この前のあらすじ

おっさんと呼ぶにふさわしい「ごん蔵」42歳。
ごっつい顔してる割には話が面白い(おもろい)ぞ。
一応会社に勤めてるけど、結婚暦なしや。
一人暮らしにしてはボロいアパートに住んでるんやな。
どこに金使こてるんかよう分からんわ。
そんなごん蔵の彼女は19歳の短大生、「由梨」や。
週1回は大学の帰りにごん蔵のアパートに遊びに来とんねん。
ごん蔵は修行を重ねて幽体離脱を成功させたんやけど、
始めは由梨に信じてもらえへんかった。
そやけど由梨の身体に乗り移って、自分の意志とは無関係に身体が動いた事を
見たから、どうやら信じたみたいや。
由梨は始めに、身体に乗り移る事が出来たら好きなことしてええってゆうてたのに
乗り移れる事が分かったらイヤいいよったんや。
ごん蔵はそれが目的でがんばっとったのになあ。
でも、ごん蔵が由梨のツレに乗り移るからゆうたら、由梨はOKしよった。
ほんで、近くの洒落た居酒屋で待ち合わせして実際に会ったんやけど、
ごん蔵は臆病者やからツレの七美に乗り移らんと由梨に乗り移ったんやな。
そのあと由梨の身体で遊んどったんやけど、七身がやめたれってゆうたから、
七美の身体に乗り移ってええんやったら悪戯やめるっていうたんや。
そしたら七美がOKしよったから、ごん蔵は2人を連れて自分のアパートに
いったんやな。
ちなみに由梨は、七美がごん蔵に乗り移ってええってゆうたこと、知らへんねんで。
 
 
 
 

おっさん修行中や!(後編)
 
 
 

由梨「相変わらず汚い部屋やなあ。」

ごん蔵「まぁそんな事いうとらんとそこらへんに座っといてえな。」

七美「すごい部屋やなぁ」

一応6畳と4畳の和室が2つあるんやけど、めっちゃ汚いわ。
いつ掃除したんかよう分からへん。
壁にはしわくちゃになったスーツ、いや、一応背広か・・・そんなもんがハンガーに吊ってある。
流しにはカップラーメンの食べカスがつまってるみたいやな。
畳に座ったら、服汚れるかもしれへんわ。

ごん蔵はいつも修行に使ってる座布団と、奥に閉まっといた座布団を出して
二人の前に置いたんや。
まあ、畳の上に座るよりましやろうと思った二人は、座布団に座ってん。
足の裏見たら、ストッキングがホコリで白なっとったりするねん。

