フィットネスに行こう!
 
 

俺は志郎。とある私立大学の4年生。

俺は寝ているときに幽体離脱してしまう癖がある。
小さいころはたまにしか起こらなかったのだが、最近になってやたら幽体離脱するようになったんだ。
最初は怖くて、すぐに自分の体に戻ろうと必死にもがいていたが、慣れてくると結構楽しいもので
部屋の中をグルグル飛んでみたり、時には銭湯までいって女湯を覗いたりということをやっていた。
しかし、最近それもマンネリになってきて、幽体離脱の楽しみというものが薄れてきていた。
そんな時、俺の幽体離脱生活を一新させる出来事が起こった。

他人への憑依である。

今まで全く意識していなかったのだが、先日思わぬきっかけでそれを発見したのである。
俺は、眠りについた後、いつものごとく幽体離脱をした。最近はコツを掴んでいるので、
眠った後、いつでも幽体離脱できるようになった。

幽体となった俺は、早速銭湯で女性の裸を見ようとふわふわ空を飛んでいた。
その時、不意にカラスが俺の体とすれ違った・・・と思ったとたん、俺はカラスになっていた。
一瞬の出来事に驚いた俺は、羽ばたくのを忘れて地面に激突しそうになった。
急いで両手、といっても羽だが、ばたつかせてみるとうまく飛ぶことが出来た。
俺はその辺の木に止まった後、カラスの体から抜け出すように念じた。すると、
カラスとの神経がプチプチと切れる感覚がしたあと、元の幽体として抜け出ることが出来た。
そして、カラスは急に首を左右に振った後、またどこかに飛んでいってしまった。

俺は、この現象に心を躍らせた。

動物に憑依できるんなら、人間にも出来るはず・・・

そう思った俺は、早速試してみようと家に戻った。

家には高校3年になる妹の裕香が寝ている。
俺は裕香の部屋に忍び込んだ。
兄の俺が言うのもなんだが、妹の裕香は結構かわいらしい。
ショートカットで髪は今時の茶色に染めている。
顔は童顔で、スタイルは悪くない。最近の子は体の発達がいいので、スタイルだけみれば
OLといってもおかしくない。
俺は早速裕香に乗り移ることにした。
裕香は白いパジャマを着てベッドに横たわっている。
近づいて見ると、小さい寝息を立てながら気持ちよさそうに寝ている。
最近は寝顔をみていなかったので、とてもかわいらしく見えた。
俺はベッドに寝ている裕香の上30センチくらいに浮かんだ後、静かに
体を降ろしていった。
俺の幽体が布団にめり込んだ後、そのまま裕香の体に溶け込んでいく。
幽体が裕香の体に接触したときから、体を小刻みに震わせている。
少し苦しそうだ。
俺はかまわず裕香の体に入っていった。
完全に幽体が裕香の体に入り込んだ。

「ううっ!」

裕香の口から苦しそうな声が漏れたが、その次には裕香の体を俺が支配していた。
そっと目を開けると薄暗い天井が見える。
俺はむくっとベッドから起き上がった。
いつもより体が軽い感じがした後、胸に重みを感じる。
下を見てみると、白いパジャマを着ており、それを押し出そうとしている
ほどよく膨らんだ二つの胸が見えた。

俺はニヤッと笑った後、

「成功したっ!」

と声を出した。喉から出た声は裕香そのものだった。
俺はうれしくなり、ベッドから立ち上がった。
そして、電灯を付けて鏡の前に立ってみた。

鏡には白いパジャマを着た裕香がこちらを見ている。

「へへっ」

俺は照れくさそうに笑った。鏡の裕香も同じように笑っている。
俺は頭の後ろに両手を回し、腰をくねらせながら、

「わたしはゆ・う・か! あはんっ!」

といってみた。いつもおとなしい裕香とは考えられない行動だった。

「わたし、お兄ちゃんに抱いてほしいな・・・」

そう言いながらウィンクをしてみる。
鏡の中の裕香は、ドキッとするほどセクシーに見えた。
俺は、調子に乗ってタンスの中からセーラー服を取り出した。

「お兄ちゃんにわたしの着替え、見せてあげるね。」

裕香の声を使って俺はそう言いながら、パジャマを脱ぎ始めた。
ボタンをひとつづつ外していく。
その後、両手でゆっくりとパジャマの前を開けていった。
ブラジャーをしている裕香の程よい胸が徐々に現れだした。

