博士:「結局帰って来なんだのう・・・」
 

小さな寝息だけが聞こえる。
抜け殻のようになった陽一の身体を見て、博士は深いため息をついた。
ずっと待っていたのだが、その日は陽一の意識が回復する事は無かったのだ。
少し後悔している博士。
 

博士:「陽一にはまだ早すぎたか・・」
 

そうつぶやきながら、ソファーで寝ている陽一に毛布を掛けたあと
部屋の電気を消した・・・
 
 
 
 

彼女を意のままに・・・(博士の理性)
 
 
 
 

・・・・次の日
 

今日は日曜日とあって、学校も休みだ。
陽一はまだ梨帆の潜在意識に潜んでいた。
 

梨帆:「お母さん、牛乳取って」

母親:「カフェオーレにしないの?」

梨帆:「うん。今日はやめとく」

母親:「珍しいわね。牛乳だけで飲むなんて」

梨帆:「うん。何となくね!」
 

どこかで聞いた事のある会話。
 

梨帆は少し暖めてもらったミルクを満足そうに飲んでいる。
 

母親:「今日は部活の無い日なの?」

梨帆:「あるよ。朝連もあるから8時からなの」

母親:「8時からって、もう8時半よ」

梨帆:「今日はいいの。休みにするから」

母親:「休んだら部長さんに怒られるんじゃないの?結構厳しいんでしょ」

梨帆:「厳しいよ。だってサボったらグランド10周させられるんだもん。
          でも今日は行く気にならないの」

母親:「そんな事言って・・・」
 

結局梨帆は部活には行かず、自分の部屋で小さなテレビを見ていたのだった。
 

梨帆:「はぁ・・・行かなきゃならないのになあ・・・どうして行く気にならないんだろ・・」
 

本人としては大好きな部活に行くつもりでいた。そう、朝も6時半に目覚ましで
ちゃんと起きたあと、カバンに用意をつめ込んでいたのだ。
しかしそのあと、なぜか行く気にならなくなってしまった。
いや、行きたいという気持ちはまだあるのだが、
なぜか最後の決断が出来ない。
 

