コスプレ!

作:ecvt


「キマった・・・!やっぱりこの人ならこのコスプレ似合うと思ったんだよなぁ!」
RPGの色っぽいコスプレをした美女は、鏡の前でまじまじと自分の姿を眺めながら、色々とポーズをとってそう言った。

俺はネットって手に入れた幽体離脱薬で幽体離脱し、この同じアパートに住むOL、高梨麗香さんに憑依している。

目的はコスプレだ。

明日は有名なコスプレ大会がある。
服飾の専門学校に通う俺は、ゲームの衣装を作るのが好きだった。
そんな時、俺が大好きなゲームの女戦士のイメージにピッタリの女性が同じアパートに住んでいることがわかったのだ。

創作意欲がわいた俺は、彼女を想定してその衣装を一気に作り上げたのだが、もちろん見ず知らずの彼女に、「この衣装を着てコスプレ大会に出てくれ」と頼んでも断られるに決まっている。
俺が着て出ても、ただの変態だ。
どうしたものかと思い悩んでいると、謎のサイトに辿り着き、幽体離脱薬なるものを見つけた。
「これだ!俺が幽体離脱して彼女になって、コスプレ大会に出ればいいんだ!」
こうして俺は、幽体離脱薬なるものを手に入れたのだった。


大会前日の早朝にやっと届いたその薬を、俺は逸る気持ちで早速飲んでみた。

(おぉ!本物だ!すっげぇ!)
半透明の幽体となった俺は、壁をすり抜けて隣の部屋に住む高梨麗香さんお部屋に忍び込んだのだった。
彼女はベッドですやすやと寝ている。
「うーん」
彼女は寝返りをうったそのとき、俺は素早く背中から彼女の体に侵入したのだった。
「うっ・・・かはっ・・・」
一瞬俺の視界が真っ暗になり、すぐに視界が戻った。
「せ、成功したのか・・・!?あっ、この声・・・」
俺の口から出た声は、いつもの低い俺の声ではなく、甲高い女の声だった。
「あー、あー、なんかおもしれぇな・・・」
下を見ると、緑のパジャマを着ており、襟元には大きな胸の谷間が見える。
「おぉっ!いい眺め!」
俺はすかさずパジャマのズボンの中に手を突っ込んで、股間を擦ってみた。
「な、ない・・・!あぁっ・・・」
小さなレース地のパンティー越しに触った股間には、いつものイチモツは無く、擦るとわずかに快感があった。
ドキドキしながらパンティの中に手を突っ込むと、茂みの中の割れ目を触ることが出来た。
「あっはぁ・・・うっ・・・やった・・・成功だ・・・!」

俺はベッドから飛び起きると、洗面所に向かった。
「わぁ・・・お隣の麗香さんだ・・・俺、高梨麗香さんになっちゃったよ・・・!」
洗面所の鏡には、驚きと嬉しさが入り混じった表情をした麗香さんがこちらを見つめていた。
「うはぁ・・・これが俺・・・うふん!」
俺がウインクすると鏡の中の彼女もウインクし、俺がキスをねだるように唇を突き出すと、彼女もそうしたのだった。
「うーん、ぶちゅー!」
俺は鏡に映る麗華さんとキスをしたのだった。
「あはぁ・・・感激ぃ・・・」
鏡の中の麗香さんは心底嬉しそうだ。
「うふふ・・・」
そして鏡の中の彼女はいたずらな表情でこちらに笑いかけると、上から一つ一つパジャマのボタンを外していき、パジャマを左右に開くと、露になった彼女のその大きな二つの胸を俺に披露したのだった。

「ヤダ、恥ずかしい・・・そんなにジロジロ見ないで・・・」
俺はワザと恥じらいの表情を浮かべながら、そう言ってみた。
鏡の中で、恥じらいながらもこちらにパジャマの上着を開いて自分の胸を見せつけている彼女の様は、なんとも色っぽい。
「でも、あなたには私の全てを見て欲しいの・・・」
彼女の声でそう言った俺は、パジャマの上着を脱ぐと、ズボンも脱いだのだった。
鏡の中の彼女は恥らう表情を浮かべながらもパジャマを脱ぎ、パンティーのみの姿になったのだった。
(おぉっ、いいねぇ・・・!)
「もう最後に一枚だよ・・・!」
俺はそう言うと、最後の一枚のパンティを脱いだのだった。
鏡の中の彼女は全裸となった。

