2章 エスカレート

それから、サトルは、しばらくアヤコの体を観察する事に、
時間を費やした。
Aモニタを、一日7時間くらい見る。学校に行っている時間を
除けば、ほとんど寝る間も惜しんでアヤコを盗撮した。

「指が…直径4.342… Rが…」

どうやら、アヤコの映像から、アヤコのサイズを調べているようだ。
それも、かなり細かく調べている。

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何日間もの、データ収集の後に、次にサトル自身のサイズを
計り始めた。

そして、コンピュータにその値を入力していく。

すると、各体の場所の一覧が表示され、
その横に「誤差」と書かれた数値が表示された。

アヤコの体と、自分の体との誤差を算出したのだ。

「肩幅が…マイナス4.92センチ…」
一人つぶやく、サトル。

次に、サトルはダンボールから、板やら棒やらを
取り出した。その板などを組み立てていくと、
ベッドのような、エクササイズマシーンのような、
不思議な器具になった。

その器具の上に横になり、肩をがっちりと固定する。
そして、手の辺りにある、レバーを回した。
すると、肩の部分の器具が締め付けられていく。

サトルは、ゴキゴキという音とともに、肩が
変形していくのを感じた。激痛である。

ヨガの一種だろうか。関節を強引に外して、
体の形を矯正しているようだ。

「…ぐぉぁああああぉぉっ!」
顔には、脂汗をかいている。

「アヤコちゃぁ…ん、ああああ!」

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日に日に、アヤコとの体の誤差が、少なくなっていくサトル。
どことなく、小柄になって、顔の形もすっきりとしてきた。
髪の毛も切らずに伸ばしたため、だいぶ長くなった。
もちろん髪型も、アヤコと同じに整えている。

いつものように、サトルは部屋で、アヤコと同じ下着、
その上にアヤコの制服を着ている。
体系が、アヤコと全く同じに変形してきたため、
きつかったアヤコの物と同じ下着や、
アヤコの制服も、今ではすんなり着ることができる。
胸のふくらみだけは、体系矯正では変化できないらしく、
ブラジャーの中に、胸パッドを入れていた。
遠くから見れば女の子に見えなくもない。
後姿だけならば、ほとんど女の子といっていいだろう。

鏡の前でいくつかポーズをとる。
スカートをひらひらさせたり、
髪の毛をかきあげてみたりした。
「こんにちは。私は、アヤコです。17歳。…」
アヤコを真似て話すサトル。
表情や、しぐさは、アヤコそのものであった。

しかし、よくよく見れば、ゴツゴツした顔や体はそのままである。
肌も、ざらざらしており、毛穴も女の子とは違い、ぶつぶつしている。
髪の毛も、よく見れば、女の子のさらさらした感じというよりは、
男のごわごわした質感であった。


「だめ…足りない。
アヤコちゃん… アヤコちゃんがもっと必要なの…  ちょうだい…」

いつものようにPCで盗撮画面を覗くサトルの目が、不気味に光った。

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アヤコの母は、専業主婦であった。
家事を一通りを終えて、そろそろアヤコが帰ってくる時間帯だろうか。
自宅に電話がかかってきた。

「もしもし、ママ…」
アヤコの声。
「どうしたの?」
「あのね…、学校の階段で、足をひねっちゃったの。今病院で、捻挫だって。」
「あらあらドジね。」
「今、○×病院にいるから、車で迎えにきて」
「はいはい、すぐいくから待ってなさい」
「ありがとう、ママ。…あ、そうそう、今ってパパはいないよね?」
「え?何言ってるの。おとといから、パパは出張でいないじゃない。」
「そうだよね。わかった。じゃあ待ってるね、ママ。」
「はいはい」

ガチャと受話器を切るアヤコの母。そそくさと支度をして家を出る。
しっかりと鍵を閉めて、車で病院に向かった。

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ある公衆電話から、アヤコの母の車が発進したのを、確認していた男がいた。

サトルである。
サトルは不気味な笑みを浮かべて、
「ごめんね、ママ。でも私、アヤコちゃんがほしいの。ゆるしてね。」
とアヤコの声でつぶやく。

そう、アヤコの母と先ほどまで電話をしていたのは、
サトルだったのだ。
アヤコの声で、電話をかけて、母を○×病院に行くようにしむけた。
実の母ですら、サトルの声だとは気がつかず、アヤコと電話していることを
疑わなかった。それほど、サトルのアヤコの声、口調は完璧だった。

