先生のビデオレター(後編)
作:嵐山GO


携帯電話を充電器に戻し、僕は先生を待った。
(さっきパジャマ姿を見られてるし、今更着替える事もないか・・・)
コン、コン
そんな事を考えていたら部屋のドアがノックされた。
「先生、開いてますよ」
僕が興奮状態だと思って気を使ってくれているのだろう、ノックしても
すぐには入ってこなかった。

カチャリ!
「こんにちは」
「ま、真下さん!ど、どうして?」
僕は驚きと共に、複雑に入り混じった羞恥心を隠せなかった。
「えへへ。来ちゃった。入ってもいいかしら?」
「ああ・・・いいとも。パジャマ姿で悪いんだけど」
彼女は春っぽい水色のブラウスに膝丈程のスカート、それにウールの
白いカーディガンを羽織っていた。

「先生が、お見舞いに行くって言うから・・・私も今日は妹と一緒に
出かける用事があったんで、ちょっと寄っちゃった。突然来てゴメンネ。
ほら、胡桃(くるみ)も挨拶しなさい」
そう言われて背後から、おずおずと出てきたのは小柄な女の子だった。

「はじめまして・・・真下胡桃です」
まだ小学生のようなあどけなさを持っている。ただ言われて見れば
確かに姉に似ていなくもない。
「ああ、こんにちは。冴島です。散らかっててごめん。その辺の
空いている所にでも座ってよ。今、コーヒーでも入れるから」
僕は二人の脇を抜けて部屋を出ようとした。

「ううん、いいの。すぐに帰るから。ちょっとだけお話ししようよ」
姉の方が僕の腕を掴んで、引き止めた。
「そ、そう?いいけど。あれ、そういえば先生は?」
「先生はね、お話が終わったら来るって。車の中で待ってるわ」
「そうなんだ」
(つくづく変な人だなー。真下さん一人じゃないんだから気を
使わないで、一緒に来れば良かったのに)

「この子ね、幾つに見える?15歳なのよ。幼く見えるでしょ?
今年から私たちの高校に通うの」
「へー、そうなんだ。じゃ僕らとすれ違いだね。胡桃ちゃんだっけ?
合格おめでとう」
緊張しているのか口数も少なく、怯えたような仕草の彼女に
僕は優しく声を掛けてあげた。

「うん・・・ありがとう。お兄ちゃんも大学・・・良かったね」
胡桃ちゃんは途切れ途切れの声で、そう言った。
「お兄ちゃんか。何だか嬉しいな、そういう呼ばれ方。僕は妹も弟も
いないから」
「ああ、そうだったよね。じゃ、これからも胡桃と仲良くしてあげてよ。
何なら二人、付き合ってみたら?どお?」
「お姉ちゃん・・・」
胡桃ちゃんは顔を真っ赤にして、姉のスカートの端を引っ張った。

「あはは、こんな可愛い子が彼女になってくれるなら僕は大歓迎なんだけどね」
(姉と付き合えないからって、似ている妹を選ぶなんて僕は何て最低な男だ)
「ほら、胡桃良かったじゃない。冴島君いい人よ」
「う、うん・・・お兄ちゃん。ホントに私でいいの?」
「え?」
(なんだか話しがトントン拍子で進んでいくぞ。真下さんの話ってまさか?)

「お兄ちゃん、私でいいの?」
胡桃ちゃんは黄色いミニのワンピースを着ていた。胸元の大きな黒いリボンが
揺れている。
「そりゃ、僕は嬉しいけど、胡桃ちゃんこそ初対面で
そんなに簡単に決めちゃって、いいのかい?」
「・・・うん」

「決まりね。じゃ、時間もあまりないし3人でエッチしよっ」
真下さんが満面の笑顔で、とんでもない言葉を発した。
「え・・・今、何て?」
「セックスしようって言ったのよ。駄目?ほら、この子、まだ処女だし私たちが
手取り足取り教えてあげましょうよ」
「でっ!セ、セックスって・・・何を・・・ちょっと待って、それに胡桃ちゃんの
気持ちだって・・・あ、いや。僕は何を言ってんだ?」

