転職後の生活
 作:CA_KOIKE


冒険者の都市【エクス】
この町の中央にはダンジョンが存在している。
ダンジョンの中には凶暴なモンスターと財宝が眠っていた。
勇敢な者達は、神殿で『職業』を受け、ダンジョンに潜り、モンスターを打ち倒した。
財宝を持ち帰っては、『経験値』を割り振り…さらに深くの階層へ潜っていた。
人々は彼らを『探索者』と呼んだ。
ある日、ダンジョン近くに作られた宿ではあるパーティの作戦会議が行われていた。
6人のパーティは円形の机を囲んで座っている。
「で?リーダー話ってなんだよ?」
「俺たちに足りないのは…バッファーだ」
俺の問いかけに対し、リーダーが宣言する。
驚きはなかった。皆が薄々感じていたことだったからだ。
6人という大所帯のパーティだったが、内約は、『剣士』3人,『魔導士』1人,『タンク』1人,『シーフ』1人
明らかに剣士が過剰状態であった。
後方からの支援要員が不足気味であり…ダンジョン攻略も行き詰っていた。
「新規メンバーを入れるってことか?」
シーフが訪ねる。リーダーは顔を振って否定を示す。
「これ以上増えても、お互いの行動を邪魔するだけだ。だから…」
リーダーはゆっくりとこちらを向く…
…分かっていた。俺以外の剣士2人はパーティの主力なのでどうしようもない。
俺が職業を変更するしかないと。
「分かったよ…明日神殿で職業を変更してくる。」
「!ありがとう。レベルを上げたら合流しよう」
剣士として一流になるのは俺の夢だったが…新規一転、頑張るしかないようだ。


神殿、それは神官が神と交信し人々に職業を与える施設。どうやって作ったのかわからぬほど巨大で、神秘的な雰囲気を持っている。
受付でバッファーに転職希望であることを伝える。
「バッファーと申されましても…回復メインの『ヒーラー』や移動支援メインの『テレポータ』など種類がありますが…」
神官が困ったように答える。
…特に何にしようか考えてなかった。
困っていると神官が助け舟を出してくれた。
「神に決めてもらうというのはどうでしょう?バッファーの中からランダムで決定します。」
結局、神官の案で転職を行うこととなった。


指示に従い、神殿の中央の魔法陣の上に立つ。
服は着用していない、転職の影響で体形が変わることがあって危険なんだそうだ。
転職後にふさわしい装備が自動で装着されるので問題ないらしい。
「主よ!この者に支援者としての新たなる道筋を示したまへ!」
足元の魔法陣が光り輝く、自分の中の何かが書き換えられていくのを感じ…
「…?」
胸がピリピリとする。奇妙な圧迫感を感じたかと思えばゆっくりと胸が膨らんでいく。
咄嗟に手で押さえるが…硬かった胸板が柔らかくなっていく。
「うぅ…うぁ」
全身から力が抜けている。全身の筋肉がドロドロに溶かされているように形を変えている奇妙な感覚を体験している。筋肉質であった腕が細く華奢に変わり、顔に柔らかな髪がかかる。鍛えぬいた腹筋が消えていく…
「…あー」
触ってもないのに男性器から精液がだらしなく流れ出ていく。脳内は射精の感覚に晒される。
射精の感覚が止まると、男性器が縮んで…いや、体内に押し込められるように消える。
男性器が消えるのを呆然と見ていた。男性器が消えた後には一本の筋があった。
いつしか魔法陣からは糸が飛び出していた。糸はひとりでに動くと…首元から纏わりつく。
反射的に逃げようとする体をあざ笑うかのように、体に張り付いていく。
柔らかくなった首元から腕、腰の下までが締め付けられ…声を抑えられない。
「…ひぁっ」
口から洩れたのは…女らしい声であった。


「あなたの職業は『バレエダンサー』です。踊りで様々な効果を発揮…『踊り子』からの派生職です」
神官が持ってきた鏡には少女が写っていた。
14歳くらいだろうか…上下一体型の白いレオタードを着用している少女であった。
顔こそはボーイッシュではあるが…レオタードは、小さく膨らんだ胸と股の割れ目のスジをはっきりと示していた。
気が付いた時には、現実を受け入れられずに呆然と座り込んでいた。
鏡に見えるものが信じられずに自分の胸と男性器のあった場所を弄る。
「っあ♡」
神殿に喘ぎ声が響く。レオタードの下はブラもパンツも身に着けてはいなかった。
未知の感覚がダイレクトに脳内に届けられ…脳内をさらに混乱させていく。
「そういうのは外でやってほしいんですけどねぇ…」
脳内は未知の感覚を欲し、指を動かす。その顔にまともな理性は残っていなかった。
「ふー♡うー♡」
息が荒くなっているのにも気が付いていない。どんどん肌が敏感になっていき…レオタードを濡らしていく。股間にできたスジにははっきりと湿った跡ができていた。
理性を取り戻した時には夜であった。神官の姿は見当たらない。
…記憶はない
ただ、周囲は自分がまき散らしたであろう液体でびしょびしょに濡れていた。
ただ全身が火照っていた。