本物のアヤコはというと、もちろん捻挫などしていないし、
あと少しで家につく着くころである。

サトルは、留守になったアヤコの家に、そ知らぬ顔で近寄る。
インターホンを押した。

誰も反応しない。

…よし。

ドアを調べてみると鍵がかかっていたが、サトルは冷静である。
手際よく、入り口の横にある自転車置き場の屋根の返しの部分を調べた。

そこは、アヤコの家の鍵の隠し場所だったのだ。

サトルはその鍵で、なんなくアヤコの家に侵入した。

「ただいまぁ。」
と、サトルはアヤコの声で帰宅を演じる。
そして、不適な笑みを浮かべた。

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何も知らないアヤコは、サトルの進入の10分後に帰宅した。

母が買い物にでも行っているのだろうか。車がない。
しかし、ドアには鍵がかかっていなかった。
「ただいまぁ。ママ?」

誰もいないようだ。
「またママったら、鍵も閉めないで無用心ね」
と一人つぶやくアヤコ。

二階にある自分の部屋に向かう。

二階には2つ部屋があり、1つは両親の寝室。
もう1つはアヤコの部屋だった。

アヤコが「AYAKO」と表札があるドアを開けようとした瞬間、

ガバッ!

と、何者かの手がアヤコの後ろから伸びた。
その手は、ハンカチを持っており、アヤコの口元をそれで覆った。

「きゃああああ!!…んーー…むぅんーーぅ!」
叫び声も、口がふさがれているせいで、大きな声にはならない。

その手を振りほどこうともがいてみるが、なかなか振りほどけない。
かなりの強い力だった。

そして、もがいているうちに、なぜか、強い睡魔に襲われた。
意識がどんどん遠のいていく。

誰か…た…す け   … て

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アヤコを後ろから襲ったのは、サトルだった。
自分の欲望を抑えきれずに、とうとう直接アヤコに実力行使をしてしまったのだ。

「アヤコちゃん、ごめんよ… ああ、アヤコちゃん。かわいいよぉ…」

眠りについたアヤコを抱えてベッドに寝かせる。
可愛いらしい表情で眠るアヤコ。何かの薬品でも嗅がせたのだろうか。
いっこうに起きる気配がない。

学校帰りのアヤコは制服を着ている。

サトルはおそるおそる、アヤコ着ているものを脱がしていく。
いつも着慣れているので、脱がすのは容易であった。
あっという間にアヤコは、ブラジャーとショーツ、ソックス姿にされた。

「ああ、アヤコちゃん…きれいな肌… 」

今までは映像でしか、見れなかったアヤコ。
その憧れだった人が、今目の前にいるのだ。
サトルは理性が吹き飛んでしまいそうになり、無意識に手が動いていた。

人差し指で、太もものあたりを押してみる。

「…やわらかいょお」
少し湿っているような、しっとりとして暖かい。
きめがこまかく、吸い付くようだ。

続いて、手全体で、太もも、ひざ、
足首などを、味わうように撫で回す。

「ああぁ、すごい…すごいよぉ。かわいい足…ほしいょぉ」

サトルは興奮のあまり、股間が異常に膨らんでいる。

触っても触ってもアヤコは、しばらくは起きそうになかった。


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アヤコは、なにやら、痛みで目が覚めた。
体が重い。何かがのしかかっているのだろうか。

声を出そうとしたが、意識が朦朧とするのか、
口が回らない。力が入らなかった。

痛み?

胸が痛い。
あと、… 

股の間あたりが痛む…


目を開けてみたが、真っ暗だ。どうやら、目隠しをされているようだ。

ぼんやりとする意識の中、恐怖をゆっくりと感じる。
先ほど急に襲われたのだ。

体にかかる、重さや痛みに意識を集中してみた。
自分が、今どういう状況にあるのか。

はぁ… はぁ…

ちゅぱ ちゅぱ 

はぁ… はぁ…

ちゅぱぁっ

どこからかぼんやりと、異様な息遣いと、何かをなめるような音が聞こえる。

体の感覚から、自分はどこかに横になっている事は確かだ。
手足を縛られているのか、動かせない。

素肌に直に、何かが重なっている。
…誰かの…肌?
素肌同士で、誰かとの密着。

強姦の2文字が頭をよぎる。

−いや、 だれ?! やめて!!−

と叫ぼうとする。
しかし、口からは

ふむぅ  ふむうぅ

という音しかでなかった。
口もふさがれているようだ。

すると、アヤコの体の上から、声が聞こえた。
「起きたようね…」
と、女の声がする。

どこかで聞いた声だった。
何か恥ずかしいような、懐かしいような…

アヤコは、それが、ビデオなどから聞こえる自分の声と全く同じだという事に気がついた。

自分の声??女??

