フュジティブTHE ENDD〜絆は永遠に〜

 作:無名



周囲の建物の光がー
屋上を照らす。

屋上では
一人の少女が涙を流していた。

彩香はー、
座間を消し去るために、
自らの命を賭して、電流を浴び、
倒れた龍平を前に、
涙を流していたー。

すぐ傍では、
座間に憑依されていた生徒ー、
清水 由香里が横たわっている。

「−−な、何事?」
後から屋上にやってきた、おしゃれ好き生徒の美香が
不思議そうに声を出す。

「−−−ゆ、由香里と、未来の警察官クンが倒れてる…?」
淳子も不思議そうに声を出す。

しかも、由香里は下着姿の状態で、
服が周囲に散乱している。

「−−−呼んで!」
彩香が叫んだ。

「−−え?」
美香が問い返す。

「救急車と先生を呼んで!早く!」
彩香が言うと、二人は訳も分からず、
そのまま、救急車と先生を呼ぶために、
屋上から去って行った…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

市村 龍平(いちむら りゅうへい)
高校生。凶悪犯の座間の憑依を突き止めた。

市村 孝彦(いちむら たかひこ)
龍平の父親。座間を追っていた。

松本 彩香(まつもと あやか)
高校生。龍平の彼女。座間に憑依されていたが救出された。

清水 由香里(しみず ゆかり)
高校生。生徒会副会長で、読書好き。

竹内 美香(たけうち みか)
高校生。お嬢様育ちでわがまま。

小笠原 淳子(おがさわら じゅんこ)
高校生。ショートカットが似合うスポーツ好きの少女。

座間 良一郎(ざま りょういちろう)
凶悪犯罪者。現在もとある女子生徒に”成りすまし”をしている

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

のどかな風景を、車窓から覗く。

何だか、とても落ち着く。
機関車のような列車に乗りながら
龍平は、漠然と外を見つめていた。

とても、居心地の良い空間ー。
思えば、ずっと慌しかった気がする。

でも、もうそれも終りなんだ。

そう思うと、妙な安心感に包まれた。

この機関車は、どこへ向かうのだろう。
いや、そんなことはもう、どうでもいい。

ふと、龍平は周囲を見渡した。

すぐ近くの座席に、
クラスメイトの清水 由香里が居た。

「−−あれ?清水さん」
龍平は、由香里に声をかけた。

由香里が振り向いて微笑む。

「あら、市村くん…
 あなたも”乗ってた”んだね…!」

”由香里の姿をしたソレ”は、
不気味に微笑んだ…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2人は、救急車で運び込まれた。

