「優勝できるのか!(前編)」
 
 
 

修也:「じゃあ、今のフレーズ、もう一回合わそうか。」
拓巳:「ああ、リズムが少し遅れたな。テンポが速いからドラムのリズムにしっかりとあわせてくれよ。」
夏子:「「うん、分かった。もう1回やろうよ。」

夏子:「ワン、ツー、スリー、フォー!」

ジャジャジャンジャンジャン!!!
ジャジャジャンジャンジャン!!!!

貸しスタジオで練習しているのは、来週行われる文化祭のバンドコンテストで
でオリジナル曲を披露するメンバー5人組。
去年は惜しくも3位に終わってしまったが、今年は手ごたえがある。
この調子で出来れば、優勝はもらったも同然だと、メンバー全員が確信していた。
自前の衣装もキマッてるし、なにより新しくメンバーとして加わったドラムの
夏子がすばらしかった。
親父が昔、ロックバンドのドラムを叩いていたせで、
小さいときからドラムには興味があったようだ。
中学校に入ってから本格的に練習を始め、卒業するころには地元では有名なドラマーに
なっていた。
俺達と一緒にバンドを始めたのは高校2年になってからだ・・・・
 
 

その年の文化祭が終わった後、彼女は俺達の高校へ転校してきた。
バンドをしている奴らは、こぞって自分たちのバンドのメンバーとして夏子を勧誘した。
でも、俺達は彼女を誘おうとはしなかった。
俺達のようなへたくそと一緒にやるはずが無いし、もしやったとしても、たぶん
すぐに見下されてどこかのバンドへ行ってしまうだけだと思ったからだ。

ところが、不思議なことに、彼女は自分から俺達のバンドのメンバーになりたいと
申し出てきた。全く理由がわからなかった俺は、彼女にその理由を聞いてみた。

修也:「なぜ俺達のバンドに入りたいと思ったんだよ?この学校にはもっといいバンドが
          あるんだ。俺達のバンドに入ってもがっかりするだけだぜ。」

夏子:「私ね、今年の文化祭、見に来てたの。あなた達、たしか3位だったよね。
          すごく惜しかったけど、聴いていてすぐに分かったの。どこが悪いのか。」

修也:「へえ、どこが悪かった?」

夏子:「リズムよ。微妙にリズムがずれているの。ドラムがしっかりしてないと
          どうしても全体のリズムがおかしくなるのよ。ほんの少しのことだけど。
          なんとなく聴いている人にとっても、そのリズムのズレが頭に
          残っちゃうのよ。」

修也:「そうか。いや、なんとなくリズムがおかしいようには感じていたけど
          勢いで演奏するからそれほど気にしてなかったんだ。今、ドラムを
          叩いている悟(さとる)はこれ以上の演奏は出来ないしな。」

夏子:「だから私が彼の代わりにドラムを叩くの。そしたら来年の文化祭、
          きっと優勝できると思う。その・・・悟君には悪いけど、彼の
          代わりにドラムを叩かせてよ。」

修也:「しかしなあ。この2年間、一緒にやってきた仲間だからな。
         君が来たからと言ってすぐに止めてくれって言うわけにも
         いかないしな。少し考えさせてくれよ。ほかのメンバーとも相談するからさ。」

夏子:「そっか。分かったわ。いい返事待ってる。絶対、損はしないと思うけどね。」

彼女はそう言い残してこの場を去った。

俺は正直迷っていた。彼女が俺達のバンドに加わると、絶対にレベルが
上がるはず。でも、悟のことがある。
俺は、バンドのメンバーと相談すべく、放課後みんなを集めた。

修也:「あのさ、ちょっとみんなに話があるんだ。」

孝司:「なんだよ、やけにあらたまっちゃって。いきなり彼女が出来たから
          バンドをやめるって言うんじゃないだろうな。まっ、そんなことはありえないか。」