「はじめまして、アヤコちゃん。…あ、はじめましてじゃないかなぁ。
いつも、私はアヤコちゃんを見ていたんだよ」

一方的に、その声は続ける。

「私、アヤコちゃんがほしいの。
声、しぐさ、笑顔、服…下着… 
そして、その可愛い髪の毛や顔、体がほしいの。」

この、女の人は何を言っているのだろうか。
私の顔?体??

「ねぇ、いいでしょ?この声だって、一生懸命、アヤコちゃんに成るために
練習したんだから。えへっ。」

えへっ と、照れ笑いする声まで私の声だ。
なんで、私に成りたいの?この人は。

「実は私ね、アヤコちゃんと同じこんなに可愛い声なんだけど…
本当は男なのよ。」

―男?!―

どうやっても、女の声としか思えないこの人は、男らしい。
つまり、アヤコは、今得体の知れない男と密着しているのだ。
急に体中が硬直する。嫌悪感、恐怖。

手足に力を入れて脱出しようと思っても、力が入らない。

得体の知れない男は続ける。
「びっくりした?アヤコちゃん、抵抗しても、無駄だよ。
しばらくは、力が入らないから。
さすがにまだ、姿までは見せられないけれど、
体の形も、アヤコちゃんにそっくりなんだよ。
服だって同じ、下着だってね。ほら、触って…」

そういって、その声の持ち主は、ごそごそと、
何かをアヤコの顔の辺りに押し当ててきた。
どうやら、スカートの中の部分らしく、
スカートのひらひらや、ショーツの生地の感覚が、
顔に伝わった。
そして、その中にある、何か熱くて硬い物の触覚も…。

アヤコは、不気味な感覚と、酸っぱくてむせかえる臭いが苦しくて、
顔を背けて、それから逃れようとした。
しかし、頭を両手でわしづかみにされているため、逃れることはできない。

「ほらね… ぅふんっ。」
男は執拗に股間を押し付けてくる。
ショーツの中から、ビクンビクンと血管が脈打つのを感じる。
「ぁああんっ。アヤコちゃんの顔に、私のおちん○がぁ… あはんっ。」
小さなショーツでは、それははみ出るらしく、
ところどころ、直に顔にぐにゃりとしたモノが当たる。

「…んはぁ んんぅっ …ぐひひぃ」
と、一瞬アヤコらしい声ではなく
下品な男の笑い声になった。これが本来の声なのだろう。
どこかで聞いたような…?いや、わからない。

