神社で……

作:愛好者




 ある神社。

 巨乳の巫女さんが掃除をしてると、一人の男の子が境内に来て遊びだした。

 巫女さんはその様子を見ながら掃除をしていた。

 すると、男の子は階段で足を踏み外してしまう。

「危ない!」

 巫女さんが慌てて駆け寄る。

 男の子の手を掴むが、自分も勢い余って階段を踏み外した。

 仲良く階段を転げ落ちる二人。

 中間にある階段の踊り場で、二人は止まった。

 気を失っている二人の口から魂が出てきて、何故かお互いの体に入ってしまった。

 巫女さんが新しい魂をインストールして目をさます。

「うーん……」

 ユサッと大きな胸が揺れる。

「あれえ?」

 巫女さんが首を傾げ、自分の体を見た。

「わー、ぼく、じんじゃのおねえさんになってる!」

 巫女さんの肉体になった男の子がはしゃぐ。

「な、なんで私がいるの!?」

 男の子の肉体になった巫女さんが目をさまし、驚く。

「あはは、からだをとっかえっこしちゃったね!」

 巫女さんが無邪気に笑う。

「ど、どうしよう……」

 男の子が慌てる。

「わーい」

 巫女さんが服をはだけさせ、胸を露出させる。

「何やってるの!?」

「え? おっぱいみてるの」

 巫女さんが胸を触る。

「やわらかーい」

「止めなさい! 勝手に私の体を触らないで!」

「やだよぉ、いまはぼくがおねえさんなんだよ。だからすきにするもん」

 巫女さんが初々しい手つきで胸を掴む。

「わあ、きもちいい」

「や、止めてよ!」

 男の子が止めようとするが、巫女さんに片手で止められてしまう。

「わあ、おねえさんのからだちからもち♪」

「うう、体格差がありすぎる」

 突然、男の子はおしっこがしたくなった。

「あ、おしっこしたい……」

「そこでしちゃえば?」

「え!?」

 巫女さんが男の子のズボンとパンツを脱がし、チ〇コを持つ。

「ほら、しーって」

「あ……」

 男の子が、初めての立ちションに快感を覚える。

「そういえば、おち〇ちんってどんなかんじなんだろ?」

 巫女さんが、おしっこを出しきったチ〇コをペロッとなめた。

「ひゃっ」

 男の子がびくんとなる。

「どうしたの?」

「あ、気持ちいいっ」

 思わず男の子が本音をはく。

「え、じゃあもっと……」

 巫女さんが男の子のアレをくわえた。

「あんっ」

 巫女さんは自分の胸を揉みながら男の子のアレをしゃぶる。

「きもちいいよおおお」

「気持ちいい……」

 二人とも快感に溺れる。

 その時、二人はバランスを崩して踊り場からまた階段を転げた。

「おっぱいがゆれるよおおお」

「きゃああああ」

 上半身裸の巫女さんと、下半身裸の男の子が転げ落ちる。

 階段の一番下で、二人が倒れている。

 巫女さんの口から男の子の魂が出てきて、男の子の体に入る。

 男の子が目をさます。

「あーあ、もどっちゃった」

 階段の途中にあるパンツとズボンをはき、男の子は帰っていった。

 そのしばらく後、むくりと巫女さんが起きた。

「これが、人間の体か……」

 巫女さんが自分の体を見る。

「狛犬として数百年、もうわしはあれは嫌だ」

 そう、男の子の魂が男の子の体に入った時に押し出された巫女さんの魂は、狛犬に入ってしまったのだ。

 そして狛犬の魂が巫女さんに入った。

「嬉しいのう、憧れだった人間、それも女になるなんて」

 巫女さんになった狛犬が、慣れない二足歩行で階段を登る。

 その顔は、嬉しさのあまりだらしなくなっていた。



おしまい



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