たましいを吹き込もう!


作:ecvt



俺、藤木直哉は休日の昼間、暇をもてあまして一人でドライブしていたのだが、人通りの少ない細い路地の交差点を過ぎたところで婦人警官二人が乗ったミニパトに車を停められてしまった。
(えぇ!?なんだよ、いきなり・・・隠れていやがったのか・・・)
空き地に誘導されると、婦人警官二人のうち、運転席から降りてきた背のスラッと高い上司と思われるキリッとキツそうな美人が歩いてきて、コンコン、と窓を叩いた。
「はい、キミ、窓を開けて。一時停止違反よ」
「えぇ!?ちゃんと減速しましたよ!」
「あのね、ちゃんと四輪が止まらないと、一時停止とは言わないのよ」
「でも全然車も通ってないですし、全く危険は・・・」
「そういう問題じゃあないの!由美ちゃんも見てたわよね?」
「はい、先輩!四輪は止まっていませんでした!」
パトカーから部下と思われる若い婦警が降りてきた。新人なのだろうか、こちらは素直そうで若さあふれる美人だ。
こんな状況じゃなければ美女に囲まれて嬉しいところだったのだが・・・
「じゃ、由美ちゃんは後ろに周ってナンバーと車種と色をこれに記録して頂戴」
「はい!」
そう言って元気よく敬礼をすると、部下の婦警は後ろに周った。
「さ、あなたは免許証を出して!」
「・・・あの・・・なんとかなりませんか?危険も無かったことですし・・・」
「ダメよ、ホラ、早く!」
「どうしてもですか・・・?」
「ダーメ!このわたくしがあなたの忠実な部下にでもならない限り、これが覆ることはないわ、あきらめなさい」
(くっそー!コイツら、何でこんな意味の無い取締りばかりやるんだ!まてよ、忠実な・・・そうだ、先日手に入れたアレを試してみよう、こんな状況だ、ダメモトで・・・)

俺は偶然道で助けた怪しげな老人からお礼にともらった、息を吹き込む口の付いた変わった形のおもちゃの拳銃のことを思い出した。
それは「たましい吹き込み銃」といって、説明書には、

銃口を向けた相手に息を吹き込むと、自分の魂の半分をその相手に吹き込むことが出来、その相手を意思の力で思うように動かすことが出来る。そして乗っ取られていた間はもちろんのこと、乗っ取られる前30分程度の記憶も失う。

と書かれていた代物だ。

俺は半信半疑のまま、鞄に入れたままだったのを思い出したのだった。
(ようし、使ってみるか・・・!)

「・・・じゃあ、あなたには俺の意思の忠実な部下・・・いえ、下僕になってもらうことにしましたよ・・・!」
俺は鞄からその銃を取り出すと、その銃ですばやくその美人婦警に息を吹き込んだ。
「そんなことあるわけ・・・ひっ・・・!」
すると銃口から白い人魂のようなものが飛び出し、彼女の頭の中に吸い込まれていった。
彼女の額の中にその人魂が吸い込まれた瞬間、彼女は突然無表情になり、ビクッと背筋を伸ばし、直立不動でその場に気を付けした。
彼女の目の前で手をバタバタさせてみたが反応が無い。
(せ、成功したのか?なら、ためしに何か喋らせてみよう)