「っと、ぃゃん。危ないあぶない。」
そして、すぐさまアヤコの声に戻る。

確かに男なのだ。
どうしよもない程の嫌悪感が、アヤコを襲う。

「アヤコちゃん、可愛いすぎるの。全部ほしいの。ね、いいでしょ。」

…私がほしい?
人って、そんなにあげたり貰ったりできるものなのか。

「アヤコちゃんの、全部が知りたいの。
もう、ほとんどアヤコちゃんの事は、知ってるんだよ。」

男は、まくしたてるように話しかけてくる。

「でもね、まだわからないことがあるの。
アヤコちゃんって、セックスの時、どんな顔するの?
どんな声であえぐの?ね… 教えて…」

と、その言葉が途絶えたと思ったら、また胸のあたりに痛みを感じた。

ちゅぱっ ちゅぱっ っじゅるぱっ という音。

どうやら、男は、アヤコの胸をむさぼるように舐めているようだ。
狂ったように、吸い付いてくるせいで、胸に痛みを感じていたのだった。

ちゅるる… はぁ じゅぱぁっ ぢゅぱぁあ…

−いやぁ… やめて!!−

「はぁん … 美味しいよぉ アヤコちゃんのおっぱい…」
ちゅぱぁ ちゅぱぁっ 

右の胸が、男に舐められたり、歯で軽くかまれたりする。
左の乳首は、力強く男の手の平で揉みしだかれていた。

−いたっ …やぁ … ぃたいよぉ … うんっ−

胸を舐めていた、男の口が一度止まった。

「胸を舐められたら、そうやって、眉間に皺をよせて嫌そうな顔するんだね。…はんぅ」

ちゅぱっ ちゅぱぁ 

とまた舐める。

「んはぁ… アヤコちゃん、そんな嫌そうな顔も、色っぽいよ。
あぁん、我慢できないよぉ… ぐひひぃ… …はむんぅ」

また、男は下品な声を垣間見せる。

じゅるぱぁっ ちゅるちゅるっ

そして、また胸をむしゃぶりついてきた。
まるで、何かネバネバした生き物が胸を這いずり回っているかのような感覚。
たとえようのない不快感。

−ぃやぁあ…  だめぇぇ、 た たすけてぇ ママぁ …−
アヤコは苦しくて叫ぼうとしても、声にならない。

「ぐひぃひぃっ …ぅぅん …ふぅ。」
と一息つく男。そしてまた、
「あー あー。えへっ。」
アヤコの声色を真似する。

「アヤコちゃん…おっぱいは、あんまり気持ちよくないの?
 …じゃぁ、こっちはどう?」

と、話終わると同時に、何かがアヤコのショーツの中に、もぐりこんできた。
どうやら、それは男の指らしい。

ぐねぐねと、ショーツの中を掻き分けて、奥へと突き進む。

「ああ…アヤコちゃんの大事な所の毛…やわらかい…。何だか、とってもエッチ…」
サラサラと、アヤコの茂みの上を、男の指がまさぐる。
強引に、あちこちを触るせいで、何やら痛く感じた。
気絶から目覚めたときに感じた、股の間の痛みの原因は、これだったのだ。

しばらく、男は無造作に、そうやってショーツの中を触っていた。
アヤコは、痛み以外に何も感じてなかったのだが、突然、

びくんっ
と、体が反応した。
−っきゃあ!!!−

んふぁあんっ!!

女の子の敏感な部分を触られたのだ。

男はそれに気がつき、
「え?アヤコちゃん…ここがいいの?」
と、敏感な箇所を再度触る。クリトリスである。
そこを指でこすりはじめた。

−っあああ!! だ、 だめぇっ!!−

堪えようとしても、アヤコの口から、むふぅっ! と息が漏れる。
腰が痙攣したように、びくんっと持ち上がる。

体の奥から、しびれるような何かを感じた。
何かが熱くこみ上げてくる。

「ああ…アヤコちゃん、感じてるのね。」
ビリビリと体に何かが走る。
今度の、しびれるような感覚は、痛みではなく快感であった。

−んぅぅんっ あはぁ… ん−
むふぅ… むふぅん とアヤコの口から漏れる息。

「いいの?ここがいいのっ?!」
と、何度も確かめる男。アヤコの快感を導いたことが相当うれしい様子だ。

「すごい… エッチなお汁がたくさん出てきたよ… 」

ちゃぷっ ちゃぷっ 
という音が、アヤコの股の奥から聞こえる。

んふぅっ  ぅふぁあぁんっ!
執拗に、クリトリスをもてあそばれて、そのたびに、吐息が漏れる。

「可愛いよ… 色っぽい、その表情 …あぁ 欲しいょっ…!ぐはぁぅ!!」
男は、また感極まったのか、アヤコ声から男声に戻る。

そして、胸を舐めまわしていた口が、今度は、アヤコのショーツの中を襲う。

じゅるじゅるっ …
じゅぱぁ じゅぱぁっ … 

いやらしい音を立てて、ショーツの上からアヤコの敏感な部分を舐める。

−いぁやあぁあ!!−
アヤコは、必死に抵抗を試みるが、まったく何もできない。

「っんはぁ!アヤコちゃんの、おま○こから甘酸っぱい、いい匂いがするよぉ…
 ああぁあん!!」
そう言いながら、男はアヤコのショーツを脱がしはじめた。
―だ、だめぇん!―


そして今度は直に舐めはじめる。

じゅぱぁぱぁっ じゅるるぅるぅ…という音を立てて、
男の舌が、アヤコの陰部を縦横無尽に移動する。
アヤコの股の愛液を、吸い尽くすかのような音。

−ゃん! やぁめて… ああ!−
気持ち悪いはずなのに、なぜか体はその舌の動きを欲しがっている。
いやらしい液がアヤコの内部から、とろとろとあふれてくるのだ。
「ぃやん…おいしいよぉ…」
と、陰部を舐めながら、卑猥な言葉をアヤコの声で叫ぶ男。

「アヤコちゃん…ああ、そんな顔するんだね…、気持ちいいんだね…ぐひいぃひぃあはぁ」

―はぁん… あはぁ…あん―

アヤコはこの変態男に、恥部を舐められて、不覚にも快感を得ている。
何も見えない、縛られているせいで動くこともできない。声すら出せないまま、
屈辱的な行為を受けている状況にもかかわらず、アヤコは感じてしまっているのだ。

