朝の6時30分。早めにセットしていた目覚まし時計の音で良晴が目を覚ます。
昨日は色々な事がありすぎたので、まだ疲れが取れていないようだ。
芳雄に借りたコンタクトレンズはしばらく手放せそうに無い。
なんせ、男としての夢を叶えられるのだから・・・

寝ぼけながら目覚ましのスイッチをOFFにし、ベッドから起き上がる。
いつもどおりキッチンに下りて行き、既に母親が焼いているトースト&コーヒーを飲んだ後、
学校へ行く支度をする。
 

良晴:「いってきます。」
 

一言、玄関で言った後、学校へ向かった・・・
 
 
 
 

秘密のコンタクトレンズ(政美と喧嘩して・・・)
 
 
 

8時10分、学校についた良晴は教室に入り、机の上にカバンを置いた。
そして既に来ていた芳雄の元に行く。
 

良晴:「おはよう、芳雄。」

芳雄:「ああ、良晴。おはよう。どうだった?コンタクトレンズの使い心地は。」

良晴:「もう最高!昨日は帰りの電車で綺麗なお姉さんの身体をコピーしたんだ。
          で、そのまま家に帰ってさ。姉ちゃんの服着て一人で楽しんでたんだ。」

芳雄:「そんな事だろうと思ったぜ。ま、俺だってそれが使えたら同じ事をするからなあ。」

良晴:「だろっ!でさ、その後、姉ちゃんの態度が気に入らなかったら下半身をコピーしてさ。
          夕食のときに親の前で悪戯してやったんだ。」

芳雄:「お前も結構ひどい奴だな。恥ずかしがってただろ、お姉さん。」

良晴:「そのときはな。でもすぐにケロッと開き直っちゃってさ。あまりスカッとしなかったけど。」

芳雄:「バレるなよ。バレたら大事なんだから。」

良晴:「分かってるって。だからもう少しだけ貸しといてくれよ。このコンタクトレンズ。」

芳雄:「それはいいけどさ。」

良晴:「サンキュー。今度は誰の身体をコピーしようかな。なんか誰の身体でもコピー出来るから
          いざとなると迷っちゃうな。」

芳雄:「まあな。」

良晴:「そう言えばさ、まだ試してないんだけど、写真に映ってる女性の身体はコピー出来ないのか?
          たとえばアイドルの写真とかモデルの写真とか。」

芳雄:「ああ、それは無理だな。一応身体の内部までコピーするから実体がないと無理なんだよ。
          だから顔をコピーすると脳までコピーしてしまうんだ。」

