あぁ、佐々木教授

作:ecvt


「長瀬君、どう?似合うかしら?あなたの為に着てみたのよ!」
鏡の中の佐々木由佳里教授は、ワイシャツを開いてセクシーなひも状の下着を俺に見せつけている。
巨乳でスタイルも良くて美人だけどカタブツで厳しいと評判のあの佐々木由佳里教授の普段の様子からは想像も出来ない姿だった。
「やっぱ似合うよな、佐々木教授にこの恰好・・・メガネも殆ど度が入ってないんだから外しておけばいいのに・・・それに俺、一度こんな恰好してみたかったんだよな・・・男じゃ絶対着れない服だもんな・・・!」
俺は元の自分の身体でこの恰好をした姿を想像して「オェッ」となった。

俺、長瀬達也はネットで手に入れたフリーサイズ着ぐるみカメラで、大学一の才女と名高い佐々木由佳里教授の着ぐるみを作って着ているのだ。
「あぁ、俺が憧れの佐々木教授だなんて・・・嬉しい!」
俺は今の自分自身の身体を抱きしめた。
鏡には自分自身を抱きしめてだらしなく鼻の下を伸ばしてニヤけている佐々木教授の姿が映っている。
いつも助手である俺に見せるキリッとして知的な佐々木教授とはかけ離れた表情だ。
そこに映るのは、まさに俺の表情をした佐々木教授。
「佐々木教授愛してます」
「私もよ、長瀬君!キスしてちょうだい!ん〜っ!」
俺はそう一人芝居をして鏡にキスをした。
目を見開いて鏡に映る自分自身にキスをするかの如く鏡を舐めまわす佐々木教授の姿はまるで変態だ。
興奮した俺はグイグイと胸を鏡に押し付ける。
胸からは何とも言えない快感が伝わってくる。
「おっ、乳首が勃ってきてるのか、これが女の・・・佐々木教授の感覚かぁ・・・!」
「お願ぁい!下も触ってちょうだぁい!」
そう一人芝居した俺は、タイトスカートを捲り上げ、黒いストッキング越しに股間を撫でてみる。
「あっ、ストッキング越しでもこんなに・・・!俺の股間が佐々木教授の股間で・・・俺がタイトスカートに黒いストッキングにレースのパンティを履いてて・・・あぁっ!」
今度はストッキング越しにお尻を撫で回す。
「スベスベで張りがあって・・・なんて触り心地がいいんだ・・・!」
そう言いながら鏡に映る佐々木教授は腰をクネクネと振っている。

時間は少し前に遡る。

「や、やった・・・!」
怪しげなネット通販サイトで購入したフリーサイズ着ぐるみカメラと、アダルトサイトで購入したひも状のエッチな女性用下着が、大学の研究助手である俺のデスクに届いたのだ。
「長瀬君?また何か個人的なもの買って宛先をウチの研究室にしたんでしょ? 仕事とプライベートはキッチリと分けてもらわないと困るわ!」
俺の上司、佐々木教授はため息交じりでそう言った。
「いいじゃないですか、研究室にいる時間の方が長いのでアパートが宛先だとなかなか受け取れないんですよ」
俺はちょっと笑いながらそう言った。
「それもそうね、あなたに帰る時間もないくらい忙しくさせちゃっていたのは私だものね。そのくらいは許可してあげるわ」
そう言って俺の肩をポンッと叩いた。
教授の甘い香りが鼻に香ってきた。
「ありがとうございます」
俺はそう言うと、届いた二つの段ボールをデスクの下に置いた。
「じゃ、私はこれから出張で行く学会の荷物をまとめてるから自分の部屋にいるわね」
そう言った佐々木教授はスタスタと教授室に入っていった。
俺はそれを見計らって二つの段ボールを開けた。
一つは何ともエッチなひも状の女性用下着だ。
「うぉー!これは絶対教授に似合うぞ!エロい下着だなぁ!」
意を決した俺は、ノックをして教授室に入った。

