〜ミイラ取り3〜 作:k 「クックックック、どうだぁ・・?実の娘に犯される気分は?んっんっ♪」 「おのれ・・・・!!下級妖怪の分際で・・・・わが娘を弄ぶか・・・くっ!・・・ああっ!!」 薄暗い和室で親子が二人、ほぼ裸同然の格好で肌を触れ合っていた。 娘が親を後ろから犯しているのである。 親は抵抗しつつもカラダに力が入らないといった感じだ。 娘は本来の娘の様子ではなく、何かに取り憑かれたような表情をしていた。 野望と欲望を一気に全部手に入れたような・・・・ 「クククク、下級妖怪ねぇ・・・・こんなナリではあるが、俺は元人間だぜ?」 「ま、まさか・・・・・いや、ありえぬ!(あの術は秘中の秘!決して外に出ることはない)」 「フン、どうやら心当たりがあるようだな・・・・そのとおりだ。 この今の俺はあの秘術によってもたらされたものなんだよ・・・ケッケッケ・・!!」 「馬鹿な!ありえん!あの術は我が桐生家の禁忌とされし門外不出の秘術! 今も宝物庫にて強力なけっか、ああっ!!!!!」 パンッ!パンッ! 後ろから黙れといわんばかりに激しく攻める。 「ンフ・・・五月蝿いわよお母様ァ・・・♪ 今はワタシが喋っているの・・・わかるでしょ? もし変なコトしようとしたらワタシ、間違って舌噛み切っちゃうかもよ?^^ それとももっと突いて欲しい?そんなに良かったか? 俺のモノは?・・・・ハハハハハハ!!!」 「・・・・!!」 物凄い形相で娘を睨みつける。 実娘には今まで見せたことのないような恐ろしい表情だった。 「まぁ聞けよ。 その秘術は絶対に漏れる事はないんだよな?」 「あり得ない。 厳重に結界で護られているし、盗まれたことも一回とてない。」 「そうね、それは合っているわ。盗まれてはいない^^」 いきなりいつもの表情や仕草で話し出すミコト。 それはいつも愛情を向けている愛しい愛娘のようであった。 自然に自分の気が緩む。 が、すぐにそれが偽りだと気づく。 「ミコトの真似はおやめなさい!汚らわしい!」 「フフ、イヤよ。こうしてお母様から何もかも奪ったということを実感してもらうんだから♪ で、話の続きだけど、盗みというのは何もその書物を奪う以外にもあるでしょ? ・・・・・・・・・・・・・・わからない? それはね、覚えてしまうという事♪」 頭に指を当てて、得意そうにワラうミコト。 その無邪気な笑顔が母の心を揺さぶる。 「宝物庫で、不届きを働いたヤツはいなかった?」 ハッとする母。 「ま、まさかお前はあの時の・・・・!!」 「ピンポーン♪あったりー! あの時、この桐生家に弟子入りしていた修行僧・・・・ ・・・・このカルマ様だよ・・・!!」 途端にミコトの口調が変わり、表情も我娘と疑うほどに恐ろしく歪んでいた。 顔を近づけ、弥生の声だが低めにして囁く。 「ちょっと書物読んだくらいで、破門、外道の烙印をおされ、俺は行き場を失ったよ。 その後、他の寺の門を叩いたがてめーらの根回しによってどこも受け入れてはくれなかった。 ほンの好奇心だったんだ・・・術への好奇心は修行僧にとって当たり前のものだろう? それを掟かしきたりかなんだがしらねぇが、それで俺の人生を台無しにしやがって! 修行で身につけた術で大儲けしてやろうと思ってたのによぉ!」 「そ、それでどうやって書物を・・・?」 「そうそう、ワタシはね、術とかは覚えるのニガテだったんだけど・・・・ 記憶力は天才的に凄かったのよね〜♪自分で言うのもなんだけどwww」 またミコトの口調へと変えるカルマ。 