ある日の午後 作:ecvt なんだか知らないけど、気が付くと俺はお隣の奥さん鈴木美樹さんになっていた。 鏡には驚いた表情をしてこちらを見つめる美樹さんの姿が映っている。 (うわぁ、美樹さんだよ・・・俺の思った通りに表情は変わる・・・憧れの美樹さんと一心同体になっちゃった。確かに美樹さんを想像しながらオナニーしてたけど、イッた瞬間気絶して・・・) 「あー、あー、声も美樹さんの声だ!俺が言うことが美樹さんの言ったこととして世に出るのか!」 鏡の中の美樹さんはとても嬉しそうだ。 「うふん、私、美樹よ!隣の高校生、真田克彦くんって素敵よね!愛してるわぁ〜!彼とエッチなことしたぁい!なんつって!」 鏡の中の美樹さんはだらしない表情で照れ笑いしている。 「俺の体はどうなってるんだ?そうだ、俺に電話してみよう」 俺は自分の携帯に電話してみた。すると、気絶しているか入れ替わっているかの予想に反して普通に電話に俺が出た。 「は、はい、どちら様ですか?」 見慣れない電話番号からかかってきたので電話の向こうの俺は緊張しているようだったが、確かに俺の口調と同じだ。 「え、えっと、あなたは真田克彦くんよね?」 俺はちょっと慌てた感じでそう言った。 「は、はい。あの、どうちらさまで?」 電話口の俺自身の口調からすると、俺本人であることは間違いないようだ。 俺と美樹さんの体が入れ替わったのではなくて、俺の魂が二つに分かれメインの俺の魂が美樹さんに入り込んで支配していて、残された俺自身はそのまま俺自身として行動しているようだ。 (そうだ、女の快感も知ってみたいし、俺自身の願いも叶うし、一石二鳥じゃん!俺をここに呼び出そう!) 俺は美樹さんのフリをして俺自身の事を呼び出し、俺自身が興奮するよう言葉巧みに誘い、エッチをした。 (女の体って・・・すごい・・・) コトが終って立ち上がった俺は、美樹さんの股を拭きながら身なりを整えた。 ソファーには全裸で横たわる俺自身がいる。 その後、頭がクラッとして来て気絶し、目を開けると俺は全裸でソファーに横たわっていた。 そう、俺は元の体に戻っていたのだ。 俺が美樹さんになっていた記憶とともに、美樹さんを想ってオナニーしてたところに、いきなり美樹さんからいきなり電話がかかってきて誘われ、エッチに突入した俺自身の方の記憶も思い出すことが出来た。 「ん・・・」 美樹さんを見ると、目を覚ましそうだ。 慌てて服を持った俺は、走って自分の部屋に駆け戻った。 ベランダ側から美樹さんの様子を覗くと、首を傾げながらも部屋の片づけをしているようで、どうやら俺が美樹さんに入っていた時の記憶は無いようだった。 (よかったぁ!ってことは、俺はオナニーしてイッたときに思い浮かべた人になることが出来るってことか?) だが、芸能人やクラスメートなど、他の人を思い浮かべてもその現象は起こらなかった。 (なんだったんだろう、あの現象は・・・) そんな時、ふと窓の外を見ると、下の部屋に住む美人のOLさんが帰ってくるのが見えた。 (いいねぇ!最後にあの人で試してみよう!) 「イックぅ!」 すると、俺はあのOLさんになっていた。 目の前には俺の部屋一つ上の階の部屋の扉が見え、鍵穴に鍵が刺さっている。 どうやら鍵を開けようとしたときに俺に乗っ取られたようだ。 (おぉっ!成功だ!なるほど、距離が近くないとダメなんだな) 早速彼女の部屋に入ると部屋を物色した! 「うわぁ!名前も知らないOLのお姉さまのパンティ!今はこれが俺、いえ、私の物なのねー!フガフガ!」 OLのお姉さまの部屋でパンティを被ったりしてオナニーを楽しんでいると、誰かが玄関に入ってきた。 「杏奈、帰ってるの?」 どうやらルームシェアしているようだ。 (おそらくおまたイクと元に戻るんだよな) 慌てて俺はそのままイッた。 「あぁ・・・最高・・・」 玄関からその女がここに歩いてくる足音が聞こえる。まだ戻らないのか!?と思ったら頭がクラっとして気絶し、気が付くと俺の部屋に、元の体に戻っていた。 「ルームメイトがいたのか。もう一人はどんな顔してるんだろう?確かめたいけど俺があの部屋に行っても怪しい男だと思われちゃうしな・・・そうだ!」 再び俺は美樹さんを思い浮かべながらオナニーをしてイッた。 気が付くと俺は再び美樹さんになっていた。手には掃除機が持たれている。 「よし、再び合体!美樹さんを使って確かめよう!」 そう言って掃除機を投げ出してガッツポーズをとった俺は、サンダルを履いて美樹さんの部屋を出ると一つ上の階に向かった。 「どうせ恥ずかしいのは俺じゃないしな!」 俺は躊躇なくOLさんの部屋の呼び鈴を押した。 「どちら様ですか?」 インターホン越しにあのOLさんのルームメイトとおぼしき女性の声が聞こえる。 「あの、お・・・いえ私、HNKの者ですが、今月の受信料金の徴収に参りました」 俺は適当にそう言ってみた。 