転職直後はレベルが1となり全てがもう一度鍛えなおしとなる。
しかし、レベル1の新人がダンジョンに潜るのは危険なので道場に通うのだ。
ダンジョン以外で得られる経験値は微々たるものだが…入門の動きを教えることでサポートすることになっていた。
「君が新参者かい?」
「はい…」
自然と顔を下げてしまう。それも当然だろう、レオタード一枚で公衆の面前にいるのだから。
道行く人が自分の胸を凝視しているのを感じる。以前の彼なら啖呵を切っていたが…
「…ひぁ♡」
体をピクリと震わせると、動けなくなる。
今の彼女は男からの視線を受けるのを感じただけで無力になっていた。
どれだけしっかりと意志を持っていたとしても、体は勝手に反応し…脳内の意志を無茶苦茶にする。
気持ちよくなりたい気持ちを抑えるのに必死であった。
「ほーう?まぁ中で実力を見せてもらおうか?」
指導官の上から目線に反論しようとして、顔を上げるが…
(こわい…)
獲物を狩るような視線に体が動かなくなる。
単純な恐怖が脳内を支配する。油断している今なら少女のキックでも不意を突いて逃げられることはわかっている…しかし体が動かないのだ。
「っやぁ…やだぁ…」
足に暖かい液体が伝っていく。レオタードから黄色い液体が流れていく。
恐怖で漏らすのを止められない。
ダンジョンに潜っていたころはどんな恐怖も怖くはなかったのに…
自らが変質しているのを感じる…
公然で漏らしている自らの状況を再認識すると、心の奥から一つの感情が沸き上がる。
(きもちいい もっともらしたい)
顔をぶんぶんと振って沸き上がった気持ちを否定しようとするが…振り払えない。
どうすればいいのかわからなくなって泣きそうになる。
「怖がらせちゃったかな。大丈夫だよ」
「あっ…」
ふっと体が動く、指導官の腕の中でお姫様のように抱きかかえられていた。
心の中の恐怖がふっと取り除かれ、体を預けてしまう。
自分の意志は『この男に気を許してはいけない』であるが…体は動いてくれない。
…分かっている…体が完全にこの男のことを認めてしまっている…
しかし、心までは渡していない…
それが、どれだけ甘い思考であるかも気付かないままに道場の中に連れられていた。


道場の中は広い運動スペースになっている。そんな道場の中央では、可憐な音楽に合わせて少女が躍っていた。
ターンから開脚ジャンプ、Y時バランス…音楽に合わせて軽やかに踊っていく。
彼女は初心者であるが…職業による補正によって、勝手に体が動いているのだ。
表情は晴れやかで、踊りに夢中といった雰囲気が漂っていた。
「はいストップ」
「ふぇ?……!?」
自分は今何を考えていた!踊るのが楽しいなんてそんな…
夢中になって踊っていた自分に気が付き、愕然とする。
心まで完全に少女になりきっていた。
…この職業は危険だ。早くレベルを上げて転職をしないと。
指導官の指導が始まった。先ほどのダンスの悪いところを指摘される。
しかし、
「…ぁ………」
思考は纏まらない。ほとんど放心状態だ。
ポーズを指導官の手によって矯正されるたびに、触れられたところが気持ちよくなる。
「ほら、そんなんじゃ終わらないよ」
片足でバランスをとるポーズ。胸と性器を指導官に支えられる事が、ひたすらにドキドキする。体は勝手にわざとミスを繰り返していた。
「悪い子にはお仕置きかなぁ」
「あっ♡」
気持ちいいの来たぁ…♡
指導官の指が動き、女性の象徴…女性器と乳を柔らかく揉みしだく。
自分が男にいいように扱われていることは理解していたが…それでもいいと思った。
男の射精よりももっとずーっと気持ちいい幸せが脳内に押し寄せていた。
「イっ♡」
視界は真っ白に染まり続け、心の防壁をはぎ取っていく。それでも、男性よりも敏感な肌は幸福を流し込むのをやめない
自分の精神が侵略されている…♡
指導官が途中で指を止めなければ心まで略奪されていただろう。
それを残念に思っている自分がいた。


