俺は志郎。とある私立大学で4回生をやっている。
親の心配もよそに、憑依生活をひたすら爆進中だっ!
そんな俺でも、友人が次々に就職先を決めているのを聞くと、なんだか自分だけ取り残された
ような気分になる。
今回も友人の博和にまつわる話だ。
先日、結構有名なソフト会社に内定し、そのお祝いに数人で居酒屋に行った帰りのこと。
俺たちは、わいわい騒ぎながら駅に向かって歩いていた。
そのときの出来事だった。
暗くて細い十字路を渡ろうとしたとき、不意に横からバイクが飛び出してきたっ!

キキキーーーーーッ!
ドンッ!

バイクのブレーキ音と鈍い音がして、俺の前で歩いていた博和がその場に倒れこんだ。
バイクは、バランスを崩しながらも何とか体勢を整え、少し走って止まった。

「ひ、博和っ!」

俺達は慌てて博和の元に駆け寄った。

「大丈夫か!」
「おいっ、しっかりしろ!」

俺は体を抱きかかえて必死になって博和の名を叫んだ。
しかし、彼はぐったりしたまま意識が戻らなかったのである・・・
 

****病院にいこう!*****
 

窓から日差しが差し込み、外では小鳥が囀(さえず)っている。
博和はベットで右足に包帯を巻かれ、上から吊るされており、寝ている状態だった。
ここは県立の総合病院。
博和は、個室を借りて入院していた。

「しかしびっくりしたぜ。俺の前でおまえが轢(ひ)かれるとはな。
  一瞬頭ん中が真っ白になったぜ。」

「俺だってそうさ。まさか、バイクに轢(ひ)かれるとは
 思ってもみなかったよ。せっかくの就職祝いがパアだ。」

「でも、右足骨折だけでよかったじゃないか。名前を呼んでも
ぜんぜん反応しなかったから、死んじまったのかと思ったぜ。」

「俺、気付いたらこのベッドの上で寝ていたんだ。ほんと意識が
  無かったんだ。ぜんぜん夢も見なかったし。いつのまにか
  包帯巻かれてパジャマ着てた。」

「パジャマはな。昨日おまえのおふくろさんが持ってきてくれたんだよ。
  この個室もおまえの親父が金出して取ったんだろ。
  しかし、警察官ってのはそんなに金持ちになれるのか?」

「親父のことなんか知らねーよ。別に小遣いくれるわけでもないし、
  ブランド品を買いまくってるわけでもないしさ。地味な生活送ってるから
  金はたまってるんじゃないかな。」

「ふーん。まあそんなことはどうだっていい話さ。
  早く足を直して、また遊ぼうぜっ!」

「おう、こんな骨折くらい、すぐに直すさ!」

そう言って博和は笑って見せた。

コンコンッ!

ドアを叩く音がした。

「はい。」

俺は博和の代わりに返事をした。

ゆっくりとドアを開け、部屋に一人入ってきた。
右手には花束、左手にはヘルメットを持ち、黒いツナギを着た若い女性だった。

「あ、あの・・・先日は本当にごめんなさい。」

バイクで博和を轢いた本人だ。
昨日、博和を救急車で病院まで連れて行った後、警察で事情徴収されたときに
俺たちと一緒にいた女性だった。
20歳前後だろうか。腰まである黒くて長い髪をなびかせながら俺たちの前に歩いてきた。