「お兄ちゃん・・・胡桃にセックス、教えてくれますか?」
「ほらね。妹なら大丈夫よ。子供っぽいけど、もうオナニーくらいしてるんじゃない?ねぇ、胡桃」
「う、うん」
「ね?」
「い、いや・・・そういう問題じゃないだろう」

僕はこれまで生きてきた中で、初めて体験するような緊張に戸惑いを隠せない。
それどころか全く事態を把握してなく、目の前の情景と言葉に対応出来ていなかった。


「じゃ、私脱ぐね。ほらっ、胡桃も脱ぎなさい」
「うん!」
二人は着ているものをスルスルと抵抗も無く脱ぎ始める。

「どうして・・・?」
僕はただ呆然と立ち尽くして見ていた。
「冴島君も脱いでよ。私たちだけじゃ恥ずかしいわ。それとも脱がして
欲しい?」
早々と全てを脱ぎ捨てた真下さんは、僕の方を見て意地悪く言った。
「い、いや・・・大丈夫。自分で脱ぐよ」

「お姉ちゃん。胡桃は脱いだよ」
胡桃ちゃんは、その未発達の身体を照れくさそうに隠しながら姉に言った。
「じゃ、先にベッドで横になってて。私、ティッシュ持ってくるからね」
真下さんはそう言うと、躊躇することなく本棚へ向った。
(え?ティッシュ・・・真下さん。何故、そこにあるの知ってるの?)
「先生?」
僕は無意識の内にそう言った。
「何だ?冴島・・・」
そう言って僕の方を振り返ってから、口に手を当てて「しまった」と
漏らした。

「え・・・先生?」僕は耳を疑った。
「ありゃりゃ、バレちまった・・・のか?」
真下さんの口から、次々と男のような台詞が続く。
「どういう事なんですか?催眠術とか・・・じゃないですよね?」
「参ったな。最後まで黙っていようと思っていたんだが」
「先生ですよね?どういう事・・・じゃあ、胡桃ちゃんは?」

僕はベッドで待つ胡桃ちゃんに視線を移した。
「ごめんね、お兄ちゃん・・・私たちを許して」
「な、何を言ってるんだ。訳、解んないよ。頭が変になりそうだ。
誰か説明してよ」
僕が頭を抱えていると、真下さんがそれに答えた。
「すまん。騙すつもりはなかったんだ。実はな、真下のこの身体も
妹の胡桃ちゃんも、今は先生が乗っ取っているんだよ」

「なんですって!じゃあ・・・あのビデオのメッセージも?」
「そうだ。真下の身体を借りて喋らせた。だが言っている事は
事実だぞ。乗り移ると同時に、過去や現在進行中の記憶も探れるんだ」
真下さんが生まれたままの姿で、僕にとんでもないことを告白している。
いや、喋っているのは先生だと言う。

「そ、そんな・・・なぜこんな事が出来るんです?」
「話せば長くなるが先生の祖先から受け継がれてる『血』みたいなものかな。
いわゆる特殊な能力というやつだ。とはいえ、よっぽどの事がない限り、
その使用は固く禁じられてるんだが」

「ではなぜ、こんな事をしてるんですか?」
「言っただろう。お前に恩返しするためだよ」
「恩返し?」
「先日も聞かれたが、実は大学の件もこの力を使わせてもらった。
だが時間の短縮と作業の簡略化に使っただけで、後でトラブルになったり
入学が取り消しになったりする事はない。それは誓う。安心しろ」

「・・・でも真下さん。それに妹の胡桃ちゃんの身体まで・・・」
「真下はお前の事は嫌いじゃない。それに禁断の恋ばかり続けているような
子だ。お前と一度くらいセックスしてもバチは当たらんだろう?嫌か?」
「う・・・そ、それは、もちろん彼女とセックスはしたいですが・・・」