「おおおっ!」

思わず声を上げてしまった。
目の前には上半身ブラジャーになった裕香が呆然と立ちすくんでいる。

「なかなかの胸だな。Cカップくらいはありそうか。」

そう言って、裕香の手を使って胸を揉んでみた。
ブラジャーの向こうにある柔らかい胸が俺の意思で無造作に変形する。
それと同時に男の体では味わえなかった快感が体を駆け巡った。

「んあっ・・・女の胸は・・こんなに気持ちがいいのか・・・あうっ!」

鏡の中で裕香の顔が、いやらしい色気を発している。
直接胸を触ろうと思ったが、とりあえず先にセーラー服を着てみることにした。
白い制服に両手を通した後、わきの下についているファスナーを閉める。
そして、胸の赤いリボンを綺麗に結んだ。
これで上半身は完成だ!

その後、パジャマのズボンを脱ぎ捨てた。
かわいい花柄のパンティがセーラー服から見え隠れする。
俺は紺と茶色のチェック柄のスカートを穿いてみた。
股がスースーする感じがしたが、そのままスカートの横のホックを閉め、
ファスナーを上げた。
鏡の前には、いつも朝台所で見かけるセーラー服姿の裕香が立っている。

「どう?わたしのセーラー服姿は!似合うでしょ!」

両手を後ろで組みながらニコッと笑った。
妹でなければ犯してやりたいと思うしぐさである。
俺は鏡に背を向けて、お尻を突き出した。
振り返って鏡を見ながら、徐々にスカートを上げていく。
スカートに隠れていたパンティーが少しずつ現れる。

「触っていいのよ。お兄ちゃん。」

裕香はそう言いながらニヤニヤ笑ってこっちをみている。
俺はスカートを腰まで上げたあと、両手でパンティを鷲ずかみにした。
張りのあるお尻に指が埋もれている。

「お兄ちゃんたら、いやらしい・・・」

俺はそのまま鏡の前で四つん這いになった。
そして、鏡にお尻をグッと突き出し、円を描くように振ってみた。
制服姿の裕香がいやらしい目つきをしながら鏡に向かってお尻を振っている。
俺はもうたまらなくなり、片手をパンティに中にスッと差し伸べた。
裕香のアソコはすでに濡れていた。俺は裕香の感じるところを指で撫でてみた。
鏡にはパンティの中で指を前後に動かしている裕香の姿が映っている。

「うああっ!・・・な・・・・す・・・すご・・・く・・・いい・・・」

俺は思わず叫んでしまった。体中にしびれわたるほどの快感が走る。
男のそれとは比べられない。

「はあっ、はあっ、これは・・・なんて・・きもち・・いいん・・・だ・・・んんっ!」

指はいっこうに止まろうとはしなかった。快感に支配された感じがして、もう自分の
意思では止まらなかった。

「うっ・・・あっ・・・ああっ・・んんっ・・・だ・・・だめだっ!・・・すごすぎるっ!」

時間に比例して快感がどんどん増してくる。俺の精神が耐えられそうにない。

「はあっ・や・・やめ・・な・・いと・・・んんっ!・・・も・・もう・・頭が・・・おかしく・・」

俺はそう言いながらも手を緩めることは無かった。
次第に目の前が白く霧がかったようになり、やがて真っ白になった。
そして、そのまま気を失った・・・
 
 
 

