エルフ姫の身体を乗っ取り

 作:ヴァレー



「ふふ......囚われの身になった気分はどうかしらシルヴィア姫?」

そう言って、目の前の人物は私――エルフの姫シルヴィアに下賎な手を伸ばしてくる。

私は身体を動かし、その手を振り払う。たとえ手が縛られていても下賎なるダークエルフ族に気安く触れられたくはない。

「もう、痛いじゃない。仮にも同じエルフ族なんだから優しくしなさいよ」

「邪神を崇拝するダークエルフ族を同族と思ったことなど一度もありませんね!」

手を振り払われた目の前の人物はクスクスと笑う。私はそんな彼女をキッとにらめつける。

たしかに目の前の彼女は、エルフ族の特徴たる長い耳を持っていた。

だが、それ以外の部分は私の知る高貴なエルフ族とは似ても似つかなかった。

エルフ族の煌びやかな金髪とは真逆な、全てを塗りつぶす漆黒の髪。

エルフの繊細な美しさを全て捨て去った、褐色の肌。

そして、奥底から憤怒の炎が燃え滾る、紅い瞳。

かつて、エルフ族と決別し、邪神を崇拝し始めたダークエルフ族の特徴だ。

「邪神ねえ......まあどうとでもいえばいいわ。だけど、そんな下賎なダークエルフ族との戦いに負けて、囚われの身になった姫様をどこのどいつだったかしら?」

「くっ......」

私は彼女の言葉に唇を噛み、うつむく。

負けたのだ、私は。目の前のダークエルフ族の長、フォルテ姫の率いるダークエルフの戦士達に。

「だからなんだと言うのです?たしかに私は負けましたが、まだエルフ族はたくさん残っています」

これは事実だ。

姫とはいえ、捕まったのは私だけ。今、エルフの里では着々と反撃の準備を整えているはず。

「大方、貴女の目的は私に『神の弓』の居場所を言わせたいのでしょうが、私はどんな拷問をされても口を割るつもりはありません!」

『神の弓』――エルフ族に代々伝わる秘宝だ。

この弓は光の力を増幅し、逆に闇の力を抑えつける加護を持っている。

この『神の弓』の加護によって、エルフ族は長く繁栄してきた。

そして、現在のダークエルフとの戦においては、ダークエルフの使う邪神の力を抑えつけるという点で加護を発揮している。

これによりエルフ族は戦において常に優勢に立てていた。

『神の弓』の居場所は直系の王族しか伝えられない。フォルテ姫は私を拷問し、居場所を吐かせ、『神の弓』を奪うつもりなのだろう。

だが、私はどんな拷問だろうと決して屈しはしない!

「ふふ......たしかにただの拷問では姫様には効かないでしょうね。......入ってきなさい!」

フォルテ姫は声と共に指をパチリと鳴らす。

指が鳴るとともに、フォルテ姫の後ろの扉から一人の男が入ってくる。

黒い髪に褐色の肌、フォルテ姫と同じダークエルフだ。

姫より少し高い背丈、男性らしい筋骨が太い大きな身体、一般的な男性ダークエルフの特徴と大きな違いはない。

だが、一つだけその男には明らかにおかしな点があった。

「どうかしら、シルヴィア姫?」

入ってきたダークエルフの男性は衣服を一切身につけていなかった。

褐色の肌を外気に晒し、股間の男性器は囚われの私を見て勃起し、天に向かってそそり立っている。

それを見て、私は露骨に呆れた顔でため息をついてやった。

「はぁ......その男に私を犯させる気ですか?呆れました。やはりダークエルフは性欲に塗れた下賎な存在なのですね」

フォルテ姫は、あの男性器を私の膣に突っ込めば、私が性欲に負けて堕ちるとでも思ったのか?