僕は先程の映像を見たときもオナニーすることを止められ、今も二人の
裸を見せられて、エッチしたくないなんて言ったら嘘になる。
だが問題は胡桃ちゃんの方だ。

「正直、真下さんとはセックスしたいです。それが例え先生だとしても」
「うん・・・大丈夫よ。記憶を辿れば喋り方や、動作は本人と何ら
変わることは無いもの」
さっそく先生が真下さんに成り切って話し出す。
「・・・でも胡桃ちゃんは、かわいそうです」

「胡桃ちゃんは先生も想定外だった」
再び、口調が先生に戻った。
「真下に電話してお前の家に行くと言ったら、喜んで承諾したのだが、
まさか妹まで付いてくるとは思わなかったんだ」

「なら真下さんだけ操って胡桃ちゃんは車で待たせればいいでしょう」
「それは出来ないんだ。自覚を持った胡桃ちゃんだけ車には残せない」
「なら別々に乗っ取って操ればいいでしょう?車とこの部屋とで」
「無茶言うな。各々の場所が違うと大変なんだぞ。気も散るし」


「でも胡桃ちゃんは、まだ子供ですよ・・・」
「だからこそ尚更の事、車には残せないんだ」
「僕とセックスさせてしまうのは、どうも気が進みません」

「あのな。胡桃ちゃんが言った事覚えてるか?高校へ行く事や、彼氏がいなくて
オナニーしてるって事は本当だ。どうだ?お前が本当に彼氏になってやったら」
「それは構いませんが、本人が僕の事をどう思うか、確認すら出来ていないのに」
「それは後で試したらいい」
「え?」
「事が済んだら、一旦二人を車に戻す。そして改めてこの部屋に来る。
その時は先生も一緒だ。胡桃ちゃんの反応を見て、後はお前が切り出せばいいじゃないか」
「うーん・・・」

「それと、さっきのお前への胡桃ちゃんの反応は先生が独断で演じたわけじゃない。
胡桃ちゃんが初対面で、お前の事を好きになるのは、あらかた予測出来るんだ」
「そう・・・なんですか・・・」
「ああ、だから安心して抱いてやれ」
「はぁ・・・」
(どうも順序が逆なんだけどな)
僕は諦めにも似た溜息を漏らした。

「決心はついた?冴島君」
真下さんの困惑するような表情もとてもキュートだ。
「・・・分かりました」
「うん、良かった。じゃあベッドに横になって。胡桃と二人で
いっぱいご奉仕してあげる」
僕は真下さんに手を引かれベッドに行くと、胡桃ちゃんが抱き付いてきた。
「お兄ちゃん!胡桃、一生懸命頑張るから」

僕の脱ぎかけのパジャマと下着は二人によって、あっさりと脱がされてしまった。
「キスしよ」
真下さんは僕の首に両手を回して言った。
「あー、お姉ちゃん。ずるーい。胡桃もキスしたいよ」
「分かってるわ。でもあんたはちょっと待ってて」
真下さんの小さな唇が僕の口を塞ぐと、回していた手にも力が加わった。
チュッ!
(ああー、これが真下さんの唇か・・・なんて柔らかいんだ)

「ね、冴島君・・・舌、入れていい?」
「う・・・うん」
僕が返事をして口を少しだけ開くと、滑らかな舌先が侵入してきて僕に
忘れかけていた感覚を呼び覚まさせた。
「あー、お兄ちゃんのオチ○チン、大っきくなってきたー」
胡桃ちゃんが初めて見る勃起したペニスを珍しそうに見入っていた。
「触っちゃおっと」
赤ん坊のように小さく柔らかな掌が亀頭部分をそっと包み込む。

「う、うう・・・気持ちいい」
僕はいつしか右手で姉を、左手で妹を抱き寄せていた。
「えへへ・・・男の人って、こうすると気持ちいいんでしょ?」
胡桃ちゃんが何か言った後、僕の膨れ上がったペニスは彼女の
口の中に収まり、さらに舌でレロレロと舐めあげられていった。
「どう?胡桃のフェラ、上手い?」
真下さんが、またしても意地悪く僕に聞く。
「うう・・・いいよ」
れろれろ、ちゅば・・・
「ちょっとぉ!胡桃、あんたこそ一人でずるいわよ。私にも舐めさせて」