「わたし、ぜんぜん気付かなくて・・・いつのまにかあなたを轢いてしまって・・・
  もうどうしたらいいのか分からなくて・・・」

そう言うと、彼女は涙を流しながらうつむいた。
事故をしたことをすごく悔やんでいるのが、その表情からよく分かり、かわいそうな気もした。
博和も、彼女の涙に、

「ぜ、ぜんぜん大丈夫だから。泣かないでよ。暗い道だったから、分かりにくかったんだ。
  そんなに泣かれても、俺困っちゃうよ。」

彼女はしばらく涙を流したあと、やっと顔を上げて、

「本当にすみませんでした。わたしに出来ることなら何だってしますから。」

そう言いながら、花束をテーブルの上に置いた。

「そ、それじゃあ、しばらく俺と話をしてくれないか。男同士で話してても
  ぜんぜん面白くなかったんだ。」

博和は、俺に椅子を用意させて、ベッドの横に置かせた。
彼女はヘルメットを床に置き、椅子にそっと腰掛けた。

「名前、何ていうの。」

「麗奈(れな)です。斎藤 麗奈。」

「麗奈さんっていうんだ。ふ〜ん。歳は?」

「20歳です。まだ学生なんです。」

「趣味は?」

「ツーリングです。でも、人を轢いてしまったから、もう止めるつもりです。」

「何でさ。べつにいいじゃない。止めなくても。」

博和は、彼女の体をじろじろ見ながら話を進めている。
彼女のツナギ姿は、体のラインがよく現れており、スタイルが良いことを物語っている。
胸のあたりはツナギの生地がピンと張っており、窮屈そうに見えた。
また、ウェストにかけて緩やかなラインを描いており、ヒップはキュッと引き締まっている。
俺はそんな博和のいやらしい目をじ〜っと見ていた。

「わたし、怖いんです。また人を跳ねるかもしれないと考えると。」
 
「そんなこと気にするから行けないんだ。もっと楽に生きなきゃ!
  なっ、志郎っ!」

博和はふいに話し掛けてきた。
そして、
「志郎さ、俺、麗奈さんと楽しく話しがしたいから今日はもういいや。」

俺を追い出すようにそう言った。

「お、おう。それじゃあ、また明日来るから。」

俺はそう言い残して、二人の姿を恨めしそうに見ながら部屋を出た。

「何だよ。女と話したいからって。せっかく心配して
  来てやってるのに・・・」

俺はぶつぶつ言いながら、1階まで降りてきた。

「はあ・・・まだ楽しそうに話しているんだろうなぁ。
  博和の代わりに俺が事故ってりゃ、今ごろ楽しい時を過ごせたのになぁ。
  あいつだけいい思いするなんて。」

そう考えていると、だんだん腹が立ってきた。

「くそっ!あいつだけいい思いなんかさせないぞっ!
  ちょっと懲らしめてやる。」

俺は、待合室にある椅子に腰掛け、かがみこむようにして眠りに入った。
5分も立たないうちに眠気に襲われ、幽体離脱が成功する。

「覚悟しろよ。博和。」

そう言って、彼等のいる個室に向かった。
壁をすり抜けて中に入ると、二人が楽しそうに会話をしている。
もうすっかり溶け合っている様子で、麗奈さんも笑顔を見せていた。
博和も、くだらないギャグを飛ばしながら、あーだこーだと
話をしている。

「ちぇっ、楽しそうに話しやがって。見てろよ。」

俺はそう思って、麗奈さんに乗り移る機会をうかがっていた。
話しているときにいきなり乗り移ったらバレるかもしれないからな。
俺はしばらく会話を聞いていた。
そして、チャンスは訪れる。

「テレビでも付けよっか。」

博和は彼女と反対側にあるテレビのスイッチを入れようとした。

「今だっ!」

俺は勢いよく麗奈さんの体に進入した。

「あっ!」

彼女は一瞬小さな声を上げ、全身に力を入れた。
俺は今までにない速さで彼女の体に全身を押し込む。
そして、あっという間に完全に彼女の体を支配した。
ぱっと目の前が明るくなり、テレビのスイッチを入れた博和が
目に映った。

「これまでの最高記録だ」

俺はそう思って、下を見た。
そこには、黒いツナギに包まれたしなやかな体があった。
思わずニヤッとしたところで、博和がこちらを向いた。

「んっ?どうしたの。何か面白かった?」

「えっ、ううん、何でもないの。」

俺は慌ててそう答えた。さっきまで聞いていた麗奈さんの声が
俺の口から発せられる。

「わたし、ちょっとトイレに行って来ます。すぐに戻ってくるから。」

俺は博和にウィンクをして、部屋を出た。
博和は鼻の下を伸ばして、情けない顔をしている。

「あの馬鹿。俺が麗奈さんに乗り移ったことに全く気付いていないな。」

そう思いながら、とりあえず女子トイレまで歩いた。
ツナギが胸とお尻を締め付ける感じがして、少し窮屈だ。
しかし、この密着感が何とも言えず気持ちよかった。
女子トイレの個室に入った俺は、

「さて、どうやって懲らしめてやろうか。」

いろいろ考えることにした。しばらく考えた結果、

「よしっ、これでいくか!」

一つの案が浮かび、実行することにした。
俺は、前に付いているツナギのファスナーをおヘソのところまで下げた。
中にはTシャツを着ており、ブラジャーがうっすらと見えている。