やはりダークエルフは知恵を持たない、哀れな存在だ。私が負けたのも偶然なのだろう。

数日耐えれば、エルフの軍が私を取り戻しにやってくる。

犯されるのは辛いが、耐えていればそれで終わりだ。

「口の減らない姫ね。すぐにその鬱陶しい口を封じてあげるわ。やってしまいなさい!」

フォルテ姫の命令と共に、裸のダークエルフの男性が私に近づいてくる。

そして、私の身体を掴み、顔を近づけてくる。

「へへ......いい身体してるなあシルヴィア姫。だが、この身体ももうすぐ俺のモノだ」

男は息を荒げ、私を見つめてくる。

この男は既に私を屈服させ、自分のモノにしたと思い込んでいるようだ。

だが、私はこんな下賎な男に犯された程度で決して屈しはしない。

「じゃあ、いただくぜ......」

男はその言葉とともに私に口付けをする。男の舌が口の中に侵入し、蹂躙を始める。

だが、先ほどもいったように私はこの程度で感じるような女ではな......い......?

「んん......?」

男の口付けに違和感を感じる。

舌以外のなにかが、一緒に口の中に入っていくような感触がした。

(何だこれは......?)

そのまま口付けされ続ける私。

フォルテ姫はその姿をニヤニヤと見つめている。

「ん......」

ゴクリと何かを飲み込み、私の喉を通っていった。

水のような、固形物のような、よく分からない何かが私の中に入っていった。

「え......なに......?」

私はつい困惑の声をだしてしまう。

というのも先ほどまで男によってふさがれていた口が突如緩まったからだ。

「う......」

そして、それと同時に男が急にバタリと倒れこんだ。

グッタリと倒れこんでおり、意識がないのがすぐに見て取れる。

どういうことだ?この男は私を犯すのではなかったのか?

「困惑してるわね。すぐに分かるわよ」

フォルテ姫がクスクスと笑う。

このダークエルフは一体何を考えてるのだ。

困惑しながらも、フォルテ姫を威嚇するために私は声を張り上げようとする。

しかし......

(声が出ない!?)

叫ぼうと思ったが何故か声を出すことができなかった。

(まさか毒?いや...違う)

先ほどの男の口付けの時、飲み込んだものは毒だったのか。

そう思ったが、どうやら違うらしい。

声が出ないわけでも、身体が動かないわけでもなく、『身体が勝手に動いていた』。

私はフォルテ姫に叫ぶために上を向いていたはずなのに、いつのまにか視点は下に落ちていた。

そして、私の目は何故か自分の身体を舐めるような視線で見つめていた。

「へへ......フォルテ様、成功しましたぜ」

その時、私はフォルテ姫に向けて声を放った。

それはたしかに私の口からの声だった。だが、私の意思で放たれた声ではなかった。

「さすが、我らが偉大なる神イ=スの力だわ」

フォルテ姫は私に近づき、私の拘束を解く。

拘束を解かれ、逃げるチャンスのはずなのに、身体は勝手に動き、のんびりと手足をストレッチさせる。

「これが女の身体か......はは!おっぱいで足元が見えねーな!」

また、私の意思とは関係ない声が出る。

自分の顔が歪み、姫にふさわしくない下卑た笑みをしているのが分かる。

「うはぁ!柔らけえ」

(な......!?)

そして、あろうことか私の手は自分自身の胸を乱暴に揉み始めた。

胸を揉み始めるとさらに顔は歪み、体温が上昇し、自身の身体に欲情しているのが分かる。

(どうなってるんだ!?私が私自身で胸を揉み、自分の身体に興奮している??)

わけが分からなかった。

いくら動かそうとしても胸を揉む手も欲情する身体もいうことを聞かない。

それどころか自分の意識が自分の身体にないような気分だ。

身体から自分の魂だけ離されている、そんな感覚である。

まるで誰か別の人間に動かされているようだ。

「お、姫様正解だぜ」

また、私の口から勝手に声が出る。

くっく、と笑いながら、私の考えを嘲るように私の口でしゃべりはじめた。

(正解......?この身体が操られたような感覚......まさか......)