「うわぁ、すっげぇ・・・」
俺は思わず麗香さんの声でそうつぶやいた。
それから俺は、洗面台に片足を乗せると、股を広げて、しげしげと鏡に映る麗香さんのアソコを観察した。
「へぇ、この人のはそうなってるんだぁ・・・女の人のアソコって、一人一人ちょっとずつ違うんだぁ、へぇー・・・」
鏡の中の麗香さんは、まるで珍しいものでも見るかの様な表情で、しげしげと自分のアソコを観察している。
(なんか変な絵面だな・・・なんか麗香さん、変態みたいだ)
「うふっ、私、自分のアソコに興味津々の変態なのぉー!なぁんちゃって!あはは!」
俺はわざと麗香さんの声でそう言ってみた。
鏡の中の麗香さんは嬉しそうにに笑う。

「と、早速明日の準備に入らないとな!じゃ、麗香さん、頼みますよ!」
「はい!喜んで試着させていただきますわ!」
鏡に向かってそう一人芝居した俺は、彼女のタンスを漁って俺好みの赤いレースのパンティとブラを着込むと、パジャマの上着だけを羽織って、隣の俺の部屋に向かったのだった。


「おまたせー!」
麗香さんの体で俺の部屋に入った俺はそう言うと、ベッドに寝ている抜け殻である俺本体にキスをした。
「ふーん、息はしてるし、心臓も動いてるんだ。よかった!そうだ!」
俺は姿見をベッドの前に持ってきた。
「うーん、赤い情熱的な下着にパジャマの上着を羽織っただけっていうのも色っぽいなぁ!うっふーん!」
俺は色々と色っぽいポーズをとって楽しむと、鏡を見ながら、ベッドに眠る俺本体に椅子をする様を眺めた。
「あぁっ、俺が麗香さんにキスしてもらってる・・・興奮するなぁ!あっ・・・」
その様に興奮した俺は、いつもなら勃起するところだが、股間が熱くなって濡れてくるのを感じた。
「俺が女の人の・・・あっ、シミになっちゃった・・・麗香さんいやらしい!」
鏡には、俺にキスをしながら股間のシミを触ってニヤける麗香さんの姿が映っていた。
「あぁっ、なんだか熱い・・・何か・・・挿れたい・・・あっっ・・・そ、そうだ・・・」
俺はベッドに寝ている俺本体のズボンとパンツを下ろすと、麗香さんの手で擦ってみた。ピクピクッと反応があった。
「こ、これはいけそうだ・・・」
「これだけおっきい胸なら・・・」
俺は、自分のものである麗香さんの胸で、俺本体のイチモツを挟むと、パイズリをしてみたのだった。
「おぉう!みるみる勃ってきた・・・!あぁ、なんていやらしい絵面・・・!興奮するなぁ・・・!」
鏡には嬉しそうに俺にパイズリをしている麗香さんが映っている。
パンティから愛液が漏れてきている。
「おぉっ!ビンビンじゃーん!こっちもヌルヌル!じゃ、そろそろ・・・」
俺は立ち上がると、俺自身のイチモツを今の自分のものである麗香さんのアソコに挿入するべく横たわっている俺の体に跨ったのだった。
鏡には麗香さんが俺に跨ろうとする様が映っている。

「うわぁ、俺が麗香さんに襲われてるみたいな、すっごいいやらしい絵面だなぁ・・・!でも、あの麗香さんは俺で、下にいるのも俺で、どっちも俺・・・だからいいんだよな・・・要するに、ちょっと凝ったオナニーなんだからな・・・!」
俺はベッド横の引き出しからスキンを出すと、素早く俺本体のイチモツに装着したのだった。
「じゃ、いっただっきまーす!あぁん!」
俺は勢いよく自分のイチモツを、今や自分のものである麗香さんのアソコに挿入したのだった。
鏡の中の麗香さんも嬉しそうに俺のイチモツをアソコにくわえ込んで、恍惚の表情を浮かべている。
「あぁっ、気持ちいいっ!女って・・・あんっ、こんなに・・・気持ちよかったのかよ・・・」
俺は夢中で麗香さんの快感を堪能していた。
鏡には、一度も話したこともない隣の部屋の美人巨乳OLの高梨麗香さんが、俺のイチモツを自分のアソコにくわえ込んで、その巨乳を激しく揺らしながら腰を動かして喘いでいる様が映っている。
「あぁん・・・!私・・・麗香って、なんていやらしい女なのかしら・・・!一度も話したコトもない、お隣さんの部屋に忍び込んで、彼が寝ているところを・・・あんっ・・・襲っちゃうなんて・・・あぁん!私ったら変態のストーカーみたいじゃない・・・!あぁっ・・・でもぉ・・・気持ちいいから我慢できなぁーい!」
麗香さんの声でこの台詞を聞くと、鏡の映像と相まってさらに興奮と快感が増していったのだった。
「あぁぁあっ・・・麗香、イクぅーーーーっ!」
そのまま、俺は麗香さんとして絶頂を迎えたのだった。