テレビを見ながらぼ〜っと考えているうちに、下の階からお母さんの声がした。
 

母親:「梨帆ちゃん、電話よ」

梨帆:「はぁい」
 

梨帆の部屋に置いてある子機から内線の音がなる。
その子機を手にとり、電話に出た。
 

梨帆:「もしもし」

博士:「おお、梨帆ちゃんか。わしじゃよ」

梨帆:「あ、博士。おはようございます」

博士:「おはよう。まだ寝とったかな」

梨帆:「ううん、起きてたけど」

博士:「そうか、それならよかった」

梨帆:「どうしたの?私に何か?」

博士:「ああ、大した用じゃないんだがな。梨帆ちゃん、昨日はどうじゃった?」

梨帆:「え?」

博士:「その・・・なんじゃ・・・特にいつもと変わらんかったか?」

梨帆:「いつもとって?」

博士:「う〜む・・・どう言えばいいのかのう。普段の生活と違った点はなかったかと
         言う事じゃ」

梨帆:「普段の生活と?」

博士:「そうじゃ」

梨帆:「う〜ん・・・・」
 

梨帆はしばらく考えた。
昨日の事を思い出してみる。
だが、特に普段と変わらぬ生活だと感じた梨帆。
 

梨帆:「うん。別に何も無かったよ」

博士:「そうか。なら例えばじゃ、自分の思っていたことが出来なかった事は無かったのかな?」

梨帆:「思っていたことが?」

博士:「そう。それに、そんなつもりじゃなかったのに・・・と感じた事も無かったかな?」

梨帆:「・・・・それは・・・」
 

しばらく黙り込んだ梨帆。
 

博士:「う〜む、心当たりがありそうじゃな。実はな、ちょっとした問題が発生しとるんじゃよ」

梨帆:「問題?」

博士:「そうじゃ、今からちょっと研究所に来てもらえんかのう」

梨帆:「今から?」

博士:「出来るだけ早い方がいいんじゃ」

梨帆:「い、いいけど・・・分かったわ。それじゃ、今から行くから」

博士:「たのんだぞ」

梨帆:「はい」
 

そう言うと梨帆は電話を切った。
 

梨帆:「博士、どうしたんだろ?」
 

梨帆はパジャマを脱ぐと、ノーブラのままピンクのインナーシャツを身に付けた。
インナーシャツの上から、うっすらと二つの胸の突起が突き出ているのがわかる。
白いパンティの上からピッチリとした短パンを穿くと、その上にジーパンを穿く。
そして、毛糸のセーターを着たあと、靴下を履いて家から出た。
もちろん、梨帆自身はこんな服の着方はしない・・・
 
 
 
 

・・・少しして研究所
 
 
 

ピンポーン
 

研究所のチャイムを鳴らしたあと、梨帆は中に入っていく。
 

博士:「すまんのう。わざわざ呼び出したりして」

梨帆:「ううん、別に構わないの。今日は部活も休んじゃったから」

博士:「それは自分の意思で休んだんじゃないじゃろ」

梨帆:「自分の意思でっていうか、何となく行きたくなくなっちゃって」

博士:「なるほどのう・・・」

梨帆:「あれ、また陽一君来てたの」

博士:「陽一は昨日からずっと帰っとらんよ。あの状態で寝たままじゃ」

梨帆:「そうなの?」

博士:「ああ。あれは抜け殻のようなもんじゃからな」

梨帆:「抜け殻って・・・」
 

そう言いながらいきなりセーターを脱ぎ始めた梨帆。
 

博士:「お、おいおい梨帆ちゃん、何しとるんじゃ」

梨帆:「ちょっとまって、博士」
 

セーターを脱いで、上半身インナーシャツ姿になった梨帆。
続いてジーパンも脱いで短パン姿になってしまう。
そして靴下も脱ぎ捨てて素足になる。
 

博士:「梨帆ちゃん、そんな格好したら風邪をひくじゃろ」
 

インナーシャツが身体に密着して、梨帆のなめらかなラインを
博士に見せ付けている。
ブラジャーも付けていない身体。胸の突起がインナーシャツをうっすらと
盛り上げていた。
女性の股間を象徴するのっぺりとしたラインを短パンが模(かたど)っている。
 