修也:「孝司、ふざけないで聴いてほしい。実は昨日、小西 夏子が俺達のバンドの
          メンバーとして参加したいって申し出てきたんだよ。」

孝司:「えっ!小西夏子って言ったら俺達と同い年のくせに、この辺で有名はドラマーじゃないか。」

拓巳:「そうそう、あのかわいい顔して妙にうまい女の子だろ。」

真治:「スタイルもいいしね。彼女と一緒に演奏できたら最高だろうな。」

悟:「・・・・」

修也:「悟はどう思う?」

悟:「・・・・。それは俺の代わりに彼女がドラムやるって事だろ。じゃあ、俺はどうするんだよ。
      もう用無しってことか!」

修也:「待ってくれよ。誰もそんなことを言っているんじゃないよ。まだ彼女にOKを出したわけじゃないんだ。
          みんなで話し合ってそれから決めようと思っただけなんだ。だからおまえが必要ないとか
          やめてくれとか言ってるわけじゃないから。」

悟:「そんなの、この話が出た時点で決まってることじゃないか。
       そりゃ、俺よりドラムを叩くのがうまい奴の方がいいに決まってるじゃないか。ましてや、かわいくてスタイルのいい
       女の子とくりゃ、なおさらさ。素直にやめてくれって言えばいいじゃないか。」

修也:「だからそうじゃないんだって。なあ、みんな。悟のドラムでも来年は優勝できるよな。」

孝司:「そうかな。悟の実力は今以上には上がらない気がするけど。」

拓巳:「おれもそんな気がするな。なんとなくリズムがおかしいっていうか何ていうか・・」

真治:「ぼくはどっちでもいいや。」

悟:「そらっ!みんな俺のことなんて必要ないのさ。あの子を新メンバーとして加えたらいいじゃないか。
      俺はもうおまえ達とはやらない。かってに女にのぼせてろっ!」

修也:「ちょ、ちょっと待てよ!おいっ、悟!」

悟は振り向きもせずにそのまま走って帰ってしまった。俺がすぐ彼女に断っていたらこんなことには
ならなかったんだけど、俺の心の中にも彼女と一緒にバンドを組めたらという気持ちがあったのは確かだ。
俺は、複雑な気持ちで次の日を迎えた。
 
 
 

昼休み・・・

夏子:「ねえ、どうするか決まった?」

修也:「ああ、小西さん。君を俺達のバンドのメンバーとして迎えることにするよ。」

夏子:「やった!じゃあ、ドラムをやってた悟って子はやめちゃったって事?」

修也:「・・・そうだ。まあ、それも仕方が無いだろう。ドラマーは二人もいらないからな。俺達の目標は、
         あくまでも来年の文化祭で優勝することだからな。」

夏子:「任せといてよ。私がドラムを叩く限り、優勝できないはずはないわ。」

修也:「えらく強気だな。」

夏子:「まあね。だってあなたたちの演奏、すごく良かったもの。問題はドラムだけだったからね。」

修也:「そうか、それじゃあ一度俺達の演奏と手合わせしてもらおうか。どのくらいの実力が
          あるか見せてもらわないとな。」

夏子:「ええ、いいわよ。じゃあ貸しスタジオに行きましょうよ。」

修也:「ああ。」

俺は放課後、バンドのメンバーを集めて貸しスタジオに行った。彼女は軽くドラムを叩いた後、
俺達でも知っている曲を指示した。

そして、彼女のリードで演奏が始まる。
俺は、そのドラムのリズムにゾクッと寒気がした。
このリズム、悟では絶対に出来ない。
まるで俺達の気持ちが一つになったような感覚・・・
それほどきれいにまとまっていた。
彼女は額に汗をかきながら、楽しそうにドラムを叩いている。
彼女のリズムに引っ張られるように俺達は演奏を続けた・・・