由梨「いっつも思うけど、なんでこんなに汚いん?」

ごん蔵「そんなもん、掃除する人間がおれへんからに決まっとるやろが。」

由梨「自分で掃除せんかいな。」

ごん蔵「何ゆうとんねん。おまえ、週1回来とんやったら掃除ぐらいせんかい。」

由梨「ほんならもう来んとくわ。」

ごん蔵「う、うそやん。関西人やったらジョークぐらい分れよ。人間、ユーモアは必要やで、なあ、七美ちゃん。」

七美「・・・まあ、そうかもしれへんけど。掃除はしたほうがええんとちゃうかなあ。」

ごん蔵「おうおう、また二人してわしを悪もんあつかいするんかいな。」

由梨「あほか、何が悪もん扱いやねん。掃除するんはあたりまえやんなあ。」

七美「そらそうや。見てえな、足の裏、白なったやん。」

ごん蔵「それくらいがええんや。わしの哀愁が漂うやろ。」

由梨「訳分からんわ。」

ごん蔵「まあええ、由梨。冷蔵庫に缶ビールとつまみ入ってとるやろ。とってくれ。」

由梨「しゃーないなあ。」

由梨は小さい冷蔵庫から缶ビールを3本と、定番のスルメやソーセージを取り出したんや。

ごん蔵「ほんなら飲み直しや、乾杯。」

由梨「乾杯。」

七美「乾杯。」

3人はまたビールを飲み始めたんや。

ごん蔵「そやけど、七美ちゃんは綺麗やなあ。由梨よりスタイルええしなあ。」

由梨「ほっといてーな。七美はめっちゃ男にモテるんやで。でも彼氏おれへんねんなあ。」

七美「うん。別に今は彼氏いらへんし。最近は家でインターネットにハマってるから自分の時間があるほうが
        ええんよ。」

由梨「七美、あんた暗いなあ。」

七美「おもろいよ、インターネット。由梨もやってみたらええのに。」

由梨「うち、パソコンのこと全然わからへんからやめとくわ。またゆっくり教えてな。」

七美「うん。今度おいでよ。あれ、ごん蔵さん。寝とんとちゃう?」

由梨「はぁ?なんやねん。人呼んどいて自分はさっさと寝たんかいな。」

ごん蔵はあぐらをかいたままテーブルの上に肘付いて、手の上にあご乗せて寝てしもた見たいやな。

由梨「寝たんやったら大丈夫やろ・・・・」

七美「何が?」

由梨「こいつ、さっきみたいに幽体離脱して人の身体に乗り移りよるから。何か精神を集中させな
        あかんみたいやから、寝てしもたらそんな事も出来へんやろ。」

七美「そっか。よかったわ、ごん蔵さんに乗り移られたら何されるか分からんからね。」

由梨「そう言うことやな。ほんまは今まで乗り移られへんように、気張っててん。ほっとしたらトイレに行きたなったわ。
        ちょっとトイレに行ってくるわ。」

七美「うん。ごん蔵さんこのままにしとく?」

由梨「そやな。起こさん方がええやろ。」

七美「そうやね。このままにしとこっか。」

ごん蔵はフガフガといびきをかいて寝てるんや。
でも、ほんまはもう幽体離脱しとったんやで。
修行のおかげで寝ながら精神を集中する事出来るようになってたんやから。

・・・・はよトイレに行かんかいな・・・・

由梨は扉の横にあるトイレに入っていったんや。

・・・・七美ちゃん、約束守ってもらうで・・・・

そうゆうて、ごん蔵は七美の身体に入っていったんやな。
やっぱりごん蔵の魂が入るときに、七美の身体に悪寒が走ったんや。

七美「寒っ!」

妙な感覚を覚えたんやけど、もうその次には身体がまったく動かへんようになっとったんや。

七美(ごん蔵)「約束どおり、この身体で遊ばせてもらうわな。」

・・・・ご、ごん蔵さんっ!・・・

七美(ごん蔵)「ほんまにええ身体しとるなあ。見てみいこの胸。セーターが苦しそうやで。」

七美は白い厚手のセーターに黒いコットン生地のスリムジーンズを穿いとるんや。
ジーンズの下には肌色のパンストを穿いてるねんで。
まだゆうてなかったけど、七美は黒くて綺麗な腰まであるストレートの髪型やねん。
綺麗な顔やで!
コマーシャルに出てくるお姉さんみたいや。

七美(ごん蔵)「ちょっとごめんよっ。」

ごん蔵は、自分の身体になった七美の胸を、下から持ち上げるようにしてゆすってみたんや。

・・・・あっ!なっ・・・

七美(ごん蔵)「おうおう、由梨とおんなじぐらいの大きさやな。ちょっと由梨より大きいか。何センチあるんや。」

・・・・や、やめてえな・・・

七美(ごん蔵)「教えてくれたってええやんか。別に減るもんやないし。」

・・・・い、いやや。なんで教えなあかへんのよ・・・

七美(ごん蔵)「ええやんか、冷たい奴やなあ。ちょっと悪戯しといたろか。」

・・・・な、なにするんやっ、うちの身体に!・・・

七美(ごん蔵)は、つまみのソーセージのビニールを剥いたんや。
ほんでそのあと、膝で立ってからジーンズのファスナーを下げて、ジーパンをちょっと下ろしよった。

・・・ちょ、ちょっと、ごん蔵さん?・・・

七美(ごん蔵)「わしもこんなん始めてやからなあ。どきどきするわ。」

ソーセージをビールで濡らして滑りやすくしてから、パンスト、パンティの中にそのまま入れたんや。
ほんでから七美の中にグイグイ入れ始めたんやな。

・・・ああっ!やっ・・・やだっ・・・そんな・・・

七美(ごん蔵)「あうっ!こ・・・こらすごいわ・・・・」

七美(ごん蔵)はそのまま奥までソーセージを押し込んだんやけど、途中で入らへんようになったんや。
奥まで行き着いた感覚もあるし。でも、あと2センチくらいソーセージが出てるんや。

