憧れの上司3

作:ecvt


「ああっ・・・奥さん・・・」
「いいわっ・・・大五・・・宮田さん・・・!」
俺、宮田大五郎は、一回だけという約束でお隣の奥さんとエッチをしている。

というのも、坂井主任とのデートの予定だったが、急な仕事が入ったと坂井主任から連絡が入り、ヒマをもて余していたいたところに、彼女の方から訪ねてきて、一度だけエッチして下さい、と、懇願されたのだった。

(うはぁ・・・気持ちいい・・・確かにこの前見かけてから、ずっといいなぁ、と思ってたけど・・・ラッキーだな・・・)
俺は激しく腰を動かしながら、そんなコトを考えていた。
現在、坂井主任と付き合っているが、今日の行為は彼女を裏切ったことにはならないのだ。


前回の一件から、俺達は話し合い、彼女から、束縛し過ぎは良くないからと、ある提案を受けたのだ。

それは、交際するのではなく、一度限りのエッチは浮気と見なさない。ただし、気になる女性がいたら、隠さずに必ず坂井主任に教えること。

というものだった。
俺はその提案を快諾し、坂井主任と
「この前見かけたお隣の奥さんって、色っぽくてイイよなぁ!」
「あら、正直に言ってくれたから、彼女と一度限りのエッチだったら許すわよ!」
「でも、彼女が相手にしてくれないと思うケドね!ハハハ・・・!」
なんて与太話をした矢先のことだったのだ。


エッチが済むと、奥さんは、「欲求不満で疼いていた変態な私を満足させてくれてありがとう!あなたとは一度きりよ。恋人の方を大切になさってね!」と言い残して去っていったのだった。

(そういえば、名前もきかなかったな・・・でも、あんな風に見えて、欲求不満だったりすると、こういうこともあるんだなぁ!女心って不思議なもんだな・・・)
そんなことを思いながら、なんとなく、お隣の一軒家に戻った奥さんを二階の窓越しに見かけたので眺めていると、奥さんは、自分のクローゼットを次々と乱暴に開け、セクシーな下着や服に次々と着替え、それを鏡に映して、一人セクシーファッションショーを始めたのだった。

それから興奮してきたのか、彼女はセクシーな格好のままでオナニーを始めたのだった。
(おぉっ!まだ欲求不満なのかなぁ・・・しばらく眺めてよう!)
一瞬、彼女の口が、「大五郎!」と言っているような感じがしたが、知り合ったばかりの彼女が、俺の名前を叫んでオナニーする訳がない、叫んでいるのはきっと旦那の名前なんだろうと思い直した。

しばらく彼女の様子を眺めていると、そのうち彼女の家の玄関先に回覧板らしきものを持った清楚そうな主婦が訪ねてきて、玄関に入っていった。
(へぇ、あの女性も綺麗だなぁ・・・でも、お隣の奥さんはあのセクシーな格好のままお客を招き入れたぞ!なんか回覧板持ってきた女の笑顔が引きつってるな・・・)
そんなコトを考えながらリビングあたりの窓を眺めていると、とんでもない光景が目に飛び込んできたのだった。

お隣の奥さんは、リビングのソファーに座っている訪ねてきた女性の真横に座ると、半ば強引にキスをしたのだった。
(なにぃ!?彼女、ああ見えてバイセクシャルだったのかぁ!なんか白戸を思い出すなぁ・・・)
始めは激しく抵抗していた女性だったが、お隣の奥さんのテクニックに屈したのか、そのままレズエッチに突入したのだった。
(うわぁ!生でレズエッチなんて初めて見たなぁ!でもあっちの女性も美人な上にスタイルも良くていいなぁ・・・)

そのうち、彼女達は絶頂に達したようだった。
その時、お隣の奥さんと目が合った気がした。
お隣の奥さんは、床にグッタリと崩れている女性をそのままにして立ち上がると、電話を手に取った。
すると、俺の携帯電話が鳴った。
画面には知らない電話番号、ゴクリと唾を飲みながら電話に出ると、相手はあのお隣の奥さんだった。
「あなた、ずっと見てたのかしら?」
と、彼女。
「す、すみません・・・」
俺は小さな声でそう答えた。
「全然いいのよ!だって、恥ずかしいのは俺じゃなくてこのおん・・・じゃなかった、私は見られても恥ずかしいなんて感じないタチだから気にしないでちょうだいね!ホラホーラ!」
奥さんは窓に向かって全裸のまま股を広げてセクシーダンスを踊ったのだった。