演奏終了後、俺達はこぞって彼女に話し掛けた。

拓巳:「こんなに気持ちよく演奏できたのは初めてだよ。」

孝司:「俺もだ。ドラムのリズムでこれほど変わるとは思わなかった。」

真治:「ぼくだってさ。なんか自然に体が動いちゃうって感じで気持ちよかったよ。」

修也:「さすがに評判だけのことはあるな。君の実力はすばらしい。これなら
          俺達のバンドも優勝できるぞ。」

夏子:「ねっ!言ったとおりでしょ。私と一緒に組めば絶対に優勝できるんだから。
          期待していいよ。」

修也:「そうだな。来年の文化祭まで十分時間がある。彼女に負けないように
          頑張って練習するか。」

みんな:「おおっ!」

俺達はバイトをしながらお金をためて
時間があれば貸しスタジオに出向き、練習をした。
そして、あっという間に月日は流れた・・・
 
 
 

俺達の成果を問われるときが、すぐそこまで来ている。

そう、明日はいよいよ文化祭、バンドコンテストの日だ。
貸しスタジオで最後の練習もおわり、あとは本番で演奏するだけだ。

修也:「みんな、お疲れさん。いままでよく頑張ったよな。
          この調子で明日は絶対に優勝しよう。」

拓巳:「ああ、考えただけでもすごくドキドキするよ。」

真治:「俺、すごく心配だよ。本番で上がっちゃって演奏できなくなったらどうしよう。」

修也:「何言ってるんだよ。去年だってやれたじゃないか。今年だって大丈夫さ。
          ステージに上がって、演奏が始まっちまえば緊張なんか吹っ飛んじまうさ。」

夏子:「そうそう、私のリズムに任せてくれたら大丈夫だからね。
           リラックスして演奏すればいいの。」

夏子は笑顔でそう言った。男4人、その笑顔を見て気持ちが落ち着くのを感じていた。

修也:「それじゃあ、今日は早く寝て明日に備えよう。くれぐれも
          夜更かしして遅刻するんじゃないぞ。」

拓巳:「分かってるって・・・」

最後に細かい修正を行った後、5人は貸しスタジオを出た。

それぞれ帰る方向が違うので、みんなバラバラになって歩き出す。
この季節、夜の9時となると、風も冷たくなっている。

夏子は一人、夜の道を歩いて家に向かった。

夏子:「う〜、結構寒いなあ。早く帰ってお風呂に入ろっと。」

独り言を言いながら、家の近くまで歩いてきた。
薄暗い道を歩いていると、

「おーい、小西さーん!」

と、夏子を呼ぶ声がした。
夏子が振り向くと、遠くから息を切らしながら悟が走ってきた。

悟:「はぁ、はぁ、はぁ、やっと追いついた。」

夏子:「な、何?私に何か用なの?」

悟:「うん、あのさ、俺、この1年ほど一生懸命練習したんだ。
      だから明日の文化祭、小西さんの代わりにドラム叩こうと思って。」

夏子:「はぁ?何言ってるの?明日は私がドラム叩くの。悟君が急にドラムの
          パート出来るわけ無いでしょ。」

悟:「それなら大丈夫だよ。俺、明日演奏する曲はすべて知ってるんだ。
       もともと俺が作曲したからね。心配ご無用さ。」

夏子:「そんな事言ったって。今更代わりに出るって言われても
          無理よ。私だってずっと練習してきたんだかから。
          それに私の方があなたよりも絶対うまく叩けるわ。」

悟:「そーいう自信過剰なところがだめだなぁ。せっかくかわいい顔をしてるのに。
       とりあえず、明日は俺が演奏するよ。」

夏子:「だからダメだっていってるでしょ。」

悟:「いいからいいから。とりあえずこれが俺のうちの住所。結構近くて安心したよ。歩いてもいける距離だから。
      今日は親父もお袋もいないから自由に使ってもらっていいよ。」

