授業中
 
 

「やだっ・・・また入って来たの!?」

「いいじゃん、別に減るもんじゃないんだから」

「だってまだ授業中なのに」

「大丈夫だって。誰にも分からないんだからさ」

「そんな事言ったって・・」

「バレないようにすればいいんだろ。俺だってそれくらい
 承知してるさ」
 

県立高校2年の教室。
 

一番後ろに座っている石田清美は、なにやら小声でボソボソと
独り言を言っているようだ。
周りの目を気にしながら恥ずかしそうにしている時もあれば、
ニヤニヤ笑っている時もある。
かなり極端に表情が変わる変わった女の子だ。
独り言の内容を聞いていても、まるで一人芝居をしているように
妙な会話をしている。
面白い事に、その会話はまるで男の子と女の子が話しているようだ。
男の子の口調で話している時はニヤけていて、女の子の
口調で話している時は恥ずかしそうにしている。
 

なかなかの演技派か・・・
 

「ほら、前向いてないと先生に目をつけられるだろ」

「だって・・・」

「いいから前向いてろって」

「もうっ・・」
 

清美は一人でつぶやいた後、先生の話を聞こうと前を向いた・・・のもつかの間。
 

「あっ・・・やめなさいよ・・」
 

清美はハッとして俯いた。
清美の手は紺色のブレザーの裾から中に入り込み、
白いブラウス越しに胸を揉み始めていたのだ。
 

「ダメだって・・・みんなにばれちゃうよ・・」

「お前がちゃんと前を向いていればバレないって。
  だって周りの子には何してるか分からないんだから」

「そんな事言ったって・・・んっ・・・やだっ・・恥ずかしいよ・・」
 

胸を揉みながらも前を向く清美。
その手が白いブラウスのボタンを外すと、ブラジャーを上にずらして
直接胸を揉み始める。
 

「んふっ・・・ぁぁ・・・やぁ〜だぁ〜・・・・」

「気持ちいいんだからいいじゃん。俺だってすごく気持ちいいぜ」

「だ・・・ダメだったらぁ〜・・・んんっ・・・」
 

相変わらず一人芝居のように話している清美。
でも、その手はブレザーの中でキュッ・・キュッ・・と胸の突起を
掴んでいる。
 

「ふぅっ・・・・やっぱり清美の胸は気持ちいいや・・・うっ・・・んん・・」

「・・・・くぅ・・・も・・・もうっ・・・・こ・・声が出ちゃう・・・」

「ダメだろ、我慢しろよ・・・・・男の俺だって我慢してるんだから・・・」

「だって・・・・ん・・・・んぁ・・・」
 

背中を丸くしてブレザーの中を覗きこむ。
ブラウスが左右に開き、ブラジャーが持ち上げられている上に
胸の突起を刺激されているのが良く見える。
自分でしているにも関わらず、まるで他人に刺激されているような
感じがする。

その両手がブレザーの中から消えたかと思うと、今度はスカートの
裾を掴んで手前に引き始めた。
 

「ダメッ・・・・そこはダメだから・・」

「大丈夫大丈夫。俺に任せとけって」
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2002.9.22追加
絵:ちぇるさん

「だからダメだって。お願いだから今は触らな・・・・ぁんっ!」
 

清美の右手は机の下で捲りあがったスカートの中に侵入していた。
そして、ピンクのパンティの上から股間を優しく刺激し始めたのだ。

右手の中指がパンティの中央を上下に擦ると、軌跡を描くように
うっすらと割れ目が浮かび上がる。
 

「ん・・・・んん・・・・みんなに・・・・ばれちゃう・・・・」

「う・・・ふぅ・・・・はぁ・・・・だ・・大丈夫だって・・」

「ぁぁ・・・・だ・・だって・・・こ・・声が・・・・」

「うっ・・・ぁぁ・・・が・我慢しろよ・・」
 

ここで一旦、股間から離れる右手。
机の上にあったシャーペンを持つと、またスカートの中へと隠れてしまう。
そして・・・
 

「んんっ!」
 

清美が目を細めて天井を仰いだ。

それに気付いた隣の女子生徒。
 

「どうしたの?」

「・・・・・ううん、何でもないよ。鼻水が出てきちゃって!」

「花粉症なんだ」

「うん。もうずっと鼻水が出て大変なの」
 

清美は笑顔で話している。でも、右手はシャーペンを反対向きに持っていて
その先はパンティの横からスルリと忍び込み、一番感じるところをクチュクチュと
刺激していたのだ。