「そうだよ、シルヴィア姫。お前の身体は下賎なダークエルフである俺に乗っ取られたのさ!」

そういって私の身体は転がっているダークエルフの男の身体を足蹴にする。

下卑た笑みを浮かべ、胸を揉みながらだ。

(そんな馬鹿な......)

人の身体を乗っ取る?そんなモノ聞いたことない。

「そんな馬鹿なって考えてるんでしょ?」

横で見つめていたフォルテ姫が話しかけてくる。

と言っても私の目線は乗っ取った男によって胸の方に向けられているので、そちらを見ることはできない。

「これがあなたが馬鹿にした邪神――我らが偉大なる神イ=スの御業よ。オーウェンこちらに向きなさい」

「へい!」

オーウェン――おそらく私を乗っ取ったダークエルフの男の名前を呼ぶと、オーウェンは私の身体を使い、フォルテ姫にひざまづく。

「ふふ......エルフ族の姫が私にこうしてひざまづくのを見るのは最高の気分だわ」

(くっ......)

フォルテ姫は私の顔をクイっと持ち上げる。

先ほどと違い、振り払うことはできない。

「ねえシルヴィア姫、あなたは私の奴隷よね?」

(そんなわけあるか――)

「はーい!わたしぃ、エルフ族の姫シルヴィアはフォルテ様の忠実な雌奴隷でーす」

(な!?)

フォルテ姫の問いに私の身体を操るオーウェンはまるで犬のようなポーズをとって答える。

フォルテ姫はそんな私の姿をニコニコと嬉しそうに眺める。

「オーウェンは私の忠実な下僕なの。どんな命令でも従うわ」

「フォルテ様の命令は絶対でーす」

オーウェンは私の口でそう宣言し、頭を地面にこすり付けてフォルテ姫に土下座する。

客観的に見れば、エルフの姫たる私がダークエルフに降伏しているようにしか見えない。

「例えば......シルヴィア姫、私の靴を舐めなさい?」

「了解しました!フォルテ様!」

(や、やめ......!)

私の抵抗など全く届かず、オーウェンは私の口でフォルテ姫の靴を美味しそうに舐める。

「レロッ...レロッ...はあ......フォルテ様のお靴とても美味しゅうございますぅ......!」

「ふふ......」

「うぐっ!?」

(かはっ!?)

フォルテ姫はそれを見つめると、足を動かし、口の中につま先を突っ込んでくる。

つま先は私の喉付近まで突っ込まれ、息が苦しくなるのが身体を操っていない私にも伝わる。

「はひぃー、はひぃー......レロ...レロ...」

(お、おぇー......)

だが、オーウェンはそれでも命令に従い、私の身体で靴を舐め続ける。

私の身体は完全にフォルテ姫の下僕に成り果てていた。

「ふふ......いい子ね」

フォルテ姫はつま先を引っ込める。

苦しさで咳きこみたくなるが、身体を動かすオーウェンは我慢してフォルテにひざまづく。

そのせいで私には苦しさだけが残った。

「フォルテ様ありがとうございましたぁ!」

オーウェンは大声でフォルテ姫にお礼の言葉を叫ぶ。

犬のようにハッハと息を荒げる姿は高貴な姫の面影は微塵もない。

(こんな......畜生のような姿を私にさせるなんて......!)

一連の行動に私の心は屈辱の怒りに震える。

――だが私はあくまで冷静を保とうと努力する。

たしかに予想外の展開だ。身体が乗っ取られるとは思いもしなかった。

だが、今の靴を美味しく舐めさせられるのは屈辱ではあるが、耐えられないわけではない。

ここは耐えて、エルフ族の仲間たちがフォルテ姫を捕らえる事さえできれば......!

「―――だそうですよ。フォルテ様」

(え......?)

「ふーん、そんなこと考えていたのね」

(え、今私の考えが口から出ていた......?)

私は私の中で思っただけだ。口に出すつもりなんてなかったし、そもそも今はオーウェンに乗っ取られていて、身体が動かせない。

「バーカ、身体を乗っ取ってんだから記憶も読めるに決まってるだろ?お前の考えは全部フォルテ様にこの口で伝えたぜ」

(そ、そんな......!)