良晴:「なるほどな。」

芳雄:「まあ、顔を見つめたところで、ちゃんと保護機能が働くから大丈夫だけど。」

良晴:「ふ〜ん。そうなんだ。」

芳雄:「だってさ、顔を含めた頭をコピーしたら、お前がお前でなくなっちゃうんだぞ。それでもいいのか?」

良晴:「そ、それはまずいな。俺の意識がないとコピーする意味無いからな。」

芳雄:「そうだろ。あっ、そうだ。いい忘れていたけど、実はそのレンズにはもう一つ使い方があるんだ。」

良晴:「なにっ!まだあるのか?たかがコンタクトレンズ1枚に。」

芳雄:「たかがコンタクトレンズと言うなよ。俺の作った傑作なんだから。」

良晴:「すまんすまん。でもさ、これ以上使いようが無いと思うんだけど。」

芳雄:「そのコンタクトレンズ、かなり薄いだろ。」

良晴:「ああ、めちゃくちゃ薄いな。どっちが表か分かりにくいけど。と言っても、多少、湾曲(わんきょく)になってるから
つけ間違えることは無いけどさ。」

芳雄:「そこなんだよ。もう一つの機能の秘密は。」

良晴:「そこって?」

芳雄:「実はな。そのコンタクトレンズを・・・・」
 

芳雄が話そうとしたときに、向こうから女子生徒が近づいてきた。
芳雄は話を途中で止めた。
 

政美:「おはよっ!」

良晴:「あ、政美。おはよう。」

政美:「ねえ、頼んでたCD、持って来てくれた?」

良晴:「CD?」

政美:「ほら、昨日の朝頼んだじゃない。良晴のお姉さんが買ったって言ってたやつ。」

良晴:「あ〜、あのCDか。」

政美:「あ〜、あのCDかって。もしかして忘れたの?」

良晴:「すまんすまん。思いっきり忘れてた。」

政美:「ひっど〜いっ!あれだけ頼んでたのに。私、すっごく楽しみにしてたんだよ〜っ。」

良晴:「そんな事言ったって、忘れたものは忘れたんだ。仕方ないだろ。明日持ってくるよ。」

政美:「もうっ!良晴のバカッ!私は今日聴きたかったの!」

良晴:「バカとはなんだよ。一日くらい延びたっていいじゃないか。貸さないって言ってるわけじゃないだろ!」

政美:「いいえ、もう結構です。良晴には頼まないから。別の人に借りるもん。」

良晴:「何だよそれ。」

政美:「ベ〜だっ!」

良晴:「ムカッ!」
 

政美はあっかんベーをしながら席に戻っていってしまった。
 

良晴:「くっそ〜っ!なんでCD忘れたくらいでそんなに言われなきゃならないんだよ。」

芳雄:「誰のCDなんだ?」

良晴:「あいつが好きなアイドルグループのCDさ。姉ちゃんが持ってるって言ったらすぐに貸してくれって。
         今日持ってくるって約束してたんだけどさ。昨日は色々やってたからつい忘れちゃって。」

芳雄:「そりゃお前が悪いだろ。約束してたんだから。」

良晴:「だからってあんな言い方すること無いだろ。腹が立つよ。お前だってああやって言われたら腹立つだろう。」

芳雄:「う〜ん。俺だったらPPZ-4086で政美に憑依してみんなの前でストリップでもするかな。」

良晴:「おいおい、仮にも政美は俺の彼女なんだぞ。」

芳雄:「ああ、ごめんごめん。冗談だよ。」

良晴:「でも、それもいいかもしれないな。」

芳雄:「だったらコンタクトレンズを使えばいいじゃないか。」

良晴:「・・・・なるほど。」

芳雄:「授業中は政美の方が後ろの席だから、身体をコピーするのは難しいだろ。」

良晴:「分かってる、それ以上は言うな。教室以外の場所で授業するときって言いたいんだろ。」

芳雄:「そのとおり!」

良晴:「何時限目だっけ?」

芳雄:「4時限目。午前中最後の授業さ。」

良晴:「女子は何するんだ?」

芳雄:「さあな。分からないけど、とりあえずグランドでやるはずだ。」

良晴:「なら屋上から丸見えじゃないか。」

芳雄:「4時限目はエスケープするか!」

良晴:「よしっ!決まりだな。」

芳雄:「俺も付き合うよ。なんだかめっちゃくちゃ楽しそうだから。」

良晴:「ああ、政美にはお仕置きをしてやらないとな。」

芳雄:「そうと決まれば、準備するものがあるな。」

良晴:「準備するもの?」

芳雄:「校舎の屋上からグランドを見るんだ。双眼鏡くらい必要だろ。」

良晴:「なるほど、そう言うことか。」

芳雄:「後で準備しとくよ。確か俺が入っているクラブの部屋にあったはずだから。」

良晴:「おまえ、何のクラブ入ってたっけ?」

芳雄:「バードウォッチングクラブ。」

良晴:「・・・・なるほど。」
 

こうして二人は、わくわくしながら4時限目の授業を待った。
4時限目の授業。それはもちろん「体育」である。
それから言い忘れていたが、良晴と政美は半年ほど前から付き合っている。
まあ、どちらから付き合ってくれと言った訳でもないのだが、自然とそういう成り行きになった。
お互いに何でも気兼ねなく言えるというところが気に入っているのかもしれない。
だからといって、肉体関係はまだ持っていない。

政美はどちらかというと活発な女性だ。
口(話し方)は汚いが、容姿はまあまあ。
良晴が言うには、クラスのトップ3に入るらしい。
と言っても、これは本人の思い込みだが・・・

