何も言わずにパジャマのボタンを外し、先ほど胸の上にずり上げていたブラジャーを元通りに戻す。
伴子(富雄):「……ふぅ……伴子先輩!」
初めて言葉として声に出した伴子(富雄)は、下着姿になった先輩の身体で部屋の電気を付けた。
いきなり生えてきたアレ(その5)
眩し過ぎないように、もう一度電気の紐を引っ張って一段暗くする。
俯くと、伴子先輩の綺麗な下着姿が惜しげもなく披露されていた。
女子更衣室に忍び込んで伴子先輩の着替え姿を覗き見するよりも――
伴子先輩が裸になって富雄の前に現れるよりも――
興奮する姿だった。
このアングルで伴子先輩の身体を見る事が出来るのは他に誰がいるだろうか?
それは伴子先輩と富雄しかいないのだ。
伴子先輩でしか見れない光景を、今、富雄は見ているのだった。
富雄が手を動かすと伴子先輩の手が動き始めて、自ら胸を触りに行く――
富雄が手を動かすと伴子先輩の手が動き始めて、自ら富雄のムスコを掴みに行く――
富雄が思っている全ての事を、伴子先輩にさせる事が出来るのだ。
催眠術じゃない。
富雄自身が直接伴子先輩の身体を動かし、伴子先輩の五感を感じる事が出来るのだから。
伴子(富雄):「ウウンッ!」
わざと咳払いしてみる。
伴子先輩の……女性の可愛らしい咳払いだ。
俯くと、パンティからはみ出ているムスコの頭。
それはまた元気を取り戻し、いきり立っていた。
その姿を客観的に見るために、壁際に置いてある縦長の鏡の前へと移動する富雄。
ドキドキしながら鏡の前に立つと、緊張気味の伴子先輩の表情が。そして、全身を目で追うと
白いブラジャーとパンティを身に纏った伴子先輩の姿があった。
もちろんパンティには、ひょっこりと顔を出している富雄のムスコの姿もしっかりと映っていた。
その異様な光景に興奮する富雄。
女性の身体に男性の性器。
しかも富雄が密かに恋焦がれていた『竹下伴子先輩』の身体なのだ。
伴子(富雄):「す、すげぇ……すご過ぎる……」
伴子先輩の声で呟く富雄。
ほっそりとした両手をムスコに添えてみると、ドクドクと脈打っているのが分かる。
伴子先輩は恥ずかしそうな表情をするわけでもなく、興味津々といった感じだろうか。
伴子(富雄):「富雄君……ほら、富雄君のムスコが私のここに生えてるよ……」
そんなことを言わせてみる。
鏡に映っている伴子先輩が、富雄に向かって呟いていると思うと
興奮せずにはいられない。
伴子(富雄):「よ、よしっ」
伴子(富雄)が鏡の前からタンスへと移動する。
そして、伴子先輩の引出しを勝手に開けると、中から部活で使っているテニスウェアを取り出した。
学校のテニスコートで着ている白いウェア。
黒いショートカットの髪を揺らしながらラケットを振る伴子先輩に、どれだけ憧れていた事か。
緑のネット越しに見ている事しか出来なかった昨日までの日々。
でも、今、その伴子先輩の全てを支配し、この洗濯していい香りがする白いテニスウェアを着させるのだ。
しかも、富雄のムスコを股間につけた状態で!