私の考えが全て読まれている?

じゃあ、身体を奪われた時点で私の記憶は......

「ああ、全部見えてるぜ。元の俺は馬鹿だけどよぉ、姫様の記憶のおかげでなんだか賢くなってきた気分だ」

(こんなことって......)

私は絶望に打ちひしがれる。

「それだけじゃないわよ?オーウェン、伝えた通りに記憶を読んでみなさい?」

「はい、フォルテ様。......んー......んー......ああ、あーなるほどなるほど」

(一体何を......)

「ふふ、ごきげんようシルヴィア姫、エルフ族の軍配置について教えてくれる?」

「ごきげんようフォルテ姫様。はい、最も守りの固いのは里の東部です、こちらは『神の弓』の加護が最も大きい土地ですわ」

(!!??)

フォルテ姫がオーウェンに問いかけると、オーウェンは先ほどまでの粗野な男らしい姿からはほど遠い高貴な佇まいになる。

受け答えは気品の溢れるものになり、口調から見て取れた乱暴さは一切なくなっている。

「ふぅん......じゃあダークエルフ族が攻めるとしたらどこからがいいかしら?」

「はい、私見になりますが、里の南部は崖になっているので守りが薄いです。そしてそれと同時に加護も最も少ない場所なので偉大なる神の御業を使うことができます。御業で崖を昇り背後から奇襲すればひとたまりもありませんわ」

さらにオーウェンは理知的にフォルテ姫の質問に答える。

その口調は完全に私のものであり、内容は私の知識そのものであった。

「ありがとうシルヴィア姫、いえオーウェン」

「ありがとうございます、フォルテ様」

ドレスの端をつまみ、淑女らしく深々とお辞儀をするオーウェン。

「シルヴィア姫、貴女の知識と記憶はいただきました。これからはわたくしオーウェンがこの身体をフォルテ様のために有効に活用してさしあげますわ」

視点を下げ、オーウェンは身体の中の私に向かって囁く。

身体を奪われ、記憶と知識まで奪われた私に残った感情は絶望しかなかった。

(どうして......こんなことに......)

「さて、シルヴィア姫。あとはその身体の中で残りカスとなっている貴女が消えれば全て終わりですわ」

フォルテ姫が私に問いかけてくる。

彼女は私の身体を完全にオーウェンのものにするつもりらしい。

(なにをするつもりなの......?)

「いあ......いあ......」

フォルテ姫が何やら怪しげな呪文を唱えはじめる。

彼女のまわりにどす黒い瘴気が纏わりつき、空気が淀んでいく。

「貴女の魂はもう残りカスも同然、あとは偉大なる神の聖気に当てられながら強い刺激を与えれば簡単に消え去るわ」

(どういうこと......?)

「へへ......つまりこういうことだよ!」

そう言ってオーウェンは私が着ていたドレスを乱雑に掴み、それを引きちぎる。

(な!?)

それとともにドレスに覆われていた胸や肌が露出される。

「おっほ!直接触るとさらに柔らけえなあ......!んあ......」

オーウェンはそのまま手を胸に伸ばし、激しく揉む。

今度は乳首も含め、直接の接触のためオーウェンは喘ぎ声を漏らす。

(あ......やめ......)

「あん......はぁ......はぁ......おっぱい、すげえな。触っただけでこんなに感じるじゃねえか......」

(あ......あ......)

オーウェンが感じると私の意識も刺激されていく。

(くぅ......普段ならこんなに感じないのに......)