悟はそう言って、住所の書いてある紙を自分のズボンのポケットに入れた。

夏子:「はぁ? 何言ってるの?」

悟:「何って。今日は俺が小西さんの家に行くから、小西さんは
      俺の家に行ってよ。でないとおかしいじゃないか。」

夏子:「おかしいのはあなたの方よ。何で私があなたの家に行かなけりゃならないのよ。」

悟:「だって、いまからお互いの体を入れ替えるからさ。」

夏子:「はぁ?・・・体を入れ替える?」

悟:「そうさ、俺が小西さんの体、小西さんが俺の体になるんだ。
       だからお互い、相手の家に行かないとおかしくなるだろ。」

夏子:「もう、冗談ばっかリ言ってないでよ。私、寒いから帰る!」

そう言って夏子は、悟の言うことを無視して帰り始めた。

悟:「ちょっと待って、それじゃ、これを受け取ってよ。」

悟の言葉に、夏子は振り向いた。
その瞬間、夏子の唇に悟の唇が接触した。

夏子:「なっ!んぐっ!」

夏子は一瞬、目の前が真っ暗になった。
そして、二人とも体の力が抜け、その場に倒れ込んだ・・・
 
 
 
 

・・・頬に地面の冷たい感触が伝わる。

そっと目を開けた夏子は、目の前にある2本の細い足に気付いた。
少しぼやけているが、ゆっくりを視線を上げていく。
細い足の次に見えたのは、見覚えのある紺色のスカート。その上には、紺のブレザーが見える。
そして、さらに視線を上げると、そこにはいつも見慣れた顔があった。

「えっ?!」

夏子は思わず声を上げた。その声はいつもの声よりもかなり低い。
でも、さっきまで聞いていた声。
とっさに自分の体を見る。黒い男子の制服。

「な、なんで・・」

また低い声が口から出る。

夏子:「どうだい?俺の体は。」

目の前にいる夏子が、ニヤニヤしながら問い掛ける。

悟:「こ、これって・・・まさか・・・」

夏子:「そう、体を入れ替えたのさ。いまから俺が小西さんで
          小西さんが俺、つまり悟さ。」

悟:「ど・・どういうこと・・・」

夏子:「どういうことって・・・。目の前に起こった事がそのままだよ。じゃなくて、そのままよ、悟君。
          早く家に帰らないと、お母さんに怒られるわよ、あっ、今日は親はいないんだった。ハハハッ」

悟は、夏子の真似をしながらからかった。

悟(夏子):「い・・いやっ・・私の体、返して!」

夏子は叫んだ。

夏子(悟):「もう。今のあなたが悟なんだから女言葉は使わないでよ。
                 気持ち悪いじゃない。さっき住所を書いた紙をポケットに入れたでしょ。
                 あれで家に帰ってよ。私、もう帰るから。」

悟(夏子):「ちょっと待ちなさいよ!」

夏子(悟):「だーかーらー。女言葉はやめろって。男の声で女のしゃべり方すんなよ。
                明日はおまえの体でちゃんと演奏してやるから。
                演奏が終わればちゃんと返してやるからよ。」

悟(夏子):「ひ・・ひどい・・・」

夏子(悟):「まあ、これくらいはやらしてもらわないとな。おまえのせいで
                俺がバンドのメンバーから外れることになったんだから。
                自業自得さ。」

悟(夏子):「ヒック・・・ヒック・・・」

悟の姿をした夏子の目から、涙が零れだした。

夏子(悟):「あ〜あ、泣いちゃったよ。これだから女はいやなんだ。
                たかが1日くらい体が入れ替わるくらいでめそめそ泣くなよ。
                俺の姿で泣かれたら気持ち悪いじゃないか。」

悟(夏子):「だ・・だって・・・私・・・」

夏子(悟):「もう、いいから俺の家に帰ってろ。後は俺に任せとけって。」

夏子の姿をした悟はそう言い残して夏子に家に帰っていった。
そして、悟の姿をした夏子は、涙をすすりながら仕方なく悟の家に向かった・・・
 
 
 
 