「あ、そ、そうなんですか・・・」
(か、彼女もなんかイメージと違うなぁ・・・女って、なかなか男には理解出来ないものなんだなぁ・・・)
「ところであなた、私だけじゃなくって、ずっとこっちの女にも見とれてたでしょ?」
と、奥さんは聞いてきた。
「ま、まぁ・・・彼女、スタイル良くて美人ですよね・・・」
俺は、図星だったので思わず正直にそう答えてしまった。
「まったく・・・待ってて、彼女もあなたのコト好みだって言ってたから、そっちに行かせるわ!じゃあねー!」
彼女はそう言って電話を切ると、気絶したかのようにバタッと床に崩れ落ちたのだった。
すると今度は、もう一人の女性がカッと目を見開き、立ち上がると、リビングにある姿見の前に立ったのだった。

そして、まるで珍しいものでも見るかのような感じて鏡に映る自分の顔を撫で回しながら覗き込むと、色々とセクシーポーズをとったのだった。

それから床に落ちている服を拾い上げて着込むと、遠くの窓越しに見つめる俺に向かって手を振りながら投げキッスをしてきた。

俺は照れ笑いしながら手を振り返すと、彼女は床に倒れ込んでいる奥さんを無視してイソイソと家を出た。
そして、スカートを捲り上げると、その清楚なイメージ似つかわしくない、がに股でダッシュして俺のマンションに向かってきたのだった。

俺の呼び鈴が押されてドアを開けると、先程の女性が息を切らせながら立っていた。
「はぁっ、はぁっ・・・こんにちは!私は・・・うん、西山美嘉っていいますの!よろしくね!大五・・・宮田さん!」
彼女はニコニコしながらそう名乗った。
「ど、どうして俺の名前を・・・?」
俺は咄嗟にそう言っていた。
「あ!・・・あぁ、お隣の奥さんに聞いたのよ!あなた、エッチが上手いんですって?私、この後出掛けるの予定だったらしいんですけど、急にあなたとエッチしたくなったんで駆け付けてきちゃったの!どうか一度だけ抱いてちょうだい!」
玄関に入るやいな、そう言って服を脱ぎ出した美嘉さんは、俺にキスをしてきた。
(出掛ける予定だったらしいって、自分のコトじゃないか・・・でっも、一度だけのエッチなら浮気じゃないんだよな!)
俺に断る理由は無かった。
俺達はそのままベットインしたのだった。


「あぁっ、美嘉さぁーん!」
「イクぅぅぅぅぅぅうっ!」
二人は、美嘉さんと出掛けるハズだったとみられる人からの着信を何度も無視し、何度も何度も絶頂に達したのだった。


「ピンポーン」
二人がベッドでイチャイチャしていると、頼んでいたピザが届いた。
体にバスタオルを巻き、二人でピザを受け取りに行くと、届けに来たのは若い健康的な女性だった。
(おっ、こういう若い娘もカワイイな・・・!)
俺がピザ配達の若い娘に見とれていると、横にいた美嘉さんが、急に青ざめた表情になった。
「・・・!?私・・・由美子と出掛けるハズだったのに・・・何でこんな・・・!し、失礼します!!」
そう言った彼女は慌てて服を着込んで自分の携帯を持つと、イソイソと部屋を出ていったのだった。
(・・・?自分から誘っておいて何言ってんだか・・・まさか、俺がピザ配達の若い娘に見とれてたから怒っちゃったのかな?うーむ、女心はわからん!)
「ま、いっか・・・で、おいくらですか?」
俺はピザ配達の娘にそう聞いた。
「えっとぉ、2900円です!ご一緒にドリン・・・ご一緒・・・ご・・・」
そう言いかけた彼女は、急に白目を剥いて苦しみだした。
(な、なんだ・・・?喉に何か詰まったのか?)
そして、一瞬真顔になった後、すぐに営業スマイルに戻ると、
「・・・ご・・・ご一緒にわたくしはいかがですか?ご一緒にご賞味頂ければこちらのピザは無料にいたしますわ!」
と、言って制服のポロシャツのボタンを外していき、胸の谷間を俺に見せ付けてきた。
そしてスカートを捲り上げると、パンティ越しに指で股間を擦ってその指を俺の口に当ててきたのだった。