「あーっ、あーっ、本日は晴天なり」
彼女は俺の思うがまま、無表情で俺が思った通りの言葉を喋った。
(マジかよ!じゃあこれは・・・)
「コマネチ、コマネチ!」
彼女は無表情なままそう言うと、ロボットのような動きでコマネチ!のポーズをとった。
知的で整った顔立ちの美女が、無表情なまま恥ずかしげも無くコマネチ!のポーズをとる様は異様なものだった。
(おぉ!これはイケそうだな・・・それならもっと・・・)
俺は彼女の方へ意識を集中すると、身体と脳の支配を強めていった。
すると、全身の感覚や基本的な動きや喋り方、記憶などを感じることが出来るようになった。
視界もうっすらと重なるように程度だが、見ようと思えば見ることが出来る様になった。
(いいぞ、いいぞ、まるで俺の第二の身体になったようだ!ようし・・・)
「うっふーん!わたくし、南城美里よぉん!よろしくねぇん!」
俺が念じると、先程までの無表情と違い、彼女は俺が思ったような口調で、俺に向けて柔らかく親しげな笑みを浮かべると、ウインクをしながら両手を頭の後ろで組んだ色っぽいポーズをとったのだった。
(いいねぇ・・・!それなら・・・ん!?)
そのとき、部下の婦警が書類を持って駆け足で戻ってきた。
「先輩、ナンバーと車種、色の記録終わりました!免許証は・・・」
(ちょうどいい、では早速美里さんには俺の下僕として働いてもらうとしますか!)
「あらぁん!わたくしの勘違いだったみたぁい!彼、ちゃぁんと一時停止してたわぁん!だからこれはもういらないのよぉん!」
美里は俺の思うがままの台詞を言いながら、俺の思うように受け取った書類を破り捨てたのだった。
(うっひょう!いいねぇ!)
「こぉんなにステキでカッコイイ方に疑いをかけるなんて、わたくしはどうかしてましたわぁん!」
「先輩、一体どうしたんですか!?だってさっきは・・・」
「だから、わたくしの勘違いだったって言ってるでしょ!?それとも上司の言うことが聞けないとでも?」
「・・・い、いえ・・・」
「わかればいいのよ!まったく・・・藤木様、わたくしのアホでマヌケでトンチキな間違いのせいで大変ご迷惑をおかけして大変申し訳ありませんでしたぁん!」
美里は俺の思った通りに自らの顔をポカポカと自分で数回殴ると、ひれ伏すような感じで土下座をして俺に謝った。
「いやぁ、勘違いは誰にでもあるさ」
「ハハーッ!なんとお心の広いお方・・・」
美里はさらにひれ伏して俺を拝んだ。
(はははっ!こりゃ面白い!)
「ほら、由美、あなたも土下座して藤木様に謝りなさい!」
「えぇ・・・!」
「文句言うんじゃあありません!上官の命令よ!ホラ!」
美里は無理やり由美の頭を押さえつけて、土下座をさせた・
「ほら、藤木様になんて言うの?」
「も・・・申し訳ありませんでした・・・」
「声が小さいわね、まったく、すみません、藤木様、不出来な部下で・・・」
由美はちょっと涙ぐんでいるようだった。
「いやぁ、そこまでしてもらっちゃうとなんだか気が引けるなぁ・・・」
(なぁんてね!俺がやらせてるんだけどさ!)
「いえ、それではわたくしの気が済みません!どうかこれでお許しくださいませ!」
美里はそう言うと、制服を開き、シャツを左右へと開き、ブラを捲り上げて胸を露にしたのだった。
(いいねぇ、美里さん!)
「どうでしょうか?ご満足いただけたでしょうか?」
「いやぁ・・・いい眺めですねぇ・・・でもそこまでして頂かなくても・・・」
「いえ、ほら、由美ちゃんもこっちに来てやる!」
「そ、そんな・・・」
由美はしり込みしているようだ。
「これは上官命令よ!市民への奉仕がわたくし達の使命なのよ!」
「・・・はい!」
由美は敬礼した後、顔を真っ赤にして制服を開くと、ブラを捲り上げ、俺の方へと向けたのだった。
「大変申し訳ありませんでした、藤木様!さ、由美ちゃんも!」
「大変申し訳ありませんでした、藤木様」
婦警二人は俺に向かって胸を露にしながら謝罪した。
(うっひょー、ありえねーシュチュエーションだなぁ!気分いいぜ!)
「由美ちゃん、声の張りが足りないわね!・・・申し訳ありません、ホントに不出来な奴でして・・・」
「すみません・・・」
由美は、上官の期待に答えられなくて申し訳なさそうにそう言って頭を下げた。
「いえいえ、十分ですよ・・・」
「あぁ、なんとお優しい・・・いけません、藤木様!お詫びにどうかわたくしのおっぱいを吸ってくださいまし!」
美里は俺の思うがまま、露になったその胸を、窓から押し込んで、俺の顔へと押し付けた。
「さあ、藤木様、さあ!」
「そ、そこまで言うのなら・・・お言葉に甘えて・・・」
俺は美里の乳首にしゃぶりつくと、舌でコロコロと転がしてみた。
「ひゃうっ!」
その瞬間、美里の身体を通じて、俺のその快感が流れ込んできた。
「き、気持ちいい・・・コイツの感覚が流れてきて・・・女の身体ってこぉんなに気持ちよかったのかぁ・・・病み付きになるぜぇ・・・」
「せ、先輩・・・?女の身体って・・・??」
俺は美里の感覚に集中するあまり、思わず感想を美里の身体で言ってしまったのだった。
「はっ・・・な、何でもないのよ、何か上官に文句でも?」
「い、いえ・・・」
「そう、わかればいいのよ。わたくしは、これから彼に車内で職務質問しますから、由美ちゃんは車で待機してなさい!」
「はい!」
俺が美里の身体に言わせると、由美はその命令に従って敬礼し、車へと戻っていった。
(ようし、シンクロ率を落として・・・にしし・・・!)

