着ぐるみになった少女

第3話「私の肉棒」

作:onaona




ギリリリリッ、ギリリリッ!!

翌日、私は目覚まし時計の音で目が覚めた。ちょっとした騒音が私の耳に響く。私は起き上がろうとしたが身動きが全く取れなかった。

寝ぼけていて頭がぼんやりしていたが、すぐさま私は昨日のことを思い出した。40代くらいの男の人に着ぐるみにされたんだ。しかもその男は今もココで私を着ている。私には何もできず、意識があるのみだった。

と、そのとき、私を着ている男性(以下『私』)は起き上がった。

「ふぅ〜〜、よく寝た〜。ん、なんだか身体がいつもと違うな……あああ、思い出した、そういえば昨日、このコ(小山琴美)を着たままだったけな」

セーラー服のままベッドに横になったせいか少し汗だくになっていた。しかも少しシワシワだった。

「さてと、今日は何して遊ぼっかなぁ〜。あっ、そうだ。いいこと思いついた」

完全に私の身体を弄ぶらしい。『私』は立ち上がり、私の部屋から出た。そしてトイレに向かった。

ガチャッ!!

ドアを開けて中に入ると鍵を閉めた。すると、スカート、パンツを下ろして尿をたそうとする。だが、次の瞬間、私は『私』の信じられない行為により目を見張った。『私』は股間部分を触り始めた。すると、なにやらモノが出てきた。どんなモノかというと、男性が象徴的に持っている細長い肉棒のことである。

『キャッ!!』

私は男の象徴である大きくて分厚い肉棒を見て心の中で声にならない叫びをあげた。

『私』はその肉棒を取り出して不気味に笑みを浮かべながら、こう言った。

「よし、中から俺のペニスを取り出すことに成功したぞ!女の尿の足し方は、まだ馴染めないから、しばらくは俺のペニスを取り出して尿を足す事にしよう!」

『キャッ、やだぁ〜!!やめてえええっ!』

私はそれを見たくなかった。だが、身体が言うことを利かず強制的にそれを見るはめになった

セーラー服を着た可愛い女子中学生の小山琴美の股間部分に女性にはあるはずのない男性の分厚い肉棒がそこにあった。『私』はそれを琴美の可愛らしい小さな手でゆっくりと掴み、気を緩めた。

すると……

シャアア〜〜!!

琴美の肉棒から少し黄色身がかった液体が勢いよく流れた。

「ふぅ〜〜、すっきりした〜!」

『私』は尿を済ませたようだ。だが、それで終わりではなかった。

「さてと、さっそく俺のペニスが出てきたことだし、朝一番に一発抜いてみるか。へへへっ。」

『もっ、もしかしてっ、やだっ、やめてえええ!!』

その叫びも届かず……『私』は私の手を分厚い肉棒に近づけて、それを擦り始めた。

シコッ、シコッ!!

「はぅっ、あああああっ、はああああああっん!!」

「いっ、いいっ〜……なにこれぇ〜……あああああん、はあああああんっ……きもちよすぎっ♪はぁ……はぁ……」

『やっ、やめてったらあああんっん!!』

私はその行為を拒もうとしたが……
『私』が肉棒を擦ることで私自身もなぜか敏感に感じていた。肉棒は私のものではないのに……

『私』は身体に反応し、大きな喘ぎ声を出した。それが家族に聞こえそうなくらい大きく響いた。

「はぁ……はぁ……こ、こいつはすげええぇ〜〜、お、おんなの子の身体で……はぁ……はぁ……おれのチンポ……扱いてるぅ……」

シコッ、シコッ!!

「うはっ、たまんねえええ!!ああああっ……いっ、いくぅ〜〜!!ああああっん!!」

『ああああああん、やめてええええっん!!』

私は抵抗することができず不本意にも同時に感じていた。

そして……

「あああっ、げ、げんかい、もうでちゃう、ああああああ!!」

『はああああああ……やめてえええっんん……ああああああん!!』

シャアア〜〜!!

「はぁ……はぁ……サ、サイコー!!」

『私』は肉棒を弄り、射精した。肉棒からカルピスのような白い液体が発射した。それと同時に私は不快と快楽が入り混じり頭が混乱してしまい、放心状態になった。

セーラー服を着た可愛らしい少女が自分の股間の肉棒(本当ならあるはずがないが)を掴み、射精するという信じられない光景を強制的に見せられたのだから無理もないだろう。

「んうん……やだぁ〜〜、私ったらぁ〜〜、こんな恥ずかしいモノ出しちゃったぁ〜♪私ったらイケナイ子〜♪親に見つかる前に早くしまわないと。えへっ♪」

『私』は私のような口調で言い、男の分厚い肉棒を力技のようなもので私の身体の中に収めた。すると、さきほどまでにあったはずのその肉棒はすっかり見えなくなり元の状態に戻った。

いったい今の私の体の構造がどうなっているのだろうか。アノ薬を飲まされたことにより、私は着ぐるみのようになり、中に男性が入っていて私の身体を操っているのだが私の身体が完全に着ぐるみのようになっているのか、それとも身体が元のままで幽霊のようにその男性が重なっていて好きなときに自分の身体の一部が出せるのか、あるいは身体が融合しているのか……いろいろと考えたが私にはよくわからなかった。

「女の子の身体で自分のチンポを扱くのってこんなに気持ちいいとは 思わなかったぁ〜。夜にでもまたやろっかなぁ〜。ふふふ」

『私』はそう言いながらパンツ、スカートを穿き、制服を整え、トイレから出た。何事もなかったかのように……



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