「途方にくれたワタシは晩年、お前らから追放された後3年ね♪ ついにこの術を完成させたのよ♪」 そして今の自分のカラダをその小さな手で嘗め回すように触りだす。 自分の腕を上げて、赤い舌を這わせ、母を見る。 「完成したときはそりゃあもう興奮したぜぇ・・・? どんなヤツにもカラダに入って乗っ取っちまえば俺のモンになっちまう。 偉いヤツも、金持ちなヤツも、そしてイイ女にもな・・・!!ひゃひゃひゃ!!」 一部始終を聞き終えた母が侮蔑のまなざしで愛娘をみやる。 「この下衆が・・・!!!」 「ひゃははは!なんとでも言えよメス豚が! 今の姿を見ろよ!あぁ?実娘に犯されながらヒィヒィ言ってる自分をよぉ! 「く・・・・・!!!」 「術を完成させた俺は贅の限りを尽くしたり、女や男でそりゃあ遊んだよ。 女のカイカンってヤツも経験したよ、ありゃあいいもんねぇ?お母様?フフフ・・・・ 金も女も地位も手に入れることができる俺は、 まだやってない事に気づいたんだ。 ・・・・・・・・・・・・・・・貴様らへの復讐だよ。」 「逆恨みではないか・・・!!」 「何とでも言うがいい・・・・俺は満足している。 現にこうして復讐達成間近まで来たんだからな・・・!!」 母の顔が青褪める。 「達成間近!?まだ終わってはいないと!? こ、これ以上なにをしようというのか! お前の恨みはこれで晴れたわけではないのか!」 その様子を見て満足げにミコトは唇の端を吊り上げて笑った。 「それは・・・・ オマエのカラダを乗っ取り、桐生家を乗っ取って初めて復讐は達成されるんだよ」 「なっ・・・・!!!ま、まさか・・・!!」 「そうよ・・・・このミコトのカラダからお母様へと移るの・・・・フフフ・・・・ やさしくしてあげる・・・お母様の娘、このミコトが犯してあげる・・・・アハ・・・」 ニュルヌル・・・・ズプププ・・・!! 「ヒッ!あっぁぁぁ・・・あっ・・あっ・・・・んっ・・んっ・・・」 歓喜の表情で母を犯す娘。 パンッ!パンッ! 「ああん♪お母様のナカとってもヌルヌルしてて気持ちイイ・・・♪ これならスムーズに入れそう・・・・♪」 「む、無駄だ・・・!!い、いくらワタシに成り代わっても・・・ すぐに周りが気づく・・・!!ああっ・・・!!んんっ・・・!!」 「大丈夫よ・・・♪この術の素晴らしさは、 乗っ取った対象のすべてを手に入れることなの・・・♪ つまり、記憶や仕草、モノの好き嫌いや夜伽までバッチリワカるの・・・ フフフフ、貴方に代わってお父様を悦ばせてあげるね・・・♪ 尤も、その時はお父様もワタシ達の仲間になっているけどね・・・クスクスクス・・・!!」 「あぁぁ・・・おのれ・・・・!!あんっ・・・あぁ・・・んんっ♪」 流石お母様・・・!この霊力・・・・素晴らしいわ・・・・ このカラダがついに俺のものに・・・・ぐふふふ・・・!! ああっ・・・んっん・・・♪ ズププププ・・・・ 「いくぜっ!メス豚が! オマエのカラダ!記憶!地位!財産!オマエに成り代わり、オマエになって、 この桐生家を滅茶苦茶にしてやるぜ!ぎゃはははは!! ニュルニュルニュル・・・・・・・・・・・ズポン! 「あ・・・・ぁ・・・・ぁ・・・・ぃ・・・・や・・・・ぁ・・・」 ズズズズ・・・・ その後、桐生家は表舞台から消え去り、滅亡への道を辿る事になる 原因は桐生家総本家正統継承者という説があるが定かではない。 史実によると突然人が変わったようになり、滅茶苦茶な采配をするようになったとか。 「さぁ〜て、次はどいつのカラダにはいって滅茶苦茶にしてやるかな・・・」 |