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解説&内容紹介
エッチさせろと、恋人の清美に迫る石田くん。だが彼女にはある秘密があった。それはセックスすると相手と魂が入れ替わってしまうというものだ。
結局セックスして体と魂が入れ替わってしまった二人。清美の体になって最初はパニックに陥っていた石田くんだが、元に戻るためにはもう一度セックスしなければならない。今度は自分の体と? それは避けたい石田くん。そこで、しばらくこのままでいようと清美に提案し、彼女も説き伏せられる。
石田くんとしてサッカーの練習に行く清美。一方清美の家で留守番する石田くんは、早速清美の体の探索を始める。そしてオナニーにエスカレートするが、その真っ最中に清美の友人の静香が訪ねてくる。言い訳の効かない状態ではあるが、実は彼女と清美は時々エッチしているらしいとわかり、清美として彼女とレズる石田くん。
やがてサッカーの練習から帰って来る清美。いきなり元に戻ろうと服を脱ぎ始める石田くんの体の清美に焦る清美の体。それもその筈、清美の体の石田くんと静香はレズっている間に入れ替わってしまっていたのだ。そうとは知らず、元の自分の体とセックスしようとする清美。静香の体になった石田くんは、静香の悲鳴をトイレの中で聞いているしかなかった。
セックスして男女が入れ替わるというありがちなパターンですが、女の子の側の体質というところがこのお話のミソ。彼女の体を媒体に三角入れ替わりに発展していくという展開が面白いです。但し、もうちょっとページ数が欲しかったなぁってのが実感でしょうか。テンポは良いのですが、石田くんと清美は冒頭でいきなり入れ替わってしまいますし、清美になった石田くんと静香の入れ替わりシーンもありません。まあそれでもとってもそそられる作品ですよ。
「清美のバカ なんてインランなの」
グチュグチュグチュ
「誰も見ていないからってこんなこと……」
ズポズポズポ
「清美のバカ……」
「なんちゃってなんちゃって、清美のバカ清美のバカ、
うほほーい」
単行本は、「魔法の贈り物」(茜新社・1994年1月刊、現在:絶版(重版?もあるそうな))に収載されているようです。
また文庫本でもあったような気がします。
(にゃあさん、情報どうもありがとうございました)
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