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「さすが大枚叩いただけのことはあるぜ。ふふっ誰も俺だと気づかないようだな。でもこんな思いができるんだから安いもんだぜ」 女子更衣室の中、一人の美少女がほくそ笑んでいた。 「それにしても不思議だな。よく中に俺の体が入ったもんだぜ。あの太鼓腹がこんなになるなんて」 少女はきゅっと絞れた自分のウエスト周りを、のっぺりと平たいお腹を制服のプリーツスカートの上からすっと撫でる。 「さてと、そろそろ着替えるとするか。ぐふふ、綾香の体操服を俺が着るんだ」 ブラウスのボタンを外し、体操服に着替えようとする少女。 「あれ？ こんなところに……」 その時、少女は自分のヘソの奥から白い糸が出ているのに気がついた。 「なんだよ、こんなところに糸くずなんて、これじゃ不良品じゃないか……えいっ！」 ヘソから出ている糸をぎゅっと引っ張る少女。 だがその途端、少女の皮膚は、ヘソのところから裂けてしまった。途端に中からぶわっとばかりにでっぷりとしたお腹が飛び出す。 「げっ！？ し、しまったあ！！」 慌てて飛び出したお腹を抑える少女。だが皮はさらに裂け続ける。 「どうしたの、綾香、げっ！」 隣で着替えていた同級生が叫んだ少女を覗き込む。 だがそこに立っていたのは、でっぷりと太った裸の男だった。 床には真っ二つに裂けた女の子の皮が転がっている。 「あ、あなた、誰？ キャァアア、痴漢」 その後、男が袋叩きにされたのは言うまでもない。 （作：ｔｏｓｈｉ９） |