もう伴子先輩の鼓動は高鳴りっぱなし。
今にも伴子先輩が起きてしまうのではないかと思うほどだったが、結構深い眠りについている様で
簡単には起きないように感じる。
伴子(富雄):「はぁ、はぁ……と、伴子先輩のテニスウェア……こ、これを着て……」
ウェアを持つ手が震えている。
喉の渇きを感じながら、伴子(富雄)はまず三段フリルのついた白いアンダースコートに
伴子先輩の白くて細い足を通し始めた。
足の指をキュッと丸めながら両足を通して、少し蟹股気味に足を開きながらゆっくりと引っ張り上げてゆく。
ふくらはぎから膝へ、そして滑らかな太ももを通り越すと、ムスコを抱きかかえている白いパンティごと
包み込んでしまう。
キュッと上にあがった丸いお尻を覆い隠してしまうと、アンダースコートの前がモッコリと膨れ上がっているのが
よく分かった。富雄のムスコがその存在を主張しているのだ。
白いブラジャーに、白いアンダースコート姿の伴子先輩。
富雄は嬉しくなって、白いウェアとスコートを手に取ると、そのまま鏡の前に立ってみた。
嬉しそうな、そして生き生きとした表情の伴子先輩が、ウェアとスコートを持って立っている。
伴子(富雄):「うわぁ……頭がクラクラしそうだ……」
伴子先輩が自分でそういう姿をしているのではなく、富雄がさせているのだ。
そこが富雄の興奮する「ツボ」だった。
テンションがあがりっぱなしの富雄がウェアを足元に置くと、スコートを両手で持って足に通し始めた。
ポケットのついている白いスコートが、先ほどのアンダースコートと同じようにスルスルと細い足を通ってゆく。
スコートなので穿いていると言う感覚とは少し違うが、とにかく腰まで引き上げると、ジーッとファスナーを上げて
ホックを止めた。そして、そのホックの部分を横にずらしてポケットが左右へ来るように調整する。
太ももに白いスコートの裾が触れて、少しこそばゆい。
そんな事を思いながらまた鏡を見てみると、今度は白いブラジャーにスコート姿の伴子先輩が映っていた。
手を腰に当てて左右に振ってみると、スコートの裾がふわりと左右に揺れる。
ほっそりとしたウェストライン。
余分な肉がついていないお腹。
スコートを止めている腰の部分に肉が乗っていないところがとてもセクシーに思える。
伴子(富雄):「すげぇ……伴子先輩のスタイル、ほんとに綺麗だ」
と呟きながらしゃがみ込み、足元に置いていた白いウェアを手に取った。
襟と2つのボタンがついている半袖のウェア。胸元には学校の校章が青い糸で刺繍されている。
それを頭から被り、袖にほっそりとした腕を通す。
そして、2つの胸につっかえていた裾をお腹まで下ろして、伴子先輩の指で襟を正した。
もちろんボタンは止めずに、襟元を開いたままにする。
伴子(富雄):「……や、やった……伴子先輩のテニスウェア姿だっ」
鏡に映るその姿を見ながら嬉しさを隠そうとしない富雄は、180度回転して鏡に背を映すと、
両手で白いスコートの裾を持ってチラリと上げてみた。
すると、フリルの付いた白いアンダースコートに包まれている丸いお尻が鏡に映った。
そのアンダースコートから伸びる細くて滑らかな二本の足。
それは伴子先輩のものではなく、富雄のものなのだ。
伴子(富雄):「はぁ、はぁ……わ、私のお尻、富雄君なら触ってもいいんだよっ……うわっ!はぁ、はぁ……た、たまんないぞっ!」
鏡に振り向きながら富雄にセクシーな言葉を投げかける伴子先輩。
そして、自分で言いながら興奮する富雄。
丸見えになったアンダースコートに両手の手のひらを当て、その弾力を確かめる。
富雄のお尻にはない、ムチッとした柔らかい感触が手のひら全体に伝わってきてとても気持ちよかった。
鏡に映る伴子先輩がすごくいやらしく思える。
伴子(富雄):「じゃあ……」
富雄は伴子先輩の身体を鏡の前に向かせると、また伴子先輩の両手でスコートをゆっくりと捲り始めた。
先ほどのお尻とは違い、富雄のいきり立ったムスコを包んでいるアンダースコートが見え始める。
ほんとならのっぺりとした股間。それが今、富雄のムスコによってモッコリと膨れ上がっているのだ。
伴子先輩の身体なのに、こんなものが付いている。
でも、その光景を見ている伴子先輩の表情はとても嬉しそうだった。
どうしても口元がニヤけて仕方が無いらしい。