「とりあえず、Tシャツとブラジャーを脱いでっと!」

俺はいったんつなぎに通していた腕を抜いて、Tシャツとブラジャーを脱いだ。
麗奈さんの形のいい二つの胸が重力によってプルンと上下に揺れる。

「きれいな胸だな。」

俺はそう言いながら、おヘソまで開いたツナギを前に引っ張った。
どうやら下にはパンティしか穿いていないようだ。

「ほうほう」

俺は上半身に何も着けないでツナギに腕を通し、ファスナーを胸元まで上げた。
ツナギの生地が直接乳首にあたり、少し気持ちよさを感じる。
俺は、ブラジャーをTシャツに包んで小さくたたみ、それを持って女子トイレを出た。
歩くたびに乳首がつなぎにこすれ、徐々に気持ちよさが大きくなってくる。

「んっ・・・んっ・・・・」

その気持ちよさに、思わず声が出てしまう。こすれないように、片手で胸を
押さえようとしたが、まわりの目がそれを許してくれそうになかったので
我慢して博和のいる部屋まで歩いて行った。

「はぁ・・・はぁ・・・」

俺の乳首はすっかり硬くなっていた。
よく見ると、ツナギの上からでもその突起が分かる。

カチャッ。

俺はドアを開けた。
博和はテレビを見ていたが、俺が現れたのですぐにこっちを向き、

「麗奈さん。ここに座って。」

そう言って手招きした。

俺は、博和の横まで歩いていき、

「博和さんはバイクで二人乗りしたことありますか?」

そう問い掛けた。

「いや、無いんだ。俺、バイク自体乗ったことないし。」

「気持ちいいですよ。バイクに乗るのって。博和さん、
  ベッドの上で座れますか。」

「えっ、ああ、このまま座るだけなら。」

ベッドで横になって話していた博和は、両手を使って背中をベッドから離して
座った。片足が吊るされているので、両手で体を支えていなければ
すぐに後ろに倒れてしまう。
俺は丸めたTシャツをテーブルに置き、ブーツを抜いでベッドに上がりこんだ。
足を広げた状態で座り込み、博和の背中に体が密着するように両腕を博和の体に巻きつけた。

「二人乗りしたときは、こうやってしっかりと体を密着させないと
  危ないんですよ。」

そう言って、胸を背中にギュッと押し付けた。ツナギの下は何もつけていないので
柔らかい麗奈さんの胸の感触が博和に伝わる。
博和は、かぁ〜っと赤い顔をしながら、

「な、なるほどなるほど。」

と話している。背中の感触に気を取られて話半分の様子。
俺は、博和のパジャマの裾から両手を入れ、胸のあたりを撫でながら

「わあ、博和さんって結構たくましい体してますねぇ。
  わたし、たくましくって強い人、好きなんです。」

そう言ってやった。
麗奈さんに直接体を撫でられ、自分のような人が好きと言われた博和は、
息を荒くしながら、

「そ、そうですか。よかったら好きなだけ触っていいですよ。」

そんなことを言い出した。

「憧れちゃうな。こんなにたくましい人。ふふっ」

俺は、博和のパジャマのズボンの中にそっと片手を入れ、トランクス越しに彼の相棒を
さすりだした。

「あっ、ちょっと麗奈さん。」

博和は慌てて俺の手を掴もうとしたが、両手で支えていないと俺の方に倒れるので、
手を出すことが出来ない。
博和の相棒はあっという間に大きくなり、手に余るほどになった。
俺はトランクスごとやさしく掴み、上下に動かし始めた。