・・・・かはっ・・・・や・・・やめて・・・抜いてえな・・・ごん蔵さん・・・

七美(ごん蔵)「もうこれ以上はいらんわ。まあええ、このままにしとこか。」

七美(ごん蔵)は、2センチほど中から出ているまま、パンティから手を抜いてジーンズを穿きよった。
ジーンズがソーセージを中に押し込もうとするから、身体にすごい快感が走るんや。

七美(ごん蔵)「うおおっ・・・な、なんや・・この感覚は・・・す、すごいで・・・」

・・・ああん!・・・そ・・そんなに奥まで入れたら・・・あ・・あかんて・・・

七美(ごん蔵)「ええ・・・ええわ・・・こらすごいええわ・・・なあ、七美ちゃん・・・」

・・・はぁん・・・ま、まってよ・・・こんなんで由梨が戻ってきたら・・・うち・・・・

七美(ごん蔵)「だ、大丈夫やって。わしが七美ちゃんの代わりしとったるから。
                     七美ちゃんは黙ってわしに任せとったらええんや。気持ちええんやろ。」

・・・そ、そんなこというても・・・・あ・・・ゆ、由梨・・・

由梨がトイレから出てきたんや。

由梨「ごん蔵、いびきかいとるやん。」

七美(ごん蔵)「かわいい顔して寝とるよ。」

ごん蔵は七美のフリをして由梨と話を始めたんや。

由梨「どこがかわいい顔なん。えげつない顔しとるやん。」

七美(ごん蔵)「なにゆうとん。ええ顔してるやんか。」

七美(ごん蔵)はそうゆうて、座布団の上に女座りしたんや。
まあ、当たり前やけど、座布団に押し付けられたソーセージは、更に奥に入ろうとするわなあ。

七美(ごん蔵)「ああっ!」

・・・・あはっ・・・

由梨「どうしたん?急にそんな声出して。」

七美(ごん蔵)「ううん。何でもないんよ。」

・・・やぁ〜・・・こんなのって・・・・

七美(ごん蔵)「ねえ、それよりテレビ見いへん?」

由梨「うん、見よか。」

由梨はリモコンでテレビをつけたんや。

由梨「あ、うちの好きなグループや。」

七美(ごん蔵)「誰なん?」

由梨「この4人組や。結構カッコええやろ。」

七美(ごん蔵)「そうかなあ。普通やろ。」

由梨「そんなことないよ。歌やってうまいし。ほら、今から歌うで。」

テレビに4人が踊りながら歌ってる映像が流れ始めたんや。
由梨は座ったまま楽しそうにその踊りに合わせてリズムを取ってるみたいや。
ごん蔵も負けとられへんし、これはええと思ったんやな。
そやから、テーブルに両肘を乗せたままお尻でリズムをとったんや。
そや、座布団の上でお尻を上下に動かすんや。

そんなことしたらソーセージが七美の身体の中を出たり入ったりするやろ。
それがなんともええ気持ちなんやなあ。

・・・・あ・・あかん・・・ああっ・・・や・・・やめて・・・・

七美(ごん蔵)「・・・おっ・・・はっ・・・うっ・・・・」

七美(ごん蔵)は気持ちよくて声が出そうやけど、由梨に気付かれへんように
リズムにあわせて喘ぎ声を漏らしたんや。

由梨「変なリズムのとり方すんねんなあ。」

七美(ごん蔵)「うっ・・・こっ・・・これがええねんよ・・・あっ・・・」

表情を変えへんようにするんで必死や。

・・・・あっ・・・んんっ・・・あんっ・・・・ゆ・・・由梨の・・・目の前で・・・こ・・・こんなこと・・・

今度は座布団にお尻をなすりつけるようにグルグルと腰を回し始めたんや。
ソーセージが七美の身体の中で暴れよる。

・・・・あはっ・・・ああ・・・んあっ・・・ご・・ごん蔵・・・さん・・・え・・・・ええきもち・・・・

七美(ごん蔵)は由梨がテレビに夢中になってるのをええことにジーンズのファスナーを
おろしてパンティの中に手を突っ込んで、一番感じるとこを指で擦り始めたんや。

七美(ごん蔵)「んっ・・・・んふっ・・・・はっ・・・・」

・・・あんっ、あんっ、すご・・・え・・・ええわ・・・あっ・・あっ・・・あっ・・・も・・もうあかん・・・・うち・・・イキそう・・・

七美(ごん蔵)「顔だけタッチ交代や。」

・・・ええっ!

