「俺の女な日々」(プロローグ)

作:なお






俺の名前は真琴。どこにでもいる高校二年生だ。
ルックスも平凡であまりとりえのないっていうのが、とりえなぐらい普通の人間だ。
今まで一度も彼女はできたことがないし、もちろんまだやったこともない。
今日も学校でつまらない一日がはじまった。




いつものように走って学校にいった。


「やべー、遅刻しちまうよー」


こんなことをいっているけど遅刻なんてもうなれっこだ。
なんとかぎりぎりに学校について自分の席についた瞬間、先生が教室に入ってきた。


先生「おーし、授業はじめるぞー!!」


そして、授業が始まった。
俺は、そんなことはおかまいなしにさっきの疲れでいつものように寝ている。

そんなこんなで、あっというまに学校が終わった。


「おーい、真琴いっしょに帰ろうぜー」


と声をかけてきたのは幼稚園からの友達、あきらだ。

(これが、女の子だったらいいのになぁ〜)

と思いながらいっしょに帰った。

あきら「真琴、明日暇か?」

「そんなこと聞くまでもないだろ、俺はいつでも暇人さ」

あきら「おまえ、そんな事言ってむなしくないか?」

「うるせぃ、ほっとけ」

あきら「そんな事より新しいゲーム仕入れたんだ」

「まじか!!、明日、俺んちでしないか?」

あきら「いいぜ!、じゃ明日、朝からお前の家くるから」

「絶対わすれるなよ!」

あきら「じゃ明日な!!」

「おう!」




友達と別れて一人になった俺は、いつもの道をとぼとぼと帰り始めた。
そして、もうすぐ家に着こうという時、ふと俺の目に一軒の店が映った。
(こんなところに店なんてあったっけ?)

俺はそう思いながら、その古びた怪しい店に吸い込まれるように入っていった。

扉を開き、店内の様子を伺う。
店内には色々な品物が置いている。ゆっくりと歩きながら眺めているうちに、
俺は一つの石を見つけた。
それは手に握れるくらいの大きさで怪しく輝いている。

「へぇ〜。綺麗だけど、変わった石だなぁ」

そう呟きながら、石を手にした瞬間、店の奥から人が出てきた。

店の人「その石は、おぬしの願いを一つだけ叶えてくれる石なんじゃ」

(何言ってるんだ?このおばあさん)

と思っていたのだが、俺はいつの間にかその石を買ってしまっていた。






「ただいま〜」


でも返事はない。それもそのはず、親は夫婦で旅行に行っているのだ。


「勝手に二人で行きやがって、ちゃんとお土産買ってくるんだろうなぁ」


そう言いながら、置いてあったカップラーメンにお湯をそそいだ。
3分待ってカップラーメンを食べ、そのまま風呂に入り自分の部屋に戻った。


「暇だ〜。ゲームでもするか」


ゲームの電源を入れて一通り楽しんだ後、眠たくなった俺は
いつものようにトランクス一枚でベットに入った。
(またつまらない一日がおわったよ。なんか刺激がほしいよな。
めちゃかわいくてスタイルがいい女が俺のおもいどうりになってくれないかな〜)

そう言った瞬間、風呂に脱いであったズボンのポケットの中の石が光った事に、
当然俺は気づかなかった。





「ジリリリリリ」

けたたましく部屋に目覚ましがなり響いた。


「う〜ん、うるせぇなぁ」


そう言って目覚ましに手をのばした。その瞬間胸のあたりが引っ張られたような気がした。
おかしいと思い胸をのぞきこんでみると、そこには重力で引っ張られている大きな乳房があった。
一気に眠気が覚め、ベットに座って落ち着いてもう一度胸をのぞきこんだ。
そこにはおわんのようなきれいなかたちの乳房があった。


「やっぱりあるよ・・・って声が、女みたいになってるーーー!!!!」


あわてて喉仏を確認するがそこに喉仏はなかった。


「まさか、あれまで・・・」


一度深呼吸しておそるおそるトランクスの中に手を入れると、柔らかい、
明らかに男にはない感覚が伝わってきた。


「あんっ」


俺の口からあえぎ声が漏れた。


「なんだっさっき電気が走ったみたいだった」


俺はすぐにトランクスを脱いでで、目の前にある全身が映る鏡の前に立った。
鏡には髪が肩ぐらいまである、かなりかわいい女の子が全裸でこちらをみつめていた。


「これが俺っ!!」


俺はもう驚くしかなかった。まさに俺好みの女だったからだ。
スタイルはいうまでもなく完璧で顔はちょっと幼さが残っている、まさに美少女だった。
俺が笑うとその子も天使のような笑顔で、にこっ、と笑った。
いつもならこんな女の子が裸で立っていたら、自分の息子はビンビンなのに……今はならなかった。
その代わり、あそこが濡れているのが分かった。
鏡を見ているうちに、興奮を抑えられなくなっていった。

「自分だから触ってもいいんだよな」

ごくっ、唾を飲み込むと俺はおそるおそる右手で胸を揉んでみた。


「あんっ」

その瞬間また電気が走った。


「胸を揉んだだけなのにこんなに気持ちいいなんて」

今度は両手で揉んでみることにした。


「あっ!やんっ」


男ではありえない所から、ありえないほどの快感が襲ってきた。
いつのまにか乳首がぴんっとたっていた。
それを見た俺は自分を抑えられなくなっていた。
左手では胸を揉みながら右手では乳首をこりこりといじる。


「あんっ。気持ちいいよ〜」

さらにはげしく胸を愛撫する。


「あんっ、女ってずるいっ、うんっ、気持ちよすぎるっ」

いつの間にか俺の細く白い手は、恥毛で覆われた割れ目の部分に向かっていた。
指が割れ目に触れた瞬間、さっきよりはげしい快感が襲ってきた。
足に力が入らなくなり、床にペタンとお尻をつけてしまった。
いつのまにか足はM字にまがっている。


「もっと女の快感をしりたい・・・」

そういって俺は細長い指を割れ目のなかにいれた。


「あっ、あん、いやっ、もう分からなくなってきたああ」

指をさらに奥に入れ、ぐちゅぐちゅとかきまぜる。


「なんかくるぅう、爆発しちゃいそうーー!!」

「あん、これがっ……いくって、ぅやつなの」

いつの間にかしゃべり方も、女みたいになっていた。でも、今の俺にはどうでもよかった。


「あっっ、あっ、あーーーー!!」


その瞬間、視界が真っ白になり俺は気を失ってしまった。
しーんとなった部屋には、裸の女があそこから愛液をたらしながら倒れていた。
今日、あいつが遊びに来ることを、俺はすっかり忘れていた・・・


つづく



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あとがき

初めての作品です
へたくそすぎてよく分かりません。いちお変身ものです。これからたくさん書きまくっていい小説を
書ける様になっていきたいと思います。書いていて自分でもよく分からなくなりました。

自分は、変身ネタが好きです。次回は友達のあきらがやってきてむふふな展開になる予定です。
こんな新人作家ですがこれからがんばっていくので末永く応援してください。


 

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