「博和さんたら。もうこんなになって・・・かわいい」

背中には胸の感触、そして相棒を慰められた博和は、一気にフィニッシュに
達しようとしていた。

「れ、麗奈さんっ!俺、もう・・・」

そう言ったところで、俺は手を止めた。

「どうです。気持ちよかったでしょ。」

俺は笑顔を作りながらベッドから降りた。
博和はもう少しでイケそうだったところを中断され、ちょっとイライラしている。

「麗奈さん。もうちょっとだけ触っててよ、頼むから。」

そう言いだした。
俺は、

「だーめっ! 看護婦さんが来たら大変でしょ。」
ブーツを履きながら話していると、案の定、看護婦がドアを開けて入ってきた。

「検温の時間ですよ。」

そう言いながら、博和の前まで来た。
博和は仕方なくベッドに寝転び、看護婦から体温計を受け取った。

俺は、

「じゃあ、わたしそろそろ失礼します。博和さん、早く良くなってくださいね。」

そう言ってヘルメットと丸めたTシャツを持ち、部屋から出た。
博和の哀れな顔を見ながら、ヒッヒッヒッと笑い、トイレでブラジャーをつけてTシャツを着たあと、1階の待合室に戻った。
そして、椅子に腰掛けたあと、彼女の体からスッと抜け出した。
彼女はハッと気付き、あたりをキョロキョロ見回している。
しかし、部屋まで行ったことを覚えているし、花束を渡していたので、
不思議そうな顔をしながらも病院を後にした。

「まだまだこれからだ!」

俺はさらにおしおきをすべく、博和のいる部屋に戻った。
そこには看護婦はもうなく、博和が一人で検温していた。

「あ〜あ、せっかくいいところだったのになぁ。惜しかったよなぁ。」
ぶつぶつ言いながらテレビを見ている。
俺は、廊下でさっきの看護婦が来るのを待った。
5分ほど立っただろうか。ほかの病室で検温を終えた看護婦がこちらに歩いてきた。

「あの子だっ!」

すぐに分かった。たぶん研修生らしく、真新しい白衣にちょこんと帽子を付けた姿が
初々しかった。ショートカットで小柄な体格だが、スタイルのよさは博和を誘惑するのに十分だ。
俺は彼女に近づき、スッと体を重ねた。
彼女の体がガクッとぐらついたが、すぐに俺の支配下になったので、そのまま何事も
無かったかのように歩き出した。

「憑依するスピードがかなり速くなったな。」

俺はそう思いながら胸についている名札を見た。

「佐々木 美帆」

と書いてあった。

「美帆ちゃんか。かわいいなあ。」

そう言いながら博和の部屋の前まで歩いた。
先ほどのツナギとは違い、スカートの様に下が空いているので、股がスースーする。
俺はドアをノックして、

「計り終わりましたかぁ?」

と甘い声を出しながら部屋に入った。

「終わったからここに置いてるよ。」

ちょっと無愛想に博和は答える。先ほどのことが頭から離れないみたいだ。
俺はそんな博和を見て、思わず顔がニヤけてしまった。
体温計を手に取り、体温を紙に書き込みながら、
「ちょっと熱っぽいようですねぇ。どれどれ。」
そう言って、博和の頭を両手で押さえて、おでことおでこをくっつけた。
急に目の前にかわいい看護婦の顔が現れ、博和はまた顔が赤くなっている。

「う〜ん、やっぱり熱があるんじゃないかな。この体温計、壊れているかもしれないわ。
  わたしでちょっと計ってみるね。」

俺は、体温計をリセットしたあと、上から2つ目のボタンを外した。
そして、その隙間から手を入れ、胸の向こうの脇の下に体温計をセットした。

「ちょっと待ってね。」

俺は椅子に腰掛け、白衣の中に手を入れたまま検温を始めた。その姿は、いかにも
自分で慰めているように見える。

「このへんかなあ。」

手を動かして、体温計の位置を少しずつ変えながら検温する。
その手の動きは、白衣の中で胸を揉んでいるように見える。
博和はごくんと唾を飲み込んで、俺のしぐさをじっと見つめていた。
俺は博和に見えるように少しだけ両足をそっと開いた。
白衣の中に、白いパンストに包まれたパンティが少し見えている。

ピピピピッ

測定が完了した電子音がなった。俺は白衣の中から手を抜いて体温計を見た。

「う〜ん、大丈夫みたいだけどなぁ。」

俺はかわいらしく首をかしげて博和を笑顔で見つめた。
その表情は、白衣の天使と言わんばかりだ。

「そ、そう。」

博和は美帆ちゃんの天使の笑顔に、目のやり場に困っている。

「包帯も交換しましょうね。」

俺は、テーブルの下にあった新しい包帯を取り出し、吊ってある右足を降ろした。
わざと胸のボタンを止めずに、包帯の交換を始める。
白衣の奥で、ブラジャーに包まれた胸がチラチラと見え隠れしている。
それを見た博和は、パジャマの中の相棒を大きくさせていた。
俺は包帯を交換しながら、

