対魔忍とオーク、入れ替わる
 作: もしかして:取鳥



「ゲヘヘヘヘ、いい女を二人捕まえたかと思ったらまさか対魔忍とはな。」
「兄貴よぉ、俺たちすっげぇラッキーだな。」
突き出ている腹をブヨンブヨン揺らしながら笑う二体のオーク、その彼らの目の前には対魔忍の井河アサギと井河さくらが下着すらない生まれたばかりの状態で存在している。
二人とも手足を縛っている縄を解こうと頑張っているが、どれだけ身体を動かしても二人の豊満な乳房やお尻をプルンプルンと無意味に弾ませるだけである。
「今すぐ私たちを解放しなさい!」
「じゃないと酷い目に合わせるんだから!」
声を荒げながら暴れるアサギとさくら、しかし二体のオークはそんな二人をエロい目つきで見てはゲスな笑みを浮かべるだけだ。
「おー怖い怖い、さすがは対魔忍様だな。だが残念な事に、お前らは俺たちに酷いする事なんて出来なくなるんだからよ。」
「兄貴、さっさとやっちまおうぜ。」
「そうだな、まずはお前からやっていいぞ。」
「サンキュー。」
そう言うと弟分らしいオークが股間を覆っている布を剥ぎ取り、棍棒かと思ってしまいそうなほど太く長く凶暴なブツを露わにするとさくらに近づいた。
「やめて!こないで!」
「さくらに乱暴をしないで!さくらに乱暴したらすぐに滅してやるわ!」
バタバタ暴れるさくら、アサギもさくらを護るためにそう口にしながら暴れる。
しかし弟分のオークはそんなアサギを軽々と持ち上げて離れた位置に置くと再びさくらに近づき、手が触れるくらいの距離になると芋虫のような指をさくらのお腹に当てた。
するとさくらのお腹に赤い線がスッと現れ、その線が複雑怪奇な紋様になるとオークは自らのお腹に指を当てさくらに現れたのと同じ紋様を浮かび上がらせた。
そして弟分のオークが奇妙なリズムの呼吸をし始めるとさくらは目を閉じて動かなくなり、それとほぼ同時にオークも目を閉じると音を立てて倒れた。
「さくら!さくら!」
さくらの名を呼ぶアサギ、そのアサギの声が届いたのかさくらはすぐに目を覚ました。
しかし・・・
「ウヘヘヘヘ、でっけぇパイオツしてやがんなこの女はぁ。」
そう言って乳房を揉むさくら、明らかに様子がおかしい。
「さ、さくら・・・?一体どうしたの・・・?」
「ん〜?なんでもないよ、お姉ちゃん。」
そう言ってニッと笑うさくら、普段さくらがしそうにはない笑顔であり更に怪しい。
一体何がさくらに起こったというのか、だがそれを考えている悠長な時間は無かった。
兄貴分のオークは弟分のオークと同じように裸となるとアサギに近づき、アサギと自分のお腹に触れるとさくらと弟分のオークのお腹に浮かんでいるのと同じ紋様を出現させた。
そして弟分のオークがしたような呼吸を行うとアサギと兄貴分のオークは目を閉じて倒れ動かなくなり、少しするとアサギが目を覚ました。
だがアサギも・・・
「ゲへへ、近くで見ると凄さがよりよく分かるぜ。」
そう言って涎を垂らしながら笑みを浮かべている、さくらもアサギもどうしたというのだろうか。

「兄貴、上手くいったな。」
「ああ、こんな上玉を手に入れられるとは思ってもみなかったぜ。」
大声で笑いながらそう言い合うさくらとアサギ、縄を解き自由になった二人の手はプルプルとした柔らかく大きな乳房に這わせられそれをムニュリと揉んでいる。
「アン・・・アァン・・・。」
「ひゃう・・・ひゃん・・・。」
艶めかしく息を吐くアサギとさくら、すると・・・
「「な、何なのこれぇぇぇぇぇ!?」」
辺りに響く野太い声、その声の発生源の方を見てみるとそこには意識を取り戻したらしい兄貴分と弟分のオークが慌てふためいていた。
「おっと、目が覚めたみたいだな。」
「みたいだな、兄貴。」
「ど、どうして私オークになって・・・。」
「それにどうして私たちが目の前にいて・・・イチャイチャしてるの・・・?」
混乱するオーク二人、まるで自分たちがアサギとさくらであるかのような言い方だ。
そんな二人を見るとアサギは笑みを浮かべ、さくらとの絡みをやめるとほんのり汗が浮かんでいる身体のままオークに近づいた。
「訳が分からないようなら教えてやるよ。俺たちとお前らの腹に浮かんでいるのは意識交換の紋様っていってな、それを入れ替える対象の肉体に出現させてある呼吸法を行うとその紋様がある者同士の意識が入れ替わるのさ。つまりお前ら対魔忍はオークになり、俺たちオークは対魔忍となったのさ。」
「も、元に戻して!じゃないと・・・。」
「じゃないと何だって言うんだ?今のお前らはオーク、対魔忍になった俺たちならお前らを何一つ残さず消し去る事が出来るんだぜ。」
そう言われ黙るアサギとさくら。
「まあ安心しな、俺たちは心優しいからお前らを殺すような真似はしないからよ。ただ俺たちの遊び相手にはなってもらうけどな。おい、やるぞ。」
「おう、兄貴。」
そう言ってさくらの姿をした弟分のオークを呼ぶアサギの姿をした兄貴分のオーク、オークとなってしまったアサギとさくらを横にさせるとかつての自分たちの身体に乗り立派にそそり立っている肉棒をズボッと割れ目に挿入した。
「んあぁぁぁぁぁ!」
「や、やべぇぇぇ!俺のチ〇コ、マジでやべぇぇぇ!」
割れ目の内部をゴリゴリと刺激する肉棒、その刺激にアサギとさくらの身体を奪ったオークは悶えに悶える。
その一方でオークになってしまったアサギとさくらも肉棒を包み込むヌメヌメとしたひだの感覚に身を震わせ、そして・・・・・
ドブッ! ブリュビュ!
我慢が限界を迎え肉棒から白濁液を発射してしまった。
「「んおぉぉぉぉぉぉぉ!」」
オークもイったらしく放たれた精液を膣内にいっぱい受けとけ、ビクンビクンと痙攣すると壮絶なアヘ顔を晒した。

その後、アサギとさくらの身体を奪い取ったオークはアサギとさくらのフリをし周囲を欺きながら日々を送っていった。
そしてオークにされてしまったアサギとさくらはオークの性玩具として捕縛され、毎日のようにオークたちに抱かれていったのであった。





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