○予備知識
巫女装束は、「襦袢(じゅばん)」と呼ばれる丈の長い服の上に、
「白衣」を着るらしい。どちらも足首まですっぽりとかぶるくらい長い。
そして、「緋袴(ひばかま)」という赤い袴(はかま)を穿くそうだ。


博和:「すいません。あそこで寝ている男性を起こしてもらえませんか。
          俺の連れなんですよ。そろそろ起きると思うんで。」

巫女:「あ、はい。分かりました。ちょっとお待ち下さい。」

笑顔を絶やさない彼女は、志郎の方に歩いていった。

博和:「いいよなあ・・・巫女さんかぁ。綺麗で清楚で穢(けが)れが無いって感じだ。」

巫女さんの後姿を見ながら博和はつぶやいた。

巫女さんは寝ている志郎の横に正座し、トントンと肩を叩いた。

その瞬間、巫女さんの状態がおかしくなった。
急に背筋を伸ばしたかと思うと、志郎に覆い被さるように倒れこんでしまったのだ。

博和:「???」

離れていたところから見ていた博和には、どうなったのかよく分からない。
しかし、巫女さんはすぐに起き上がり、志郎を残したまま博和の方に歩いてきた。

博和:「あ、あの・・・俺の連れを起こしてほしいんですけど。」

巫女「俺はまだ起きないぜ。第2ラウンド、はじめようかっ!」
 
 

初詣に行こう!(後編)
 
 

博和:「え?!」

巫女:「俺だよ、俺。」

博和:「し、志郎!」

巫女:「ああ。どうだ?この姿は。」

博和:「さ、最高だよ。うわぁ、もうメロメロだぁ。」

巫女:「だろっ!最初に事務所に来た時から目をつけてたんだ。」

博和:「さすが!巫女さんの中でも、その子が一番綺麗だよ。」

巫女:「分かってるって。だからこうやってこの女性に憑依したんだよ。」

博和:「いいよなぁ、その巫女装束。」

巫女:「巫女装束もいいけど、この女性もいいだろ。」

博和:「もちろんさ。その黒くて長い髪を後ろでくくってるのがなんとも清楚な巫女さんって感じだよ。
          そんなお姉さんがいたらほんとうらやましいよな。
          それに胸も大きめだし、腰もキュッとくびれてる。なあ志郎。俺に笑いかけてくれよ。」

巫女:「仕方ないなぁ。こうか?」

志郎は博和の目を見つめ、にっこりと微笑んだ。
その顔はとてもやさしく、博和を包み込むかのようだ。

博和:「・・・・い、いい・・・・」

巫女:「そんなにいいか。この女性は。」

博和:「ああ、ほんとに最高だよ・・・」

目をとろんとさせながら、志郎の乗り移った女性をうっとりとみつめる博和。
そして、まわりの目を気にせず話し込む二人。
しかし、そこに別の巫女さんが割り込んできた。

「香澄(かすみ)。いつまで話してるの。」

その女性は志郎の方を見ながら話し掛けている。
どうやら志郎が乗り移っている女性の名前は香澄というらしい。

香澄:「あ、えっ?わ、わたし?」

急に話し掛けられたので、志郎は頭が回らない。

「あなたしかいないじゃないの。早くあそこにある布団を隣の部屋に運びなさい。」

香澄:「は、はいっ。」

女性はそう言うと、迷子の子供の方へ歩いていった。

香澄:「あ、あせったぁ。」

博和:「ビックリしてたな、香澄ちゃん!」

博和がニヤニヤしながら志郎に話し掛ける。

香澄:「人事だと思って。何だよ今の巫女さんは。偉そうに命令しやがって。」

志郎が腕を組んで、膨れっ面をする。
その表情がまたなんともたまらない。

博和:「香澄ちゃんは笑っても怒ってもすごくきれいだよなあ。」

香澄:「そうかぁ?少ししか見てないからよく分からないけどな。
          まあいいや。後でじっくりと見る事にするよ。」

博和:「おいおい、俺にもじっくりと見せてくれよ。顔だけじゃなくてさ。」

香澄:「おまえはもういいだろ。十分満足したじゃないか。次は俺の番だからな。
          もう少しゆっくりしていくから、もう帰っていいぞ。」

博和:「そ、そんな冷たい事言うなよ。」

香澄:「何でだよ。おまえの願いは十分かなえてやったじゃないか。これ以上の贅沢はなしだぜ。」

博和:「うう・・・」

香澄:「また今度楽しませてやるから今日は俺の自由にさせてくれよ。」

博和:「・・・・そっか。確かに俺の願いはかなったしな。わかったよ。今日はもう帰ることにするよ。
         その代わり今度は頼んだからな。」

香澄:「ああ、任せとけ。」

博和:「きっとだぞ!」

香澄:「分かってるって。」

博和は何度も振り返りながら、事務所をしぶしぶ出て行った。
志郎は、博和の後姿に手を振って見送った。
 
 