事情の説明…。
そんなことは、彩香たちにはどうでも良かった。

今はただ、2人に、助かって欲しいー。

龍平の父親で、警察官の孝彦も駆けつけ、
座間の憑依の件を知る孝彦や、
彩香たちに協力し、
学校側を上手く誤魔化してくれた。

由香里の容体は安定…
数日以内には目を覚ますとのことだった。

しかし、龍平は…


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

暗闇の中、彼女は、さまよっていたー。

「−−−−……」
進んでも、進んでも、続く暗闇ー。

この半年以上、ずっと幽閉されていた暗闇ー。

けれどー
突然、”光”が差しこんだ。

「ーーー清水さん…もう大丈夫・・・」
光の中から、龍平が姿を現した。

暗闇に幽閉されていた少女、由香里は
不思議そうに龍平の方を見る。

「ーー市村くん…?」
由香里が声をかけると、龍平は微笑んだ。

「もう大丈夫ー
 座間は消えたから…

 …僕、聞こえたんだ…
 清水さんの助けを求める声がー。」

龍平は、夢で、由香里が助けを求める声を
何度も聞いていた。
何故かはわからないー。

由香里が、座間に支配されている間に、
心の奥底で、上げていた悲鳴が届いたのだろうか。

「−−−市村くん…」
由香里が涙を浮かべながら感謝の言葉を述べると、
龍平は、由香里を光の方に招きよせた。

そしてー
由香里は光の中へと進む。

その時、気づいた。

「−−−市村くん…?」

背後に居る龍平はー、
何故だか光のある方にやってこようとしない。

「どうしたの?ーわたしと一緒に…?」
由香里がそう言いかけると、
龍平は悲しそうに微笑んだ。

「僕はーーー、もうーーーー」

ーーーー!!
由香里が、ベットの上で目を覚ました。

「−−−−−…ここは…」

見渡すと周囲は病室…
そして、ちょうど、クラスメイトの彩香がお見舞いに来ていた。

「由香里…良かった」
彩香が微笑むと、
由香里も、少しだけ微笑んだ。

カレンダーの方をちらっと見る由香里…。
ーー半年以上が経過している。

自分が憑依されたのは、
なんとなく分かっていたー。
急に、真っ暗になって、
それからは、何も出来なくて…

必死に、助けを求めてー、
けれど…誰にも言葉が届かなくて…。

由香里の目から自然と涙がこぼれた。

「−−−ありがとうー」

きっと、皆が助けてくれた。
由香里は、そう思った。

「−−−いいの」
彩香は、そう呟いて、
由香里の手を優しく握り締めた…。

「−−わたし…みんなに酷いことしちゃった…」
由香里が悲しそうに呟く。

座間に憑依されていた間の記憶が、
かすかながら残っていたー。

「−−ううん、あれは由香里じゃない。
 大丈夫。心配しないで」

彩香の言葉に、由香里は微笑んだ。



「市村くんー、何でわたしが憑依されちゃったか、わかる?」
「ーーーわたしには、守るべきものがなかったからー」



憑依されているとき、自分が言った言葉が脳裏に浮かぶ。

由香里は、目に涙を浮かべて彩香の方を見た。

「わたしにもあったよー。
 守るべきもの…」

穏やかな日常ー。
クラスメイトとの大切な日々。

由香里にも、ちゃんと、守るべきものがあった…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

修学旅行がおわり、
由香里は無事に退院したー。

けれど、龍平は眠ったまま。
都内の病院に搬送され、治療が続けられている。
余談を許さない状況が続いている。

1週間後の放課後―。
龍平の病室を彩香が訪れた。

眠ったままの龍平の手を握りながら、
龍平の方を見つめる。

「彩香…ごめん…
 ”約束”守れないやー」

龍平の言葉を思い出して目に涙を浮かべるー。

「−−また遊園地行くって、約束したでしょ?…」

龍平から返事は無い。

「僕には、彩香が居るー。
 彩香のことが大好きだし、僕は絶対に彩香を裏切らない」

屋上での龍平の言葉が次々と浮かんでくるー。

「−−絶対に裏切らないんでしょ…?」
彩香は、龍平の手を握りしめて、その場で涙を流した。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

機関車は、のどかな風景の中を走っている。

落ち着くー。
もう、何も、考えなくていい。

龍平は由香里の姿をした何か、の隣に座って
談笑していた。

「そういえばさ、僕たち、どこに向かおうとしてるんだっけ?」
龍平がふいに気になって尋ねた。

「−−−ふふ、良いところよ」
由香里は微笑んだ。

普通であれば、それだけの答えなら、答えになっていないのに、
何故だか龍平は安心した気持ちになった。

「一緒に”逝”こうね 市村くん…」
由香里が不気味にほほ笑んだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

彩香がお見舞いに行った翌日。
病院から連絡があった。

昼休み終了後、担任が教室にかけこんできた。

「病院から連絡があった。
 市村が、急変したようだ」

先生の言葉に、
彩香が驚いて立ち上がる。

「−−龍平!」
教室の外に走り去ろうとする彩香。

「おい!松本!」
先生が彩香を呼び止めた。
まだ、5時間目、6時間目の授業がある。

「−−せ、先生!」
彩香が目に涙を浮かべて先生を見る。

先生は、微笑んだ。

「−−行ってやれ!」

彩香は目に涙を浮かべて頭を下げて、
そのまま廊下を走り出した。


「龍平…約束破ったら、、許さないから!」

彩香は慌てて病院へと駆け付けた。

そこには既に、龍平の父親の孝彦の姿があった。

彩香は孝彦に会釈をすると、
龍平のほうを見て涙を浮かべる。

医師たちが必死の蘇生を試みている。

「−−−彩香!」
後から病室に、淳子と美香が駆け込んできた。

二人も、先生に許可を貰ったようだ。

「−−−ーー龍平!!ダメ!!
 ねぇ!私を一人にしないでよ!!」

彩香の言葉を、
孝彦も淳子も美香も、悲しそうに聞いている。

病室の外には遅れてやってきた
由香里の姿もあった。

由香里は病室の外で泣き崩れる。
「ごめんなさい…市村くん…」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

機関車が”停車”した。

寂れた駅。
殺風景で、汚らしい、なんの変哲もない場所。

「−−汚い駅ね」
由香里がバカにするようにして笑った。

「そうだね」
龍平も興味なさげに駅から目を逸らす。

降りる客は、誰も居ない。

龍平は窓から先の線路を見た。

不思議なことに、線路が天へと向かって伸びている。
あの先に”楽園”があるのだろうか。

機関車が出発の合図の音を立てる。

「−−−−−」
龍平は穏やかな気持ちに包まれた。

横に居る”由香里の姿をした何か”は
不気味な笑みを浮かべた。

「−−−待って!」
閉じる扉を、何者かが抑えた。

「−−−?」
龍平が扉の方を見ると、
そこには、おしゃれ好きの美香の姿があった。

「−−あんた、彩香を置いていくつもり?
 あんなに好き好き言ってたのに、
 酷くない?」

美香が叫んだ。

「−−え?」
龍平は不思議そうに首をかしげる。

”だったら、彩香が僕と一緒にこの機関車に乗れば
 いいじゃないか”