ステータスプレートを開いて僅かに溜まった経験値をレベルアップに割り振ろうとするが…
「待って!バレエダンサーは【少女らしさ】にポイントを振らないとレベルが頭打ちになるんだ」
…本当だろうか。怪しいこの男のことを信じるわけが…
「君はかわいいからね。私としても成長してほしいんだ」
「うう…♡」
指導官の大きな手が頭をなでる。一撫でごとに脳内の思考がかき乱される。【かわいい】その一言が脳内で反響し…嬉しい気持ちがどんどん溢れてくる。
顔が緩んでいくのを止められない。口を半開きにしながらなでなでを受け入れる。脳内意識は気持ちの良い海にあった。
ぼんやりとした思考の中、ポイントを割り振る。僅かなポイントを割り振るたびに、全身から力が失われ、目線が低くなり、乳が苦しくなる。
脳内から断固とした意志が削られる…もう変わりゆく自分を制することなどできなかった。
「よくできました」
「やめっ………♡」
ゆっくりと抱きしめられるともう逆らえない。全身は一瞬で弛緩し、男を受け入れる。目頭がトロンとすると…男の意志は雲のように消えてしまうのだ。全身を任せる感覚は母に甘えていた頃を彷彿とさせる。
(あまえたい いっしょにいたい あんしんする)
脳内は単純な思考に支配されていた


一月後、まだ元のパーティには戻れていなかった。それどころか…
「だいぶかわいくなったねぇ…少女らしさにかなり振ったでしょ?」
(お前が振れって言ったんでしょ……!!うぁ♡)
睨みつけるが…すぐに顔が緩む。その様子を卑しい表情で観察される。
元々は180cm、少女になった後でも160ほどあった身長は110cmまで縮んでいた。ボーイッシュだった顔は丸くかわいらしくなり、目はピンク色になっていた。ショートだった髪はピンクのロングになり、大きなリボンをつけていた。
レオタードは新調し、ピンク色になっていた。指導官が持ってきたレオタードで所々にフリルがあしらわれている。腰には何も隠さないほど短いスカートがあった。
レオタードの胸だけは身長に対して大きく作られていたが…一月の間揉まれ続けた胸はぴったりフィットして…乳の形をはっきりと主張していた。
「うう…」
濡らしてしまうからという理由で女性の割れ目に合わせて、股下の布が薄くなっていた。
布は割れ目にしっかりと食い込んでいる。風がダイレクトに秘部を撫でる。
感覚的には裸と変わらなかった。
全身ピンクのレオタード少女…もう立っているだけで意識が持っていかれそうであった。


「君には二つの選択肢がある」
「ふーっ♡…っぁはぁ♡」
全身の興奮に抗うので必死であった。最後に残った男の意識で抵抗を行う。
ぽたぽたと床にシミを作っていくのはもう止められない。
「一つ目は今ある経験値をレベルアップに使ってここを出ること、二つ目は…」
「あーっ♡あっ♡イクッ♡」
「私に犯されて脳内までピンクに染まってしまうこと」
指導官の男性器が小さなお腹をぐりぐりする。
…やめてよぉ♡
「娘として一生かわいがってあげるよ。小学校もちゃんと行かせてあげるよ」
「でもぉ…」
「大丈夫、女の子としてもう一回やり直せばいいんだよ」
精液の臭いで体が興奮する。子宮がキューンと音を立てる。
体が赤ちゃんを作りたがってる…
…いや、だめだ
…リーダーと約束したんだ。必ず戻ると。
決意を抱く。決意を抱き続けるんだ。
目に光が戻る。力が湧いてくる。仲間のことを俺は…裏切らない?
思い出すんだ、仲間とともに冒険した日々を。世界一の探索パーティになると誓ったんだ!!
俺はこんなところで何をやっていた!
「俺はっ………かひゅ♡」
言葉は続かなかった。
「ああああああぁ♡あっあっああっ♡」
何が起こったのか理解できない。これまでの気持ちよさが全て些事に思えるほどの快楽に晒されていた。
固く誓った決意が消されていく。押し込めていた感情が戻ってくる。
やだぁ…やだぁ…
か弱い乙女に心が変わっていく。
ゆっくりと下を確認すると…
指導官の男根がレオタードの切れ目から体に突き刺さっていた。
「俺はなんだって?」
「俺はっ…♡俺はっ…♡」
言葉を紡ごうとするたびに奥を突かれる。決意を構成しようとしては…バラバラにされる。ちょっと動かれるだけで、頭を真っ白にされる。とても苦しく、続けられると頭がおかしくなりそうだ。
自分の無力さに涙が出てくる。
「苦しいか?娘になるならずっと気持ちよくしてやるぞ」
それは悪魔の囁きであった。たった一言ではあるが…甘美な救いに聞こえた。
「……っ」
「ん?なんだって?」
「娘になりますっ♡…………あ♡あ♡あ♡ああああああーーーーー♡」
体の奥底に熱いものがぶちまけられる。小さな子宮がパンパンになるまで精子を詰め込まれる。
脳内から余計な思考が洗い流される。男としての意識を微塵も残さず洗い流していく。
脳内がピンク色に染められる。どうしてお父さんに逆らっていたんだろう?
男として生きた過去の自分の気持ちが、理解できない。射精なんて気持ちよくないのに…