「はぁっ、はぁっ・・・超ー気持ちよかったぜ・・・さて・・・と・・・」
俺はティッシュで麗香さんである俺の股間をふきながら立ち上がると、床に投げ捨ててあった麗香さんのパンティとブラを着込んで再び鏡の前に立った。
「ふふふ・・・やっぱりこの下着が似合うねぇ・・・さて、俺が作ったコスチュームを着てもらいますよ、麗香さん・・・!」
「えぇ、喜んで!あなたの作ったコスチュームを着れるなんて嬉しいわぁー!さっきは寝込んでるところを襲っちゃってごめんなさいねぇ!あなたがあまりにも魅力的だったから、ついつい襲っちゃったのぉ!」
なんて一人芝居を鏡に向かってした俺は、自分で作ったコスチュームを着込んだのだった。

「キマった・・・!やっぱりこの人ならこのコスプレ似合うと思ったんだよなぁ!」
そう言った俺は、鏡に映る自分の姿をまじまじと眺めると、色々とポーズをとってみたのだった。
「喜んで頂けて、私・・・麗香は嬉しいですわ!」
鏡の中の彼女はそう言うと、俺の思うがままに次々とポーズをとっていく。
「うーん、イメージ通り!これなら明日の大会もバッチ・・・ん!?」
俺は満足気にポーズをとると、カレンダーを眺めた。
「なにぃ!?大会は今日だってぇ!?一日間違えたぁ!あーっ!もうこんな時間だ!今から着替えてたらエントリーに間に合わないかも・・・」
俺は腕を組んで考え込んだ。
「そうだ!俺は今、麗香さんなんだから、別に恥ずかしいのは俺じゃないからいっか!いいよね、麗香さん?」
「もちろんですわ!それよりエントリーに間に合わない方が大変ですわ!」
「だよね!」
俺は鏡に向かってそう独り言を言うと、荷物を持ってアパートを出たのだった。


「うはぁ、巨乳で走るとゆれるなぁ・・・!」
女戦士の格好で街を疾走する巨乳美女に街の人々の視線は集まった。
(なんだよ、みんなジロジロと・・・って、当たり前か!俺が恥ずかしいワケじゃないからいっか!)
俺は駅に着くと、ホームに立ち、電車を待った。
やはり皆の視線を集めるが、なんだか快感になってきた。
電車が来たので乗り込むと、堂々と座席に座ったのだった。

座席にドカッと座ると、皆の視線がさらに一層視線が集まった。
視線の先を追うと、俺の股だった。
「あっ、いっけね」
俺はついつい股を広げて座ってしまっていたのだった。
慌てて俺は股を閉じて脚を揃え、女らしく座りなおした。
そのとき、不意に肩を叩かれた。
「あの、それ、○○ってゲームのあの女戦士ですよね?」
振り向くと、俺の同期の悪友、粟島剛が鼻息も荒く俺を見つめていた。
「ゲーっ!なんだよ、つよ・・・じゃなかった。コホン、ええ、あのゲームの強い女戦士よ」
(なんだよ!剛じゃねーか!)
「す、素敵なコスチュームですね!」
剛はニヤニヤとだらしない表情でジロジロと麗香さんである俺を眺めている。
(フフフ、さすがに俺だとは気が付かないだろう・・・ちょっとからかってやれ!)
「なんですか?いやらしい目つきで見ないで下さい!」
俺はワザとムッとした表情でそう言った。
「す、すみません・・・」
剛はシュンとしてしまった。
(フフフ・・・)
「それにしても熱いですわね」
俺は胸元をパタパタとさせて空気を送り込むと、ユサユサと胸を揺らした。
(おぉう!おっぱいぷるぷる!)
剛の顔を真っ赤だ。
ジロジロ見るなと俺に言われたので、一生懸命俺にバレないようにしながら俺の麗香さんの胸をチラ見している。
(フッ、フフフ・・・なんだか優越感っ!)

剛のヤツをからかっているうちに目的の駅に着いたので、剛のヤツを無視してスタスタと電車を降りたのだった。
(時間が迫ってるな!ちょっと急がないとっ!)
駅を出た俺は、再び麗香さんの体でダッシュしたのだった。
(やっぱり巨乳が揺れて走りづれぇな・・・でもちょっと気持ちいいかも・・・・)
「やった、何とか間に合いそうだ・・・」
開場の前に着いた俺は、息も荒く、前屈みになって息を整えた。
眼前には麗香さんの大きな胸が垂れ下がってくる。
(ホント、いい眺め・・・OLにしとくのもったいないよな・・・)
俺は息が整ってもしばらく前屈みで自分の胸を眺めたいた。
コスプレした巨乳美女の麗香さんが、前屈みになって、ずっと自分の巨乳が垂れ下がるのを見て楽しんでいる色っぽくも妙な光景に、通りの人々は顔を赤らめたりしながら眺めていた。
(あら、みんなに見られちゃったね・・・ま、いっか!)