そんな事を書いているうちに3時限目の授業が終わった。
休み時間の間に、男女はそれぞれの更衣室に向かう。
良晴と芳雄は、みんなに合わせて更衣室で体操服に着替えたあと、
コソコソと屋上に上がって女子がグランドに出てくるのを待った。
 

芳雄:「ちゃんとコンタクトレンズ持ってきたか?」

良晴:「ああ、ばっちりさ。」
 

良晴の手には、コンタクトレンズの入った箱がある。
 

芳雄:「ほら、お前の分も持ってきてやったから。」
 

芳雄は、携帯用の双眼鏡を一つ、良晴に渡した。
 

良晴:「サンキュー!」
 

良晴は双眼鏡を受け取った後、箱からコンタクトレンズを取り出して装着した。
 

良晴:「後は女子が出てくるのを待つだけだな。」

芳雄:「ほらっ、そう言っているうちに出てきたぜ。」
 

屋上から下を覗くと、校舎からぞろぞろと女子生徒が出てきた。
丸首の白い体操服に紺色のブルマ姿。
おっさんが泣いて喜ぶ姿だが、良晴も泣いて喜んでいる。
 

良晴:「もうすぐ政美の身体が俺の物になるんだなあ。そう言えば、政美とはキスすらしたこと無かったからな。
          いきなり身体からとは・・・」

芳雄:「なんだ?悲しいのか。」

良晴:「いいや、うれしい。」

芳雄:「あっそ。」

良晴:「・・・あ、しまったぁ!」

芳雄:「な、なんだよいきなり。」

良晴:「政美の身体をコピーするんだったら、女子の着ている体操服持って来るんだった。」

芳雄:「お前は変態か。」

良晴:「何でだよ。女の身体になるんだから、女子の体操服着たっておかしくないだろ。」

芳雄:「お前なあ。頭はそのままなんだぞ。もし見つかってみろ。明らかに変態扱いされるぞ。
          そして、お前の横にいる俺まで変態扱いされるじゃないか。」

良晴:「大丈夫だって。授業中なんだから誰にも見つからないさ。」

芳雄:「・・・・お前ってほんとにのめりこむタイプだなあ。」

良晴:「その方が萌えるだろ。お前だって政美の体操服姿、目の前で見たいだろ。」

芳雄:「・・・・ちょっと待ってろ。」
 

芳雄は双眼鏡を地面に置くと、校舎の中に走っていった。
しばらくして、4時限目の授業が始まるチャイムがなる。
それと同時に芳雄が巾着袋を持って戻ってきた。
 

芳雄:「ほら、これを着ろよ。」

良晴:「なんだよ、これは。」
 

良晴が巾着袋を開けると、そこには女子生徒用の体操服が入っていた。
 

良晴:「こ、これは!」

芳雄:「お前が着たいって言ってた女子用の体操服とブルマだよ。」

良晴:「どうしたんだよ、どこから盗んできたんだ?」

芳雄:「人聞きの悪い事言うな。それは俺の妹の体操服だ。」

良晴:「妹の?」

芳雄:「ああ、妹の今日は体育の授業があったんだ。今、妹の教室に行って、
          うちのクラスの女子生徒が忘れたから貸してやってくれって言って借りてきたんだ。」

