No.66】 「スイートプリキュア♪」の主題歌

(非TSネタ)
 2011年の今年で8年目のシーズンに入っている「プリキュア」シリーズ。これまでの作品を全て見ていた訳ではないのですが、最近ちょっとはまっています。関東ではこの秋、テレビ朝日の本放送で8作目の「スイートプリキュア」、そして東京の地方局MXテレビの再放送で3作目の「二人はプリキュア・スプラッシュスター」とBSで5作目の「Yes! プリキュア5 GoGo!」、そしてアニプレックスで6作目の「フレッシュプリキュア」の4つが見られるんですよね。

 このシリーズ、ストーリーの良さもさることながら音楽がいいなあって思っています。1作目の「二人はプリキュア」から最新作の「スイートプリキュア」そしてオールスター映画版の「DXシリーズ」まで、どれもほんとにノリが良く、そして元気づけられる主題歌ばかりです。

 私が特に好きなのは「スイートプリキュア」の後期、つまり今流れている主題歌「ラ♪ラ♪ラ♪スイートプリキュア♪」とエンディングの「#キボウレインボウ#」です。
 メロディの良さもさることながら、歌詞がとってもいいですね。

 「ラ♪ラ♪ラ♪スイートプリキュア♪」
  歌手:工藤真由
  作詞:六ツ見純代
  作曲:marhy

   工藤真由さん『ラ♪ラ♪ラ♪スイートプリキュア♪〜∞UNLIMITED∞ver.〜』の歌詞

 「#キボウレインボウ#」
  歌手:池田彩
  作詞:六ツ見純代
  作曲:山崎燿

   池田彩さん『#キボウレインボウ#』の歌詞


 そしてつい最近ニコニコ動画を見ていて知ったのですが、この歌詞には東日本大震災に遭われた方々へのメッセージが込められているらしいです。
 それを知って改めて聴いてみるとほんとに心に染みます。
 興味のある方は、是非一度聴いてみてください。

 ストーリーについてはここでは割愛しますが、前期では敵だったセイレーン(今や彼女もキュアビート!)が変身能力で何度か響や奏の身近な人間に化け、成りすましていましたね。TSではありませんが。(2011.11.22)





 スイートプリキュアが今日最終回を迎えました。前半はあまり見ていなかったのですが、セイレーンがキュアビートになった辺りから欠かさず見るようになってしまいました。(スプラッシュスターや5といった他のプリキュアシリーズを追っかけてきちんと見るようになったのもこの頃からかも)
 後半のストーリーからは「家族の絆を大切に。そして生きていく中には良いこともあれば悪いこともある。それを全部受け入れて前も向いて生きていこう」
そんな製作者からのメッセージを強烈に感じました。
 ノイズという敵を滅ぼさずに生かす、前回ノイズが消え去る直前にメロディが伸ばした手がノイズの手を握り締めてできた「絆」。そして復活したピーちゃんを受け入れる4人、常識に捉われた音吉はそれを唖然と見ているしかない。究極の悪さえも受け入れる。かけがえのないものを失なわせた相手を憎むのではなく、それを受け入れて前に進もう。震災で多くの物を失った方々へのメッセージが聞こえてくるようでした。

 主題歌やエンディングが変更された時にも感じましたが、製作スタッフが震災後「私たちに何かできることはないのか」って議論して出来上がったんじゃないのかって勝手に推察しています。それがこういう強いメッセージ性のある作品となって完結したのかなって気がするんですよね。

 いずれにしても、素晴らしい作品に仕上げてくださった製作スタッフの皆さんに感謝いたします。(2012.1.29)


余談ながら、歴代プリキュアの中でもキュアビートがど真ん中のストライクで好みでした。
あのキリッとした瞳がたまりません(^^)





こんなのもありました。自衛隊見事なり!
 



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