「ちょっと交換しにくいから、体をまたいでもいいかな。」

そう言った。
俺の胸から目線をサッとそらした博和は、

「うん、いいよ。」

素直に答えた。しかし、博和の心臓はバクバクいっているのが俺には分かった。
俺は白い靴を脱いで、よいしょっと言いながらベッドに上がった。
そして、白衣を一気に腰上げて、パンストに包まれたお尻を博和に披露した。
そのまま博和をまたいで、後ろ向きに股間の上に腰を下ろす。
俺の股間と博和の股間がパンスト越しに密着する。俺の感じるところに博和の大きくなった
相棒があたっている。

「これで交換しやすくなったわ。」

わざとらしく言って、包帯を交換し始めた。包帯を巻くたびに腰を前後に動かす。
博和の相棒が俺の感じるところに擦れるたびに、快感が訪れる。
俺は博和に聞こえるように、

「あっ・・・あっ・・・んんっ・・・」

とかわいい声で喘いだ。俺の体がだんだん温かくなり、股間の中からじわっと出てくるのを
感じた。振り向いて博和の顔を見ると、天井を向いたまま、ピクリとも動かない。
黙って快感を楽しんでいるようだ。
包帯が交換し終わるころ、博和が自分で腰を動かしだした。俺は、

「あんっ、あっ!」

といいながらその動きにしばらく身を任せた。しかし、彼がイキそうな雰囲気がしたときに、

「はい!、交換できたわ。」

そう言って彼の股間から腰を浮かせた。博和のズボンと俺のパンストの間には、
透明な液体が糸を引いている。そんなことは気にせずに、白衣を膝まで下ろした俺は、
ベッドから降りて靴を履き、胸のボタンを止めた。
博和は、2回もイク寸前に止められて、イライラの頂点に達していた。

「ちょ、ちょっと待ってくれよ!これじゃ、あんまりじゃないか。」

博和はそう言って俺をにらみつけた。

「何の事いってるの?わたし、包帯換えただけよ。」

ニコッと笑いながら答えた。
博和が、俺の胸についている名札を見ながら、

「だって、佐々木さんも感じていたじゃないか。」

そう反論する。

「そうかしら。」

俺は、白衣を両手で持ち上げた。そして、股間に手を当ててパンスト越しに
感じる部分を指で撫でた。

「あっ!・・・あたしったら・・・ほんとに・・・感じているわ・・あんっ!」

俺はそのままベッドから離れている椅子に座り込んだ。

「んんっ・・・気持ちいいわ・・ああっ・・・」

股間の溝に指を這わせながら俺は喘ぎ声を出した。
パンストの上からでも割れ目がくっきりと浮かび上がっている。
俺はもう片方の手で、白衣の上から胸を揉み始めた。

「やんっ・・・すごい・・・・あっ・・・あっ・・・」

俺はいやらしい視線を博和に送りながら両足を大きく開き、激しく指を動かした。
そんな俺のしぐさに我慢できなくなった博和は、

「そんなとこにいないで、こっちにおいでよ。俺我慢できないよ。」

ベッドからそう叫んだ。足を固定しているので、身動きが取れずに業を煮やしている。
俺はそのまま椅子に座って、パンストの中に手を忍ばせた。
もぞもぞとパンストの中を這わせパンティの中にまで手を進入させた俺は、
感じるところを直接指で刺激する。

「んあっ!・・・ああんっ・・」
思わずのけぞってしまう。

「なあ、頼むよ。美帆ちゃん!こっちに来てくれよ。」
博和の悲痛な叫びが聞こえる。
俺は、

「ああっ・・す・・すごいわ・・・んっ・・この体・・・すごく・・・感度が・・・いい・・」

博和を見つめながらそう言った。博和は、その妙な言葉に

「も・・もしかして・・・おまえ・・志郎?」

俺は感じながらもニヤッと笑い、

「あっ・・・ヘヘッ・・・やっと気付いたかっ・・・あっ・・・」

手を動かしながら博和に答えた。

「おまえ、いつの間にその子に乗り移ったんだ。」
「んっ・・・はじめ・・・からだよ・・・あっ・・・おまえが・・検温してるときに・・・あんっ・・」

俺の体はもう快感に支配されていた。手が勝手に動いているように思える。

「志郎!早くこっちに来てくれよ。俺本当に我慢できないんだよ。」

「ああっ・・・何いってんだよ・・んあっ・・おまえが俺を追い出すから・・・悪いんだ・・・
  だから・・・わざと・・・んっ・・・麗奈さんと・・美帆ちゃんに・・ぅんっ・・・
  乗り移ってやったんだ・・・はぅっ!」