良晴:「お前の妹の体操服か。」

芳雄:「そうさ、お前に着られるのはなんや嫌だけどな。」

良晴:「うわぁ。まだ生暖かいぞ。」

芳雄:「それは俺が巾着袋ごと抱いてきたからさ。俺の温もりだよ。」

良晴:「なんだ・・・」

芳雄:「そんな事言いから、さっさと着替えろよ。」

良晴:「ああ、分かった。」
 

良晴は巾着袋から体操服とブルマを取り出すと、早速着替え始めた。
 

良晴:「あ、やっぱり先に政美の体をコピーしてからのほうがいいよな。」

芳雄:「いや、お前の身体のままで着替えろよ。」

良晴:「だって俺の体のままじゃ、体操服が小さいじゃないか。」

芳雄:「いいからそのままで着替えろよ。俺はだんだん体操服にフィットしていく身体が見たいんだ。」

良晴:「さては、お前も変態だな。」

芳雄:「お前と一緒にするなよ。どんな感じで身体が変化するのか見たいだけだよ。コンタクトレンズの開発者として。」

良晴:「偉そうな事言って。」

芳雄:「誰のおかげでいい思いしてるんだ?」

良晴:「はい、仰せのままに。」
 

良晴は、自分の身体のまま、芳雄の妹が着ていた体操服に着替えた。
芳雄の妹が着ていた、いい香りがするその体操服は、良晴の身体が大きいために結構伸びてしまっている。
そしてブルマはグランドに座っていたのだろう。お尻の部分が砂のせいで少し白くなっていた。
ブルマの中でイキリ立っている良晴の相棒を見ながら、芳雄が一言。
 

芳雄:「お前・・・・絶対変質者だ・・・」
 

あえて何も言い返さない良晴は、双眼鏡を片手にグランドを見下ろした。
 

良晴:「今から政美の身体をコピーするからな。よく見とけよ、開発者さんっ!」
 

フェンス越しに双眼鏡を覗いて政美を探す良晴。
しばらくすると、友人の真由(まゆ)と一緒にいる政美を発見した。
 

良晴:「あっ、いたっ!」
 

良晴は双眼鏡の倍率を最大にした。
政美の身体がかなり大きく見える。
政美は真由の横で手を後ろに組んで、先生の話を聞いているところだった。
 

良晴:「よしっ!コピーするぞ!」
 

良晴は政美の胸に照準を合わせて見つめつづけた。
芳雄は良晴の前に回って、身体が変化するのをじっと見ている。
 

良晴:「おっ、だんだん胸がかゆくなってきたぞ!」
 

そう言った後に、良晴の胸が徐々に大きくなってくる。
芳雄の妹の体操服がだんだんと盛り上がってきた。
 

芳雄:「う〜ん、いい感じだぁ。」
 

良晴の胸の成長(?)を見ながら芳雄がつぶやく。
かゆみがなくなる頃、良晴の胸が程よい大きさになった。
良晴はそのまま政美の肩を見続け、更に下へと目線を移動させた。
良晴の肩幅がだんだんと小さくなり、体操服の首元に余裕が出てくる。
そして、パンパンに張っていた背中にもゆとりが出てきた。
 

芳雄:「だいぶ体操服が似合ってきたぞ。」
 

良晴の身体の変化をドキドキしながら見ている芳雄。
 

良晴:「次は腰からお尻だ。」
 

良晴は更に目線を下ろして、それぞれの部分をコピーしていく。
かゆさがだんだん下へと移動する。
ウェストが引き締まり、ブルマは丸みを帯びてくる。
イキリ立っていた相棒も、あっという間にブルマの中から消え去ってしまった。
そして太い毛が生えていた足も、ほっそりしスベスベした足に変化する。
最後に良晴は、政美の腕を見つめ、指の先まで全てコピーした。
靴がダブダブになり、15センチほど背が小さくなっている。
 

良晴:「どうだ。これで完璧だろ。」

芳雄:「う〜ん、我ながらすばらしい物を開発したなぁ。」
 

芳雄の前には、完全に政美の身体と化した良晴がいた。
妹の体操服が妙に似合っているその身体は、二人のエロい心をしっかりと掴んで離さなかった。
双眼鏡を地面に置いた良晴が、コピーした政美の身体をまじまじと眺める。
 

