不思議なアプリ2

作:ecvt


エレベーターを出ると、直帰のハズの伊藤課長が会社に戻ってくるのを見つけてしまった。
慌てて物陰に隠れた俺は変身アプリを解除すると、伊藤課長の後をつけた。
(あちゃー、田中に俺の仕事やらせてるのバレるとマズいな・・・ん!?)
俺がそんな事を考えていると、メールが届いた。
(なになに、新アプリダウンロードのお知らせ・・・遠隔操作アプリり・・・?ほう、これは使えるな)
オフィスに着いた伊藤課長は、田中のデスクに置いてあった俺がまかせた資料に目がいって怪訝な表情を浮かべた。
「田中君!なんでこの資料がここに!?」
伊藤課長は資料を手に持ち、怒りの表情でコピー機のところにいた田中に声をかけた。
田中は「え?」と、面食らった表情を浮かべていた。
(マズい!遠隔操作アプリ起動だ!)
伊藤課長が話している途中で俺はアプリを起動し、そのアプリの起動画面から電話帳を開いて伊藤課長の携帯に電話をかけた。
伊藤課長は携帯に出た。
「はい、ひっ・・・!」
電話に出た途端、携帯からファックス受信時の様な奇妙な音が出た。
すると、あのコンタクトレンズを通して視界が二つ認識出来るようになった。
どうやらこのもう一つの視界は伊藤課長のもののようだ。
伊藤課長は先程までの怒りの表情から一転、惚けたような無表情となった。
「よし、これで伊藤課長は俺の分身になったわけか!」
俺がそう呟くと、
「よし、これで伊藤課長は俺の分身になったわけか!」
同時に伊藤課長が俺と同じ表情でそう呟いた。
伊藤課長の怒りの声に慌てて課長の前にやって来た田中は突然ワケのわからない台詞を言い出した課長に驚いてキョトンとしていた。
(失敗失敗、伊藤課長の方を別に動かして・・・)
「何でもないのよ、そうそう、なんで加藤君から任された資料が乱雑にあなたのデスクに置いてあるのかを叱ろうと思ったのよ!加藤君に失礼だから大切に扱いなさい!」
俺は伊藤課長を使ってそう言わせてやった。
「あ、は、はいっ、すみませんでした!」
田中の奴は悔しげな表情を浮かべて伊藤課長に謝った。
「これからは加藤君の言うことは私が言うことと同じと考えて彼を敬い、尊敬なさい!」
俺は課長にそう言わせる。
「は、はい・・・」
(はっはっは、いい気味!確かに今は俺が課長そのものなんだからな!)
伊藤課長も俺と同様に満足気な表情となった。
(真面目な課長としては、思いのほか外の仕事が早くおわったので、オフィスに戻ってもう一仕事こなそうと考えてたようだけど、今の伊藤課長の意思は俺だからな!)
「じゃ、あとよろしくー!」
俺は伊藤課長を操ってそう言わせると、オフィスの外に出した。
課の皆は、課長が一体何の為に戻ってきたのかと首を傾げていた。

それから伊藤課長の記憶を使って彼女の部屋に上がり込んだ俺は、伊藤課長を自在に操って完璧なるご奉仕セックスや伊藤課長の身体の感覚を感じながら女の快感も堪能したのだった。
「「ふがっ、どちらも俺だから・・・痒いとこに手が届いて・・・あふっ、も、もう最高だな!」」
69の体勢で互いの気持ちいい所を刺激しあっている俺と伊藤課長。
そのどちらもが俺だなんて、他の誰にも想像出来ないだろう。
「でもまさか、あの課長がレズだったとはな・・・どおりで男に厳しく、男っ気が全然無かったワケだ!せっかく美人で巨乳なのにもったいない!俺が有効活用してあげますからね・・・!あ」
伊藤課長はそう言いながら体勢を変えると、パイズリしながらフェラを始めた。
「はぁーん!どうかしら、この私の巨乳パイズリは?巨乳の有効活用方法といえばコレよね?私、思春期に巨乳をからかわれて男嫌いになったみたいなんだけど、こんな有効活用方法がわかって嬉しいわ!」
本来の課長なら卒倒ものだろうけど、俺はワザと嬉しそうに課長に言わせてみた。
あの伊藤課長を自分の思い通りにしているコトに興奮した俺のチン○は一気に爆発して課長の顔にブチまけてしまった。
「あぁ、美味しいわぁ、あなたのザーメン・・・」
課長は俺の思い通りに動いて手で俺のブチまけたザーメンを拭き取ると、美味しそうに舐め回した。
「でも、そんなに巨乳がコンプレックスだったなんて、これでコンプレックスは解消されましたか、課長?」
俺はニヤニヤしながらザーメンを舐め回す課長にそう問い掛けた。
すると突然課長は立ち上がると、
「ハーイ!加藤様のおかげで巨乳の有効活用方法がわかり、コンプレックスは解消されましたぁ!ありがとうございますぅー!巨乳っ、最高っ!巨乳っ、最高っ!らんららんららん!」
と言ってガニ股で巨乳を両手で掬い上げたり乳首を摘まんだりしてバカみたいに踊り出したのだった。
「あっはっは!喜んでくれてなによりですよ!」
それからは安全日だという課長にバックから突っ込んだり、騎乗位で課長だけ動かしたりしてどちらの快感も楽しみながら何度も絶頂を味わった。
「あはぁーん!男のチン○って最高っ!もっと突いてぇ!あなたのテクって世界一よ、あなたはこの世で最高の男、最高のチ○ポよ!」
「あっはっは、照れるなぁ!」
なんてありえない会話をしながらのセックスは、俺をかなり満足させるものだった。

事後、課長の体を操作して片付けをさせ、裸エプロンで料理を作らせた。
「はい、あーん!」
あの課長に料理を口に運ばせるのを楽しんでいると、部屋のインターホンが鳴った。
(これは課長の恋人の有坂みどりさんじゃないか!CAなんだよな!)
俺は課長の目でモニターを見ながら課長の顔でニヤリと笑みを浮かべた。

つづく??




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