「うひょー!コレがレズかぁ!きんもちいい!!」 「あぁん!せんせぇ・・・!」 「い・・・一緒にイこうぜ、蒼井!あぁぁぁぁぁぁぁ」 「せんせぇ!あぁぁぁぁぁぁ!」 「「イクゥーーーーーーーーー!!」」 同時にイッた俺達は、グッタリと床に崩れ落ちた。 俺は立ち上がると、教室の時計を確認した。 (あと五分か・・・余裕だな・・・) 「じゃあ、蒼井さん、補習は合格にしてあげます。これからは赤点取らないようにしっかり勉強なさい!」 俺は床に崩れ落ちたままの蒼井にそう言い放つと、晴れ晴れとした気分で教室を後にした。 山本先生として職員室に入った俺は、山本先生のデスクに座ると時間を確認した。 (あれ、あとまだ4分あるな・・・そうだ、レズ行為って気持ちよかったけど、やっぱり女の身体だから、何か突っ込まれねぇと、達成感がなかったよなぁ・・・ようし・・・) 俺は人目に付かないようにこっそりとパンティをおろすと、太いマジックを取り出し、股間に挿入した。 「うっ・・・あっ・・・」 (あぁ・・・なかなかいいじゃなぇか・・・) デスクに鏡を立てて山本先生の顔が見えるようにすると、 俺は声押し殺しながら片手でマジックを出し入れし、もう片方の手で胸を揉み始めた。 「うっ・・・くっ・・・はっ・・・」 鏡には職員室でいやらしい行為をしている山本先生の姿が映っている。 (先生のクセに、職員室でこんないやらしいことして・・・悪い先生だぜ・・・) 俺はその姿にさらに興奮した。 (あ、あぁぁぁぁ・・・も、もう少しで・・・イク・・・) 俺は横目で時計を見た。 (も、もうイキそうだぜ・・・タ・・・タイムリミットと・・・ど、同時ぐらいか・・・3・・・2・・・1・・・イクゥーーー!!!) イッたと同時に視界が真っ白になって、気が付くと、俺は元に戻っていた。 答案を確認すると、問七の字が綺麗に修正されており、当然合格点になっていた。 「あの後先生どうしたかな?グフフ、タイムマシーン最高!」 完 |