・・・しばらくして、俺は目を覚ました。
 

外をみてみると、すでに太陽が昇りだしている。

「ごはんできたわよ〜っ!」

1階から母親が呼ぶ声がした。
ふと周りと見てみると、自分の部屋になっており、自分の体に戻っていた。
俺は何事もなかったかのように大学へ行く準備をして、台所に下りて言った。

「裕香は?」

俺が母親にそう聞くと、

「まだ降りてこないのよ。」

そう答えた。

「俺が見てくるよ。」

そう言って裕香の部屋に向かった。

「おい、裕香。学校に遅れるぞ。」

そう言いながらドアを開けると、裕香は制服を着たまま床で寝ていた。
きっと夕べ俺が乗り移ったときのままなんだ。
俺は裕香の体をゆすって起こした。

「ん〜んっ。なに、もう朝?」

寝ぼけながら裕香はむくっと起き上がった。

「あれっ、あたしなんで制服着てるの?確かパジャマに着替えたはずなのに・・・」

そう言って辺りを見回している。

「おまえ、夜中に寝ぼけてたんじゃないのか。ベッドから転げ落ちていたし。」

俺はそう言ってごまかした。

「そうかなあ。こんなの初めてだけど・・・」

半信半疑だったが、とりあえずそう言うことに落ち着いた。
どうやら俺が乗り移っている間の意識や記憶は全く無いようだ。

「すごいぞこれは!俺は誰にだってなれるんだっ!」

そう確信した俺は、急いで大学へ向かい、講義を淡々と受けた。
いつもに比べて、時間がたつのがとても遅く感じられた。
それでも一通りの講義を聴き終えた俺は、速攻で家に帰った。
まだ午後の3時半だった。

「さあ、一眠りして楽しむか!」

俺は母親に昼寝をするから邪魔しないでくれと伝えた後、眠りについた。
いつもどおり体から抜け出し、幽体になる。

「さて、今度は誰になろうか・・・」

いろいろと考えた。やっぱりアイドルに乗り移るのが一番やりたかったが、
俺のせいでそのアイドルの一生を台無しにしてしまうかもしれないと思うと、
いまいち勇気が無かった。

「とりあえずその辺をぶらっとしてみるか・・・」

俺は幽体のまま空をふわふわ飛び始めた。
しばらく飛んでいると、駅前の人通りの多い繁華街にたどりついた。
繁華街には、学校が終わった女子高生や買い物しているおばさんなどが
歩いていた。
しかし、この時間帯は会社が終わっていないので、綺麗なお姉さんはぜんぜん見つからなかった。

「やっぱり仕事しているからなあ。」

そう思いながらビルの間をすり抜けようとしたとき、窓の向こうでエアロビをしている人たちを
見つけた。どうやらこのビルはフィットネスクラブがあるらしい。

「ここならきっと!」

俺は心躍らせながらビルの窓をすり抜けた。
中では筋肉モリモリのボディービルダーのような男がトレーニングをしている。
その向こうのガラス張りの部屋では、おばさんやフリーターのような女性達がエアロビをしている。
俺はその部屋に近づいていった。
リズムのよい音楽に合わせて、みんな楽しそうにしていた。
その中に、前で指導しているインストラクターのお姉さんを見つけた。
髪は後ろで束ねており、俗に言うポニーテールである。
女優と言えるすらっとした顔立ちに、エアロビで鍛えたスタイル抜群なボディ。
黒いハイレグレオタードとパンストに身を包んだ彼女を見て、俺は

「彼女になりたいっ!」

そう思った。
しかし、エアロビを踊れるわけも無く、しばらく彼女のダンスをじっと見ていた。
掛け声をかけながら、笑顔を絶やさず動き回る彼女はとても光って見えた。
15分くらい経っただろうか。音楽が止まり、休憩時間になったようだ。
スケジュール表を見てみると、次のダンスまで2時間ある。

