ヒ・メ・ゴ・ト 作:Howling 「んああっ!!!ああっ、あっ、あっ、い、いいのぉ・・・・」 マンションの一室。1人の女性が一心不乱に自らの身体を弄っている。 背中まで伸ばしたストレートの黒髪の美女だ。 歳は40手前とは思えないほど若く、20代後半と言ってもいいほどの美貌を誇っていた。 彼女の名前は三津屋明美。 この家に1人住む女性だ。 薄紫のセーターに焦げ茶色のロングスカート、それらが部屋中に散乱している。 本来、彼女は清楚な人となりなのだろう。そんな彼女が、 下品に顔をゆがめ、舌を伸ばしながら自慰に耽っている。 汗がほどばしり、それに併せて女性特有の色香を放っている。 「ああっ、いい、いい!私ってこんなに淫乱なのぉ・・・?」 「えへへ・・・そうよぉ。これが貴女の本性よ。イキ狂いなさい!さあ!!」 こともあろうに、独り芝居までして興奮を高めている状態だ。 秘部にねじ込んだ指の動きが激しくなる。 その手は、すでに愛液で激しく濡れそぼっていた。 「ああああああああ!!!!イッくぅぅぅぅんんん!!!!」 天を仰ぎ、明美は絶頂を迎えた。 部屋で四つん這いになりながら、倒れ込む明美。 はぁはあと肩で呼吸しながら余韻に浸る。 「ああ~・・・・・気持ちよかったぁ・・・・」 明美はそう言うと、自分の背中に手をかける。 すると、その背中の皮膚が縦にぱっくりと割れていく。 その割れ目は広がり、中には別の肌色が見え始めた。 その中身が出てくると、豊満な明美の身体は、抜け殻となっていく。 中から出てきたのは、彼女より一回り若い男だった。 高校生くらいだろうか。その男、いや少年は慣れた手つきで皮を脱いでいく。 そのまま、今度は脱がせた下着や服を着せ直していった。 あっと言う間に、服を着た、抜け殻状態の明美ができあがっていた。 「今日も気持ちよかったよ、おばさん・・・」 なんと、彼は明美の甥っ子だった! 彼の名前は月野達彦。 高校生で、明美の甥にあたる。 彼は、慣れた手つきで明美の服を整え、ソファに寝かせたうえで部屋を出て行った。 しばらくして、抜け殻だった明美の身体は徐々に膨らんでいく。 すぐに元通りの明美の身体に戻った。 「う、うん・・・・」 明美はうつらうつらとしながら目を覚ます。 そして、何を思ったのか、笑みを浮かべていた・・・・・ 達彦は、家に戻り部屋に入ってスマホを見る。 見ていたのは、皮を着て明美に成りすましていたときに撮影した自撮り写真だ。 その中には、今日撮影したものもある。 明美は、達彦の母親である果穂が姉妹で同じマンションの別室に住むせいか、互いが頻繁に行き来しているほどの仲良しだ。 控えめでしとやかといった雰囲気の母とは違って快活で奔放な性格だった。 以前から、達彦はそんな明美に対して憧れを抱いていた。 美貌、性格両方の面から。 彼女をおかずにオナニーしたことも数知れずだ。 そんなある日、彼はネット上である道具の存在を知ってしまう。 それはあろうことか、人を皮にする吹き矢だった。 ネタだろうと最初は思ったが、物は試しとその吹き矢を購入した。 そして明美に試した結果・・・・本物だったと知ることになる。 達彦は、明美を最初に皮にしたときのことを今でも鮮明に覚えている。 吹き矢を当てた瞬間、豊満な明美の身体が抜け殻になっていく。 手に取ってみると、手触りは人肌そのもの。 生暖かくほんのり湿っぽい感覚。 服を何とか脱がして、匂いを嗅ぐ。 皮の表から、内側に至るまで。 恐る恐る舌を伸ばし、味わう。明美そのものを味わうように堪能した。 顔の部分を手に取る。 目や口が空洞になっているにもかかわらず、訴えかけてくるよう。 『ねえ達彦くぅん。ワタシを着て・・・ワタシを味わってぇ・・・』 そして服を脱ぎ、脚から入れていく。 腰まで着終えると、サイズが合わないはずの脚がもこもこと音を立てて変化していく。 