「失礼します、佐々木教授、お手伝いしましょうか?」
俺はドキドキしながらカメラを手にした。
「ありがとう。でも大丈夫よ」
教授は何やら忙しそうに準備をしている。
買ったカメラを自慢して、試し撮りさせてもらおうと思っていたのだが、そんあ雰囲気ではないようだ。
「失礼しました」
俺は教授室を出つつ、隠し撮りのような形で佐々木教授を撮影したのだった。

暫くすると、佐々木教授はスーツケースを引きながら教授室から出てきた。
「じゃ、留守中は頼むわね」
そう言い残して佐々木教授は大学を後にした。


「く・・・くっくっく・・・やったぁ!これで研究室には俺一人だぁ!」
高鳴る鼓動を感じながら、俺はカメラの後部のハッチを開けた。
すると、中から皺くちゃの物体を取り出した。
床に置くと、それはムクムクと膨らんで、ウエットスーツ状に中身が抜けてフニャフニャになった佐々木教授の着ぐるみとなったのだ。
服も先程撮影した時の黒のタイトスカートに紫のストライプのワイシャツ、それに、いつもかけているメガネが装着されていた。
背部を見ると、ポッカリと縦に避けたような穴が開いており、そこにジッパーが付いていた。
「当然、ここから入るんだよな・・・」
ゴクリと生唾を飲み込んだ俺は、ゆっくりと右足を入れ、それから順に左足、右手、左手、最後に頭を被ると、背中のジッパーを閉めた。
「!?」
途端に視界は真っ暗になり、先ほどまであったジッパーの感覚が無くなると同時に身体が締め付けられるような感覚に襲われた。

「うっ・・・くっ・・・」
目の前が明るくなり視界が戻ると、俺はメガネをかけており、見慣れた研究室の風景が見えた。
「やった、成功か!?はっ、声が・・・!」
顔を起こしながらそうつぶやいた俺の口からは、甲高い女性の声が出てきた。
ちょっと聞こえ方は違うが、確かに憧れの佐々木教授の声だ。
手を見ると細く美しい手が見え、紫のストライプの入ったワイシャツを着ていた。
下を見ると、はち切れんばかりの大きな胸が二つ、ワイシャツを押し出していた。
「やった・・・!あぁっ、あの教授の声が俺の口から出るっ!あー、あー、私は佐々木由佳里、由佳里なのよぉ〜!」
普段教授が言わない甘い口調で自己紹介する声も色っぽい。
「か、か、鏡を・・・」
興奮した俺は、慣れないヒールにヨタ付きながら教授室の壁に掛けてある姿見の前に立ったのだった。
目の前には驚きと喜びの表情に包まれた佐々木教授の姿が映っていたのだった。
「これが俺・・・俺が佐々木教授で、こんなセクシーな下着を着てる・・・長瀬くん・・・いや、こんな言い方じゃないな、長瀬く・・・コホン、長瀬君・・・いいねぇ・・・」
鏡に映る佐々木教授は、くるくると色々なセクシーな表情を浮かべながら、自分の口調を練習している。
「どう?似合うかしら?」
鏡の中の佐々木教授は自慢げに自分の姿を見せびらかすようにセクシーなポーズをキメてそう言った。
「貴方にピッタリよ!私の姿がよく似合ってるわ!」
鏡の中の佐々木教授はそう言ってウインクした。
「デヘヘ・・・これが俺・・・」
急に鏡の中の佐々木教授は鼻の下を伸ばしてだらしない表情になった。


自分のデスクに戻った俺は、ひも状のブラを取り出した。
「早速、これを着てみよう!」
教授室に入った俺は姿見の前に立つと、一つ、また一つとワイシャツのボタンを外していった。
「あぁ・・・興奮するなぁ・・・」
鏡には鼻の下を伸ばして自分のワイシャツのボタンを外している佐々木教授の姿が映っている。
「うおっ、こんなブラしてたのか!これもセクシーだけど・・・」
俺はワイシャツを脱ぐことなく器用にブラを外すと、それをポケットに入れた。
「うわっ、でっけーなぁ、佐々木教授のおっぱい!」
そう言いながら鏡に向かって体を左右に揺すって旨を揺らしてみると、ぶるぶると大きく揺れた。
「さて、感覚は後で楽しむとして・・・」
俺はゆっくりとひも状のブラを身に着けた。
「長瀬君、どう?似合うかしら?あなたの為に着てみたのよ!」
鏡の中の佐々木由佳里教授は、ワイシャツを開いてセクシーなひも状の下着を俺に見せつけている。