伴子(富雄):「すっげぇいやらしいよな、これって。伴子先輩が変態に見えてくるよ」
自分でやっておきながら、伴子先輩の事を変態扱いする富雄。
伴子(富雄):「んふ、富雄君。私って実は変態なんだ。知ってた?」
また富雄が伴子先輩の声で悪戯する。
伴子(富雄):「でも富雄君なら私の趣味、わかってくれるよね」
無茶苦茶な事を言わせている。
でも、鏡に映る伴子先輩は、本当にそう言っているように見えた。
だって本人の身体なのだから。
左手でスコートを捲ったまま、右手でアンダースコートごとムスコを握ってみる。
その伴子先輩の仕草がとてもいやらしい。
どうしてこんな事をさせているのだろうと思うのだが、それが富雄の趣味なのだ。
恥ずかしげも無くムスコを握っている伴子先輩。
伴子(富雄):「ねえ富雄君。どうして私のココに富雄君のが付いてるの?」
首を傾げながら不思議そうな表情をする伴子先輩。
伴子(富雄):「もしかして、富雄君がつけてくれたの?それなら私、すごくうれしいわ」
嘘ばっかり言わせている。
富雄にとっては、それが楽しいのだ。
伴子先輩の声で、伴子先輩の口からそんな言葉を言わせる。
鏡に映る変態チックな姿を、伴子先輩が喜んでいるように。
伴子(富雄):「このままテニスをしたら、きっとアンスコの中でイッちゃうよね。ううん、私、富雄君のおっきなこれをつけて
テニスがしてみたいなっ!」
ムスコから手を離し、鏡の前で素振りをしている仕草をする。
それは伴子先輩の普段の姿だった。
でも、手を振るたびにチラリと見えるアンダースコートの中には、富雄の透明な液体がにじみ出ているムスコが
しっかりと存在しているのだ。
傍目から見れば分からないのだろう。
でも、もし本人が起きてこの事に気づいたら――
そう考えると、もうどうしようもなく興奮してしまう。
伴子先輩がテニスコートの中でムスコをつけたまま試合をする――
なんて刺激的な光景なんだろう。
恥ずかしそうに赤面しながら股間を抑える伴子先輩。
内股になってモジモジしながら、まともに試合できない伴子先輩の事を考えただけで……
伴子(富雄):「ううっ!……うっ……うっ……は、はあっ……はぁ……し、しごいてないのに……イ、イッちゃった……」
そう、想像しただけで富雄のムスコが爆発してしまったのだ。
ヌルッとした感触を、アンダースコートに包まれている下腹部に感じる。
でも見た目は全然分からない。
富雄は伴子先輩の身体を鏡の前に座らせると、両足をM字に開いてみた。
そして、伴子先輩の両手を使って白いウェアの上から両胸を揉み始めたのだ。
弾力性のある伴子先輩の胸。
その胸が、揉まれて気持ちがいいと訴えている。
胸の突起が快感を求めてその存在を強調し始める。
その主張に答えるかのように、伴子先輩の指を使って突起を摘んでみた富雄。
伴子(富雄):「んふぅっ!……か、身体がしびれるっ」
ウェアの上から摘んだだけでも、伴子先輩の身体は十分に感じていた。
その快感に、少しなえ始めたムスコがまたしても元気になる。
鏡に映るうっとりとした伴子先輩の表情。
自分の行為……一人エッチに酔いしれているとも思える。
でも、伴子先輩がこんな事をするはずが無い。
富雄が……そう。全ては富雄がさせている事なのだ。
伴子(富雄):「はあっ……はあっ……富雄君。どう?嬉しい?私のこんな姿を見れて」
鏡に映る伴子先輩が独り言を言うように問い掛けてくる。
伴子(富雄):「私、すごく気持ちいいよ。富雄君が私の身体を動かしているんでしょ。あっ、そう。もっと私の手を動かして」
伴子先輩の手が、胸の突起をきつく摘む。
伴子(富雄):「あんっ!そ、そうよ。私のそこ、すごく気持ちいでしょ。ねえ、富雄君も同じように感じているでしょ。
いいよ。もっといじめても。富雄君なら、どんなことしても私、怒らないから」
今度は、右手でアンダースコートごとムスコを握ってしごき始める。
伴子先輩の柔らかい右手がムスコの胴体を擦っている。
伴子(富雄):「ああっ、んっ……と、富雄君のこれっ……す、すごく気持ちいいよっ。あんっ!わ、私っ、富雄君の
これがすごく好きっ…あ、も、もっとしごいてっ!」
伴子先輩が100%思っていない事をその口から言わせた富雄は、そのまま右手を激しく上下に動かした。
パンティとアンダースコートの生地が、先ほど爆発した白い液の潤滑剤のせいでヌルヌルと滑ってすごく気持ちがいい。