良晴:「政美っていい身体してるよなあ。さすが俺のクラスベスト3に入るだけのことはある!」

芳雄:「ああ、こんなに近くで見ると余計にそう思うよ。ジロジロ見たら変態に思われるからな。」

良晴:「どんどん見てくれよ。これが政美の身体なんだからな。」
 

そう言うと、良晴は胸を張って腰に手を当て、足をクロスさながらポーズをとった。
ブラジャーをつけていないので、体操服の上から胸の突起がよく分かる。
 

芳雄:「うおぉぉ!いいよ、そのポーズ。これでお前の顔が無かったら最高なんだけどなあ。」

良晴:「おいおい。」

芳雄:「冗談だよ冗談。なあ、その身体で胸を揉んでみてくれよ。」

良晴:「ええ〜っ!仕方ないなあ。」
 

言われなくてもしていたのだが、わざとそっけないフリをしながら両手で胸を持ち上げてみた。
両手に柔らかい政美の胸の感触が伝わってくる。
 

良晴:「柔らかけ〜っ。」
 

ブラジャーを付けていないので、その柔らかさは直に触っているのと変わらない。
 

芳雄:「いやらしいぞ〜っ!もっとやれ〜!」
 

完全にエロ親父と化した芳雄が、観客のごとくその場に座り込み、良晴に注文をつける。
 

良晴:「じゃあ、これでどうだっ!」
 

良晴は座っている芳雄の目の前にグッとお尻を突き出してやった。
政美のブルマに包まれたお尻が目の前にあるのだ。
 

芳雄:「うおぉぉぉぉ!」
 

芳雄は両手でお尻をガシッと掴んだ。
 

良晴:「わっ!」
 

驚いた良晴がとっさにお尻と引っ込めた。
 

芳雄:「どうして逃げるんだよ。」

良晴:「だってお前がいきなりお尻を掴むから。」

芳雄:「掴んでほしくてケツを出したんだろ。」

良晴:「お前がもっとやれって言ったからやってやっただけじゃないか。」

芳雄:「よ〜し、次はなぁ。」
 

そう言うと、芳雄はスッと立ち上がった。
 

芳雄:「良晴、こっちにきて政美を見ていてくれ。」
 

急に冷静になる芳雄。
 

良晴:「何だよ急に。」

芳雄:「お前の復習、手伝ってやるよ。」

良晴:「あ、そうだった。すっかり目的を忘れてた。」
 

良晴は、芳雄に言われたとおり、フェンス越しに政美を探した。
身体をコピーするわけではないので、双眼鏡はもう必要ない。
 

芳雄:「見つかったか?」
 

良晴の後ろから芳雄が問い掛ける。
 

良晴:「いいや、まだ・・・・あ、いた。あそこだ!」
 

ソフトボールをしていた女子生徒の中に政美を発見した。
政美はセンターを守っている。
 

芳雄:「よし、そのまま政美を見ているんだ。身体を操ろうと思うなよ。」
 

そう言いながら、良晴の身体に自分の身体を密着させた。
そして、後ろから良晴の体操服の中に両手を入れて、直接胸を揉み始めた。
 

良晴:「あっ!」
 

その快感に、思わず声を上げる良晴。
 

芳雄:「政美から目をそらすなよ。体の感覚だけを政美に送るんだ。
          操ろうと意識したら、政美がお前と同じ格好をする事になるんだから。」

良晴:「あ・・・な、なるほど・・・・相手の身体を動かそうと思わなければ・・・・ああ・・・感覚だけを送れるってことか。」

芳雄:「そう言うことだ。」
 

芳雄はそのまま胸を揉み続けた。
 
 
 

そして・・・
 

政美:「えっ!?」
 

胸の刺激に驚いた政美。
ブラジャーの中で胸を揉まれている感覚がある。
 

政美:「えっ?えっ?な、なに?」
 

思わず左手にはめていたグローブで胸を隠す。
 

政美:「や、やだ・・・どういう事?」
 

みんなに気付かれないように、体操服の襟首を引っ張って中を覗く。
しかし、そこには自分の胸があるだけ。でも、その胸からは、確かに揉まれている感覚があった。
 

政美:「あっ・・・なによ・・・・どうして・・・・あんっ!」
 

他人に胸なんか揉まれた事が無い政美は、その感覚が初めて気持ちがいいと感じていた。
 

良晴:「あう・・・見てみろよ。政美のやつ、急に胸を揉まれたから困惑してるぜ。」

芳雄:「じゃあ、これはどうだ?」
 

芳雄が両指で胸の突起を摘む。
 

良晴:「ああっ!・・・す・・・すごく気持ちいい・・・自分で触るのとは大違いだ・・・」

芳雄:「他人に触られる方が気持ちいいだろ。」

良晴:「はぁ・・・あ・・・いい・・・・すごくいい気持ちだ・・」
 
 