そう思った。

「−−耳を貸さないで」
横にいる由香里がつぶやいた。

扉が美香の後ろからやってきた少女に
こじ開けられる。

「−−女の子泣かせたら
 警察官失格だぞ〜?」
スポーツ好きの淳子がふざけた様子で言う。

「−−け、警察にはならないって」
龍平がいつもの返しをする。

ふと、龍平は駅の方に目をやった。

駅にはー、
涙を流している彩香と、由香里の姿があった。

「−−−み、みんな…」
龍平は、仲間たちの姿を見て、はっとする。

駅のホームの改札付近では、
父の孝彦が龍平の方を見ている。

”早く戻ってこい”と言いたげに、
龍平に手招きをする。

「−−−父さん…」
龍平は、車内の座席から立ち上がる。

「ほら!早く早く!」
淳子が手を差し伸べる。

「−−−おい!」
背後に居た”由香里の姿をした何か”が叫んだ。

龍平は驚いて振り返る。

「そんな薄汚いところに戻るのか!?
 お前も楽になれよ・・・!」

由香里のカタチをした何かが変形していくーー

「−−俺と一緒に、テメェも逝きやがれクソ餓鬼がぁ!」
由香里の姿をしていた座間が叫ぶ。

「−−ーーー」
龍平は、静かに振り返った。

「−−−僕は、まだ逝かない」
龍平は気づいた。

これはーー
あの世への…。

「例え、僕たちの生きている世界がどんなに辛く、
 苦しい世界だったとしても、
 僕はーー戻らなきゃいけないんだ」

駅に立っている仲間たちを見つめながら龍平は微笑む。

「−−みんなが待ってくれているからー」

龍平の言葉に、
座間も駅の方を見つめる。

座間の目には”誰も写っていないー”

「−−−−……」
座間はその場で黙り込んだ。
少し、その表情に悲しいものを浮かべながら…。

ー手招きする仲間たちを見つめて龍平は
機関車から降りようとする。

「−−クソ餓鬼!」
座間が背後から叫んだ。

立ち止まる龍平。

「−−−…俺も…次生まれたら…
 ”そっち”に行けるのか…?」

座間の言葉に龍平は振り返らずに
答えた。

「−−僕に聞かれても分からない…。
 でも、それを決めるのは、自分自身だよ」

そう言うと、龍平は、機関車を降りた。

「−−−−龍平…」
彩香が手を差し出した。
龍平がその手をしっかりと掴む。

「−−−ごめん…彩香。
 僕は、どこにも行かないよー」

二人の手を包み込むように、
由香里、淳子、美香、そして父の孝彦が
手を重ね合わせたー。

ーーーお願い、戻ってきてーーー

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

病室では心停止状態の龍平が、
みんなに手を握りしめられていたー。

「−−−龍平!お願いだから…!」
彩香が悲しそうにつぶやく。

「−−市村君」
由香里が寂しそうにつぶやくー。

「−−ほら、早く戻ってきなさいよ」
おしゃれ好きの美香が目に涙を浮かべて言うー。

「−−警察官は不死身でしょ〜?」
淳子が微笑みながら言う。

孝彦は無言でただ願った。
息子の帰還をー。


そしてーーー
心電図に動きが現れたーーー。

驚く医師。

「−−−龍平?」
彩香が目に涙を浮かべながら龍平の方を見るー。

龍平は、目を開いて、優しく微笑んでいた。

「−−−−ただいまーーー」

その一言だけ、龍平は呟いた。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

一週間後―。

退院を翌日に控えた龍平は父の孝彦と
病室で話していた。

「−−ー父さん、座間は消えたよ」
龍平が言うと、
孝彦は少しだけ笑った。

息子は、命を賭して、大切なものを守った。

「−−−よくやったな、龍平」
孝彦のその言葉に龍平は照れくさそうに笑みを浮かべた。

「−−奴は」
孝彦が口を開く。

「−−結局、奴は、逃亡してしまったな」

孝彦は座間を”捕まえて”法で裁きたかった。
けれどー結局、それは叶わなかった。

ある意味、逃亡者(フュジティブ)は、そのまま
逃げ切ってしまったのかもしれないー
生きている人間の、手の届かないところに。

「とにかく、無事で良かった」
孝彦の笑顔に、龍平も嬉しそうにうなずいた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