博士:「いいかげんにせんか!早く梨帆ちゃんの潜在意識から出てきなさいっ」
 

博士は梨帆に向かって強い口調で話し掛けた。
 

梨帆:「ど、どうしたの博士。急にどなったりして」

博士:「梨帆ちゃん、どうしてそんな姿になったんじゃ?」

梨帆:「だって博士が喜ぶと思って。博士、短パン姿の女の子が好きなんでしょ」

博士:「そんなこと梨帆ちゃんに話した覚えは無いぞ」

梨帆:「うん。でも何となくそう思ったの」

博士:「しかし、わざわざわしの前でそんな格好をする事は無いじゃろ」

梨帆:「そんな事言ったって、私・・・」
 

梨帆は黙り込んでしまった。
 

博士:「早く服を着なさい。風邪を引いてしまうじゃろう」

梨帆:「うん・・・でも、この姿なら博士は喜んでくれるでしょ」

博士:「何を言うんじゃ、わしはそんな格好しても喜ばんぞ」

梨帆:「そうなの・・・それなら・・」
 

梨帆の両手がインナーシャツの上から胸を揉み始める。
柔らかそうな胸が梨帆の手によって形を変えているのだ。
 

博士:「な、なんて事を!」

梨帆:「博士・・・・わ、私・・・・」

博士:「早く手を止めなさい」

梨帆:「で、でも・・・・」

博士:「陽一め、冗談にもほどがあるわい」
 

博士は梨帆に近づくと、両手を掴んで胸から遠ざけた。
 

梨帆:「あ・・・」

博士:「実はな、梨帆ちゃん。梨帆ちゃんの潜在意識の中には陽一が
          入り込んでいるんじゃ」

梨帆:「え?」

博士:「わしが開発した装置で陽一の意識は梨帆ちゃんの潜在意識に
         潜り込んでいるんじゃよ」

梨帆:「陽一君が?」

博士:「そうじゃ、陽一の意識が梨帆ちゃんの潜在意識に働きかけて
          自分の思ったとおりの行動を取らせているんじゃ」

梨帆:「陽一君が・・そんなことを・・・ウソでしょ」

博士:「ウソではないんじゃ。現にそんな格好をして胸まで揉んだではないか」

梨帆:「それは私が・・・」

博士:「違うんじゃよ。梨帆ちゃんがそう思っとるだけで、本当は陽一が
          梨帆ちゃんにさせているんじゃ。よく考えてみろ、わしの前で
          そんなことするのか?」

梨帆:「・・・・わ、わからない・・・」

博士:「明らかに陽一が梨帆ちゃんの意思を操っているんじゃよ」

梨帆:「でも、そんな事が・・・」

博士:「出来るんじゃよ。現にまだ陽一は自分の身体に戻ってきておらんじゃろ」

梨帆:「・・・・」

博士:「陽一が自分の意思で梨帆ちゃんの潜在意識から出てこない事には
          どうしようもないんじゃ」

梨帆:「陽一君が私の身体で・・・・」

博士:「本当は梨帆ちゃんの部屋が見たいというから、梨帆ちゃんに気付かれないように
          試したんじゃよ。でも、陽一はそれ以上の事をしてしまっとるようじゃな」

梨帆:「でも・・・私はずっと自分の意志で・・・」

博士:「そこが問題なんじゃよ。絶対に操られているとは思わんじゃろ。
          自分の意思で話したり行動していると錯覚するんじゃ。しかし、
          本当は操られているんじゃよ、陽一の意思に」