「みなさん、お疲れ様でした。ゆっくりと体を動かして、疲れを取ってください。」

そう言って彼女は関係者立ち入り禁止と書かれた部屋に戻っていった。
俺は彼女の後を追った。
俺が部屋に入ると、彼女は自分のロッカーからタオルを取り出し汗を拭き始めた。
ロッカーに張ってある名前を見てみると、

「高嶋 理恵」

と書いてあった。

「理恵さんか・・・」

名前を確認した後、早速彼女に乗り移ることにした。
理恵さんは、タオルで汗を拭いた後、冷蔵庫に入れてあったスポーツドリンクを取り出し、
椅子に座ってテレビを見ながら飲みだした。
俺は理恵さんの後ろからそっと体を重ね始めた。

「えっ!」

理恵さんは顔は驚いた表情をしていたが、そこから動くことは無かった。
俺はそのまま理恵さんの体に入り込んだ。
彼女の感覚が一気に俺に伝わった。そして、気がつけば目の前にはテレビが映っている。
右手を見てみると、スポーツドリンクを持っている。
下を向くと、黒いハイレグレオタードに身を包んでいる俺があった。

「完璧!」

俺はそう言って立ち上がった。

背中に束ねた髪の毛があたる感触があった。
俺はロッカーの向こうに置いてある大きな鏡の前で立ち止まった。
そこには、先ほどまでエアロビをしていた高嶋恵理さんが立っている。

「うおーっ、たまんねーっ!」

俺はその綺麗な顔と抜群のスタイルを目の前にしてそう叫んだ。

「これが俺の体なんだ!」

思わずガッツボーズをする。理恵さんが笑いながらガッツポーズをしている。

「さあ、この体、どうやって楽しもうかな・・やっぱり始めは一人で・・・」

そう言って俺は椅子を持ち出し、鏡の前に置いた。そして、その椅子に腰掛けた。
鏡の前で、パンストを穿いている両足を少しづつ広げる。
股間に食い込んでいる黒いレオタードが徐々に見え出した。

「なんていやらしい・・・」

俺はそう思いながらも、開かれた股の間をじっと見つめた。
そしてその後、

「理恵のストリップショー!」

といいながら、レオタードに包まれている胸を揉みだした。

「あんっ・・・どう?あたしの胸は。おっきいでしょ!」

妹の裕香よりも大きな胸だった。揉むたびに谷間が浅くなったり深くなったりする。
しかし、裕香の時よりも気持ちいいとは思わなかった。やっぱり慣れがあるのだろうか。
俺は直接胸を揉んだ。
ぱっくりと背中が開いているレオタードなので、腰の後ろからレオタードの中に
両手を入れた。そして、そのまま胸まで手を移動させる。
レオタードは指の形に膨れ上がっており、胸を包み込んでいる。
レオタードの中で両手をもぞもぞと動かす。
どうやら彼女の乳首には、ニップルが貼られているようだった。

「これのせいか・・」

俺は両手の甲でレオタードを前に押し出した。
襟元から覗くと、レオタードの中にある二つの乳首にニップルが貼られている。
俺は同時にニップルをはがした。

「ああっ!」

ニップルをはがすときに乳首へ快感が走った。
いったんレオタードから手を抜き、ニップルをテーブルに置いた後、またレオタードの中に
手を突っ込んだ。
今度は乳首を摘んでみる。

「あっ・・・これは・・・きもち・・・いい・・・あんっ!」

さっきとは違い、すっごく気持ちいい。
そのまま指で摘んだり転がしたりしていると、だんだん乳首が硬くなってきた。
鏡の中の理恵さんは椅子に座って両足を開き、レオタードの中に手を入れて胸を揉みながら
はあっ、はあっ、息をしている。
俺はそのまま両手を下に移動させた。
レオタードの中を両手がもぞもぞと移動している。まるでハムスターが中で這い回っている
ような感じだ。
パンストの中に手を進入させた後、彼女の茂みに到達する。
そのまま下に手を移動させると、ぬるっとした液に包まれた、彼女の感じる部分へ到達した。
俺は感じる部分を両手の指ではじくように動かした。