政美:「あんっ!」
 

胸の突起を摘ままれた感覚。
思わず身体がビクンと震える。
 

政美:「あ・・・あ・・・・や・・やだ・・・そ・・そんな・・・・」
 

そこに生徒が打った玉が飛んでくる。
 

真由:「政美〜っ!そっちに行ったよ〜っ。」

政美:「んっ・・・あ、えっ!」
 

ハッと我に返ると、自分の後ろに玉が転がっている。
 

真由:「早く早く!」
 

真由にせかされ、急いでボールを取りに行く。
その間も、胸を触られている感覚は続いていた。
 

政美:「んっ・・・・はぁ・・・な・・・・なんで・・・胸が・・・・」
 

クリクリと指でこねられている。
それは政美が味わった事の無い快感だった。
 

政美:「あっ・・・もう・・・やぁ・・・・・」
 

必死にボールに追いついた政美は、力ない腕でボールを投げた。
ほんの10メートルも投げる事が出来ない。
その間に、打った生徒はホームに帰っていた。
 

真由:「政美ったらどうしたの?」
 

真由が政美の元に来た。
政美は少し赤い顔をしながら真由に話し掛けた。
 

政美:「ううん、ごめんね・・・ぅ・・・な、なんでもないの・・・手が滑って・・・・ぁぁ・・・・」
 

必死に平静を装う。
しかし、快感は身体に蓄積されていく。
 

真由:「あと一人だから頑張ろうよ。」

政美:「う、うん。」
 

政美は苦笑いをしながら答えた。
何とかもとの位置に戻った政美。
すると、胸を刺激する感覚がなくなったことに気付いた。
 

政美:「あ・・・胸の感覚がなくなったわ。」
 

少しほっとした・・・・が、それもつかの間だった。
今度はお腹を触られている感覚がする。
そして、その感覚は徐々に下へと降りていった。
 

政美:「ちょ・・・・こ、今度はなにっ!」
 

お腹のあたりを押さえながら驚きを隠せない。
その感覚はブルマの中に侵入し、更に下に移動する。
 

政美:「や、やだっ!そんな・・・」
 

政美には、この後どうなるかがなんとなく予想できた。
必死にブルマの上を押さえるのだが、その感覚を押さえつける事が出来ない。
 

政美:「や、やめて・・・」
 

政美はその場にしゃがみ込んだ。
 

政美:「やだやだ!それ以上、下に行ったら・・・はあっ!・・・」
 

感じるところを刺激されている・・・
指が上下に移動して、政美の感じるところを執拗に刺激している・・・
 

政美:「あああっ!・・・・や〜だぁ・・・・ああっ・・・・だ・・だめぇ・・・・」
 

顔を歪めながら必死に足を閉じてその感覚を止めようとする。
しかし、その抵抗をあざ笑うかのように見つめる二人がいた。
 

良晴:「はあっ・・・・んあっ・・・・よ・・・芳雄・・・み・・・見てみろよ・・・あうっ・・・・ま・・・政美が・・・
          しゃがみ込んで・・・るぜ・・・・あんっ・・・」

芳雄:「政美ったらかなり感じているようだな。それにお前もな。」

良晴:「そ・・そりゃそうさ・・・んっ・・・・こ・・こんなこと・・・されたら・・・ああっ!」
 

芳雄の両手は良晴のブルマの中に忍び込んでいた。
両方の指で、コピーした政美の感じるところを刺激していた。
異様に盛り上がったブルマが何ともいやらしい。
 

芳雄:「さあ、この後どうする?」

良晴:「あ・・ま、まだ・・・やりたい事があるから・・・・ちょ・・・ちょっと待って・・・」

芳雄:「俺の相棒はもうはちきれそうなんだけどな。」

良晴:「うっ・・・んん・・・・そ、それは・・・最後にしてくれよ・・・」

芳雄:「ちぇっ、仕方が無いな・・・」
 

良晴が政美から目をそらす。
芳雄は指を止めてブルマの中から手を抜いた。
 

芳雄:「見てみろよ、俺の指。こんなになっちまったよ。」
 

ふやけた指を見せる芳雄。
 

良晴:「だってすごく気持ちよかったから。」

芳雄:「で、後は何がしたかったんだよ。」

良晴:「まだ政美の身体を動かしてないからな。ちょっとからかってからでもいいだろ。」

芳雄:「ほんとにお前はのめりこむタイプだな。」

良晴:「なんとでも言えばいいさ。」
 

そう言うと、政美の行動を見る。
政美は、触られている感覚が無くなってほっとしているようだが、まだ身体はふらふらしていた。
何とか3アウトチェンジとなり、守備から逃れる事が出来たようだ。
 