梨帆:「それじゃ、どうすれば・・・」

博士;「だから、陽一が自分の意思で梨帆ちゃんの潜在意識から出てこん事には
         わしらにはどうしようもないんじゃ」

梨帆:「そんな・・・・」

博士:「陽一、早く梨帆ちゃんの体から出て来い。そんな悪戯ばかりしていたら
          もう何も協力してやらんぞ」

梨帆:「お・・お願い、陽一君。私の意識から出て行って・・・」

博士:「今なら何も言わん。わしだってお前の気持ちが分かるからのう。
          だから早く出てくるんじゃ」

梨帆:「・・・でも博士。私の身体、綺麗だと思わない?」

博士:「梨帆ちゃん!」

梨帆:「は・・・・博士、痛いよ・・」

博士:「あ、す、すまん・・・」
 

思わず力いっぱい掴んでいた博士は慌てて腕から手を離し、梨帆から1歩遠ざかった。
梨帆は博士に掴まれていた腕を擦りながら俯(うつむ)いている。
 

梨帆:「・・・べ、別に・・・・いいんじゃない」

博士:「何がじゃ」

梨帆:「陽一君が・・・私の身体で何をしても・・・」

博士:「・・・・・」

梨帆:「はぁ・・・・だって私・・陽一君のことが好きなんだもの」

博士:「り、梨帆ちゃん・・・」

梨帆:「はぁ・・はぁ・・・よ、陽一君のこと考えると・・私・・・」

博士:「よ、陽一が梨帆ちゃんの思考につまらん事を流し込んだのか・・・」

梨帆:「私・・・陽一君がしたいことなら・・・なんだって出来る・・」

博士:「梨帆ちゃん、しっかりするんじゃ。梨帆ちゃんはそんなこと
          言わんじゃろ!」

梨帆:「博士・・・」
 

梨帆の脳裏には、陽一とのいやらしい妄想が強制的に映し出されていた。
小学生の陽一とベッドの上でいやらしい行為をしている。
 

梨帆:「はぁ・・はぁ・・はぁ・・・ど、どうしてこんな・・・・」
 

自然と映し出される光景に飲み込まれる梨帆。
今度は目の前の博士といやらしい事をしている映像が・・・
 

梨帆:「やだ・・・・・・」
 

博士のムスコを美味しそうに食べている自分の姿。
でも、その行為はまったく嫌な感じがしない。
いや、むしろ自分から進んでやりたいと感じるのだ。
 

梨帆:「わ、私・・・博士のことが・・・」
 

だんだん博士の存在が自分の中で大きくなる。
もう博士なしでは生きられないほど、博士の事を愛しく想いはじめた。

目の前に立っている博士の顔を見て赤面した梨帆。
 

博士:「り、梨帆ちゃん・・・」

梨帆:「は、博士・・・・」
 

衝動的に梨帆は博士に抱きついた。
そして、強引に博士の唇を奪う。
 

博士:「んっ・・・んんんっ!」

梨帆:「んんっ・・・ん・・・・・・」
 

梨帆の舌が博士の唇から割り込んだ。
シャンプーの香りが博士の鼻をくすぐっている。
 

梨帆:「んんっ・・・・・はぁ・・はぁ・・はぁ・・」

博士:「はぁ・・はぁ・・はぁ・・・り、梨帆ちゃん、何を・・」

梨帆:「私・・博士の事が大好き!」

博士:「梨帆ちゃん、よ、陽一!もうよさんか!」

梨帆:「陽一君なんていないの。私を見て!」
 

梨帆は無理矢理博士のズボンを足首まで脱がしたあと、トランクスを
膝まで下げてしまった。
その強引さに目が点になる博士。

梨帆がしゃがみ込んで下から博士の顔を見つめている。
ピンクのインナーシャツに短パン姿。
インナーシャツの襟元から少しだけ梨帆の胸が見えている。

その胸と梨帆の表情にドキッとした博士。
 

博士:「梨帆ちゃん・・・」

梨帆;「博士・・・ごめんなさい!」
 

そう言うと、目の前にある博士のムスコをカプッと咥え込んだのだ。
 

博士:「うっ!」
 

どうしようもなく暖かい梨帆の口の中。
みるみるうちにムスコが元気になってくる。
 

博士;「梨帆ちゃん、やめるんじゃ!」
 

梨帆の頭を両手で掴み、ムスコから離そうとする博士。
しかし、梨帆の舌がムスコに絡みついて優しく撫で始めると
次第に両手に力が入らなくなる。
 

博士:「ううっ・・り・・・梨帆ちゃん・・・」

梨帆:「んっ・・・んんっ・・・はむっ・・・」
 

梨帆はひたすら博士のムスコを元気づける。
喉の奥までくわえ込み、舌で執拗に刺激するのだ。
いくら理性を持っている博士とはいえ、高校生の梨帆に
こんな事をされてはどうしようもない。
しかも、密かに博士が好きな格好でされているのだ。
博士の両手は、単に梨帆の頭を支えているだけになっていた。
 

博士:「・・・・・う・・・うう・・・梨帆ちゃん・・や、やめるんじゃ」

梨帆:「んん・・・んふっ・・・・うんっ・・・・・」
 

上辺(うわべ)だけの言葉を発する。
梨帆は博士のムスコに吸い付いたまま離そうとはしない。
舌の先を硬くしてムスコの頭を刺激する。
これ、博士にとっては始めての行為だったのだ。
 

梨帆:「はんっ・・・んん・・・んん・・・」
 

リズムよく口の中から出し入れする。
それは、博士のムスコに極上の快楽を与えているのだ。
 

博士:「あっ・・ああ・・・り、梨帆ちゃん・・・だめじゃ・・も、もう・・・」

梨帆:「ん・・ん・・ん・・ん・・ん・・・」
 

博士の言葉を聞いた梨帆の動きが激しくなる。
博士のお尻を両手で掴み、一生懸命、顔を前後に動かしている。
その姿を見た博士は、自分の意思とは関係なく梨帆の口の
中で爆発させてしまったのだ。
 

博士:「うおおっ!・・・おお・・・お・・・おぅ・・・」

梨帆:「んんっ!・・・んん・・・・・ん・・・・んんん・・・」
 

博士の分身達が口の中に広がるのを感じながら、
ゆっくりと顔を動かす梨帆。
ムスコを綺麗に舐めたあと、ニコッと微笑む。
 

梨帆:「博士・・・」
 

話し掛けた口の中には、すでに分身達の姿はなかった。
 

博士:「う・・・・」
 

博士としても、どうしたらいいものなのか分からない。
もうなす術がないのだ。
いくら梨帆に言ったところで、梨帆は自分の意思だと思い込んで
なんのためらいも無く行動する。
 