香澄:「・・・さて、今からは俺の自由だからな。久しぶりに悪い方向に走っちゃおうかな。」

志郎はそう言って、さっき言われた布団を両手で持ち、隣の部屋に向かった。
部屋はふすまで閉められていたので、一端廊下に布団をおき、ふすまをそっと開ける。
ふすまの置くには8畳ほどの和室が広がっており、壁際には化粧台が数台置いてある。
その化粧台の前に、先ほど志郎に話し掛けた巫女装束に身を包んだ女性が座っていた。

香澄:「あっ。」

志郎と女性の目線が合う。

女性:「なにっ?わたしの顔に何かついてる?」

香澄:「い、いえ。何も。」

志郎はそう言って布団を持ち、そそくさと奥にある押入れにしまいこんだ。
そして、部屋を出ようとしたとき、その女性に呼び止められた。

女性:「香澄っ。」

香澄:「は、はい。」

女性:「ちょっとここに座って。」

少し強い口調で女性が話す。
志郎は仕方なく女性の前に座った。

女性:「ちゃんと正座して座りなさいっ。」

足を崩して座っていた志郎に対し、女性は厳しく注意した。

・・・なんだよ、この女性は・・・・

志郎はムッとしながら緋袴を直し、正座した。
よく見ると、香澄と同じように髪を後ろで束ねている。
顔は整って綺麗だが、少しきつい目をしているので冷たい雰囲気が漂っていた。

女性:「ねえ、あなたは今日、バイトでここに来てるの。男の子と話ばかりしてたらダメじゃないの。」

香澄:「あ、あれはたまたまで・・・」

適当にごまかす志郎。

女性:「わたしに対して言い訳は止めなさい。誰に話をしていると思うの。」

何も知らない志郎は、

香澄:「さあ?」

と、真顔で答えた。

女性:「まったく・・・あなたにはほんとに呆れるわ。
         由緒正しき25代目住職の娘であるこの松村麻理に向かって、そんな口の聞き方をする子は
         初めてよ。」

香澄:「そんな事言われても・・・」

確かに有名なこの神社の住職の娘ときたら、この辺では結構有名なのだろう。
それに、彼女に憧れて巫女のバイトに来る女性も多いと聞いた事がある。
かなりの競争率なのであろう。
そんな事を全く知らない志郎は、きっと、すごく恐れ多い事を言っているに違いない。