真由:「政美、身体の調子が悪いんじゃないの?顔も赤いよ。」

政美:「だ、大丈夫だよ・・・でも、ちょっと休ませてほしい・・・」

真由:「うん。私が先生に言ってきてあげる。そのあと向こうで休もうよ。私もついててあげるから。」

政美:「うん・・・・」
 

さっきの感覚は一体なんだったんだろう。
考えるだけで下半身が熱くてジンジンしてくる。
先生のいるところから駆け寄ってくる真由。

真由:「先生が休んでていいって。あそこの木の下で休もうよ。」

政美:「うん。」
 

二人は大きな木の下で休む事にした。
ちょうど木陰になっている所に、並んで座った。
 

真由:「熱があるの?」

政美:「ううん、全然ないよ。」

真由:「顔が赤かったから熱があるのかと思っちゃった。」

政美:「違うの、ちょっと疲れちゃって。」

真由:「また昨日、遅くまで起きてたんじゃないの?」

政美:「そんな事ないよ、昨日は早く寝たんだか・・・えっ!」

真由:「ま、政美・・・何してるの・・・」

政美:「や、やだ・・なんで私・・・」
 

政美は自分でも何が起きているのか分からなかった。
なぜか両手が自分の胸を揉んでいる。
 

政美:「あっ・・・手・・・手が勝手に・・・」

真由:「何言ってるの。急にそんな事して。」

政美:「ち、違うの。私じゃない・・・」

真由:「私じゃないって・・・自分で揉んでるじゃないの。」

政美:「だから・・・あっ・・・私の意思で揉んでるんじゃない・・・」

真由:「ちょ、ちょっと、みんなに見られたら変に思われるよ。もう止めたほうが、ああっ!」

政美:「やだっ!私・・・どうしてこんな・・・」

真由:「やだっ、政美っ!ちょっと・・・止めてよ・・あんっ。」
 

政美の手が、今度は真由の胸を揉み始めた。
木の下で怪しい事をしている二人。
しかし、まだ誰も気付いていないようだ。
 

真由:「ま・政美っ!は・・離してよっ。」

政美:「ご、ごめんっ・・・でも・・・身体が勝手に・・」

真由:「そんな事あるわけ無いでしょ。私も怒るよっ!」

政美:「だってほんとに手が・・・」
 

そこで政美の手が自由になった。
 

政美:「はぁ、はぁ・・・」

真由:「どうしちゃったの?何でこんなことするの?」

政美:「だから、私の身体が誰かに操られているみたいなの。」

真由:「誰かに操られている?」

政美:「そうなの。急に身体を触られているように感じたり、身体が勝手に動いたりするの。」

真由:「そ、そんな事って・・・」

政美:「私にも分からない・・・えっ!ああっ!またっ・・」
 

政美は急に立ち上がると、後ろの木に両手をついた。
そして両腕を伸ばし、両足を大きく開いた後、お尻をキュッと後ろに突き出したのだ。
 

政美:「や、やだ・・・今度はなにっ?」
 

政美の行動を不思議そうに見ている真由。
 

政美:「ど、どうなってるの・・・・あっ!そ、そんな・・・や、やだっ!」
 

政美の中に、生暖かい物がゆっくりと侵入してくる・・・
 

政美:「ああっ・・・や・・やぁ〜・・・・」
 

身体をビクビクと震わせながら顔を上にあげて背筋を反らす。
政美の中、置く深くまで何かが入り込んだ。
しかし、真由には何が起こっているのか分からない。
 

政美:「な・・・中に・・・は・・・入ってきた・・・・はぁっ。」
 

政美の身体が、ゆっくりと前後に揺れ始める。
それは、お尻を突かれているような動きだった。
 

政美:「あっ・・・あっ・・・んっ・・・や・・・やだ・・・・や・・やめ・・・て・・・」

真由:「ま、政美?」

