ポゼッション・オブ・リベンジ part2
作:k



アサリ
「繁華…街…………!?ま、まさかあの時の!?」

――以前、アサリとヤモトは繁華街の路地裏でヨタモノ達に襲われている。
ファック&サヨナラされる寸前にヤモトがニンジャとして覚醒、ヨタモノ達を撃退する。


しかし……おお…ブッダ!ナンタルチーヤ!
倒したヨタモノの中に邪悪なニンジャソウルが宿り死の淵から生還した男がいたのだ!
それがこのニンジャ「ポゼッション」なのである。

ポゼッション
「ヤモト=サンに今、凄い賞金掛かっているの知ってる?
 なにをやったかは知らないけど、ヤクザ相手に喧嘩を売っているらしい。
 なんでも身柄引き渡せば大金が、情報だけでもかなり弾むって話。
 そこでアサリ=サン、君に協力してもらおうと思ってね。
 ヤモト=サンの居場所なり連絡なりとれるんだろう?親友だもんね?」

アサリ
「だ、誰がそんな事!!」

ポゼッション
「君の体に憑依してヤモト=サンをおびき出させてもらうよ?
 もちろんその前にアサリ=サンのカラダで楽しませて貰うけどね……
 フィーヒヒヒww!楽しみだなぁ~んんん♪」
 
アサリ
「何を…意味の分からない…事を……」

自分の体を嘗め回すように見つめる視線に激しい嫌悪感を感じつつ、
この男かから逃げようといつでも駆け出せる心と体の準備をするアサリ。
決して運動が得意ではないアサリであったが、見る限り鈍重な男ならば追いつける事は
ないだろうと大きく息を吸い込み、後ずさりを始めた次の瞬間!
ポゼッションの眼が妖しく光りだす!!!



ポゼッション
「さぁ…こっちへ来てその可愛らしい小さな口を大きく開けてごらん…」

アサリ
「アイエッ!?…ぁ…カラダが……
 視線が反らせない…体が…勝手に動い…て…あ…ぁ…!!」

ゴウランガ!これは『ヘビニラミ・ジツ』!!
ニンジャであればそのジツに対抗するのは難しくはないが、
モータル(一般人)であるアサリ=サンには対抗する術は無い!卑劣である!!

ポゼッション
「フィーヒヒヒwwwおっとっとwww
 逃げようたってそうはいかないよアサリ=サン。
 ちょ~~~~っと判断が遅かったね。」

ザッ…ザッ…ザッ……

体が自分の意思に反してジョルリドールめいて左右に揺れながらヨロヨロと歩き出す。
声を上げようにも僅かにしか出せないので大声で助けを呼ぶこともできない。

ポゼッション
「フィーヒヒヒヒwwwいいコだ…
 実を言うとね、もうね、我慢ね、ならないんだ…ずっとおあずけくらってしまったからね。
 あの時は確かに犯したい一心だったけど今では違う意味で入りたいんだ…(ごぽっ)
 早く入りたい、早く乗っ取りたい、早く君になりたい、早くその可愛い顔を酷く歪ませたい……ってね。
 んんー♪間近で見ると本当に可愛いねアサリ=サン♪
 はぁー(くんくん)スゴクイイ匂いもする…これが”アサリ=サン”なんだねェ…」

アサリ
「ぃ、いやぁ……」

(がぼぼぼっ!ごぽぽぽっ…)


大きく口を開けたアサリに対しポゼッションはアサリの肩を掴み位置を固定する。
男女の仲睦まじいセップンか!?否!断じて否!!
これはポゼッションの得意とする『ヒョウイジツ』だ!
口内から半透明のスライムめいたポゼッションが姿を表す!キモい!

アサリ
「っっ…ぁっ…」


アサリは恐怖のあまり目に涙を溜めて身を震わせる!実際コワイ!
スライムがぶるるっと一瞬揺れた後勢いよくポゼッションの口から
大量のスライムが吐き出され、体内へと無情にも侵入していく!!



アサリ
「おおおおおおっっ…!!!!」

ズズズズズズズ……


……ずぽんっ!!





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