・・・・・・・・・・・・

「あんっ、もうストッキング破っちゃうわ!長瀬くぅん、愛してるわ〜!私を無茶苦茶にしてちょうだい?!あんっ、あんっ!」
興奮した俺は、床に転がってオナニーを始めた。
自分のストッキングを破ってエッチな下着で床に転がって一心不乱にオナニーする佐々木教授。あの知的で理性的ないつもの佐々木教授とは全く違う乱れた姿が鏡には映されている。
「こ、こんな教授、み、見たことない・・・!更に興奮して・・・ふぁっ、ふぁっ、ま、またイッちゃう・・・!」

「よっこらしょっと!」
皮にある佐々木教授の記憶から、予備のストッキングを取り出して履いた俺は、元々佐々木教授が身に着けていたブラをすると、身なりを整えて姿見の前に立った。
「よし、まるっきりいつもの憧れの佐々木教授だ・・・これが今の俺・・・よし、ちょっと外に出てみるかな」
ドキドキしながら俺は研究室を後にしたのだった。


(なんかストッキングにスカートで歩くのはスースーして変な感じだなぁ・・・)
なんだかソワソワしながら歩いていると、
「佐々木教授ーっ!」
と、教授を呼ぶ大きな声が聞こえた。
(ん!?なんだ!?佐々木教授はまだ出張に行っていなかったのか?)
慌てて俺は辺りをキョロキョロと見回したが佐々木教授は見当たらない。
「佐々木教授ーっ!」
そう言った女生徒はどんどんと俺に近付いてくる。
(あ、佐々木教授って・・・)
「なぁんだ、佐々木教授って俺の事かぁー」
俺は思わず声をあげた。
「・・・?」
俺の目の前に立ち止まった女生徒はキョトンとしている。
「あ、あはは、な、なんでもないのよ、どうしたのかしら?」
(この娘はウチのゼミの一年生の高嶺明日香だったな)
俺は佐々木教授の口調を使いながら彼女の記憶を思い出していた。

「ここはね、こうで・・・こうなるのよ。ちょっと直すわね・・・」
教授室に彼女を招き入れた俺は、彼女のレポートに関する質問に佐々木教授の知識を使いながら答えていき、教授の字で彼女のレポートを添削してやった。
以前講義の手伝いで見かけたことがあるこの娘をちょっと気に入っていたので、通常教授が教える以上の添削をしてやったのだ。
(さすが大学一の才女、佐々木教授だな!この知識使って説明すると非常にわかりやすいし、ほとんど俺・・・というか教授がやったようなもんなレポートになったから、これなら優確実だな!それにしても文字も達筆で綺麗だよな・・・)
「さすが佐々木教授ですねー!ここまで丁寧にご指導していただけるなんて感激ですっ!ありがとうございます!さすがですねー!字もお綺麗ですね〜!」
生徒の自主性を重んじ、普段事務的でクールなイメージな佐々木教授が、自分にこんなにも親身になって教えてくれたと感激した彼女は、嬉しさと尊敬と感謝の眼差しを俺に向けながらそう言った。
「いやー!そうなんだよね〜!照れるなぁ〜!あ、じゃなかった・・・いえ、可愛い教え子の為ですもの、このくらい当然よ。また、わからないことがあったら聞きにいらっしゃい。あ、そうそう、助手の長瀬君も私同様に頭が良くて、何よりカッコよくて、きっとあなたの助けになると思うわ!何かあったら彼も頼って頂戴ね!ホント、彼は最高でオススメよ!」
俺は彼女の手を握ってそう熱く語った。
「え・・・あ、はい・・・ありがとう・・・ございました・・・」
ちょっと面食らった表情を浮かべた彼女は、会釈をして教授室を後にしたのだった。
(たはは・・・ちょっとやりすぎたかな・・・)