俺は、また無表情になった美里を操って車に乗り込ませると、自分のズボンを下ろしペ○スを出した。
そして美里を操ってそれを口に咥えさせると、その顔と口を自在に動かして刺激をした。
(ぉおぉうっ!いいねぇ・・・まるで自分の手のように思った通りに顔や舌が動いて刺激してくれるから、数段気持ちいいぜ・・・おぉっっ!勃ってきたことだし、そろそろ・・・)
美里は無表情なままストッキングとパンティを下ろして俺に馬乗りになった。
(なんだ、濡れてねぇなぁ・・・俺はもうビンビンだってぇのにっ!やはり感情が無いと濡れないんだな。ようし、女の感覚も同時に味わえることがわかったことだし、シンクロ率を一気にあげて・・・!)
「「一発やるとしますか!」」
無表情だった美里は、急に俺の気持ちを反映したかのようないやらしい表情になり、俺と同時に同じ事を喋り出すと、アソコから愛液がだらだらと溢れてきたのだった。
「あぁん!たまらないわぁん!早く私のアソコに挿れてちょうだぁい!」
俺は美里にそう言わせると、俺のペ○スを一気に挿入した。
「「あぁっ・・・!た・・・たまんねぇぜ・・・!どっちの感覚も流れ込んできて・・・!頭がおかしくなりそうだぜ・・・!」」
絡み合う二人は全く同時に同じ事を喋りながら激しく腰を動かしたのだった。
「「そうそう、もっとこっちの・・・!ひぃぃぃ!お、思い通りに・・・うっ、動くっ・・・かっ、からっ・・・ばっ、場所・・・場所も絶妙・・・だぜ!あっあぁぁん!」」
俺は美里の大きな胸を両手で揉みながら、乳首を舌で舐めた。
「「あぁん!アソコだけじゃなくて胸も・・・いいぜっ・・・!おぉう!チューチュー!・・・おぉう!お、女の乳首吸われっるって、こ、こ、こ、こぉんな感じだったのかぁ・・・!さ、最高だぜ、美里さぁぁぁぁん!」」
美里は俺の顔に乳首を押し付けて俺と同時に同じ事を叫びながら喘いでいる。
「「オラ、下ももっと激しくブチ込んでやるぜ!ひぃぃ!ブチ込む感覚とブチ込まれる感覚が同時に・・・あっ、あぁぁぁあ!イ、イクゥゥゥゥゥゥゥゥッゥ!」
二人は同時にイッてしまったのだった。
「「はぁっ、はぁっ・・・た、たまんねぇな!・・・この身体、記憶によると安全日みてぇだし、も、もう一発・・・」」
二人は息を切らしながら同時にそう言うと、再び腰を振りだした。
「「あぁぁ、いいぜぇ・・・!」」
「先輩、職務質問まだかかりそうですかぁ?そろそろ署に戻らないと・・・どうそ」
その時、由美が無線で美里に呼びかけてきた。
「「チッこれからってときに・・・まぁ、そろそろ潮時か・・・」」
俺と美里は同時に悔しそうな表情をしながらそう言うと、衣服を元に戻した。
「今終わったところよ、藤木様をお見送りするから由美ちゃんもこっちにいらっしゃい!どうぞ」
そして俺は無線を使って美里にそう言わせると、美里の身体を車から降ろした。
由美もパトカーを降り、こちらに駆け足でやってきた。
「本当に申し訳ありませんでした、藤木様。ほら、由美ちゃんも!」
「申し訳ありませんでした!」
二人はそろって俺に頭を下げた後、敬礼をした。
「あぁ、これからは気を付けてくれよ」
そう言うと俺は車を発進させたのだった。
「はい!お気を付けてお帰りくださいませ!」
美里は大きく手を振って俺を見送った。
(あっはっはっ!面白かった!でも、美里さんを操りながらの運転は難しいな・・・)
俺は角を曲がると、路肩に車を停め、美里へと意識を集中した。