ちゅる、ちゅる、じゅーっ、じゅ・・・
二人が僕のペニスを握り、交互に咥えたり舐めあげたりを続けている。
僕の頭の中には、これは先生なのだという思いもあったが、
もはやここまでくると、そんなことは全くもって些細な事だった。
「う!駄目だ!出そう!」
「胡桃に頂戴っ!」
「駄目よ。私が飲むんだから」
「いやーん!胡桃が飲みたい」
「ねえ、冴島君は私に飲んで欲しいよね」
「う・・・うん・・・」

「ほらー、胡桃はどいて。後で半分、口移しで飲ましてあげるから」
「ぶぅー、分かったよぅ。絶対に半分頂戴ね」
じゅば、ちゅぱ、じゅるるっるー
「イ、イク!出る!」
びゅっ!びゅるるん!
「はん!んぐ・・・ごく・・んんー」
僕は真下さんの絶妙なフェラに耐え切れず、大量のスペルマを彼女の
口中に放った。
(フェラチオが上手いのも真下さんの記憶から得たものだろうか?)

「お姉ちゃん、早く胡桃にも頂戴よぉ」
じゅぽんっ!
すっかり綺麗に吸い取ったペニスを口から開放すると、真下さんは
そのまま胡桃ちゃんと熱いディープキッスを開始した。
(凄い!僕の精液を姉妹で分け合って飲んでる。まさかこんな光景を
見る事になるなんて思わなかった)

「あー、お兄ちゃんのミルク美味しかった」
「うん。じゃあ、セックスしよっか。今度は胡桃が先でもいいわよ」
「ホント?お姉ちゃん、ありがと。じゃ、胡桃ここに寝ればいいの?」
二人は僕のスペルマを飲み干すと、仲のいい姉妹を演じながら時々、
僕に熱い視線を送った。

胡桃ちゃんが、僕と入れ替わりベッドに横たわる。
僕は姉よりもさらに小さな唇にキスし、膨らみかけの胸を丁寧に揉んだ。
「は・・・んん・・・あん」
妹の小さな喘ぎ声を聞きながら、姉は毛の薄い陰部を指先で開いて僕に見せた。
「ほら、まだ誰も触れた事のない妹のおま○こよ。冴島君、興奮する?」
「う、うん」
「ねえ、冴島君てチェリー君なの?」
「そうだよ」
「じゃあ夢のような理想的な初体験じゃない!胡桃もヴァージンだし、ね?」
「まあね」
(本当は処女の真下さんを抱きたかったんだけど)

「胡桃のココ、舐めてあげて」
僕は言われたとおり溝に沿って舌先を滑らせ、小さな肉芽の先を吸った。
「あん・・・はうん、あ・・・そこ。イイ・・・」
胡桃ちゃんの反応から、感じている様子が伺われる。
「もういいみたい。入れちゃう?」
真下さんも同様にそう思ったようだ
「うん。そうだね」
僕は身体を、胡桃ちゃんの開いた太股の間に場所を移動し、ペニスをあてがった。

「ちょっと・・・怖い」
胡桃ちゃんが不安を隠せないのか心配そうに僕を見ている。
「大丈夫よ、胡桃。冴島君、優しいから」
チュッ
姉が妹にキスしながら、顔を隠した。
(今のうちに入れちゃえって事かな?)

くちゅり
亀頭部が小さな入り口に分け入る。
「んんっ」
口を塞がれたまま、胡桃ちゃんは声を漏らした。
「いくよ」
ずり、ずりゅ・・・
「あぐ・・・うう・・・」
顔は見えないが、きっと痛みで歪んでいることだろう。
(もしかしたら顔を隠したのは僕への配慮だろうか?)