再び教授室に一人になると、何となくまた姿見の前に立った。
色んな表情をしたり、ポーズをとってみる。
「ふふふ、佐々木教授として生徒に教えちゃったぜ!あの娘にとっては俺が佐々木教授だったんだよなー!なんか感激だな・・・!ふふふっ!」
鏡に向かってウインクしてみると、鏡の中の佐々木教授は嬉しそうに俺にセクシーなウインクを投げかけてきた。
「長瀬君、私の代わりに私をやって生徒に教えてくれてありがとう!」
「いや〜!このくらいなんでもないですよ!」
「お礼に私の谷間、見せてあ・げ・る!」
そう言ってワイシャツのボタンを数個外して胸の谷間を強調させて鏡に近づける。
「くっ〜!このチラリズムがたまらんっ!せっかくセクシーなんだから、このスタイルでいこうかな」
胸の谷間がくっきり見える状態で胸をユサユサ揺らしながらモデル歩きをしてみる。
「いいねぇ〜!」

そのとき、ガチャっと、教授室のドアが開いた。
「あれ?佐々木教授、いらしてたんですか?」
振り向くと、懐中電灯を持った警備員が立っていた。
「あ・・・あ、え、えぇ・・・まぁ・・・」
俺は驚きのあまり曖昧な返事をしてしまった。
「先ほど出張に出て行かれるのをお見送りしたと思ったのですが・・・?」
警備員は怪訝な顔をしているように思われた。
「あ、えっと、忘れ物?そう、そうよ、ちょっと忘れ物しちゃって!私ってドジよねー!いやぁん!うふふ!」
と愛想笑いを浮かべながらそう答えた。
あまりに慌てていたので、佐々木教授の記憶や仕草の使用が出来ずに、俺が無理やり女らしく喋ったので、態度も口調もなんだかちょっとオカマっぽいような感じになったような気がして焦りを覚えた。
(こんな知的じゃないオカマみたいな喋り方と卑屈な態度はしないよな、佐々木教授は・・・マズかったかな・・・?)
俺はごくりと生唾を飲み込んだ。

「あ、いや、そうでしたか!失礼いたしました!」
伏し目がちで顔を赤らめながらそう言って敬礼した警備員。
(そっか、そうだよな、この姿にこの声なんだ、俺が佐々木教授じゃないなんて思われるハズがないんだよな!それにしてもチラチラとこちらを見る奴の目線・・・)
警備員の目線を追うと、俺の胸の谷間に向かってした。
(はは〜ん!ちょっとからかってやるか!・・・いえ、からかってやりましょう!)
「はぁ〜それにしても暑いわねぇ〜!空調がおかしいのかしら?」
そう言った俺は胸元のシャツをパタパタとして谷間を強調した。
「首にも汗かいちゃったわぁ〜!」
ワザとらしいくらい女らしい口調でそう言った俺は、両手を首元に持って行ってセクシーポーズをとる。
警備員の顔は真っ赤だ。
「いやぁん!谷間が深いからココにも汗かいちゃってるぅ〜!」
そう言って胸を左右に揺すりながら谷間を強調して警備員に見せつける。
「あ、は、はい・・・そ、そうですね・・・ははっ・・・」
警備員はボーっとした表情で手を伸ばしてきた。
「ちょっと、アナタ!何するつもりですの!セクハラですわよ!」
今の俺にメロメロだった警備員に向かって、俺は急にいつもの佐々木教授の厳しい口調と表情でそう言ってやった。
途端に我に返る警備員。顔が青ざめている。
「アナタ、所属と名前は?」
佐々木教授が詰問する時の表情を作り出して厳しい彼女の口調で警備員に迫る俺。
警備員はタジタジだ。
「か、勘弁してくださ〜い!」
警備員は慌ててその場を去っていった。
「あっはっは!ざまーねーな!こりゃ傑作だ!」
ふと鏡を見ると、佐々木教授が大口を開けて笑っているのが見えた。普段の佐々木教授からは考えられないくらい下品な表情だ。足も蟹股になっている。
「おっと、いけないわ、私としたことが」
そう言って姿勢と表情をキリッと整えると鏡を真顔で凝視する。
「そう、これよ、これがいつもの私だわ!」
その真顔なまま鼻の穴を膨らませてみる。なんとも間抜けな表情だ。
「ぷっ、くっ、あはは!佐々木教授ってホントは面白い人だったんですね!」
「何を言ってるかしら?ふざけないでちょうだい!ナハナハ!」
と、鏡の中の佐々木教授は怒りの表情で蟹股でナハナハ!と古いギャグのポーズをしている。なんともシュールだ。
「何がそんなにおかしいのかしら?私は真剣なのよ!」
そう真顔で言いながら蟹股でヨロチクビをする鏡の中の佐々木教授。
(おもしれー!)
その時、研究室の電話が鳴った。
「・・・っと、教授は出張だ、このまま出るわけにはいかないな・・・こうすりゃいいかな・・・よっと・・・」
俺は両手で顎の下を掴むと、捲る様に佐々木教授の顔のマスクを脱いで、首の後ろにぶら下げた。
鏡を見ると、首の後ろは繋がったままであり、逆さまにフニャフニャとなった佐々木教授の顔が俺の背中側にぶら下がっている。
正面を鏡で見ると、セクシーな佐々木教授のボディーに、コラ画像のように男の俺の顔が乗っているような妙な姿が見えた。
「うげーっ!っと、電話に出ないとな・・・」