私は性的な拷問にも耐えられるように訓練しているので、本来ならこの程度で感じることなどあり得ない。

だが今は身体を奪われ、操り主であるオーウェンが快感を受け入れている。

そのため、防波堤となる欲の壁が消え去っており、快感が直に私の意識になだれこんでくる。

「こんなデカ乳ぶらさげてよぉ......とんだ淫乱姫だな!......まあ、今はわたくしのおっぱいなのですけどね。あぁん......!」

オーウェンは二つの記憶を自在に切り替えて、私の身体を蹂躙する。

「ふたぐん......」

オーウェンが私の身体を使って自慰行為に耽っている内にフォルテ姫は呪文の詠唱を済ませる。

「ふふ、オーウェン。ちょっと強い刺激がいくわよ?」

フォルテ姫はそう言って、近づくと私のへそから首にかけてをねっとりと舐める。

「あっ......ん......うぁっ......!!」

他人からの刺激をうけオーウェンはさらに喘ぎ、身体を蕩けさせる。

そして、その刺激はダイレクトに私に伝わってくる。

(あぁ......)

フォルテ姫は指を使い、乳首を挟んで刺激し、そのまま舌で全身を舐め回す。

強すぎず弱すぎず、適度な快楽を与え続ける。

「女の身体の感覚はどうかしらオーウェン?」

「はぃぃ......!さいこーです、フォルテ様ぁ......!んひゃあ......」

フォルテ姫の愛撫をオーウェンは全て受け入れ快感を享受する。

愛撫は股間の秘部にもおよび、分泌された愛液を潤滑油に中を指で乱暴に弄られる。

「いい反応するわねオーウェン......そのシルヴィア姫の身体でだったら夜伽相手に任命してあげる」

「おれがフォルテ様の夜伽相手にぃ......?ありがとうございますぅ!あへぁぁ......?ふやぁあぁぁぁぁ!」

(あがががが......!!)

膣を指でピストンされ、オーウェンは激しくヨガる。

全身から汗を垂らし、秘部からは愛液が噴出す。

その刺激に私の意識は遠くなっていき気を抜くと手放しそうになる。

「さあ、偉大なる神の聖罰よ!いあ!いあ!ふたぐん!」

フォルテ姫はそう言って、手のひらを開く。

そして呪文を再び唱えると、姫の手からうねうねとしたタコのような触手が生えてくる。

それは邪気を纏い、這いずり回るような冒涜的な音を立て、奇妙な動きで彼女の身体に繋がっていた。

「ふふ......偉大なる神の聖気に触れて消え去りなさい、お馬鹿なエルフ族の姫様」

フォルテ姫はその触手を私の身体に放つ。

触手は身体を這いずり、口の中に飛び込み、胸に纏わりつき、膣へと入り込んでいく。

「ん......うぅ...!くぅぅぅ!!......!!」

(あ......あ......意識が......)

あまりの刺激にオーウェンは身体を暴れさせ、ビクビクと快感を感じ取っている。

私の意識は押し流され、朦朧としてくる。

「ひゃうぁっ、ああんうあぁぁぁっ???」

人間とは異なる奇怪な動きが容赦なく、身体を蹂躙する。

触手の吸盤が強力に吸い付き、身体を離さない。

(もう......だめ......)

「あはっ!イくぅぅぅぅ!!イくぅぅぅ!あはぁぁぁ......」

膣から大量の潮が噴射される。

異形たる触手を前に私の身体はあっさり絶頂を迎えた。

(あ......消える......私が......消えていく......)

指一本掴んでいた手が絶頂の波に流され、私は意識を手放した。

(たす......け......)

「あはぁ......ふぉるてさまぁ......!この身体最高ですよぉ!」

身体を完全に奪い取ったオーウェンはにこやかにフォルテ姫に告げる。

「『神の弓』の場所も読み取れましたぁ......!」

オーウェンは雌の顔をして快感を味わいながらもきっちりと任務を果たす。

フォルテ姫はすぐにその場所を聞き、兵士を派遣する。





その後、神の弓を手に入れたフォルテ姫は邪神の力をフル活用し、エルフの里に攻め上った。

エルフ族は必死の抵抗をしたものの、最後にエルフ族の兵たちの前にオーウェンに乗っ取られたシルヴィア姫が現れ、姫の寝返りを告げたことで戦意は喪失し、エルフ族は滅びた。

戦の後、邪神を奉っていたダークエルフたちがどうなったかはまた別の話。








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