遼子先輩!

作:ecvt


「いいのかな・・・?いいんだよな、今は俺の身体なんだから・・・」
風呂から出て身体にバスタオルを巻きつけた市原遼子は、急に背筋を伸ばして気を付けの姿勢になったかと思うと、頭を抱えてしゃがみ込み、ゆっくりと立ち上がると、まるで珍しいものでも見るような表情でまじまじと鏡を覗き込みながらそんなことをつぶやいた。
「遼子先輩きれいだ・・・」
遼子は鏡に顔をグッと近づけて自分の顔を観察している。
「あぁ・・・遼子先輩・・・」
遼子は自分の名前を言いながら鏡に映る自分自身とキスをした。
「聡君、好きよ・・・あぁ、台詞も思いのままだ・・・」
そう、俺はネットで手に入れた幽体離脱薬で、幽体離脱し、風呂上りの遼子さんを乗っ取ったのだ。
だから今は俺がやることが遼子さんがやることで、俺が言うことが遼子さんが言うことなんだ。
「じゃあバスタオルを取りましょう!」
心臓が高鳴ってくる。
そうだ、遼子さんがそう言ってるんだからコレを外してもいいんだよな。
「私は、市原遼子よ。私が私のバスタオルを外すだけなんだからぁ・・・」
俺に身体を乗っ取られた遼子は、俺の意思に操られるがまま、鏡に映る自分自身の姿に向かってそう確認すると、ゆっくりとバスタオルを外した。
鏡を見ると、会社での憧れの女性、市原遼子先輩が俺に向かってバスタオルを広げて全裸をさらしている。
俺が興奮すると、遼子さんの心臓がさらに高鳴る。
「俺が興奮すると遼子さんの心臓がこんなにも高鳴って・・・本当に俺はあの遼子先輩一心同体になれたんだ・・・!」
俺は思わずガッツポーズをとると、鏡の中の遼子さんも同様にガッツポーズをとった。
「あぁ、遼子さんも嬉しそうだ!ホントに一心同体なんだね!」
俺は色っぽいポーズをとってみた。
「聡君、じっくり見て頂戴。遼子のストリップショーよ!」
俺は様々なポーズをとって、お尻の穴からアソコの中までじっくりと遼子さんを観察した。
「あぁ、なんだか濡れてきちゃったわ。オナニーでもしましょう!私の部屋はこっちかしら・・・」
遼子はバスタオルを床に投げ出した状態のまま、脱衣所を後にしたのだった。
「ここが私の部屋ね、おっきなベッド!私、はやくオナニーがしたくてたまらないわ!」
遼子はベッドに飛び乗ると、鏡台に映る自分の姿を眺めながらオナニーを始めたのだった。
「あぁん!こ、コレが女の・・・!感覚ぅ!りょ、遼子さんが・・・オナニーしたいって言ってったんだから・・・いいんだよな・・・!それに・・・俺が・・・今は遼子さんなんだからぁ・・・!あぁん!」
遼子は激しいオナニーに没頭した。
「あ・・・あぁ・・・!りょ、遼子イゥぅー!」
絶頂に達した遼子はベッドにうつ伏せに崩れ落ちた。
すると、背中から人型の白いもやのようなものが浮かび上がって、天井に消えていった。

「はっ・・・ここはベッドルーム・・・お風呂から上がってそして・・・私一体・・・!?」

元の身体に戻った俺は、先程のことを想像しながらオナニーをした。
「またお邪魔させてもらいますね、遼子先輩!」






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