「はい、佐々木研究室です」
出ると、航空会社からの電話であり、佐々木教授が航空券を買った便が消息を絶ったので、確認の電話を緊急連絡先であるこの大学にかけたら、この時間なので警備室に繋がり、事情を説明したところ、その警備員は先程佐々木教授に会ったばかりだとの事で、ついさっきなので研究室にいる筈だからと、研究室に電話を回したのだそうだ。
「あ、え、えっと、それは・・・」
廊下を見ると警備員が研究室のすぐ側に来ていた。もうドアの目の前だ。
(今から佐々木教授の皮を脱いでる時間はない!)
俺は慌てて佐々木教授の顔を被った。
「失礼します。やっぱりいらっしゃった」
ドアを開けた警備員は、ほらやっぱり、といった表情でそう言って笑った。
「え、あ、そ、そうですわね・・・」
俺が冷や汗かいていると、警備員は受話器をとり、
「ほら、やっぱり佐々木教授はいらっしゃったよ!今代わるから!」
とだけ言って受話器を俺に返した。
(クソッ、余計な事を・・・!)
俺は渋々電話に出た。
「あ、は、はい・・・はい、私が佐々木由佳里ですわ。えぇ、はい・・・」
流れに任せて答えると、佐々木教授はその便には乗っていない事になってしまった。
「いやぁ、運がよろしかったですねぇ!先生が乗ろうとしていた飛行機が行方不明だなんて、間一髪で助かりましたね、先程仰っていた忘れ物様々ですな!では私はこれで!」
警備員は敬礼すると研究室を去っていった。
(え?え?佐々木教授の乗った飛行機が行方不明で、今、ここにいる俺が、佐々木教授が乗っていない事を証明しちゃったから・・・)
この日から、俺は佐々木教授をやりつつ、俺をもやらなければいけなくなってしまったのだ。

それからしばらくして俺は、彼女の筆跡を使って佐々木教授と入籍をし、彼女の高級マンションに引っ越した。
そして佐々木教授になりすました俺は、彼女の頭脳と立場を使って、今までは教授と意見が対立して進められなかった研究を思いのままに進めたり、その功績を自分の方にも回したりしていくと共に、私生活でも、その美貌でセクシーなファッションを楽しんだり、佐々木教授の皮を膨らませて人型にしてのエッチを楽しんだり、女性しか入れない所を満喫したり、レズのコを口説いてエッチに持ち込んだり、かわいい女子大生を成績を盾に手篭めにしたりと、二重生活を満喫している。
そう、俺は憧れの佐々木教授の全てを手に入れたのだ。

END




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