僕は水原先生!?(エピローグ) 作:ecvt 「はぁ、はぁ・・・そろそろ昼休みが終わるぜ・・・お前らも起きて、早く身体を返してこようぜ・・・ビキニは俺が二人分ロッカーにしまっておいてやるからさ・・・」 俺はヨロヨロと水原先生の身体を立ち上がらせ、カーテンをあけ、床に脱ぎ散らかしてある水着を持ってきた紙袋にしまわせると、先生の記憶を頼りに元通り、先生の服を着て鏡の前に立ったのだった。 「よし・・・これで完璧・・・あ、ブラするの忘れた。ま、いっか・・・も、もうヘロヘロだぜ・・・そうだ、どうせならちょっと色っぽくアレンジして・・・」 水原先生はフラフラとしながら服をなおした。 「いいねぇ、スカートが短くなって胸も強調されて・・・ノーブラエロエロ教師だぜ・・・」 そして鏡に向かってキスをした後、頬を鏡にスリスリとした。 「今日は私を乗っ取ってくれて本当にありがとう!またいつでも乗っ取ってちょうだいね・・・先生がいつでも女の性について個人授業してあげるわぁん・・・スリスリスリ・・・!なぁんちゃって・・・と、こんなことしてる場合じゃねぇか・・・」 フラフラとしながら水原先生は床に倒れている二人を揺すった。 「おい、お前らも早くしろよ。俺は職員室に戻って、机で居眠りしてたみたいにしてからこの身体から抜け出るから、お前らもちゃんとしろよ・・・」 そう言いながら水原先生は眼鏡をかけると、鏡に向かってウインクした。 「うーん、やっぱり眼鏡をかけた水原先生も知的でいいねぇ!なのにノーブラっていうのがなんとも・・・えへへ・・・」 水原先生はまたニヤけた表情で顔を鏡に近づけると、いろいろと角度を変えて眺めながら、自分の顔に見とれているようだった。そしていやらしい表情をすると、シャツを引っ張って乳首を強調させるのだった。 「あぁん!乳首がシャツに浮き上がって・・・最高・・・!私ったらなぁんていやらしいんでしょう・・・もうすぐ授業だというのに自分の胸を見て欲情しちゃてるわぁん・・・モミモミ!あぁん!・・・じゃなかった、時間がない!お前ら、早くしろって!」 「へいへい・・・」 いつもの活気にあふれている表情とはまるで違う、だらしない顔をして、お尻を掻きながら立ち上がった市原先生は、よろけながらも鏡に自分の胸を押し付け、スリスリとし始めた。 「あっあぁん!やっぱり体力あるわぁん!あんなに激しかったのにもうちょっとだけいけそうよぉん!ねえ?俺の市原先生?あぁん!」 市川先生はスリスリとしながら鏡に映る自分の顔を凝視して、最後にウインクした。 「コラ・・・隼人、時間ねぇんだぞ、いい加減にパンティぐらい履けよ・・・」 「はいはい・・・」 鏡から離れた市原先生は、自分のパンティを拾い上げると、頭から被ったのだった。 「どう?似合うかしら?変態仮面、市川参上!フガフガ!いい香りぃん・・・」 市原先生は頭にパンティを被りながら嬉しそうな表情でポーズをとった。 「お前なぁ・・・」 「わかったわかった・・・」 市原先生は仕方ないという風な表情をした後、パンティを履き、スポーツブラをして、スパッツを履き、その上にジャージに着て首からホイッスルを下げ、ポーズをとった。 「これでいいだろ?うーん、でもいつもの先生の姿もいいねぇ・・・」 市原先生はジャージの上から自分の胸を掬い上げながらニヤニヤしていた。 「やっぱいいわ、この身体・・・またいつでも乗っ取ってねぇん・・・!あなたにならいつでも特別コーチしてあげるわねぇん!あなたに乗っ取ってもらうために鍛えて待ってるわぁん!あぁん!」 鏡を見ながら市川先生は、ジャージの上から股間を擦りだした。 「おい、隼人!」 「わーったよ!ほら、隆も起きろよ、もう行くぞ、この先生は体育教官室に返してくるからさ!」 「うっせぇなぁ・・・今起きるよ・・・!俺は今生徒会長だから生徒会室・・・うわ、四階まで行かなきゃいけねぇのかよ・・・めんどくせぇ・・・」 レオタードを乱暴に脱ぎ捨てた高島先輩は、レオタードを自分の顔に押し当ててにおいを嗅いだ後、名残惜しそうにに丸めてバッグに押し込むと、制服を着て立ち上がった。 「「「じゃ、後は教室で」」」 教師と生徒の三人はフラフラと体育倉庫から出て行くと、それぞれの目的地へと向かった。 フラフラになりながら俺のロッカーに荷物を入れた俺は、やっとの思いで職員室へとたどり着いた。 「も、もうだめ・・・」 職員室に着いた水原先生は眼鏡を外すと、そのまま机にうつ伏せになったのだった。 だがビクッとした次の瞬間、水原先生はすぐに目を覚ました。 「・・・?あれ・・・私、いつの間に寝て・・・」 そしてボーッとしながら立ち上がるとあたりを虚ろな視線で見回したのだった。 「・・・!いけない、もうこんな時間!教室に行かないと!」 しかし、教材を持って走り出そうとしたがすぐにガクンとひざをついてよろけてしまった。 「あ・・・一体どうしちゃったのかしら・・・居眠りしてたハズなのになんだかとっても疲れてるわ・・・」 (それに股間がヒリヒリするわ・・・) 「あんっ!もうなんでもいいわ!早く教室に向かわないと!」 ヨロヨロとしながら水原先生は、ノーブラであることも気付かないほど急いで教室へと向かったのだった。 他の二人も同様に、目的の場所でうつ伏せになって寝たかと思うとすぐに起き上がり、首をかしげながらもフラフラとしながらそれぞれの教室、校庭に向かったのだった。 「なぁ、今日の午後の授業、水原先生も、市原先生も疲れきった顔してフラフラだったな!」 「まったくなぁ・・・水原先生なんかノーブラだったからな!教師としての自覚が足りないんじゃないかね!」 「生徒会長の高島先輩も、会長でありながら堂々と居眠りしちゃったみたいだぜ!部活の先輩達が話題にしてたぜ」 「まったく、三人とも自覚が足りないよな!昼にいやらしいことでもしてたんじゃねぇの!?」 俺たち三人はニヤニヤとしながら目を合わせると、ハイタッチしたのだった。 「「「さて、今度はどうする?」」」 僕は水原先生!? とりあえず完 |