ずりゅりゅ・・・ずぶぶ・・・
「うわっ!狭い・・・キツすぎる。これだと、あまりもたないよ」
ぐちゅ、ぬちゅ・・・
「あんんー・・・はうん」
真下さんは妹の胸を揉みながら、舌を差し入れていた。
(うわー、これも凄い光景だな。処女を貫かれながら、姉に口と胸を
蹂躙されている・・・)
ぬちゅ、ぬぷ、ぬぷぷ・・・
愛液の量が増したので、僕は我慢出来ずに腰を動かし始めた。

「ううっ!こんなに気持ちイイなんて・・・もう駄目かも」
くちゅっ、くちゅ、くちゅり・・・
「ん!んー、あうん・・・」
可愛い喘ぎ声を聞いて僕は一気に頂点を駆け上がった。
「イ、イク!出そう!」
「胡桃の中に出してあげて」
妹から口を離した真下さんは、すかさず僕にそう告げた。
「う、うん・・・お兄ちゃん、いいよ。胡桃の中に頂戴!」

「わ、分かった。中に出すよ・・・ああっ!又キツクなって・・・
駄目だ。出る!ううっ!」
僕は頭の中が真っ白になり、初体験なのに小さくて狭い胡桃ちゃんの
おま○この中に大量の精を放ってしまった。

「うわー、まだ出てくるわ。いっぱい溜まってたのね」
真下さんはティッシュで丁寧に妹の膣から流れ出るスペルマを
拭き取っている。
「お兄ちゃん、胡桃を大人にしてくれてありがと」
「う、うん・・・痛くなかったかい?」
「大丈夫だよ。お姉ちゃんも優しかったし」
「そっか・・・」

「さて綺麗になったことだし、今度は私を抱いてくれるんでしょ?」
「もちろん」
「じゃ、胡桃を休ませてもいいかしら?私一人の方が集中出来るの」
「うん、いいよ」
「胡桃、服を着たら適当な所で休んでて。いい?」
「うん、分かったよ」
胡桃ちゃんは返事すると、脱いでいた服を拾い始めた。

「始めましょ。もう出来る?平気?」
「出来るとも。真下さんとセックス出来るなんて夢みたいだ」
「うふ・・・冴島君の好きにしていいわ」
僕らはまた熱いキスを交わした。

「どんな格好でしてみたい?」
「後ろからしたいな・・・いい?」
「うん、いいよ。じゃ四つん這いになるね」
僕は真下さんの白くて形のいいお尻を見ながら、両手で細い腰を
掴み自分の方に引き寄せた。

ぬちゅ、ぬぷぷっ!
「あー、入ってくる・・・冴島君の大っきなオチ○チンが」
「真下さんも中に出して欲しいの?」
僕は早くも射精時の事を考えていた。
それ程までに真下さんとのセックスは感動的なもので、下手すると
挿入した途端、発射するんじゃないかと心配したくらいだ。
「うん、いいよ・・・胡桃のときみたいにいっぱい出してね」
「うん」
(胡桃ちゃんを先に抱いておいて良かったな。もし逆だったら、
それこそ洒落にならないくらいアッという間に果てたに違いない)

ぬるーり、りゅー、ぬる・・・
真下さんの膣の中は胡桃ちゃんとはまるで違い、滑らかでそれでいて
内壁がペニスに器用に絡み付いてくる。
(そういえば胡桃ちゃんは?)
見ると服を着終えた彼女はベッドの端に、もたれかかる様に休んでいた。
(そっか、胡桃ちゃんを休ませて真下さんに集中するって言ったっけ)

ぬちゅ、りゅ、りゅっ
「あん、はうん・・・イイ・・・固くて凄い・・・」
僕がよそ見をして腰の動きを止めていたら、真下さんの方から前後に
身体を動かし抽送を続けた。
「うっ!真下さん、それ気持ち良すぎ」
さすがにセックスの経験が豊富なだけあって、テクニックにも目を
見張るものがあった。