「ああああっ!」

突然体中に電流が走る。とてつもない快感が体を貫いていった。

「あっ・・なんて・・・すごい・・んだ・・・やんっ!」

俺は思わず女のような喘ぎ声を出してしまった。これが女というものか!
感じる部分からはクチュクチュといやらしい音が出ている。

「あんっ・・・いい・・・いいわ・・・いい気持ち・・」

俺は理恵さんになりすました口調でそう喘いだ。

「んんっ・・・も・・もっと・・・さわって・・・ねぇ・・・」

鏡には、目をとろんとさせながらいやらしいオーラを出している理恵さんの姿が映っている。
俺はその姿をみながら更に激しく手を動かそうとした。
そのとき、
 

コンコンッ!
 

とドアを叩く音がした。
俺はハッと我に返り、急いでレオタードから手を抜いた。そして何事もなかったかのように
ドアを開けた。

「はい。なんですか?」

俺は理恵さんの口調を真似て答えた。
目の前にはさっき一緒にエアロビをしていた17.8歳くらいの男の子が立っていた。
多分、学校が終わってから来ている高校生だろう。
まじめそうなその男の子は上下にトレーナーを着ている。身長はそんなに高くなく、理恵さんと同じくらいだった。

「高嶋さんに少し相談があるんです。」
うつむいたまま男子生徒はそう言った。

俺はちょっと考えてから、

「いいわ。中に入りなさい。」

そう言って部屋に入れた。

「そこに座って。」

俺はそう言って椅子を用意した。そして、もう一つ椅子を持ってきて、彼の前に座った。

「相談ってなに?」

俺はそう聞いた。

「実はお金が無くて、ここの使用料が払えないんです。でも、ずっとここでエアロビをしたいんです。」

「そう、でもお金が無かったらここには通えないわね。」

「分かっています。だから相談しにきたんです。高嶋さんはいつもやさしいから何とかしてくれるかも
しれないと思って。」

「でもね。こればかりはねえ。」

俺は理恵さんの身になってそう答えた。

なぜか、俺の股のあたりがうずいている。さっきまで一人で楽しんでいた余韻が残っているみたいだ。
体の中からじわっと愛液がしみ出る感覚があった。

「わかりました。無理な相談をしてすいません。」

彼はそう言って部屋を立ち去ろうとした。

「ちょっと待ちなさい。」

俺は彼を引きとめた。

「わたしの言うことを聞いてくれるんだったら考えてあげてもいいわよ。」

彼は驚いた様子で

「えっ!本当ですか!何でもいってください。僕が出来ることなら何だってします」

そう言った。
俺はニヤッと笑って、

「じゃあ、こっちに来て・・・」

そう言って彼に手招きした。

「どんなことですか?」

彼は真剣に話している。

「えーとね。あたしの体、綺麗?」

俺は彼の前に立ってそう言った。

「は、はい。綺麗です。」

「そう。触ってみたい?」

「・・・・」

彼は黙り込んでしまった。

どうやら理恵さんのことが好きらしい。
俺は彼の右手を胸に導いた。
彼の手が俺の胸に接触する。

「あんっ!」

俺は大げさに喘いで見せた。
彼は驚いてサッと手を引っ込めた。

「な、なにするんですか!いきなり」

彼は顔を赤くしてそういった。

「だって、わたしの言うことを聞いてくれるって言ったじゃない。
だから、わたしがしてほしいようにしてくれないとだめよ。
さあ、両手でわたしの胸を揉みなさい。」

俺はそう言って胸を前に突き出した。
乳首がレオタードを押し上げているのがよく分かる。