「指示通りにね」
「はい♡お父さん♡」
まずは、今後使わないスキルをポイントに変換する。
転職しても残っていた共通スキルを消していく
【戦闘基礎】【探索基本】【ガード強化】【見切り】【ダッシュ】【整備】…
探索の中で得たスキルを消すたびに、自分から何かが抜けていく。
体の動かし方がわからなくなっていく。もうどうやって体を動かしたらいいかわからない。冒険の記憶が白く漂白されていく。
次に一般人ならだれもが持つスキルを消していく
【トイレ】【思い出】【知識】【常識】【食事】…
もう何もかもがわからなくなっていた。もう彼女は周囲の状況、自分の状態、何も理解できていない。
今自分がおもらししている最中であることすら気付けない。
記憶を消した彼女はもう自分に頼れないのだ。
唯一頼れる存在に抱き着く
「ふぇぇ…おとーさん…こわいよ…」
「いいこいいこ…ここを押すんだよ」
ステータスプレートを指示されたように触る。
全てのポイントが【性知識】に割り振られ、莫大な性技術に関する知識が彼女に流れ込んでいた。
「どうすればいいかわかるね」
「うん♡」
エッチなレオタードを纏ったその身をくねらせながら腰を落としていく。
男には理解できない、女性の性器の動かし方を脳内に書き込まれているのだ。
子宮の位置を下げ、子宮口を下げ、膣を締める。
「えいっ♡えいっ♡」
腰を上下させ気持ちよくさせる。すぐに精液を搾り取る。
自分の膣からこぼれ出た精液を拭きとると、ピンク色のレオタードに塗り込んでいく。
全身のピンクが汚される。
傍から見ればエッチなロリレオタード少女がそこにいた。


「しっかし彼…どこ行ったんだろうねぇ…」
剣士だった彼がいなくなって早半年。
彼の元パーティでは、転職を行うために神殿に行ってからの足取りがまるで掴めていなかった。
やむを得ず入団させたヒーラーとはうまくやっている。トップパーティも目前だ。
「俺はお前と頂点になりたかった…ん?」
一人呟きながら道を歩いていると、正面から奇妙な少女が歩いてきた。
小学一年生だろうか…赤いランドセルにひらがなで書いた名札を付けていた。
ただし、レオタード姿で。
(俺ってロリコンだったか?)
ひどく扇情的な服装もあるが…なぜか目が離せない
どこかで見覚えあるような…?
「なぁに?おじさん?」
「あぁ…ごめんね」
勘違いだろう…こんな幼児は知り合いにいない。見たことがあったら絶対に忘れない。
「えへへ…ばいばいー」
少女と別れを告げる。
なぜかひどく心が痛む…取り返しのつかないことをしているような…
パーティリーダーはその感覚にひどく興奮し、いつまでも勃起していた。


最終ステータス
性別:女
年齢:6歳
職業:バレエダンサーLv.1
装備:ピンクのフリルレオタード
スキル:
【少女らしさ】Lv10(MAX)
【性知識】Lv10(MAX)
【トイレ】Lv1
【知識】Lv1
【常識】Lv1
【甘えっ子】Lv10(MAX)
【絶対服従(対男性)】Lv10(MAX)
【存在固定】Lv8
所持経験値:0
状態:
誰がどう見ても少女と認識される。性行為に対するすべての知識を所持、常時発情。
尿意は理解できるが我慢することはできない、垂れ流し。幼稚園児並みの知識と常識を保有、好みもこれに準ずる。
甘えっ子であり、父親である道場指導官に甘える姿が確認されている。ただし男性には絶対服従なので指示には従順。
踊りはそれなりに上手であるが、ポイントを振っていないため特に効果が発生することはない。稼いだポイントは【存在固定】に振られている。
【存在固定】はポイントがもらえなくなる代わりに年齢,全スキル,性別,職業を固定する削除不可スキル。
Lv10になれば永遠の脳内ピンクエロレオタード小学生として過ごすこととなるだろう。
あっさりと幼女の思考に落ちたのは指導官のスキル【指導】の悪用があったからであるが、それを知る由はない
知っていたところで無駄だったのだから結果は同じであった
すでに魂レベルで汚染されており、これが回復する方法はない
永遠に少女として生活することとなる。






inserted by FC2 system