ごん蔵は由梨の時みたいに、首から上だけ七美に動かせるようにしたったんや。
ごん蔵はずっと指で刺激を与えとる。
みるみるうちに、七美の顔が欲情した女性の顔に変化して喘ぎ声を出し始めたんやな。

七美「ああっ・・・あっ、あっ、あんっ、ま・・・待って・・・そんなん・・・・やぁ・・・や・・・・」

由梨「七美?」

七美「んあっ!・・・ゆ・・・由梨・・・・・こ・・こっち・・・あんっ・・・見んといて・・・・ああっ」

由梨「ど、どうしたんっ。」

七美「はぁっ・・・も・・・もう・・・あかん・・・・いい・・・い・・・イク・・・あ、あ、あ、ああぁ〜んっ!」

由梨「????」

七美の幸せそうな顔をみて、由梨が赤面してしもた。

由梨「七美。も、もしかして・・・ごん蔵が?」

七美「んんっ・・・んふっ・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」

指の動きがゆっくりになっから、七美もちょっと落ち着いたみたいや。

七美「はぁ・・・はぁ・・・う・・・うん。ごん蔵さんが・・・わたしの身体で・・・」

由梨「な、なんで?ごん蔵寝てるやん。」

七美「そやけど、今もうちの身体、勝手に使ってるんよ。あっ!」

七美の指が、また激しく動き出したんや。

七美「ああっ・・あかんて・・・も・・・もうゆるして・・・んあっ・・・」

由梨「ご、ごん蔵っ!もう止めときいな。」

七美(ごん蔵)「あうっ・・・ええぞ。七美ちゃんの身体は・・・そ、そんなに返してほしかったらわしとこの身体で楽しんでくれるか?」

由梨「な、何いいだすねん。そんな事ゆうんやったら、もう2度とここ来うへんからっ。」

七美(ごん蔵)「ほんなら七実ちゃんの身体はずっとわしのもんや。あはん・・・み、見てみい。胸やってこんなに柔らかいんや。」

七美(ごん蔵)はセーターの中にもう片方の手を入れて胸を揉んだんや。

由梨「や、止めって。七美の身体に何するんよっ!」

由梨は七美(ごん蔵)を倒して両手を押さえ込んだんや。

七美(ごん蔵)「いたっ!や、やめて、由梨。急に何するんよ。」

由梨「あ、ご、ごめん。」

七美(ごん蔵)「ごん蔵さん、うちの身体から出て行ったみたいや。なんか身体が軽なったみたい。」

由梨「な、七美なん?ごめんっ。」

由梨はごん蔵のうそにごまかされて両手を離して横に座ったんや。
ごん蔵はこのときとばかりに、逆に由梨の身体にのしかかって両手を押さえ込んだんやな。

由梨「あっ、何するんよ。」

七美(ごん蔵)「うち、由梨と楽しい事したくなったんよ。なあ、キスしよっ。」

七美(ごん蔵)と由梨の唇が重なり合ったあと、七美(ごん蔵)の舌が由梨の口の中に侵入したんや。

由梨「んんっ・・・んんん・・・」

由梨はまだ七美の身体にごん蔵がおること、やっと気付いたんやな。
必死に抵抗も空しく、由梨は七美(ごん蔵)に、ええ様に悪戯されたんや。

由梨「ああっ・・・やめてえな・・・はあっ!」

七美(ごん蔵)は、由梨のピンクのボディコンワンピースを脱がして下着を剥ぎ取り、
裸にしてしもたんや。
ほとんど抵抗する力がなくなった由梨は、半べそをかきながらも七美(ごん蔵)の
いいなりになってしもてたんやな。

