ぼくだけの☆亜里紗LIVE(アリサライブ)!
 作・JuJu


【CURTAIN CALL(カーテンコール)】

 人形をまどかに返してから時は過ぎ、季節は秋に入った。

 まどかは亜里紗がエッチな人形だったと悟(さと)ったらしく、水着の仕事も進んでこなすようになった。男など単純な物だ。エッチな水着の仕事も引き受けるようになると男性ファンが一気に増えた。

 ちなみに初めてのセッ○スした日から、週に一度は亜里紗になったまどかとセッ○スをしている。

 そんなある日。ぼくはふと、亜里紗と綾子さんとの関係はどうなったのだろうと疑問に思った。

 そこで亜里紗とのセッ○スの最中に訊ねると、彼女はあえぎながら答えた。

「実は綾子さんともセッ○スをしているの……」

 人形を返した次の日。まどかが亜里紗に変身して事務所に行くと綾子さんからセッ○スを迫られたというのだ。ぼくとのセッ○スが忘れられなかったまどかは、綾子さんに流されるままにセッ○スをしたのだという。

 アイドルの時は綾子さんから、プライベートの時はぼくから、亜里紗はふたりから体をもてあそばれていたのだ。

「亜里紗ちゃんはぼくのものになったはずなのに、なに勝手に綾子さんとセッ○スなんてしているんだよ」

「だって……」

「しょうがないなぁ。今度綾子さんにぼくのことを紹介してよ」

 あわよくば、ぼくと綾子さんのふたり掛かりで亜里紗をエッチに責めようと画策したためだ。

「うん。実は綾子さんも亜里紗に男の影があることに気が付いているみたい。それで、『その男(ひと)と一緒に亜里紗のことを可愛がってあげるから、今度その男を紹介しなさいよ』と言われているの」

 なんだ綾子さんも同じ考えだったのか。しかしそれならば好都合だ。

 アイドルと、そのアイドルのプロデューサー兼マネージャーとの3Pなんて、すごくエッチだなあ。

    ♪  ♪  ♪

 亜里紗とのセッ○スの後。ぼくはHホテルを出て、ひとりで雀翔プロのある商店街を歩いていた。

 思えばあの人形を拾ってから、ぼくの生活は一変した。

 童貞だったぼくがあこがれのアイドル亜里紗とセッ○スができた。

 ぼくとと亜里紗と綾子さんの三人のセッ○スが今から楽しみだ。

 綾子さんは亜里紗の正体が小学生のまどかだなんて思いもしないだろう。もしもセッ○スの相手の正体が小学生だなんて知ったらどれほど驚くだろう。

 そう思うと無性におかしくて、ぼくは歩きながらニヤニヤとしてしまう。

 それにしても亜里紗の中のまどかはまだ小学生なのに、三人でするセッ○スまでおぼえちゃっていいのだろうか。

 とにかくアイドルと美女と一緒にセッ○スができるなんて夢のようだ。

 これからも亜里紗と綾子さんとのセッ○スの日々はずっと続いていくのだろう。

 ああ、ぼくは幸せだ。

(おわり)



☆☆☆ クランクアップ! 二〇二一年 二月二十八日 ☆☆☆











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