「ねえ、早く揉んでよ。」

「・・・・はい。」

彼は緊張したおもむきで両手を俺の胸に差し出した。
そして、やさしく揉みだした。

「んんっ・・・そう・・いいわよ・・・そこを指で摘んで・・・」

彼の指はレオタード越しに乳首を摘んでいた。

「あっ・・・その調子・・・気持ちいいわ・・・」

俺は両手で彼の肩を掴みながら快感に酔いしれていた。

「今日の高嶋さん。なんか変です。」

彼は乳首を摘みながらそう言った。

「どうして?」

「だって、こんな事するなんて信じられないです。」
うつむきながら彼はそう言った。

「わたしじゃなかったら誰だと思う?」

俺は彼にそう問い掛けた。

「分からないですけど。なんか別人みたい・・・」

「じゃあいいんじゃないの。別人でも!」

俺はそう言いながらニヤッと笑った。

「えっ、高嶋さん?」

彼の手が止まった。

「あのな。高嶋さんは今熟睡中なんだ。だからその間は俺が彼女の体を使ってるんだよ。」

彼は理恵さんから発せられる言葉に呆然としている。

「大体、理恵さんがこんなことするはず無いだろう。おまえも鈍いやつだなあ。」

俺はそう言って彼の手を掴んで、再び胸を揉ませた。

「理恵さんの体ってすごく気持ちいいんだぜ。おまえにもいい思いさせてやるから、
おとなしく俺のゆうことに従えばいいんだよ。」

「高嶋さんの体から出て行け!」

彼は俺の手を振り払ってそう叫んだ。

「なに言ってんだよ。おまえだって今この胸を揉んだじゃないか。いいんだぜ。このまま
彼女になりすましておまえのこと警察に通報しても。まずいんじゃないの!」

俺は彼の行動を束縛する事を言った。
彼はグッと唇をかみ締めている。

「いいからこっちに来いよ。悪いようにはしないから。」

その言葉に、彼はしぶしぶうなずいた。

「さて、続きを始めるか。おまえの名前は?」

「かずやです。」

俺は彼に命令した。

「ねえ、かずや君。理恵のレオタード、脱がしてっ!」

理恵さんの真似をして彼に言った。
かずやはうなずいて、俺の肩にかかっているレオタードを外し、
腰までずらした。
理恵さんの美しい胸があらわになる。

「かずや君。わたしの胸、吸ってほしいな。」

甘えた声で彼にそう言う。
彼は真っ赤になって俺の乳首を吸い出した。
俺の体にまた快感が押し寄せる。

「ああっ・・・いいわ・・・かずや君。あんっ・・・もっと・・・きつく吸って・・・」

俺は彼の頭を両手で抱え込みながらそう言った。
彼は片手で胸を揉みながら、もう片方の胸をきつく吸い出した。

「んあっ・・あっ・・・すごいよ・・・いい・・・かずや君」

俺は彼の片手を腰までずらしたレオタードの中に導いた。
彼の手は奥まで一気に入り込み、感じる部分を刺激しだした。

「あっ・・あっ・・あっ・・・いきなり・・・そんなっ・・・・」

俺は理恵さんになりきって喘ぎ声を出していた。
自分で触るより、他人に触られるほうが気持ちいい。
俺の股間はビチョビチョになっていた。

「次はかずや君の番よ!」

俺はそう言ってしゃがみこみ、彼のズボンを一気にずらした。
彼の大きくなった棒が勢いよく飛び出した。

「理恵が気持ちよくしてあげる。」

俺は彼の棒を奥までくわえ込んだ。俺も男だからどうやったら
気持ちいいかは心得ている。
彼が気持ちいいように、舌を使ってさきっぽを転がすように舐めまわした。
そして、棒を吸いながら大きく口から出し入れする。