夏子(悟):「ただいま・・・」

夏子の姿をした悟は、玄関の扉を開けた。

悟は、少し緊張しながら廊下に腰を下ろし、靴を脱ぎ始める。

「遅かったじゃない。心配してたんだから!」

悟が振り向くと、廊下を若くてきれいな女性が歩いてきた。

「もうっ、夏子はいつも心配かけるんだから。あんたは女の子なんだから、こんなに遅くまで
 出歩いてちゃダメじゃない。お姉ちゃんはあんたのために言ってるんだからねっ。」

どうやら、夏子のお姉さんみたいだ。たぶん二十歳くらいと思うけど、黒く長いストレートの
髪をなびかせながら悟に話し掛けている。

夏子(悟):「ご、ごめんなさい。明日のバンドの練習が長くなっちゃって・・・」

悟はもっともらしい言い訳をしながら、お姉さんの体をじろじろと眺めていた。
白いパジャマを着たお姉さんは、悟がドキッとするようなスタイルの持ち主だった。
夏子の身長よりも10センチは高い。とっても、夏子はせいぜい160センチあるかないかという
感じだから、めちゃくちゃ高いというわけでもないのだが、モデルとしてやっていけそうな
雰囲気をもっていた。

姉:「コラッ、夏子。何ジロジロ見てるのよ。全然反省してないんだから。明日お父さんとお母さんが
      帰ってきたら言いつけるわよ。」

夏子(悟):「えっ!今日は二人ともいないの?」

姉:「何言ってるのよ。今朝、朝ご飯食べるときに言ってたじゃない。
      田舎のおじいちゃんの具合が悪いから二人で様子を見に行くって。
      だから今日は二人だけでしょ。」

夏子(悟):「そ、そうだっかかしら。」

姉:「そうだったかしらって。妙な女言葉使って。あんた、何か今日おかしいよ。」

夏子(悟):「え、あ・・・そ、そんなことないよ、お姉ちゃん。私、お風呂に入ろっと。」

姉:「まったく・・・もうぬるくなってるからちゃんと沸かして入りなさいよ。」

夏子(悟):「うん、わかった。」

悟はお姉さんから逃げるように2階への階段を上がった。
たぶん2階に夏子の部屋があると思ったからだ。

階段を振り返り、お姉さんがついてこないのを確かめると、悟は廊下を歩き始めた。
親切なことに、それぞれのドアには木で作られた名前入りの看板が取り付けられてある。
2つ目のドアを見たとき、「夏子」と彫られた看板を発見した。

夏子(悟):「おっ、ここだぞ。」

悟は、ドアのノブを回し、部屋の中に入った。
壁にあった電機のスイッチを入れると、ピンク調の壁紙に白い絨毯が轢かれた部屋が目に映った。

夏子(悟):「ふーん、ここが彼女の部屋か。」

悟はあたりを見回したあと、横にあったベッドに腰をろした。

夏子(悟):「ふう、しかしさっきはあせったな。」

額を触ると、汗がにじみ出ているのが分かった。

夏子(悟):「まったく。急に説教始めるんだからなあ、あのお姉さん。ばれるかとひやひやしたぞ。
                 しかし、きれいなお姉さんだったなあ。夏子もきれいだけど、髪の毛はショートカットだし
                性格悪いし。でも、お姉さんもあんまり性格よくなさそうだな。」

悟はぶつぶつと言いながら、お風呂に入る準備を始めた・・・
 
 
 

優勝できるのか!(前編)・・・おわり
 
 

あとがき
この作品は、ダークローゼス秘書室の企画に参加するために
みんみんさまに寄贈したものです。
昨年(2000年)の文化祭の季節に書いていた初の入れ替わり作品で、
ストーリーが思いつかず、他の作品を書いていたのでボツになっていたのですが、
寄贈して、他の作家さんが続きを書いているのを見ると、わたしも少しやる気が出てきて、また書こうと思いました。
わたしも自分の欲望のまま(笑)書きたいと思います。

それでは最後まで読んで下さった皆様、ありがとうございました。

Tiraより
 
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