七美(ごん蔵)は、由梨の身体を舐め回したあと、ジーンズを脱いで自分の中に入れていたソーセージを取り出し
由梨の中に押し込んだんや。

由梨「はああっ!」

七美(ごん蔵)「きもちええやろ。うちもそれ入れとったからめっちゃ気持ちよかったんや。」

由梨「ああ、あっ、ああん・・・やあ・・・やめて・・・・やめてえな・・・・」

七美(ごん蔵)「ええやろ。女同士でこんなことするんて。親友の七美とやっとんねんで。そうやって考えたらすごい感じるやろ。」

いつも一緒に話してる七美が自分にこんな事しとる。
そう考えると、なんともいやらしい気持ちになって、余計に感じてしまうんや。

由梨「い・・・いやや・・・・七美とこんな事するん・・・ああっ・・・も・・・もうやめてえな・・・ご・・ごん蔵っ・・・・あんっ」

七美(ごん蔵)は、もう1本ソーセージを取り出して由梨の中に入れたんや。

由梨「うああっ・・・あ・・・あかんて・・・そんなこと・・・や・・・やや・・・・そんな・・・ああ・・・あっ・・・んあっ!」

七美(ごん蔵)「ええんよ。うちの前でイッてもええんよ。はよイってみて。」

由梨「七美のまね・・・せんといて・・やぁん・・・・あん、あん、あん。」

七美(ごん蔵)「なにゆうてるの。うち七美やのに。ごん蔵さんもう寝てるから知らんよ。
                     それよりうちの顔見て。そう、そうやってうちの顔見ながら・・・なっ。そろそろやろっ。」

由梨「あ、あ、あかん・・・あかんて・・・も・・・もう・・・や・・あっ・・いああああああっ!」

由梨の身体がビクビク震えて全身に力が入ったみたいな感じがする。
どうやらイってしもたらしいわ。

七身(ごん蔵)「ええ顔しとったでぇ。最高の顔やなあ。」

ソーセージをゆっくり動かしながら七美(ごん蔵)が由梨に話し掛けたんや。

由梨「・・・・・・」

由梨は右腕で目を隠して横向いてる。

七美(ごん蔵)「また楽しもな。気持ちよかったやろ。七美ちゃんはこのこと知らへんからな。」

七美(ごん蔵)は、ジーンズを穿いたあと、由梨に服を着せようとしたんや。

七美(ごん蔵)「はよ服着な風邪ひくで。」

由梨「もう知らんっ!」

七美(ごん蔵)「そんな事言わんと。」

由梨「もうええんや。ごん蔵のあほう!」

七美(ごん蔵)「しゃーないなあ。」

ごん蔵はそうゆうて七美の身体から抜け出たあと、由梨の身体に乗り移ったんや。

由梨(ごん蔵)「わしが着たるわ。」

そうゆうて由梨の身体を動かして下着を着けたんや。

・・・勝手にうちの身体使わんといてってゆうたやろっ・・・・

由梨(ごん蔵)「そんな事ゆうたってお前が服着いへんから悪いんやろ。」

ごん蔵に無理矢理ボディコンワンピースも着せられたんや。

その様子を七美は見とった。

七美「もしかしてごん蔵さん?」

由梨(ごん蔵)「そや、ごん蔵やで。」

七美「また由梨の身体に乗り移っとるん?」

由梨(ごん蔵)「由梨が服着いへんからわしが着たったんや。」

七美「由梨、服脱いどったん?」

由梨(ごん蔵)「ある事情があってな。まあ気にせんでもええ。わし、もう自分の身体に戻るから、帰ってええで。」

無責任な言葉を残して、ごん蔵は由梨の身体から抜け出たんや。
ほんで自分の身体に戻ったみたいやな。
あんだけ長い間、人の身体に乗り移っとったんやから相当疲れたんやろ。
そのあと丸1日起きへんかったらしいわ。

もちろん由梨と七美はその後、1回もアパートに来た事ないねん。
でも、ごん蔵は幽体離脱できるようになったから、その辺に歩いてる若い綺麗なお姉さんに乗り移っては
その姿でアパートに戻り、楽しい事しとるらしい。
まったく凝りへんやつやな、ごん蔵は。
そのうち海に沈められてもしらへんから・・・・・
 
 
 
 
 

おっさん修行中や!(後編)・・・おわり
 
 
 
 

あとがき

今回も、無理矢理話を終わらせてしまいました。
相変わらずいやらしい表現ですねえ。
自分でもそう思います。
わたしもごん蔵になりたいなあ・・・

しかし、そろそろ書いたほうがいいかなあ・・・じゅうはちきんって・・・
 

それでは最後まで読んで下さった皆様、ありがとうございました。
 

Tiraより











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