伴子(富雄):「んんっ……んんっ……ふぅんっ……」
伴子先輩の声で喘ぐ富雄。
鏡に映るいやらしい伴子先輩の姿を見ながら、必至にムスコをしごく富雄。
伴子先輩、すごく気持ちよさそうな表情をしている。
伴子(富雄):「ああんっ、あんっ、あんっ、あふっ!」
わざとらしく伴子先輩を喘がせたあと、これまでで最高となる一日五回目の大放出を、またしてもパンティとアンダースコートの
中でしてしまったのだった。
伴子(富雄):「んんっ!んっ!んっ!んんん〜っ……は、はぁっ、はぁっ、はぁっ……ふぅ〜っ」
ゆっくりとムスコをしごき、その快感の余韻に浸っている富雄。
胸の突起からくる刺激が、普段の男としての絶頂よりもさらに強い快感として感じさせるようだった。
この気持ちよさは誰にも譲れないと言った感じ。
伴子(富雄):「はぁ〜。す、すごく気持ちよかった。伴子先輩の危ない秘密を知った感じだよな」
いや、それは富雄がやらせたわけで、伴子先輩がしたのではない。
でも富雄は、鏡に映る伴子先輩の姿を見て、そう錯覚してしまったようだ――
しばらくして、ゆっくりと立ち上がった伴子先輩。
アンダースコートを押さえつけると、ヌルッとした感触をムスコと下腹部に感じる。
伴子(富雄):「すてきだったわ、富雄君。私、また来てほしいな。ううん、今度は試合の時にね」
そんな事を言わせた富雄は、机の上で充電してあったカメラ付き携帯を手に取ると、
伴子(富雄):「私の全てを富雄君に見せて上げる」
そう言わせ、伴子先輩の身体のいろいろな部分を携帯で撮っていった。
そして、自分の携帯に画像を転送すると、その履歴を消去したのだった。
伴子(富雄):「よかった!富雄君にずっと見てもらえることが出来て!」
信じられない事をさせた富雄が電気を消すと、テニスウェアのままベッドに寝転がる。
伴子(富雄):「伴子先輩。朝起きたらどんな顔するだろうな?見てみたいけど、とりあえず今日はこの辺で……」
富雄はゆっくりと伴子先輩の身体から抜け出すと、伴子先輩の唇に軽くキスをして部屋を出て行った――
――次の日。
学校の休み時間。カバンから携帯を取り出した富雄は廊下に出ると、誰にも見られないように液晶画面を見た。
その液晶画面には、伴子先輩のいやらしい姿が映っている。
誰にも見せずに、こそっと一人で楽しみむ富雄。
その携帯をポケットに入れたまま、伴子先輩の様子を伺うため階段を上る。
そして、伴子先輩がいる教室の窓をそっと覗くと、椅子に座ったまま一人の女性生徒と話しているところだった。
元気が無いように見える。
きっと朝起きた時に、テニスウェアを着ていた事に驚いたのだろう。
さらにアンダースコートの中には、富雄がムスコを爆発させた跡がしっかりと残っていたのだから。
伴子先輩達の会話は聞こえないが、きっと昨日の事を相談しているのだと思う。
そう思うと、富雄は何故か嬉しくなって興奮してしまうのだ。
富雄:「さて、次は誰にしようかな?伴子先輩と話している人も美人だな」
そんな事を呟きながら、ポケットにしまった携帯を握り締めた富雄だった――
いきなり生えてきたアレ(その5)…おわり
あとがき
暴走しました。ええ、そうですとも。暴走しましたよ(笑
書いている途中は、酒が入っていました。
その時はガーッと書きあげてしまいましたが、あとから読みなおすとちょっと……
テニスウェアは好きですね。ええ、そうですとも。大好きなんです(笑
特に白いテニスウェアが好きです。
アンスコはいやらしいものではないのに、何故かいやらしく感じてしまいません?
やはりスコート(スカート)からチラリと見えるところが何となくいやらしい雰囲気を
かもし出しているのでしょうか?
なんて、あとがきに書く様なことではないですね(^^;
しかし、いきなり生えてきたら驚くでしょうね。ええ、そうですとも。驚きますって(こればっかり
でも、もしかしたらそれを病気になってしまったと思う人もいるかもしれません(いないか!)。
急に生えてきたり、元に戻ったり……
それを受け入れてしまう女性がいれば、また違った展開が広がるかもしれません。
とりあえず(その5)で終わりですが、このお話は続きを書くつもりです。
こんどは千紗にも協力してもらって楽しい事をするでしょう(^^
それでは最後まで読んで下さった皆様、ありがとうございました。
Tiraでした。