超電磁ロボット・デルセスV 最終話
-最終話-
「あっっ あぁン!?あ〜!いやっこんなの!!」 どういうことだ。なんで高杉が事情を知ってる!? 「お前のせいで左遷されて軍専属の研究所に飛ばされたのさ!そこで”皮”のプロジェクトに数週間前加わったというわけだ。笑ったよ、あの大橋剛士大尉がこんなことになっててね〜なかなか男を誘うのも様になってたぜ!」 腰を円を書くように回しグリグリと突き上げてくる、女好きで有名な高杉だ、こうやって女の子を狂わせてきたのだろう。 「さぁデータをたっぷり取ろうぜ!しかし萌えるな、俺の下で喘いでる女の子が元上官で男だっただなんて!!」腰の動きに加え、俺の胸にむしゃぶりついてくる・・・俺の胸に。 しかし高杉はおもむろにアレを抜き去ってしまう!? 「あっ、・・ダメ抜いちゃ。」つい言ってしまいハッとする。目の前にはして高杉の”してやったり”の表情・・・・ ・・・あぁ女の子ってこんな気持ちなんだ・・・が、我慢できない。 「た、頼む・・入れて・・くれ。」「あん??女の子がそんな口利いちゃいけないなぁ〜」 「お、お願い入れて。」 「高杉さんお願い!ユリアのアソコに入れて・・・」「フフフ」 倒錯感で痺れそうだ・・・あぁなんでこんなに感じちゃうの?き、気持ちいい!!最高!! 綾乃はほくそ笑みながらデータの取得を終えていた。 綾乃の股間は洪水のように濡れ、一人快楽の世界に浸っていく。 「綾乃、私はデータ収集にも協力したし、デルセスチームとしても充分すぎる戦果を残しているわ。元に戻してくれるわね?」 しかしそこで綾乃の発した言葉は予想外のものだった。 「今井ユリア?もう亡くなってるわ。」 「今井ユリアはね、あなたが”皮”を装着した時点でもう亡くなっていたのよ・・・・上層部は考えたわ、なにしろ彼女の存在は地球の未来に関わる。彼女を失った地球の要、デルセスとビックフェニックスの士気は落ち最悪のことも考えられる。」 「そこで私が軍と共同で開発していた”皮”を使って優秀な人材を彼女にしてしまう計画を立てたわ。」 「”皮”は私の自信作よ!!特にあなたのデータを見て間違いなく”皮”とシンクロ出来ると踏んだわ、その結果がこれよ!!」 「それにあなたももうそこまで女の子の快楽を知ってしまって元に戻りたいわけぇ??」「あっ当たり前だ!!」 綾乃の指摘は的確だった。 「そんな格好すれば男達が狂うのは分かってるでしょう??でもしてる。どうしてよ。」 俺はさらに女の子らしさが増した身体を見下ろし何も言えなかった・・・。 「3号機が訓練中に墜落??!」 ビックフェニックスに激震が走る。 しかし程なく重症ながら回復に向かっていると長官から発表され、ミナミなしで合体できないまでもデルセスチームは手堅く地球防衛の任務を果たしていた。 そして数週間後・・・・ 「ユリア大尉ただいま戻りました・・・。」「おかえりなさい。みんな待ってたわ。」代わる代わるミナミに喜びを伝えるチームメンバー。 次の瞬間俺は理解した・・・・ 「ミナミ、こっちにいらっしゃい。」彼女を傍らに寄せる。 手には後頭部にあるファスナーの手触りがあった・・・この娘も・・。 「さぁミナミまずデルセスチームの制服に着替えましょうね・・・」その様子は数ヶ月前、アヤカに手を引かれる私のようでもあった。 あぁ興奮するわぁ・・・・・ あとがき 今回でやっと終了です。 この作品、実は結構前に書かれた作品なんです。 ただ、いろいろあってこんなに時間がかかっての発表となってしまいました。 これを書いた当時、自分としては新しい要素をかなり入れた作品で満足してたんです。 例えば女の子にされた主人公に男を誘惑させるトコとか・・・でも当作の後に書いた作品にそういう要素を入れていったため、今読むと書き手としては古くを感じてしまう、ちょっとかわいそうな作品になってしまいましたね。 それとボリュームがありすぎる点も反省してます。 それと初めての皮モノなんですよ。 |