「え・・・!?な、何を・・・?」
俺は内心嬉しかったが、戸惑ったフリをしてそう言った。
「あなたに一目惚れしてしまったのぉ!一度だけでいいから、抱いてちょうだい!お願いよぉ!」
彼女は制服を脱ぎながら俺に迫ってきた。
(マ、マジかよ・・・!ラッキー!)
俺のその若い娘ともエッチしたのだった。


「はい、宮田さん、あーん!」
「あーん!」
「おいしい?」
「おいしいよ!」
「きゃーん!嬉しい!」
エッチが終わった俺は、彼女に「あーん」と口に入れてもらいながらピザを食べさせっこしてイチャついていた。
「そういえば君、配達の途中だったんじゃないの?」
俺は彼女の肩を抱きながらそう言った。
「ああ、そんなのどうでもいいのよ!この一件でこの人・・・いえ、私はクビになるかもしれないけど、今の私にとってはそんなコトどうでもいいことなのよ!」
そう言うと彼女は俺にキスをしてきた。
(へぇ・・・今時の娘っていうのはそういう感覚で仕事しちゃってるのかねぇ・・・)

しばらくじゃれ合っていると、彼女は
「じゃ、そろそろ彼女の仕事も終わる頃だと思うので、戻りまーす!」
と、妙なことを言いながら立ち上がり、制服を着込んだのだった。
「では、わたくしのご利用ありがとうございました!またのご利用をお待ちしておりまーす!」
と爽やかな営業スマイルでそう言うと、部屋を去っていったのだった。

その後、窓から外を見ていると、慌てた様子の彼女が電話をかけながら大きな声で必死に謝っている様子が見えた。
(・・・?どうでもいいって言ってたのに・・・なんだかなぁ・・・)

その時、坂井主任から携帯の着信があった。
今、仕事が終わったのでこちらに向かうということだった。

(あぁ!やっと坂井主任に逢える!でも、今日は妙な日だったなぁ・・・まずはお隣の奥さんから始まって、美嘉さん、ピザ配達の娘と、何かが伝染していったように・・・まさか・・・!)


仕事を終えて、俺のマンションにやってきた坂井主任とエッチをしながら、俺は今日のことを全て報告した。
「・・・妙な日だったよ・・・何でだろうね?」
俺は、俺に突かれながら喘いでいる坂井主任にそう言ってみた。
「さ、さぁ、なぜかしらね?あぁん!そ、そんなコト、妙に考え過ぎなくていいんじゃなくって?それよりも、もっと激しくしてちょうだい!はぁん!」
彼女は喘ぎながらも、話を逸らすかのようにそう言ってさらに激しく腰を動かした。
「俺、何故だか判った気がするんだ・・・!」
俺は言葉を続ける。

「な、何かしら?はぁん!そんなの興味ないわ・・・それよりもっとエッチに集中しましょう!」
どことなく彼女の声が焦っているように聞こえる。
俺はまとまった考えを坂井主任にぶつけてみることにした。
「きっと・・・」
「何かしら・・・?」

「・・・俺には女性を虜にする独特のフェロモンがあるのかもしれないんだ!それで、それが最初にお隣の奥さんに、そして美嘉さん、ピザの配達の娘に伝染して発情させちゃったのかもな!どう?当たってると思うんだけどなぁ!」
俺はそう言った。
「ハ・・・ハハ・・・そうよ!きっとそうよ!あなたってすごく魅力的ですもの!あなたにかかれば誰もが発情しちゃってもおかしくないわよ!」
坂井主任はなぜか嬉しそうにそう言った。
「あぁっ・・・坂井主任にそう言ってもらえると、すっごく嬉しいです!坂井主任ーっ!」
「あぁ!宮田くぅーん!」

二人はそのまま更に激しいエッチに突入したのだった。

俺はその時、あるもうひとつの考えが浮かんでいたのだが、そんな訳がないと彼女には言わなかった。

でも、まさか・・・?

END



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