梨帆:「博士・・・私も・・・」
 

そう言うと先ほどと同じように、強引に博士を床に倒してしまった。
お尻を打って痛そうな顔をする博士。
 

博士:「イタタタタタ・・」

梨帆:「だ、大丈夫ですか、博士」
 

気遣う言葉とは裏腹に、梨帆の右手は博士のムスコをしっかりと握り締めている。
 

梨帆:「博士・・」
 

梨帆は博士の上で逆さに跨(またが)ると、またしても博士のムスコを口に咥え込んだ。
そして、お尻を博士の顔の前に持って行ったのだ。
 

梨帆:「博士・・お願い・・」
 

梨帆は腰を下げて股間を博士の顔に近づけた。
博士の目の前に、短パンを穿いた梨帆の股間が近づく。
 

博士:「・・・」
 

博士の鼻先に、梨帆の短パンが触れる。
すると、梨帆は股間を博士の鼻先に擦りつけるように腰を
前後に動かし始めたのだ。
 

梨帆:「んん・・・んんん・・・」
 

ムスコを咥えながら喘ぐ梨帆。
そんな切ない声を聞き、ついに理性を失った博士。

目の前にある梨帆の股間。
博士は短パンの横から指を入れてみた。
ちょうど股間のところを直接指で触ってみると、ヌルヌルとした液が
まとわり付いてくる。
 

梨帆:「んあっ!」
 

梨帆の顔の動きが止まる・・・が、また動き始める。
 

梨帆:「んっ・・・はんっ・・・んん・・・」
 

博士は短パンの中で指を動かし、梨帆が感じるところを刺激してみた。
 

梨帆:「あっ、あんっ・・・ああっ・・」
 

梨帆の動きがぎこちない。
身体をビクン、ビクンと震わせている。
博士の指に感じているようだ。

博士は短パンとパンティを横にずらしたあと、梨帆が感じるところを
舌で直接、ペロンと舐めてみた。
 

梨帆:「はあっ・・・」
 

これまでで一番大きな喘ぎ声を漏らした梨帆。
博士が舌の先を硬くして、そのヌルヌルとした部分を刺激する。
 

梨帆:「んっ・・・あっ・・・ああっ・・・あんっ・・・」
 

その気持ちよさに、梨帆は博士のムスコを口から離してしまう。
 

梨帆:「あっ・・あっ・・は‥博士・・・き、きもちいい・・・」

博士:「・・・・」
 

梨帆はとろんとした目をしながら博士のムスコを握り締めていた。
 

梨帆:「んあっ・・・博士ったら梨帆姉ちゃんにこんな事して・・・あっ・・」

博士:「・・・・よ、陽一っ」
 

ハッと我に返る博士。
 

梨帆:「んふっ・・・いいのよ。博士なら・・私の全てを・・・あっ・・・あげるんだから」

博士:「り・・梨帆ちゃん」
 

梨帆はクイッとお尻を上げると、博士の上で体勢を立て直した。
博士と同じ方向に向くと、博士の上に腰を下ろそうとする。
 

梨帆:「梨帆姉ちゃんの身体、好きなだけ楽しんでいいよ」
 

梨帆は笑顔で短パンとパンティを右手で横にずらし
ゆっくりと博士のムスコの上に腰を下ろしていった。
博士のムスコが生暖かい梨帆の中にめり込んでいく。
 

博士:「ううっ、よ、陽一なのか」

梨帆:「陽一君?知らないわ。ただ何となくこういう風な言葉づかいをしたくなっただけ・・」

博士:「・・・・」

梨帆:「んんっ・・・・はぁ・・全部入っちゃった・・」
 

梨帆は博士の上に完全に腰を下ろして女座りをしてしまった。
博士のムスコはどこにも見えない。

梨帆は両手を博士の顔の横について、上からその顔を眺めてみた。
博士の顔は幾分こわばっているように見える。
でも梨帆が博士の上で腰を動かし始めると、その顔つきは徐々に
快楽を耐えるような表情へと変化していったのだ。
 