「・・・んぱい?・・・先輩!もう彼の車はいませんよ。いつまで手を振っていらっしゃるのですか?」
俺は運転に集中するために美里には惰性で手を振りっぱなしにさせていたため、由美が心配して声を掛けてきたようだった。
美里の顔で振り向くと、俺に向けて、視線を送る由美の姿が飛び込んできた。
「あ・・・あぁ、ちゃんと見えないところまで手を振るのが警察官としての礼儀なのよ」
「そうだったんですか!さすが先輩ですね!」
「藤木様の件はもうわたくしに絶対質問しちゃダメよ!わたくしのミスで市民の方にご迷惑をかけてしっまったのだから、もう思い出したくないのよ、質問されても本気でとぼけますから、いいわね?」
「はい!その気持ちわかります!今後絶対に言いません!」
(素直でいい娘で助かったぜ・・・)
「ありがと、じゃ、車に戻りますか!」
「はい!」

美里の身体を操って車に乗り込ませた俺は、美里の視点であらためてその大きな胸を眺めた。
「この視点で胸を眺めるってぇのもいいねぇ・・・しっかし、いい胸だなぁ・・・名残惜しいぜ・・・」
俺は美里の手を使って、胸を揉んでみた。
「あんっ!張りがあっていいわぁ・・・」
俺は美里に制服のボタンを外させると、再びブラを巻くりあげ、バックミラーを動かして、鏡越しにその胸を眺めたのだった。
「いいねぇ・・・下は・・・」
今度はスカートを捲り上げると、ストッキング越しに陰部を擦りだした。
「あぁん!」
「きゃ、せ、先輩、何なさってるんですか?」
遅れて助手席に乗り込んできた由美が尊敬する上官の痴態をみて慌ててそう言った。
(げっ、まぁ、恥ずかしいのは美里さんなんだから、俺が取り繕ってやることも無いか!)
「さっきの藤木様があまりにステキだったから、思わず疼いてきちゃって、オナニーしたくなっちゃったっわぁん!」
「・・・えぇ!?」
俺は美里の身体を操ってオナニーを始めた。
「あぁん!そういや、この身体でオナニーはやってなかったからな・・・!あぁん!」
俺に操られるまま、ストッキングを下ろし、脱いだパンティを自分の鼻に押し当てながら、部下の目の前で激しいオナニーを繰り広げた美里は、そのまま昇天したのだった。
「イ、イクぅ・・・!・・・・」

ガクッとうなだれた後、身体を起こした美里はしげしげと自分の身体を眺めた。
「・・・あぁ・・・女のオナニーって最高だぜ!由美ちゃんもこんなことしてるのかしらぁん?」
そう言いながら、美里は由美の胸を揉んだ。
「あんっ!せ、先輩・・・?」
「あ・・・由美ちゃん、このことは絶対に内緒よ・・・私に質問してもダメ、このことも藤木様のことも今後一切、絶対に触れないでちょうだいね・・・」
俺は美里を動かして由美に口付けをした。
「っ・・・あんっ・・・は、はい・・・ぜ、絶対に話題にしません・・・」
「言ったら・・・勤務評定どうなるかわかってるわね?」
俺は由美のスカートに手を忍ばせ、強く摩りながらそう言った。
「あんっ・・・は、はいっ・・・せ、先輩・・・あぁぁん!」
(ま、このくらいにしておきますか!)
俺はちょっと物足りなそうに上気した由美の衣服を、優しく戻してやると、美里の衣服も元に戻したのだった。
(さぁて、俺のたましいを回収するとしますか!)
俺は自分の身体の方の視点に戻すと、銃の吹き込み口に口を付けて息を吸い込んだ。
すると、美里の頭から白いもやのようなもの抜け出て、銃口へ吸い込まれ、吹き込み口から俺のたましいの半分が戻っていった。
「はっ・・・あ、あれ・・・なんだかた頭がぼーっとして・・・あらやだ、もうこんな時間、もう署にもどらないと!」
正気に戻った美里は慌ててエンジンをかけると、パトカーを発車させるのだった。
「いつの間に時間が過ぎたのかしら・・・今日は誰も違反者がいなかったわね、由美ちゃん?」
「へっ?え・・・えぇ・・・」
由美は顔を真っ赤にしながらそう答えた。
「あら、どうしたの?顔が真っ赤よ?なんだか今日の由美ちゃんは変ね?」
「・・・・」

「あー面白かった!これで彼女は俺を取り締まったことすら忘れてるわけだしね!」
俺は運転をしながら色々と妄想を広げた。
「そうだ、今度はあいつに使ってやろうかな!にしし・・・」
そう、俺の次のターゲットは・・・


(おわり)



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