一瞬で達彦の脚が魅惑的な曲線を描いた美脚へ変化する。 そのまま腕を通し・・・・明美の豊満な胸が自らのものになっていく。 衝動的に揉み上げる。 突き抜ける快感が達彦を刺す。 息を荒げながら、一気に顔を被る。 そのときには、完全に明美の姿になっていた。 そこから、衝動の赴くままに明美の身体を貪るのにためらいはなかった・・・・・ それからというもの、明美のところに行っては、時折彼女を皮にして 女の快楽を堪能するという日々を送っていた。 翌日、学校から帰ったところで、ラインが届いた。 『やっほー達彦くん♪珍しい紅茶が入ったの。よかったらうちでお茶でもどうかしら?』 明美からだった。 こうした誘いは珍しくもない。実際、明美の紅茶は美味しい。 達彦は、二つ返事でOKした。 「いらっしゃい達彦君。さ、入って入って。」 明美の部屋に入るなり、驚く達彦。 何と明美の格好は紫色の身体にぴったりフィットしたタイトなワンピースだった。 彼女の豊満な肢体を余すことなく見せつけている。 年齢を感じさせないほど似合っているのが驚きだ。 「あ、明美おばさん!?その格好・・・」 「部屋が暑すぎたからちょっとね~。」 「だからってそんな・・・」 「ま、誰かに見られてるわけじゃないし、さ、入って入って」 半ば押し込まれるように招かれる達彦。 香水の香りがしてくる。 彼女の表情は妙に明るい。それどころか、少しにやついているといった感じだ。 からかわれてるんだろうか? 普段のように、居間のソファに招かれる。 この部屋にいるのにも慣れている。 普段こうして招かれるだけでなく、彼女の皮を着て過ごすのもこの部屋だからだ。 「待っててね。すぐ淹れてくるから。」 そう言って、明美は台所へ入っていく。 その後ろ姿を見つめる達彦。 背中の露出も激しく、色気に満ちている。 何を考えてるんだろう??? 「さあ、どうぞ。」 紅茶とクッキーが置かれる。 その横に、明美が座った。それも密着気味に。 妙なまでのアプローチにどぎまぎする達彦。 「あ、あのおばさん・・・・???」 尋ねようとする達彦を遮るように明美は言う。 「ねえ、達彦君に観てもらいたいものがあるんだけど・・・」 明美は、タブレットを取り出し、テーブルに置いた。 そして、ある動画ファイルを再生する。 「・・・・!?!?」 達彦は、それが何なのかすぐに理解し・・・・青ざめた。 この部屋の様子を収めた映像には、明美が全裸でオナニーに耽っている様子が 映っていた。 淫靡なボイスが部屋中に響き渡る。 そして、一通り事を終えた後、彼女を脱いでいく自分の姿も・・・ 「どうだった・・・・?私の身体」 愕然とする達彦の耳元で、明美が囁く。 目の前が真っ白になる感覚に襲われる達彦。 明美に今までのことが完全にバレている! どうしたら・・・・!?!? 「うふふ・・・聞くまでもないか・・・・ あんなに激しく乱れちゃって・・・私って変態みたいね。 それとも、達彦君が変態なのかしら? 達彦君もやっぱり牡なのね。こんなおばさんに興奮しちゃうなんて・・・ そのせいか・・・元に戻してもらってから、私も体中疼いてね・・・改めてオナニーしちゃった♪」 意地悪く笑みを浮かべる明美。 「ご・・・ごめんな・・・さい・・・・」 震える声で俯きながら、達彦は口を開いた。 その様子をじっと見つめる明美。 「明美おばさん・・・綺麗・・・・だから・・・その・・・」 なおも俯く達彦。 そんな彼を明美は・・・抱きしめた。 ぎゅっと、慈しむように頭を撫でさえもした。 「うふふ・・・いいのよ。」 「え?」 「別に勝手に外に出て何かしたわけじゃないし、私と達彦君の仲でしょう?ずうっと前から感づいてたわよ。」 「あ、いや、その・・・・?」 「私になりたいくらい好きだなんて逆に照れちゃうわ。私もまだまだ捨てたものじゃないわね。」 「・・・」 「でもすごいのねあの吹き矢。