梨帆:「んっ・・・んっ・・・んっ・・・・んんっ・・・」

博士:「よ、陽一・・・こんな事までしおって・・・」

梨帆:「気持ちいい?私の中・・・」

博士:「ううっ・・も、もうわしは知らんぞ・・」

梨帆:「んっ・・博士・・・あっ・・何言ってるの・・あんっ」
 

梨帆は博士のムスコを深く入り込ませた状態で
腰を前後に動かし、下腹部同士を擦りつけた。
 

梨帆:「へへっ・・博士のって、結構大きいね」

博士:「・・・・」

梨帆:「もっと気持ちよくしてあげるわ。だって博士も同罪なんだもん!」
 

梨帆はまるで陽一が話しているような雰囲気を漂わせながら、
今度は上下に腰を動かし始めた。
博士のムスコが見え隠れする。
 

梨帆:「んんっ・・・んっ・・・くぅ・・あっ・・・あっ・・・はあっ」

博士:「う・・ううっ・・・はぁっ・・・はあっ・・」
 

博士はいやらしい表情で喘いでいる梨帆の顔をじっと見つめていた。
梨帆も博士の表情をじっと見ている。
 

梨帆:「んっ・・・んふっ・・・そんな目で・・・あっ・・みつめないで・・」

博士:「梨帆ちゃん・・・はあ・・・よ、陽一の事が・・分かるのか?」

梨帆:「あっ・・・よ、陽一君?・・・」

博士:「・・・・まだ・・・分からんのか・・・うっ・・」

梨帆:「あ・・・あ・・・・あんっ・・・・わ・・私・・・もう・・・」
 

梨帆は頭を左右に振って、その快感を身体全体で受け止めている。
梨帆が動くたびに、インナーシャツに包まれている胸が上下に揺れる。
胸の突起がとてもよくわかる。
そんな梨帆の姿を見て、博士もまた爆発しそうになってしまった。
 

梨帆:「ああっ・・・は‥博士ぇ・・・あっ・・あっ・・・んんんっ」

博士:「んんんっ!」
 

梨帆は腰を動かしながら博士と唇を重ねた。
唇を開いて博士と舌を絡ませる。
 

梨帆:「ふんっ・・・んんっ・・ん・・ん・・んん・・」

博士:「んんっ・・・んんんっ・・・・ん・・・・・・ん・・・・・・・・・ん・・・・・・・んんん・・・・・」
 

博士はとうとう梨帆の中に分身達を解き放ってしまった。
梨帆は唇を離したあと、目を細くして博士の顔を両手で優しく撫でる。
 

梨帆:「んっ・・・博士・・・・」

博士:「・・・・り・・・梨帆ちゃん・・・」
 

ゆっくりと腰を動かし、博士のムスコを最後まで優しく包み込む梨帆。
 

梨帆:「気持ちよかった?」
 

梨帆がニコッとしながら博士に話しかける。
 

博士:「・・・・・」

梨帆:「赤ちゃんできるかな?」

博士:「・・・・」
 

その言葉に顔が青ざめた博士。
 

梨帆:「ふふ。大丈夫よ、今日は安全日なんだから」
 

計算して行動していたのか?
それは博士には分からなかった。
 

梨帆:「少しの間、このままいてもいい?」

博士:「・・・・あ、ああ・・・」
 

梨帆は博士のムスコを中に入れたまま、そっと博士に抱きついた。
 
 

しばらくして・・・・
 
 
 