麻理:「ねえ、ちょっとわたしより綺麗だからって、頭に乗るのもいいかげんにしなさいよ。」

そういわれた志郎は、横にある化粧台の鏡に目線をやった。
そこには、確かに綺麗な顔立ちで清楚な雰囲気を漂わせる香澄の顔がある。

香澄:「・・・・ほんとにきれいだ・・・」

思わず口に出してしまう。

麻理:「まあ・・・なんて子なの。信じられない。」

香澄:「だって、ほんとに綺麗なんだから仕方ないよ。ほら、よく見てよ。」

志郎は麻理に顔を近づけた。

麻理:「く、くやしいっ!ちょっとわたしより若いからって!」

そう言って麻理は、手で香澄の顔を遠ざけた。

香澄:「そんなに悔しがらなくても。麻理さんだって結構綺麗だよ。まだ25才にもなってないんじゃないの。」

麻理:「あ、あたりまえじゃないのっ。」

香澄:「だよね。胸だって結構ありそうだし。でも、わたしだって胸あるんだよ。」

志郎は白衣の上から胸を両手で寄せて見せた。
胸元に深い谷間が出来ているのが、白衣の隙間から見えている。

麻理:「な、なによっ!わたしだって大きいんだからっ。」

麻理も負けじと、子供のようにも両手で胸を寄せて張り合う。

香澄:「わあっ。ほんとだぁ。」

その胸を見て、志郎は前に乗り出し、右手で麻理の胸を鷲掴みにした。

麻理:「ああっ!」

思わず声を出してしまう麻理。

麻理:「ちょ、ちょっと!何するのよ。」

香澄:「いや、大きくて綺麗な胸だと思って。」

麻理:「いきなり胸を掴むなんて・・・。あなた全然常識無いんじゃないの?」

香澄:「ううん、あるよ。」

麻理:「それにその話し方、わたしに失礼だと思わないの。」

香澄:「思わないけど。それになんかあんたの話し方聞いてると腹が立ってくるよ。」

麻理:「な、何て事を・・・」

麻理は眉をピクピクさせながら志郎をにらみつけた。
そんな麻理を見て、

香澄:「あ、そうだっ!いい事思いついた。」

と、化粧台に置いてある手ぬぐいを一つ取り、麻理に差し出した。

香澄:「わたし、麻理さんに悪い事をいいました。だから罰として、しばらく悪い事を言えないように
          口と手を縛ってください。」

麻理:「ど、どうしたのよ、急に。」
 

香澄:「せっかくバイトで雇ってもらっているのに、申し訳ないことを言ってしまいました。
         だから少し反省します。」

麻理:「そ、そう。いい心がけだわ。しばらくここで反省することね。」

不思議に思いながらも手ぬぐいを受け取り、志郎の両手を後ろで縛った。
そして、もう一つ手ぬぐいを取り、志郎の口にかませて、頭の後ろで縛った。」

麻理:「よし、これで何もしゃべれないでしょ。しばらくそうやって反省してなさい。」

香澄:「ふがふが・・・ふがふがふが!」

麻理:「何言ってるのかさっぱり分からないわ。」

香澄:「ふがふがふが・・・」

なにやら話をした後、香澄は体のバランスを崩し、畳の上倒れて気を失った。

麻理:「ど、どうしたのよ、急に。」

香澄が気絶している姿を見て、麻理の顔が少し緊張している。

麻理:「じ、冗談ばかりやってないで、さっさと目を開けなさいっ。」

麻理が大きな声でそう叫ぶと、香澄の体がピクッと動き、うっすらと目を開け始めた。

麻理:「ほら、そうやって人を騙そうとして。」

しかし、次の瞬間、麻理の背筋に悪寒が走った。

麻理:「えっ!?」

体が硬直して動かす事が出来ない。

麻理:「ああ・・・・あ・・・あ・・・」

意識が薄れ、深い眠りについたような感覚に陥る。
そして、ついには完全に意識が無くなる。
しかし、それとは対照的に、体は勝手に動き始めた。

麻理:「さあ、お仕置きをしてやろうか。」

そう。志郎が香澄の体から抜け出し、麻理に乗り移ったのだ。

麻理:「麻理って言ったよな。おまえの評判をガタ落ちにしてやるよ。」

そういうと、目の前で倒れている香澄を見つめる。
香澄は完全に意識が戻ったようで、目をぱちくりさせている。
しかし、手ぬぐいで猿轡(さるぐつわ)をされている上、両手を後ろで縛られているので
身動きが取れない。

香澄:「うう・・・・」

何が起きているのか分からず、志郎を見つめている。

麻理:「ふふっ、わたしが見える?そう、麻理よ。そうやってあなたを縛ったのはわたし・・・
          いまから楽しい事をしてあげるから。」

志郎は不敵な笑みを浮かべたあと、香澄の足を伸ばして、仰向けに寝かせた。

麻理:「まあ、綺麗な姿だこと。」

真っ白い白衣と赤い緋袴に身を包み、黒くて綺麗な髪を後ろで束ねている香澄の姿は、
まさに神に仕えている神聖な女性という感じがする。
その姿を見て、志郎の心はときめいた。

麻理:「わたしに逆らったらどうなるか分かってるわよね。」

香澄は、麻理の口調を真似している志郎の言葉に逆らう事が出来ず、そのまま仰向けに寝転がっている。

志郎はにやりと微笑んだ後、香澄をまたぐようにして下腹あたりにお尻を下ろした。

香澄:「うっ!」

麻理:「そんなに苦しがらなくてもいいじゃない。わたし、そんなに重くないわよ。」

そう言うと、白衣の上から両手で香澄の胸を揉み始めた。

香澄:「あうっ!」

香澄が驚き、体を左右に揺らす。
しかし麻理が上から座って押さえつけているので、全然抵抗できない。

麻理:「そんなに嫌がらなくてもいいじゃない・・・・」

志郎はニヤニヤしながら胸を揉みつづけた。

香澄:「ううっ・・・・んん・・・・」

抵抗できないことを悟った香澄は、観念したように体の動きを止めた。

麻理:「そうそう。おとなしくしていれば何も痛い思いはさせないから。」

志郎はそう言うと、胸を揉むのを止め、白衣と襦袢の襟に手をかけた。
そして左右にギュッと引っ張った。

香澄:「!!っ」

中から水色のブラジャーに包まれた胸が現れる。

麻理:「ふーん、かわいいブラジャーしてるんだっ!」

志郎は楽しそうに化粧台から小さなはさみを取り出し、ブラジャーの肩紐と
前の谷間の部分を切ろうとした。

香澄:「ふぐふぐっ・・・」

頭を左右に振って抵抗する香澄。
しかし、その抵抗も空しく、香澄のブラジャーはパチンと切られた。
そして、スルスルッと外され、志郎の目の前に綺麗な二つの胸が現れる。