エントリーを無事に済ませた俺は、会場皆の視線を一気に集め、見事優勝したのだった。
(やったぁ!さすが俺が見込んだ体!あぁ、みんなに見られるって快感ー!)

大会が終わると、俺はベンチに腰掛け、余韻に浸っていた。
すると、
「すみません、優勝した高梨さんですよね?皆さんの希望が大変多いので、順番に記念撮影会をして頂けませんか?」
と、運営委員の方に懇願された。
「仕方ないなぁ!」
俺はそう言いつつ、色々な人とノリノリで記念撮影をしてやった。
「こんなのどうかしら?」
「おぉう!」
「こぉーんなのはぁー?」
「おひょー!」
俺の姿ではないので全く恥ずかしくないため、際どいポーズやセクシーなポーズのリクエストにも、上から目線で色々と応えてやり、喚声と称賛の中で優越感に浸ったのだった。

記念撮影を終えた俺は、最高の気分で帰りの電車に乗り込んだ。
(あー、楽しかった!安心したら眠くなっ・・・)
朝からエッチにコスプレ大会と酷使した麗香さんの体は疲れきって眠くなってしまったようだ。
麗香さんの体が眠ってしまった途端に、俺の幽体は麗香さんから抜け出してしまった。
(あまりに疲れると、強制的に体って寝ちゃうんだな・・・)
気が付くと、俺は自分の部屋のベッドで目を覚ました。
「元に戻ったのか・・・」
しばらくボーっ窓の外をとしていると、アパートの前にタクシーが急停車して、コスチューム姿の麗香さんが慌てて階段を上がってくる様子が見えた。
「あ、あの後、目が覚めて慌ててタクシーに乗り換えて帰ってきたのかな?悪いことしたな・・・」
俺はすかさず幽体離脱薬を飲んだのだった。

幽体離脱した俺は、階段を上りきった麗香さんの背後から麗香さんを乗っ取った。
青ざめていた麗香さんの表情がみるみる明るくなる。
「よっしゃー!再び合体っ!」
俺がそう叫んでポーズを決めると、たまたま部屋を出てきた他の部屋の女性に変な目で見られてしまった。
「あらら・・・」
とりあえず俺は、麗香さんの体で俺の部屋に入ったのだった。

俺は彼女の荷物から、記念撮影した写真を全て取り出した。
「さて・・・と、後はこのコスチュームを脱いで、彼女の部屋に行って元通りの下着とパジャマを着てベッドに入れば、彼女も夢だと思うだろう!俺って優しい!」
俺は鏡に向かってポーズをとりながらそう言った。
「私の為にそこまで考えてくれてありがとう!お礼にコスチュームを色っぽく脱ぐから楽しんでね!」
鏡に向かって彼女の声で色っぽくそう言った俺は、体をクネクネとくねらせながら、セクシーにコスチュームを脱いでいった。

「うぉーっ!いいねぇ!また興奮してきちゃったぜ!」
興奮した俺は、再びベッドに横たわる俺本体のズボンを脱がして俺のイチモツを勃たせると、エッチに突入したのだった。

「あぁん!もう最高っ・・・イクぅぅぅぅぅぅうっ・・・!」

絶頂に達した俺は、しばらく余韻を楽しむとベッドから起き上がった。
「ホント、女の体って気持ちいいよな!さて、と・・・・」
俺は、床に落ちていた麗香さんのパジャマを羽織って赤い下着を手に持つと、彼女の部屋に向かったのだった。

彼女の部屋に入った俺は、彼女が最初に着ていた下着を着てからパジャマを着込むと、彼女のベッドに入り込んだのだった。
「さて・・・ん?どうやってこの体から抜け出すんだ?」
俺は気張ったり色々と試してみたが、どうやっても麗香さんの体から抜け出すことが出来なかったのだ。
「やっぱり疲れて寝ないとダメなのかな・・・仕方ない、彼女の為だ!」
俺はベッドの中で手鏡を持つと、鏡に向かって自分を絶賛したり、セクシーな隠語を連発したしりて自分を興奮させながら、何度も何度もオナニーをして、イキまくった。
「あぁ・・・も・・・ダメ・・・」
そしてついに麗香さんの体は限界に達し、眠りについたのだった。

目を開くと、俺は再び自分のベッドで目覚めていた。
「よし、これで彼女は目が覚めたら全て夢だと思うだろうな!麗香さん、また俺のインスピレーションが湧いたら協力して下さいね!なぁんてね!」





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