陽一:「わあっ!博士ったら梨帆姉ちゃんとそんなことしてるんだ」

博士:「!!!」
 

博士がその声の方に振り向くと、ソファーで寝ていたはずの陽一が
ひょっこり立っていたのだ。
 

博士:「よ、陽一っ!」

陽一:「気持ちよかった?梨帆姉ちゃんとエッチして」

博士:「お、お前はなんて事をしたんじゃ!」

梨帆:「あ、陽一君。変なところ見られちゃったね」

陽一:「誰にも話さないよ。梨帆姉ちゃんと博士のこと」

梨帆:「うん。ナイショにしててね」

博士:「梨帆ちゃん・・・」

梨帆:「博士もナイショだよ。だってお父さんとお母さんに見つかったら
          とんでもない事になるんだもん」

博士:「・・・・陽一の仕業だと分かってないのか・・・」

陽一:「だって博士がそういう機械を発明したんだろ。本人にはまったく
          分からないんだって」

博士:「・・・・・」

陽一:「それじゃ、お母さんが心配してるかもしれないからもう帰るね。
          梨帆姉ちゃん、そう言えば今日は部活行かなかったんだね」

梨帆:「部活かぁ。今から行こっかな。何となく行く気になってきたし」
 

そう言うと、博士のムスコを中からヌルッと抜いた。
 

梨帆:「んっ・・・それじゃ博士、またね!!」

博士:「・・・・・」
 

梨帆は服を着込んだあと、陽一と共に研究所を後にした。
 

博士:「・・・陽一め・・・もう二度と貸さんぞ」
 

博士はそう言って起き上がり、服を整えたのだ・・・・
 
 
 
 
 

梨帆:「どうしてこんな服の着方しちゃったんだろ」

陽一:「梨帆姉ちゃんが自分で着たんでしょ」

梨帆:「それはそうなんだけど・・・」

陽一:「そんな事より、早くしないと部活終わっちゃうんじゃないの」

梨帆:「あ〜っ!そうだった。早く用意をして行かないと。じゃあ陽一君、
          また今度ね!」

陽一:「うん。またね」
 

二人はその場で別れてそれぞれの家に戻ったのだ。
 
 
 
 
 

そして陽一の家・・・
 
 
 

陽一:「はあ・・・梨帆姉ちゃんの身体、気持ちよかったなあ・・・
          あんなに気持ちがいいなんて思っても見なかったよ」
 

台所に行き、冷蔵庫に入っていた缶ビールを手に取る。
 

陽一:「また博士に頼んで、今度は違う女の人の潜在意識に
          入り込みたいな」

そう言いながら缶ビールのタブをプシュッと空け、グビグビッと飲み干した。
すぐに赤い顔になってテーブルの椅子に座る。

そこに母親が現れて・・・
 

母親:「よ、陽一っ!何の連絡もしないでどこに行ってたの!それにあなた、
          子供のくせに何ビールを飲んでるのっ!」
 

パッシーンと母親の平手打ちが陽一の頬をぶった。
 

陽一:「イッテェ・・・・」
 

その後、父親にも叱られて散々な目にあった陽一。
もちろん陽一は自分の意思でビールを飲んでいたのだ。

そう、自分の意思で・・・・
 
 
 
 
 
 

彼女を意のままに・・・・(博士の理性)・・・おわり
 
 
 
 

あとがき

彼女を意のままに・・・の続編(番外編)でした。
梨帆姉ちゃんの潜在意識に入り込んだままの陽一が、
彼女の身体を使って博士にせまりましたね。
博士はかなり年輩なのですが、梨帆の若々しい
肉体を目の前にすると男心を目覚めさせないわけには
いかなかったのでしょう。

梨帆自身は、自分の意思で博士のことを好きになり、
そして博士とエッチしてしまったと錯覚しているようですが、
すべては陽一が仕組んだ事。
陽一も梨帆の身体が感じる「快感」を同じように味わっていたのでした。

でも、いいことばかり続くわけではありません。
ちゃんと博士は陽一の潜在意識に潜り込み、両親を使って
成敗したのでした。
でも博士、陽一君が叩かれた時、自分も痛かったんじゃないかな?

陽一君、あのあとしばらく博士に操られていたみたいです(笑

学校ではろくな事をしないし、好きだった女の子には嫌われるし(^^;
まあ、悪戯がすぎるとこういう結果になるのです。
子供は子供らしくまっすぐ育たなくては(笑
 

それでは最後まで読んで下さった皆様、ありがとうございました。
Tiraでした。
 
 
 

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