隣の女子生徒が前を向いてノートを書き出したあと、清美は何とも言えない
切ない表情をしていた。
 

「・・・・ん・・・・・・んんんん・・・・・・ぁ・・・ぁ・・・・ぁぁ・・・」

「はぁ・・はぁ・・・俺の演技も・・・んんっ・・・なかなか・・」

「お・・お願いだから・・・ぁっ・・・手を・・・・止めて・・・やぁっ!」
 

もう声のレベルが限界だ。
先生の話が途切れると周りの生徒に気付かれてしまいそう。
それほど気持ちいい思いをしている清美。

シャーペンがくるくると回りながら清美の中に入り込んでいく。
それがまた出てくると、今度はすばやく何度も出たり入ったり・・・
 

「んん〜っ・・・・・ぁ、ぁ、ぁ、ぁ、ぁぁ・・・や〜・・・」
 

左手は声が漏れないようにしっかりと口を押えている。
自分で自分を犯しているみたいだ。
 

「だ・だめっ・・ぁ・・ぁあっ・・・ん・・んっ・・んんっ・・・はんっ・・」

「た・・・たまらないっ・・・・おっ・・・こ‥この感じ・・・・す、すごいっ」
 

今度は清美の中を円を描くようにグルグルと回し始めた。
 

「んんっ!」
 

両足をつま先立ちし、眉を歪めて目を細める。
その後、しばらくすると彼女に至福の時が訪れた。
 

「っ!!!・・・・・・・・・・・・・ぁ〜〜・・・・・」
 

左手にグッと力を入れ、懸命に声が出るのを我慢している。
そして、ギュッと目を閉じて快感に必死で耐えている。
 

「ふぐっ・・・・・く・・・・・・ぅぅぅ・・・・」
 

何度味わっても気持ちがいい女性の快感。
清美はそのままの体勢で数分の時間を過ごした・・・
 
 

どのくらいかして、ゆっくりと右手が動き始めるとシャーペンが彼女の中から
抜き取られる。
口を塞いでいた左手も、力を緩めて机の上に置かれた。
 

「ふぅ・・・やっぱり最高だよな。清美の身体ってさ」

「・・・もうっ・・・・また勝手に変な事して・・・」

「お前だって気持ちよかっただろ。ほら見てみろよ、このシャーペン」
 

目の前に差し出されたシャーペンはとても艶やかに光っている。
 

「ばかっ!そんなもの見せないでよっ」

「よく言うよ、お前の身体から出てきたものなのにさ」

「私がしたんじゃないもんっ。ほんとにいやらしいんだから」

「そう言うなよ」
 

その言葉の後、清美はホッとしたような表情を見せた。
左手を握ったり開いたりして、まるで手が動くのを確かめるかのような仕草をすると
スカートのポケットからハンカチを取り出してシャーペンを拭こうとした。

でもっ!
 

「ペロンッ!」

「あっ・・・やだっ、何するのよっ」

「舐めてみたかったんだ!清美のやつをっ」

「もうっ、信じられないっ!」
 

シャーペンを持っていた右手がハンカチにたどり着く前に、いきなり清美の口に
近づいて、ペロンと舐めてしまったのだ。

赤面している清美。
シャーペンを拭いている手はまるで自分の意思ではないような雰囲気だった。
 

「拭いてやったよ。危なかったけど今日もバレなかっただろ。また明日も来るから」

「もう来なくて結構よ。私が変態に思われちゃう」

「だからばれなかったら大丈夫だって!」
 

そう言うと、両手で思いっきり胸を掴んだのだった。
 

「はぁっ!」
 

思わず声を上げると、周りに座っている生徒の視線が清美に集まった。
 

「清美ったら・・・何しているの?」
 
 
 
 
 
 

授業中・・・・(終わり)
 
 
 
 

あとがき
 

直球投げました(^^;

もう1時間でざっと書き上げたので誤字脱字&ストーリーなんて
あったもんじゃありませんが、とりあえず書いてみました。
最近憑依の話がなかったので、こんなんでお許しを〜・・・

短いですが、最後まで読んで下さった皆様、ありがとうございました。
Tiraでした。
 
 
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