本当に人を皮にして着るなんて・・・・ねえ、今持ってきてるの?」 「え?」 「だから、人を皮にする吹き矢よ。私にも見せて。」 「あ・・・その・・・・」 戸惑う達彦だったが、最終的にバッグの中から吹き矢を取り出した。 手に取り、愉しそうに観察する明美。 「ふぅん。すごいのねこれ。本当ただのおもちゃにしか見えないわ。」 「ま、まあ、色々あって・・・・」 吹き矢を見る明美の目に、欲望の色がきらめく。 「ねえ、達彦君。これ、ちょっと使ってもいいかしら?」 「え!?」 「いいでしょう?減るもんじゃないし。それに・・・・」 明美は達彦の手を取り、そのまま自分の胸に宛がった。服の下から直接・・・ 「な!?」 「こんな風に、いっぱい私の身体を触って、味わったんでしょう? この吹き矢での遊び、私にもさせてくれたら許してあ・げ・る。」 「ええ・・・・」 「30分だけ時間もらえるかしら?」 「え!?」 「外で時間潰してきて・・・そしたらここに戻ってきて。そのときのお楽しみよ。さ、早く!」 慌ただしく部屋から出される達彦。 明美は何をしようとしているのか??? 達彦には疑問しかわかなかった。 悶々と時間だけが過ぎていく。 『準備できたわ。戻ってきて。』 明美からのラインだった。 急いでマンションへ戻る達彦。 「はぁ・・・はぁ・・・」 「おかえりなさい達彦君♪入って~」 言われるままに居間へ向かう達彦。 「・・!?」 居間には、先ほどと同じ姿の明美と、 吹き矢を使ったのだろう、抜け殻状態の・・・女性だった。 「さ、これを着て達彦君。」 渡された皮を広げて・・・達彦は愕然とする。 「か・・・母さん!?」 なんと、明美が皮にしていたのは、彼女の姉で、達彦の母親、果穂だった! 「そう、達彦君にはお母さんを着てもらいたいの。私のためにね・・・」 「そ、そんな・・・・!」 「私ね、果穂姉とずっと前からこんなことしたかったの。でも果穂姉は生真面目だから・・・ そこに達彦君がこんな遊びをしてるって知ったらもう我慢できなくなったわ。 達彦君、私の前で果穂姉になって・・・」 訴えるようなまなざしで見つめる明美。 明美の言うように、母である果穂は美人なれど、生真面目で教育熱心だ。 達彦にとっても尊敬できる女性である。 故に、彼女を皮にするのは気が引けていた。 尊敬の対象である彼女を汚す罪悪感があったからだ。 でも、そんな彼女は今、現実に皮になっている。 達彦の最後の箍が今・・・・外れた。 「へぇ・・・・本当に果穂姉だわ。どう?お母さんと身も心も一つになった気分は?」 明美は、耳元で果穂に囁く。いや、果穂の皮を着て、彼女の服を着終えた達彦に。 今や新しい果穂となった達彦は、鏡の前でうっとりとした表情を浮かべて今の自分の姿に見とれている。 「ああ・・・・母さん・・・・」 目の前で自分の発した言葉が彼女の口から彼女の声で流れる。 別人になって鏡を見るのは二人目だったが、興奮度合いが段違いだった。 背徳感が明美の時の倍以上に感じられた。 果穂の顔で様々な表情を作ってみる。 ぞくりとする表情を浮かべる。 『うふふ・・・どう達彦?私綺麗でしょう?私の顔で、私の身体で、好きなことしていいのよ・・・』 誘惑されてる感覚になり背筋がぞくりと震えた。その表情を自分がさせているのだ。 横に立つ明美は、果穂になった達彦の顎に手をかけ、自分の方を向かせた。 「もっとこの身体を愉しんでみない?達彦君・・・いや、果穂姉・・・・」 そのまま、明美は唇を合わせる。 すかさず舌をねじ込む。 明美の舌が、果穂(達彦)の口内を蹂躙していく。 「「んっ、んっ、んふっ、んんっ、んっ・・・・」」 自然と、互いに抱き合っていた。 「ぷはぁっ・・・・」 互いの吐息が掛かる。 「もっと愉しみましょう?