政美:「ま・・真由・・・・あっ・・・た・・・たすけ・・て・・・」

真由:「ど・・どうなってるの??」

政美:「んあっ・・・わ・・・わたし・・・い・・・今・・・お・・・犯されて・・・る・・・・ああっ!」
 

政美の身体が激しく前後に動き始めた。
そして、政美の右手は体操服の上から胸を揉み始める。
 

政美:「あっ・・あっ・・・あっ・・・や・・か・・身体が・・・ああっ・・・か・・・勝手に・・・んあっ・・」

真由:「政美・・・・」

政美:「はぁ・・・あっ・・・ゆ・・・真由っ・・・・ど・・・どうにか・・して・・・ああっ・・と・・止めてぇ・・・」
 

真由はやっと政美がおかしい事に気付き、立ち上がった。
そして政美の身体を木から動かそうと、後ろに回りこんだ。
 

真由:「ま、政美・・・」
 

真由は前後に揺れる政美のお尻を見て驚いた。
政美が穿いているブルマの股間のあたりがぐっしょり濡れいているのだ。
 

政美:「あああっ・・・ああんっ・・・あっ・・あっ・・・はぁっ・・・や・・・あんっ・・・あっ」

真由:「う・・うそ・・・」
 

あっけに取られている真由。
その目の前で、政美がフィニッシュを迎えてしまった。
足をガクガクさせながら、誰かに支えられている様な感覚。
 

政美:「はあっ・・・や・・やんっ・・・だ・・だめっ・・・も・・もう・・・あっ・・・ま・・・真由・・
          ・・・み・・・・見ないで・・・あ・・あ・あ・ああ・ああああああ!」
 

ビクンビクンと何度も身体を震わせながら、政美は朽ち果てた・・・
膝をついてガクンと倒れこみ、はぁはぁと息を切らせる政美・・・
ポカンと口を開けたままの真由・・・
 
 
 
 

そして屋上では・・・
 
 

フェンスを左手で掴み、右手で胸を揉んでいた良晴。
後ろから相棒を突っ込んでいた芳雄。
良晴も芳雄も、同じタイミングでイッてしまった。
イッた瞬間、良晴は政美から目を離したのだ。

そのままフェンスを掴んでいる良晴。
相棒を入れたままの芳雄・・・
 

木陰でぐったりして倒れこんでいた政美の目に偶然映った屋上。そして、その屋上にいる二人の姿が
ふと飛び込んできた。涙でぼやけていた視界がはっきりとしてくる。
両目とも2.0という政美は、屋上にいる奇妙な体勢の二人の姿を捉えていた。
 

政美:「・・・・良晴と芳雄・・・・」
 

政美は直感した。
芳雄がまた変な発明をしたことを。
そして、今回の出来事が二人の仕業だということを。
 

政美:「・・・ゆ・・・許さない・・・」
 

そんな事とも露知らず、余韻を楽しんでいた二人であった・・・
 
 
 
 

秘密のコンタクトレンズ(政美と喧嘩して)・・・終わり
 
 

今回は、コピーした身体で遊ぶよりも、その身体を媒体にして
政美に悪戯をする事をメインとして書きました。
後半は特に政美に起きる現象のみを書きました。
この部分だけを見ると、まさしく「憑依現象」ですね。
私はこの方が好きです、へへっ。

政美は処女だったのでしょうか?
そうかもしれません。でも、水泳などの激しい運動をする女性は、
エッチしていなくても膜が破れてしまうことがあるそうです。
すいません・・・変な事書いちゃいました。
 

次回は政美が反撃!・・・かどうかは読んでからのお楽しみという事で。
コンタクトレンズのもう一つの使い方が明らかになります。
やはり良晴優位なのか・・・
 

それでは最後まで読んで下さった皆様、ありがとうございました!

Tiraより
 
 
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