「すごいよぉ、アヤコちゃん。アヤコちゃんのお○んこ…びしょびしょに濡れてるよぉ…」
男の言うとおり、熱い愛液が、アヤコの肉ビラからこぼれるように溢れていた。

−んはぁ … だめだよぅ… い…い−

んふぅ… んふぅん…
と、息が荒くなってきたアヤコ。

「ああぁん、欲しいよぉ…アヤコちゃん、アヤコちゃんのおま○こに…
私の、おちん○を…!」

−だ、だめぇ… や、やめてぇ!!−
アヤコは、現在のこの状況に快感を得ていたが、
男の発言した、それだけは、何とか避けたいと必死に抵抗する。

顔を背け、股を閉じる。

しかし、そんな抵抗むなしく、
男の両手が、アヤコの膝をつかみ、難なく股を開かせた。
クリトリスや股の奥がどこかヒクヒクするのを感じる。

「アヤコちゃんのおま○こ、綺麗…。びしょびしょだよ…アヤコちゃんも、欲しいんだね。」

−…い、いやぁ、だめぇ!!−

「行くよ、アヤコちゃん」
男はそう言い、体を引き寄せてきた。

熱くて硬いものが、アヤコの膣の辺りに当たる。大きい。
とてもアヤコの膣に入りそうにない。
「ああ… 今から、アヤコちゃんの中に入れるよ… 私のおち○ぽ、もう爆発しそう…」
先端が、アヤコの入り口を探り当てようと、ぐにゅりぐにゅりと、股の上を移動する。

そしてそれが、ある所に止まった。

「行くよ、アヤコちゃん」

次の瞬間、ぐじゅりっ…という感覚とともに、
アヤコの体の奥を激しい痛みが襲う。

−いたぁ いたいぃ!!−

んぅうぅっ!!

ぐじゅぅじゅっ という音とともに、アヤコの体の中に、
熱いものが痛みとともに深く突き刺さってきた。
とうとう、アヤコの中に巨大な男根が挿入してしまったのだ。

「ああぁはん!! 私のおち○、アヤコちゃんのおま○こに入ったよ!!」

そして、息つく暇もなく、そのまま腰を動かしてきた。

―お、おおき… い  ぁ あああんっ―

肉棒が、アヤコの中をグネグネとかき回す。

ぐちゃぐちゃああ…

すると、今度は痛みではなく、とてつもない快感が押し寄せてきた。

−くはんっ! ああぁ  お っきいのが  あぁぁ 中に…−

頭の中が真っ白になりそうになる。後ろから脳みそをひっぱられて、
空に飛ぶような気分だった。
体が勝手に動く。アヤコは無意識に自らの腰が動いてしまう。

むふぅっ むふぅっ はんんっ!

「アヤコちゃんの中、きついっ あったかいよぅ!んはぁっ!」
と男は言う。いまだに男は、時々出す下品な笑い声以外、、徹底してアヤコ声のままであった。
何も知らない人が、この状況を見たら、アヤコ自身があえいでいると思うに違いない。

じゅぱんっ じゅぱんっ!
と、ペニスがアヤコの体の奥を行き来する。

「アヤコちゃんの肉ビラが、私のおち○ぽにまとわりついて…き、気持ちいいよぉ」
押しては返す波のように、腰を打ちつけてくる男。
そのたびに、アヤコの奥を男根が突き上げる。
快感で、どんどん意識が遠くなってくる。

んふぅっ… んふぅうっ…!
と、アヤコの口から吐息が漏れる。
女の声色を真似しているわりに、男の腰使いや、アヤコをを引き寄せる手や腕は、
思った以上に力強い。

「んはっ! んはっ!! … もうだめぇ… んはぁ…んん!!」

−ああん!! あぁぁ!!−
アヤコと、それを犯す男も絶頂を迎えようとしている。
「中に出しちゃうよ!! 全部受け取ってぇ、私の熱いザーメンっ」

―え!? い、 いやぁあ だ だ め…―

「ん! ん! んぅぅうぅ!!イクぅ! いっちゃうよぉーーっ!!」
と、男はアヤコの声のまま大きく喘ぎ、思い切り腰を突きつけた。

―だ だめぇーー ぁ あああんぁああああん!!―

そして、

どぴゅぅぅう

という感覚を、アヤコは自分の体の中で感じた。
何かが、アヤコの奥でじわじわと発生する。
アヤコの声をした男のペニスから、大量の精子がアヤコの性器に発射されたのだ。

−ああ、あ… あ …−

アヤコは、中出しされてしまったのだ。子供が生まれてしまうかもしれない。
この、得体の知れない男との間に。
アヤコは、あまりのショックと、絶望のため、
また、セックスのエクスタシーのために、意識を失ってしまった。


3章へ続く


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