「はい、いま開けますね。あの、確か、HNKの受信料は振り込みにしてたはず・・・」 玄関が開く音が聞こえたのですかさず俺は物陰に隠れて様子を伺った。 すると部屋のドアが開き、これまた美しい女性が顔を出した。 そして怪訝な表情で辺りを見回すと、首を傾げてドアを閉めた。 (よし、バッチリ顔を覚えたぞ!) そのまま美樹さんの部屋に戻った俺は、試しにこのままそのルームメイトのことを思い浮かべながらオナニーをしてみた。 「あっ、イクっ!」 気が付くと、俺は先ほどのOLの部屋に立っていた。目の前にはあのOLさんがいる。 下をみると、俺はさっき見たルームメイトの着ていた服を着ている。 「よし、ルームメイトになれたんだ・・・」 俺は自分の胸を揉みながらそうつぶやいた。 「・・・?由美、ルームメイトになれた、なんて、私たちこの三年間ずっとルームメイトじゃない。それにどうしたの急に自分の旨なんか揉みだして・・・?」 OLが不思議そうな表情で俺にそう話しかけてきた。 (なるほど、今の俺は由美って名前なのか・・・って、とりあえずごまかさないとな!) 「え?あ、あぁ、そう、三年間ルームメイトでいられて嬉しいなって感慨に耽ってたのよ!あぁ、ブラがキツいわ!ちょっと着替えてくるわね!」 と、言った俺は、扉に「YUMI」と書かれた部屋に駆け込んだ。部屋には由美が映っている雑誌が転がっていた。 「へぇ、モデルさんだったのかぁ!かわいいなぁ!えっと、今の俺はモデルの佐伯由美さんかぁ、えへへ」 服を脱いで下着姿になった俺は、壁に掛けられた鏡を見ながらニヤけてしまった。鏡の中の由美さんもニヤける。 「私達、一心同体だね、由美嬉しい!」 鏡に向かってそう言うと、俺は鏡に映る由美さんとキスをした。 「いやん、由美、はずかしい!」 そう言って鏡を抱きしめる。 「克彦くん、愛してるわぁ!」 そのまま鏡の角に股間を擦り付けてカクカクと腰を振った。 鏡は由美さんの唾液でベトベト、股間は彼女の愛液でグショグショだ。 その時、部屋にあのOLが入ってきた。 「由美・・・なにやってるの?」 俺は驚くOLを無視して床に投げられた由美さんの服を持つと下着姿のままマンションの部屋を飛び出した。 そして、そのまま俺自身の部屋の呼び鈴を押した。 「あなたに一目惚れしてしまったの〜!」 俺は玄関に出てきた俺自身に抱き付いた。 先ほどの鏡プレイで股間が熱くなっていたので、我慢できなかったのだ。 どうせ共働きの母親は夕方まで帰ってこない。 そのまま俺と俺自身はエッチに突入した。 エッチが終わると、自分の体に戻るまでタイムラグアあるので、急いで服を着て部屋を後にした。 そのまま元の部屋に戻ろうと歩いていると、マンションの廊下でクラっとめまいがして俺は気絶した。 途端に俺は俺自身の体で俺の部屋で目が覚めた。 (そうだ、この際、あのOLさんともエッチしよう!) そのまま俺はOLさんを思い浮かべながらおナニーをしてイッた。 気が付くと、俺はマンションの廊下に立っていた。下をみると由美さんが気絶している。 どうやら様子のおかしい由美を探しに部屋を出たところだったようだ。右手は由美さんの肩にかかっている。 俺は廊下に倒れている由美さんをこのまま放置して、マンションの外に出た。 彼女のハンドバックを漁ると免許証と社員証があった。 「へぇ、私、田中紘子って言うんだ!さすが証券会社にお勤めのエリートさんだ、結構お札入ってるな、お、プラチナカード・・・でもサインとか暗証番号とか面倒だからカードは使わない方がいいだろうな」 このままコスプレショップに入った俺は、彼女のお金で大量のエッチな衣装を買い込むと、試着室でエロエロなレースクイーンの衣装に着替えてそのまま店の外に出た。 道行く人の好奇な視線やいやらしい視線が何だか心地いい。 スタイルもいいこれだけの美人だ、少しエッチなポーズや仕草をしてやると、男たちは鼻の下を伸ばしてニヤけている。 (なんか楽しいな、でもこの美人エリートOLの紘子さんが、こんな格好して街を歩かされてるなんて本人が知ったら卒倒するだろうな) そのまま紘子さんとして俺自身の部屋を訪ねた俺は、俺自身を相手にコスプレ撮影会をした。もちろんコスプレオナニー撮影もコスプレハメ撮りも堪能した。 次に同じことを由美さんでも、最後に美樹さんでも行ったのだ。 「あぁん!美樹、イッちゃう〜!」 バドガールの格好のまま美樹さんの身体で彼女の部屋に行った俺は、そのまま、彼女の部屋のベッドでオナニーをしてイッた。 気が付くと俺は、元の体に戻っていた。 「今日は楽しかったな!さすがに今日はクタクタでもうオナニー出来ないよ!」 そう言って欠伸をした俺は、隣の部屋から聞こえる美樹さんの「キャー!何で私こんな恰好を!?」という叫び後を聞くのだった。 END |