麻理:「やっぱり。結構大きな胸だわ。」

無理矢理左右に開かれた白衣が元に戻ろうとする力で、香澄の柔らかい胸が中央に寄せられている。

麻理:「かわいい!」

今度は引出しから化粧用の小さな筆を取り出す。
そして、その筆で香澄の胸をそっと撫で始めた。

香澄:「あうっ!」

香澄の体にゾクゾクッと電気が走る。
志郎は胸の突起の周りを丁寧になぞった。

香澄:「うう・・・」

触っていないのに、胸の突起が硬く立ってくる。

麻理:「あら?どうしたの、香澄ちゃん。胸の突起が硬くなってきてるわよ。」

志郎はわざと突起を触らないようにじらした。

香澄:「はぁ・・・・ううう・・・」

目をうるうるさせながら志郎を見つめている。

麻理:「どう?きもちいいでしょ。この筆で感じるところ、触ってあげましょうか?」

その言葉に香澄は顔を横に向け、志郎から目をそらす。

麻理:「そう。触ってほしいの。じゃあ香澄のお望みどおり、触ってあげるわ。」

志郎は香澄の心を見透かすように、筆の先で硬くなった突起をそっと撫で始める。

香澄:「んうっ!」

香澄の体がビクンと震えた。

麻理:「気持ちいいんでしょ。もっと触ってあげるから。」

麻理は筆の先で突くように胸の突起を刺激した。

香澄:「ううう・・・はぁぁ・・・」

なんとも気持ちよさそうに体をよじる香澄。
足をもぞもぞと動かし、体中で感じているようだ。

麻理:「そんなに気持ちがいいの。じゃあ下の方はびちょびちょでしょうね。」

全く抵抗しなくなった香澄は、顔を赤くして横を向いている。

麻理:「ちょっと見てあげる。」

そう言うと、香澄の上から立ち上がって足元に移動した。
そして四つん這いになったあと、香澄の緋袴と白衣、襦袢をまとめてめくり上げた。
その中を奥まで覗き込む志郎。
襦袢の中には、細くて綺麗な2本の素足がまっすぐに伸びている。

麻理:「綺麗な足・・そんなに力を入れなくていいのよ。」

しかし香澄は足を開こうとはしない。

麻理:「早く力を抜きなさい。わたしに逆らわないの!」

少しきつい口調で香澄に話す。
すると香澄は、ためらいながらも少しずつ足の力を抜いた。

麻理:「そうよ。こうやって足を曲げたままにしなさい。」

志郎は香澄の足をゆっくりと開き、膝を立てさせた。

麻理:「そのまま足を開いておくのよ。」

そういうと、志郎は襦袢の中に頭をもぐりこませ始めた。
緋袴の上から志郎の頭が股間に近づいているのが香澄にはよく分かった。

香澄:「うぐうぐうぐっ・・・」

何か言いたそうだが、しっかりと手ぬぐいを口に咥えさせられているのでよく分からない。

香澄:「うう・・・・あうん!!」

急に香澄の口から切ない喘ぎ声が漏れた。

麻理:「香澄ったらすごいわ。もうぐちゃぐちゃ。」

緋袴の中から麻理のこもった声が聞こえる。
志郎は香澄のパンティ越しに、最も感じるところを舌で刺激していた。

香澄:「ああ・・・・あうう・・・・」

頭を左右に振りながら必死に抵抗する香澄。
しかし麻理の命令には逆らえなかった。

志郎はパンティを横にずらして直接感じるところを舐め始めた。

香澄:「ぅああっ!」

背筋を反らし、足の指に力を入れてかかとを浮かせながら、香澄は必死に耐えている。

麻理:「いい感じね。こんなのはどう?」

緋袴の中から麻理の悪戯っぽい声が聞こえる。
志郎は細くて長い指を2本口に咥えて唾で湿らせたあと、
ゆっくりとパンティの横からゆっくりと香澄の中へ入れ始めた。

香澄:「うあああっ!」

香澄の体がビクビク震え、眉を歪めながら目には涙をためている。

麻理:「ここからよっ!」

志郎はそう言うと、2本の指を香澄の中で激しく動かし始めた。

香澄:「あぐぅっ!」

後ろで縛られている手に力が入る。
思わず両足を閉じようとするが、志郎がもう片方の手と肩でしっかりと太ももを
押さえているので閉じる事が出来ない。
志郎は襦袢の中で熱気を感じながら、何度も激しく指を動かした。