「私も・・・感じてるの。冴島君の固いのが奥まで入って、中がえぐられてるのが分かる。ああー、気持ちイイ」
真下さんは膣腔を収縮させる術(すべ)を知っていて、キツクすぼめたかと
思うと急に緩く開いて幾重ものヒダを纏わり付かせた。
「ううっ、くっ!こんなの耐えられるわけない」
僕は自分の限界が近い事を告げた。

「冴島君・・・私と一緒にイッてくれる?」
「うん、出来れば一緒にイキたいよ」
「嬉しいな・・・じゃ、身体を起こすから胸を揉んで貰ってもいい?」
真下さんが身体を起こしたので、僕も両膝をついた状態で両胸を揉みながら
背後から激しく突き上げた。
「ああっ!!激しすぎるわ!すぐにイッちゃう」
「真下さんの胸を揉みながら、後ろから犯せるなんて最高だ!」
「うん、いいの!突いてぇ。壊れるくらい激しく」

ずばんっ!ずばっ!ぱん、ぱん!
「イク・・・もう駄目!おっぱい強く揉んで!オチ○チンを
子宮の奥まで突き上げてぇ」
真下さんの口から、考えられないような卑猥な言葉が出ると、僕の
射精欲は脳天を直撃した。
「ダメェーーっ!!こんなの初めて!イク!イッちゃう!はっくぅーん!」
「僕もだ!出る!真下さんの、おま○この一番奥に出すよっ!くっ!」
イク直前に真下さんが振り向いてくれたので、僕はキスをし、そして
そのまま果てた。


「お兄ちゃん、大丈夫?足・・・痛くなかった?」
真下さんの上に重なっている僕に、胡桃ちゃんが心配そうに覗き込みながら、
声を掛けてくれた。
「あ・・・ありがとう。大丈夫だよ」
(今度は真下さんが静かになってる。今は胡桃ちゃんに集中してるのかな?)

「先生・・・聞いていいですか?何人まで同時に操れるんですか?」
「んーとねぇ、何人でも可能なんだけどぉ、あんまり多いと気が集中できなく
なっちゃうの。さっきも、お兄ちゃんにバレた時、胡桃、上手くお返事
出来なかったでしょ?未熟ってのもあるんだけど、2、3人が限界かな」
「大学の手続きも2、3人で処理したんですね」
「うん、そんなとこ。えへっ」

「凄いんですね、その力。僕も使えたらいいのに」
「ふふ、それはちょっと無理かも。お姉ちゃん!ほら、起きて。早く服を
着て車に戻ろうよ。先生、待ってるよ」
先生は今は胡桃ちゃんに成り切って、姉を起こしている。

「う・・・うーん、胡桃・・・ごめんね。ちょっと待ってて」
真下さんはティッシュで陰部を拭き取ると、手早く服を着た。
僕も二人がこの後、出直すと聞いたので引き出しから服を
取り出して着た。

「じゃあ、ちょっと慌ただしくなっちゃったけど、一旦戻るね。
後でまた来るけど、くれぐれも今までのことは口にしないで」
「お兄ちゃん、黙っててよ」
姉妹が口を合わせて言う。
「うん。大丈夫だよ。何も言わないから」

「じゃね、お兄ちゃん。またね」
「ねぇ、お話しするのはリビングの方がいいかも。この部屋だと胡桃は
ともかく私は匂いで気づいちゃうから。ね?」
「はい。分かりました。先生」
「うふふ。じゃね」
バタンッ

トルルルル・・・
しばらくして携帯が鳴った。
「はい」
「冴島、起きてるかー?今から真下と、その妹を連れて行くから」
「わかりました。待っています」
(先生も中々の役者だな。ちゃんと電話を入れるなんて)

ピンポーン!
玄関の呼び鈴が鳴って、僕は出迎えに行った。
4人は何も無かったように挨拶し会話し、そしてコーヒーを飲んだ。
でも僕は知っているんだ。
リビングのソファに座っているこの二人の膣の奥には、僕のたっぷりの精液が注ぎ込まれているって事を。

そんな事を考えていたら、僕の股間はまたしても痛いほどに膨れ上がっていった。

                 (終わり)



inserted by FC2 system