退院翌日―。
龍平は”久しぶりに”学校に登校したー。

もうすぐ、夏休み。

緑生い茂る正門前で、
龍平が救った少女がー、
龍平を待っていた。

「−−−市村くん、お帰りなさい」
生徒会副会長の由香里は、
優しく微笑んだ。

いつもの笑顔に龍平は安心する。

「−−清水さん」

由香里のメガネは新しくなっていた。
座間が最後に投げ捨てた際に、割れてしまったからだ。

「−−−ありがとう」
由香里が、優しく微笑みながら呟く。

「そして、ごめんなさいー」
由香里が頭を下げるのを見て、龍平は静かに首を振った。

「悪いのは、清水さんじゃないよー。
 だから、もう気にしないで。
 清水さんが無事で本当によかった」
龍平が言うと、由香里は嬉しそうに微笑んだ。

「−−−あ、…そうだ」
龍平が口を開く。

「−−−僕さ……
 僕には、彩香がいるから……
 だから、その…」

龍平は、今まで逃げていたことに対して決着をつけておこうと思った。
気づいていたけど、断れば嫌われるかもしれないー。
その想いから気づかないふりをしていた。



「−−そうだ。市村くん。教えてあげよっか。」
「わたしー、市村君の事が好きだったのー。」



憑依されていた由香里の言葉を思い出す。
由香里も、座間によって、秘密が暴露されていたことを
覚えていた。

「ーーー大丈夫。気にしないで」
由香里が微笑んだ。

「−−わたしも前を向いて生きることにしたから…
 半年間は奪われちゃったけど…
 いろいろ滅茶苦茶になっちゃったけど…

 それでも、わたしにはまだ命があるから」

由香里は、憑依されていた現実にくじけることなく、
前を向いて生きることを決めていた。

龍平は、ほほ笑んで頷いた。

「−−さ、半年前に読み途中だった本、
 読まなきゃ!”毒蛇の怨念”って小説…!」

由香里が嬉しそうに言う。

「ま〜た、変な本、読んでるんだね、清水さんは」
龍平が言うと、
由香里が「ふふっ、でしょ?」と言って、そのまま笑顔で
立ち去って行った。

龍平は由香里の後ろ姿を見ながら、
安心した様子でほほ笑んだ。


龍平は教室へと向かう。

途中、廊下で話している美香・淳子の二人と出会った。

「あら?今日から復帰?おめでとう」
美香が笑う。

「−おっ!二階級特進を逃した未来の警察官!」
色々無茶なことを言う淳子。

「−−−ぼ、僕は警察官には…」

その言葉を遮るようにして、
美香が言う。

「彩香、あんたのこと待ってるよ。
 早く教室に行ってあげなさい」
美香が言うと、
龍平はうなずいた。

美香と淳子は、そんな龍平の後姿を微笑ましく見送った。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

教室に辿り着くー。

いつもの座席に彩香が居たー。

「−−−」
龍平は、その姿を見て、懐かしさを覚えた。

そしてー。

「彩香!」
龍平が彩香の名前を呼ぶと、
彩香は振り向いて、嬉しそうに微笑んだ…。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

半年後―。

クリスマスの日。

ライトアップされた観覧車が
二人を照らすー。

「−−言ったでしょ?僕は約束を破らないって…」
龍平が言うと、
彩香が苦笑いする。

「−−−ギリギリセーフってところね」
彩香の言葉に龍平は苦笑する。

「彩香を置いて、死んだりなんかしないよ」
龍平の言葉に彩香は笑って頷いた。

光の中、二人は、ほほ笑んだー。

「−−−来年も、また来ようね」
彩香が言うと、
龍平は頷いた。

「もちろん。来年も再来年も10年後も、
 100年後もー」
龍平が言うと、
彩香は笑いながら言った。

「−−ありがとう。
 でも、100年は無理ねー。
 龍平、カップラーメン好きだから
 そんなに長生きできないよ」

そう言うと、彩香は笑いながら観覧車の方に向かって行った。

「−−ちょ、なんだよそれ!
 酷い言いぐさだなぁ」

龍平も苦笑いしながら観覧車の方に向かって行った…。


凶悪犯罪者・座間は消えたー。
奪われかけた大切なものを、
龍平たちは、取り戻すことが出来たー。


「−−−ほら、龍平、乗り遅れちゃうよ!」
彩香が差し伸べた手を、
龍平は微笑みながら優しく握りしめたー。


彼らの絆は、永遠にー。


おわり

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コメント

気持ちよく終わることができました!
めでたし、ですネ!

なりすましモノ祭りに参加できただけでなく、
皆様に楽しんでもらえたようで、とても嬉しく思います!

最後の結末まで、お楽しみ頂けましたでしょうか?

ここまでお読み下さり、ありがとうございました!!






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