「んぐっ、んっ、どう?気持ちいい?」

俺は下から彼の顔を見た。
彼は上を向いたまま、うっ、うっ、と声を出している。
横を見ると、さっきの鏡にフェラをしている姿が映っていた。
理恵さんがレオタードを着たまま男性の棒をおいしそうにくわえている姿が映し出されている。
すごくいやらしい光景だった。

「さあ、それじゃあわたしの中にいれてちょうだい!」

俺はレオタードとパンストを膝まで下ろして、テーブルに手をついてお尻を彼の方に
突き出した。
彼は両手で俺の腰を押さえ込むと、一気に挿入した。

「あうっ!」

俺は思わずのけぞってしまった。
これまでに無い快感が体を覆った。
彼はリズムよくピストン運動を続けた。

「あっ・・・あっ・・・あっ・・・あっ・・・す・・・すご・・・いっ!・・・」

俺は彼のリズムに合わせて喘いだ。
彼は俺の腰に当てていた手を胸に移動させ、揉みながら腰を振った。
胸とアソコの両方から快感があふれ出てくる。

「ぅあんっ!・・・ああっ・・・ちょ・・・と・・・まっ・・・て・・・あああっ・・・」

気がおかしくなりそうだ。
彼はさらにスピードを上げた。

「た・・高嶋さん・・・僕・・・もう・・・だめです!」

彼のスピードは最高潮に達した。

「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、やっ、やっ、もっ・・もうっ・・・イクっ!」

「ああああああ〜〜っ!」
 

ドピュッ!
 

彼は背中に精射した。
俺も女の最も気持ちいい瞬間を味わうことが出来た。
二人とも、はぁ、はぁと息を切らしていた。

「どうだった?理恵さんのアソコは。気持ちよかっただろ!」

「うん、すごく良かった・・」と彼。

「理恵さんだったらこんな事絶対してくれないぞ。俺のおかげだなあ。」

理恵さんの声で俺はそう言った。

「もっと理恵さんとしたいか。」

「そりゃしたいけど。」

「また俺が乗り移ったときにやらしてやるよ。」

そう言って、俺はタオルで体を拭いた後、元通りレオタードを身にまとった。
そして、彼女のロッカーから財布を取り出し、数万円のお金を抜き取った。

「これでしばらくは通えるだろ。今日の駄賃だ。もって帰れ。」

俺はそう言って彼に手渡した。

「でも高嶋さんが・・・」
 

「大丈夫だって、どうやらよほどの金持ちみたいだ。財布にはまだ大金が入っているから。」

「・・・じゃあ、これもらっていきます。」

そう言って彼は現金を受け取り、部屋から出て行った。

「さてそろそろ次のエアロビの時間だな。」

俺は時計を見ながらそういった。

「ちょっとイタズラして帰ろうか!」

俺はロッカーに入っている口紅を取り出した。
そして、それをレオタードの中に押し込み、彼女の中へスッと差し込んだ。

「ああっ!」

ゾクゾクッと冷たい感覚がしたあと、程よい快感が体を駆け巡る。
飛び跳ねてみると、中で口紅が上下に移動し、そのたびに快感に包まれる。

「あ・あんっ。結構感じるぞ。この口紅は。」

穴に入っているので、周りからは全く分からない。
俺はこのままみんなが待っている鏡張りの部屋に向かった。
そして、

「さあ、楽しく踊りましょう!」

と言った後、彼女の体からスッと抜け出た。
彼女はハッと気付き、時計を見た。
いつのまにか次のエアロビの時間になっている。
訳のわからないまま、彼女はダンスを始めた。

「まず、片足を上げてジャンプします。ワン、ツー、あっ、いやっ・・・」

理恵さんはいきなり襲ってきた快感に思わず喘ぎ声を出してしまった。

「へへっ、大成功!」

俺はそう思って家に戻った。
理恵さんは顔を歪めながらも懸命にダンスをしているようだった。
みんな、彼女の切ない喘ぎ声とその動きに動揺しながらも最後まで踊りつづけたのであった。

つづく
 
 
 
 

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