香澄:「あうっ・・あっ・・・あっ・・・あっ・・・」

指の動きに合わせてリズムよく喘ぎ声が漏れている。
志郎は更に奥に入り込み、指を動かしながら、その上にある香澄の一番感じるところを
舐め始めた。

香澄:「ふあっ!・・・ああっ・・・あはっ・・・あああ・・・」

これ以上無い快感に身を躍らせる香澄。
志郎は遠慮なしに舐めつづけ、刺激を与えていた。

香澄:「あぐっ・・・あ・・・ああ・・・・うぐっ・・・はあっ・・・」

泣きながら手ぬぐいを噛締めている香澄。
もうこの快感に耐えられなくなっていた。

麻理:「いいのよ、イッても。」

志郎はそろそろ限界だろうと思い、香澄に話し掛けた。
その言葉を待っていたかのように、香澄の体がビクン、ビクンと何度も震える。

香澄:「うあっ!・・あっ!・・・あっ!・・・・はあああああぁぁぁ!・・・・」

志郎の指が、香澄の中できつく締め付けられる。

麻理:「すごい締め付け・・・・イッちゃったのね。」

志郎は香澄の感じるところから口を放し、ゆっくりと指を動かした。

香澄:「うう・・・・う・・・ん・・・・・」

津波が引いた後のように、香澄の体はぐったりと力なく横たわっている。
志郎は後ずさりしながら香澄の襦袢の中から這い出した。
香澄を顔を見ると、涙が通った筋が頬に付いている。

麻理:「そんなに気持ちがよかったの。じゃあ次はわたしを楽しませてよ。」

そう言うと、志郎は香澄の頭を起こし、猿轡を外した。
そして、自分の緋袴と白衣、襦袢をたくし上げ、穿いている白いパンティを脱ぎ捨てた。

麻理:「わたしもあなたのを見て感じてしまったわ。さあ、わたしを舐めて頂戴。」

香澄:「ああ・・・そ、そんな・・・」

やっと話せるようになった香澄だが、志郎の命令はまだまだ続く・・・
 
 
 
 

初詣に行こう!(後編)・・・終わり
 
 
 
 
 

あとがき

いつも読んでくださる皆様。更新が遅れて申し訳ありませんでした。
今回やっと巫女装束を身にまとった女性が現れました。
巫女装束ってどんなものか、外観しか知らなかったし、
正式な名前もぜんぜんわかりませんでした。
そこで、インターネットで検索してみると、親切にも写真つきで
解説されているサイトがあったので勉強しました。
その中でも初歩的な内容だけで書いてみました。
ほんとは髪の毛を縛る物にも名前がついていたり、白衣の上に着る
服もあったりするのですが、それらを書いているとごちゃごちゃになって
読みにくくなる(というか書くのが大変)ので、ごく一般的な内容に
省略しました。
それでも、袴(袴)のことを緋袴(ひばかま)と書いたり、
中に着る白衣と襦袢は足首まであるほど長いというところなどは、
正式な巫女装束に倣って書いています。
ただ、わたしの理想としては、下着は付けずに白衣と襦袢は腰までのながさで、
緋袴の下は綺麗な素足が2本だけ・・・というのがよかったです。
その方が書きやすいし、皆さんもそう思っていたでしょ!(たぶん・・・)

今回書いた後編は、最後は中途半端で終わっているように感じる方が
いるはずです(ほとんどの方がそう思うはず!)。
とりあえず区切りがよかったので、後編と書きながらも途中で書くのを止めました。
この後編で、ファイルサイズとしては大体20KBくらい。
軽い気持ちでサッと読めるのもこのくらいの長さではないでしょうか(言い訳してますけど・・・)。
あまり長すぎると、じっくりと読まなければならないし(わたしは結構好きですけど)、
わたし自身、書くのがしんどい(しんどいって関東では疲れるって意味ですけど)ので、
最近はこのくらいを一まとまりにして書いているつもりです。
「そんなの読み応え無いし一度にたくさん読みたいぞ〜っ!」
と言われる方もたくさんいらっしゃると思うのですが、そこはわたしに技量が無いと言う事で
あきらめてください。
・・・・話が脱線してしまいましたが、この後の話は後ほど改めて書きたいと思いますので、
そのときは是非読んでください。
内容としては、次こそ志郎君が楽しむ番ですよね!

ということで、あとがきが長くなりましたが、
最後まで読んで下さった皆様、本当にありがとうございました!

Tiraより
 
 
 
 
 
 
 
 

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