果穂姉・・・」 「はぁ・・・はぁ・・・はい・・・」 「そんな他人行儀じゃなくて、果穂姉になりきって、女言葉で喋って・・・・」 「じゃ、じゃあ・・・・分かったわ。明美・・・」 この瞬間達彦は、果穂になりきってそう答えた。 「あっ、あっ、ああっ、ああああ・・・・・!」 ベッド上で、2人は全裸になっている。 明美がベッドで仰向けになり、その顔面上で、果穂が腰を振って、自らの胸を揉んでいる。 「あああっ!!!い、いい!!いいわぁ!!もっと!!!」 舌をだらしなく垂らしながら快楽に溺れた表情を浮かべる果穂。 普段の知的な印象は微塵も感じられなかった。 その下で明美は、果穂の秘部を一心不乱に舐め上げてる。 「んんんっっ!・・・・ふぅ・・・果穂姉のアソコ・・・甘くて美味しいわ・・・んんんっっ!!」 さらに激しく舐め上げ、吸い付く。 「あああああっ!!!い、イク!!!!だめっ!!!」 ぶしゃああっっっ!! 明美の顔に、盛大に愛液が飛び散った。 横に倒れ込む果穂を余所に、幸せそうな表情を浮かべながら愛液を指ですくい、 一本一本舐めて味わう明美。 「んん~~~っ・・・・果穂姉の愛液美味しい・・・それに、果穂姉のイキ顔も、ゾクゾクしちゃうわ・・・」 明美は、汗だくになった果穂の頬を舐め上げる。 「ねえ、今度は私もキモチヨクして・・・果穂お・ね・え・さ・ま」 明美はねだるような口調で言う。 「分かるでしょう?私の気持ちいいところはもう・・・・」 果穂は、明美の両方の乳房を揉みし抱きながら、彼女の秘部に吸い付いていた。 がっしりホールドされたまま、快楽責めを受ける。 「ああっ!!そ、そこ!!いい!!いいわぁ!!!」 「はぁっ・・・・ねえ明美ぃ。私の愛撫、そんなにキモチイイの?」 「ええもちろんよ!クールなお姉様がこんな淫乱だったなんてゾクゾクしちゃう! だからお願い!イキ狂わせて!」 「うふふ・・・明美のイキ顔、私も興奮してくるわ。 実の姉とエッチしたいだなんて、私達、とんだ淫乱熟女姉妹ね。 貴女にはとってもお似合いだわ。もっと、もっとイキ狂いなさい!」 果穂は、明美を言葉で責めつつなおも愛液を啜る。 さらに、何度も明美に成りすましたことで快楽のツボを的確に愛撫していた。 その責めに、明美は耐えられるはずもなかった。 「んんんんんんんん~~~!!!!!!!」 明美は絶頂を迎えた。 今度は果穂の顔面に愛液がドバドバとかかる。 全身をピンと張り仰け反らせて、明美は脱力した。 顔に掛かった愛液を舐めてから明美を抱き寄せる果穂。 豊満な胸に顔を埋め、脚を絡ませ合う。 「まだイケるでしょう?」 「・・・もちろん。」 互いに濃密なキスを交わす。 そのまま、互いの秘部を密着させ、腰を振りまくる2人。 片方は異性の快楽に、もう片方は望んだ同性との快楽にそれぞれ溺れていく。 背徳感が、快楽を増長させる! 「「おおんっ!おんっ!おんっおんっ・・・・あああああああああ!!!」」 2人は天を仰ぎ、絶頂した・・・・・・ 全裸のまま、ベッドで大の字になる2人。 「はぁ~っ・・・・最高だったわ。」 「ええ本当・・・・」 「ねえ、この吹き矢で・・・もっと色々遊びましょうよ。」 数日後 「やっぱり果穂姉にはこの服似合うわ~。」 明美は、果穂の姿になった達彦にあれこれ着させていた。 普段彼女が着ないようなボディコンや ハイレグレオタード、競泳水着などなど・・・・ 「こ、こんなの持ってたの???」 「絶対似合うわよ。今度はこれよ。着たらほら、並んで並んで。」 お揃いのレオタードを着込み、写真撮影する2人。 「写真は送ってあげるから、オカズにして愉しんでね。うふふ・・・ その代わり、私を皮にしたときはこの中から好きな服着て遊んでいいわよ~。」 「はぁ・・・・」 人を皮にする吹き矢。 それをきっかけにディープな仲になってしまった達彦と明美。 今後、明美に振り回されるんだろうなと、別の意味で悶々とする達彦だった。 |