「麗奈さんにまで。どうりでおかしいと思った。そこまでやらなくったっていいじゃないか。
  俺だって痛い思いしてるんだ。そのくらい目をつむってくれたって。」

「そ・・そうだなあ・・・はぁ、はぁ、も・・もう・・じゅうぶんに・・懲らしめてやったからな・・」

俺は虚ろな目をしながら椅子から立ち上がり、ベッドの横まで歩いた。もちろん手はそのままで。

「ど・・どうだ。この体・・・んんっ・・・いいぜ・・・すごく・・感度が・・あんっ・・いいんだ・・・
  小柄だけど・・はぁ・・・スタイル・・・いいだろ・・・」

ベッドに倒れこんだ俺は、横にたたんであった賭け布団を取って、誰かが入ってきたときに隠れることが出来るように
上からかぶった。そして、布団の中で博和のパジャマのズボンとトランクスを太ももまで下ろした。
博和の上にまたがり、お尻を博和の顔の前に突き出した。そして俺は博和のはちきれんばかりの相棒を
口にくわえた。博和の足がブルッと震える。博和は目の前にあるかわいいお尻をパンスト越しに撫でたあと、
俺の腰に手を当て、後ろから一気にパンティごと太ももまでずらした。
美帆ちゃんのピチピチしたお尻と太ももがあらわになる。
博和は、俺の感じる部分を直接指で触りだした。俺の体にゾクッとする快感が走る。

「んはっ!」

口にくわえながらも喘ぎ声が出る。俺はやさしく、時には吸い付きながら彼の相棒をくわえた。

「うっ・・・志郎・・じゃなくて美帆ちゃん・・・すごくいいよ」

博和は足をピンと伸ばしてそう言った。

「そろそろ・・・ねっ!」

俺はニコッと微笑み、美帆ちゃん口調で博和におねだりした。
そして、片足だけパンストを脱いで博和の方を向き、彼の相棒の上に腰を降ろした。
ヌルッという感触がして、俺の中に彼の相棒が侵入した。
お腹の中まで入ってくるような感覚と、著しい快感が俺の体を包み込む。

「あうっ!」

俺は、両手を博和の胸について、背中をのけぞらせた。
その後、ゆっくりと腰を上下に動かし始めた。
博和の相棒が俺の体を出入りするたびに、津波のように快感が襲いかかる。

「あああっ・・・あっ・・あっ・・あっ・・」

俺は前を向いたまま、その快感に酔いしれている。
博和が白衣の上から両胸を揉み始めた。

「うあっ!・・やんっ・・す・・すごく・・・きもち・・いい・・はあっ・・」

自然に腰が上下に動いている。博和は白衣のボタンを外して、ブラジャーを上にずらして
直接胸を揉みだした。指で乳首を摘んだり引っ張ったりして、俺の快感を倍増させる。

「美帆ちゃん・・うっ・・・いいだろ・・・はあ、はあ、はあ」

息を弾ませながら博和が問い掛ける。

「んんっ・・・いいよ・・・博和・・・す・・すごすぎるっ・・・ああんっ!」

二人とももうすぐイキそうなときに、

コンコンッ

とドアを叩く音がした。

「うっ!やばいっ!」

俺はとっさに博和に体をくっつけて、上から布団をかぶせた。
博和は左足の膝を立てて、布団の盛り上がりが気にならないようにした。
実際にはベッドのクッションがとても柔らかいので、ほとんど気にならないが
念には念を入れている。

ガチャ!

ドアが開いた。そこには博和の親父が立っている。

「大丈夫なのか、博和。」

博和の親父はそう言いながらベッドの横にある椅子に座り込んだ。
博和は額の汗を拭いながら、

「大丈夫だって! 何しに来たんだよ。」
ムキになって答えている。

「子供のことを心配しない親なんでどこにいるんだ。
  せっかく就職先が決まったっていうのに、おまえときたら・・・」

頭をかきながらそう言って話を止めた。

俺の中にはまだ博和の相棒がびんびんになったまま入っている。
俺はバレないようにそっと腰を動かし始めた。

「うっ!」

博和は思わず声を出してしまった。こんなときに始めるなんて。

「ん?どうしたんだ。体の調子が悪いのか。」
「いいや、なんでもないんだ。」

博和は平静を装っている。
俺は声が出るのをこらえながら前後左右にも腰を動かした。
博和の相棒が俺の中をグルグルとかき回している。

「んっ・・・くぅ・・・」

俺は歯を食いしばって声を殺した。
博和も、

「ぉ・・・ぅ・・・ぅ・・・」
と小さく声を出している。

しばらくして、博和は手を伸ばしテレビの音量を少し上げた。
そしてチャンネルを変え、音楽番組にセットした。
その番組では、激しいロックバンドがステージで踊りまくっている。

