「スケベ男の密かな楽しみ」〜アリサ編〜
作:嵐山GO


「うーん、オシッコ」
 少女はベッドから下りると2段ベッドの上段を見上げて思った。
「あれ、お姉ちゃんがいない。お姉ちゃんもトイレかな?」
子供部屋を出て、トイレの前まで来たが中に誰かいる気配はない。
「お姉ちゃん、まだテレビでも見てんのかな?明日、土曜日
だもんね。ま、いいや。オシッコしようっと」
 少女は可愛いパジャマのスボンを下ろし、便座に座って用を足す。

「ふー、スッキリした。今、何時なの?」
 リビングの前のドアまで来ると話し声が聞こえてきた。
「ママとお姉ちゃんが、何か話してる…真剣な話し
みたいだけど…何々?え、私のことなの?」
 少女はそっとドアを開いて、気づかれないように立ち聞きした。

「…絶対に変だって。アリサじゃないみたいなんだもん」
「だから、どうしてそう思うのよ。ちゃんとママに説明して」
「ちゃんとって…その、なんていうかさ。この前、
見ちゃったんだけど、アレ…してたのよ」
「アレって?」
「もう!一人…エッチよ」
「何?よく聞こえない。何をしてたって言ったの?」
「オナニーよ。オナニー。もう何度も言わせないで」
 姉が言いにくい単語を母親に向け言い放つ。

(ちっ、もうバレたのか。まー、仕方ねぇよな。学校から帰ってきてはオナニー、寝る前にまたオナニーの連チャンだったからなー)
 少女の正体は男だった。どうやら、この数日の内にとり憑いていたようだ。

「オナニーって…そんな…まさか。あの子まだ小学生よ」
「だから変だって言ってるじゃない!」
「ユカリの勘違いじゃないの?そういうアンタはしてるの?オナニー」
 母親がちょっと興味深げに娘に聞いた。
「私の事はいいんだってば!今はアリサの話をしてるんでしょ!?」
「そ、そうだったわね」

(さては、ユカリの奴もヤッてやがるな。ま、今時の中学生だからな。オナニーぐらいはヤルか…)
 少女は右手をパジャマのズボンに差し入れ、ショーツの上から陰部を擦り始めた。
(やっと、このガキの身体も感じ始めてきたっていうのに)

「でもユカリ、それだけじゃアリサが変だとは言えないわ。
確かに小学生でオナニーは早すぎるとは思うけど、
早熟の子もいるし、あるいは誰か…友達に変なことを教えられたのかも」
 母親が腕を組んで考える仕草をした。
「他にもあるのよ。この前なんか急に私とお風呂に入りたいなんて言ってさ。もう1年以上も一緒に入ったこと無いのに」

「いいじゃない。お風呂くらい」
「もう!じゃあ言うけど。私…お風呂の中で触られたのよ!
色んなトコ…とか…他にも…されたり…」
 姉の言葉が、段々と小さくなってゆく。

(ちぇ、チクリやがって。何度も黙ってろって言ったのに。
それになんだよ。オレが弄ってやったら3回もイキやがった
くせに)

「仲が良くていいじゃない。喧嘩するよりましよ。何よ、お風呂でちょっと触られたくらい。きっと、そういう年頃なのよ」
「違うってば!言葉遣いだって変だもん。何ていうか…
男みたいで乱暴で…卑猥な事も平気で言うし…」
「卑猥な事って?」
「えー、それは…オマ…○コとか、クリトリスとか…よ」
「嘘でしょっ?」
 天然ボケの母親も、ここにきてやっと娘の話を信じてきた
ようだ。

「あぁ…イイ…」
(おっと、またオナニーしたくなっちまった…。ベッドに
戻ってヤルかな…?)
「あ、はーん…」
 ショーツに手を入れ直接触ると、すでに無毛のアソコは
ビショビショになっている。
「いやん。もう駄目。我慢できない。指入れちゃうもんね」
 男は憑依した少女に成りきり、身体を意のままに操る。
 僅かに股を広げ指を挿入しながら、無いに等しい乳房の
上にちょこんと乗った乳首さえ摘んだ。
「やぁー…入っちゃう。気持ち…いい」
(くそー、最高に感じるぜ。もう少し日があればな。2本入る
くらい拡げられたのによ…ちっくしょう)

「お父さんが出張から帰ってくる前に、ちょっと調べてみた方がいいと思うよ」
「でも、どうしたらいいのかしら?」
「そんなこと、私に聞かないでよ。ママが考えてよ」
「そうねえ…困ったわ」

(やはり、ここいらが潮時か…仕方ねえ。今夜はたっぷりと、
この身体を可愛がって、明日の朝はユカリに憑依すると
しよう。もう少し開発したら、その辺のロリコン好きと
一発ハメようと思っていたのに。残念)
「あ、ああっ…イイー…いやん」
 卑猥な事を妄想しながら中指を激しく出し入れすると、
とめどなく愛液が溢れショーツを濡らした。

「分かった。じゃあ、明日は休みだから朝起きたら、朝食の
後で3人で話し合ってみようよ。それでアリサが変だったら
病院に連れて行くなり、何かママが方法を考えて。私は
今のところ目撃者で…その…被害者でもあるわけだから
色々と誘導質問して聞いてみる。ね?」
「そうね。でも…本当に困ったわ」
 二人の間に、どうやら結論が出たようだ。

(ふん、そんなことさせるもんか。明日からはオレが
ユカリだ。うまく丸め込んでやる。おっとユカリが
立ち上がったな。ヤバイ…この続きは部屋に戻ってやるか。
ふん。今夜は妹のエッチな声を一晩中聞かせてやるからな)

 男は手をパジャマから出して、何事も無かったように
歩き出した。
(ユカリの身体はすでに開発済みのようだし…オナニーを
してるんなら、もしかしたらバイブくらい持ってるかもな?)
 子供部屋に戻った男は、姉の机の引き出しを捜そうとして
止めた。
(ま、いいや。明日になれば分かる事だ。それより早く
さっきの続きをしよう…アソコが疼いて堪らない)

 その小さな身体を布団の中に潜り込ませると、すぐにズボンを脱ぎオナニーを再開した。
「あ、あんっ!…早く…早く入れて…我慢できないの。
アリサの小っちゃなオマ○コに太いの入れてぇ」
(ううっ、今夜が最後だと思うと、いつも以上に燃えるな。
何度でもイキまくってやるぞ)

 数分後、姉のアリサが入ってきても男は嗚咽を漏らしながら、全く指を休めることなく少女オナニーに耽った。



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