「親父さあ、この病室、高かったんじゃないのか?」
そう言いながら、音楽に合わせて体を上下に揺らし始めた。
俺の体は博和の上で、軽く上下に跳ね上がる。
そのたびに博和の相棒が、俺の体を突き上げる。相棒が奥へ奥へと入ってくる。
俺は博和の体をギュッと抱きしめ体を固定しながら、必死に歯を食いしばって
声が出るのを我慢した。しかし、お尻はどうしても離れてしまい、
相棒が出入りしてしまう。
博和は親父と話をしながら、たまに
「おうっ! ほーっ!」
と相槌のように声を出して、気付かれないようにしていた。

「ぁ・・っぁ・・・ぁ・・・・」
押さえきれない快感に少しづつ声が漏れてしまう。
テレビのボリュームが大きいので、たぶん親父には聞こえていないんだろう。
しかし、博和には聞こえているらしく、その小さな喘ぎ声を楽しんでいるようだった。
そして、博和は右足を使って、さらに大きな振動を起こした。
博和の相棒は、さらに俺の奥深く間で侵入し、最深部の壁に到達するまでになっていた。
もはや自分では押さえきれないほどの快感に、体が分解しそうになった。

もう・・・・だめだ・・・イクッ・・・・

俺は声にならない声を出して、フィニッシュを迎えた。
体がビクビクッと震え、一気に快感が逆流する。

その後すぐに、博和が背伸びをするフリをして、
「うあっ!うーんっ」

そう言ってフィニッシュを迎えた。俺の体の中に暑いものがドクドクと注ぎ込まれるのを
感じた。

「あ〜っ、何か眠たくなってきたな。親父、俺、少しの間眠る事にするよ。」

博和が言うと、
「そうか、まあゆっくりと休んで、早くよくなれよ。」

そう言いながら部屋を出て行った。

完全に部屋を出たことを確認した博和は、掛け布団をガバッとめくり、

「どうだった?気持ちよかっただろ。親父にバレないようにやるってのもスリルがあって。
  声が漏れてたぞ。おまえが俺にひどい事した罰さ。」
そう言って、クイクイッと腰を動かした。

「んあっ・・・やんっ・・・まだ・・きもちいい・・・」

美帆ちゃんの体はまだ火照ったままだった。白衣はくしゃくしゃになり、髪の毛は乱れてしまっていた。

「はぁ、はぁ、オイタはこのくらいにして・・・そろそろこの体を返すとするか。」

俺はパンティとパンストをきれいに穿きなおし、白衣のボタンを止めた。そして、帽子をかぶり直して
靴を履いた。

「ああ・・まだ体に快感が残ってる・・・」
股間から快感がにじみ出るのを感じながら、とりあえずナースステーションまで歩いて行った。
そして、ナースステーションの中にある椅子に腰掛けた状態で、美帆ちゃんの体からスッと抜け出た。
彼女はすぐに意識を取り戻した。美帆ちゃんは、体が火照りに顔を赤くしているが、
しばらくして体のうずきに我慢が出来なくなり、トイレに入って処理したようだ。
俺は待合室で寝ている自分の体に戻って博和の部屋にまた入った。

「今日も結構楽しめたなあ。」
「そうだなぁ。でも麗奈さんと最後まで出来なかったのは残念だったな。
  志郎、また彼女に乗り移ってくれよ。」
「ああ、いいぜ。俺も彼女の体で楽しみたかったからな・・・」

結局俺は、博和が入院している1ヶ月の間に、麗奈さんやほかの複数の若い看護婦に乗り移り、
博和とともに楽しい病院生活を送ったのであった。
 

つづく
 

本作品の著作権等について

    ・本作品はフィクションであり、登場する人物・団体名等は、すべて架空のものです
    ・本作品についての、あらゆる著作権は、すべて作者が有するものとします。
    ・よって、本作品を無断で転載、公開することは御遠慮願います。

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